2006/07/08 - 2006/07/08
11位(同エリア14件中)
えいふくさん
オランダのエイセル(アイセル)湖或いは、大堤防による干拓湖のことは、多くの日本人も知っていると思います。
ところで、私はオランダに5年半住みましたが、オランダに住んで初めて認識した事が幾つかあります。
まずは、オランダの約25%が海水面以下です。国土の約1/4が堤防で守られています。
大堤防が有名ですが、中堤防(もう一つの大堤防)がEnkhuizenとLelystadを結んでいます。大堤防は往復4車線の高速道路になっていますが、ここは往復2車線の道路があります。規模は大堤防より小さいですが、それでも長さが30kmくらいあります。確か、中堤防が暴風雨に堪えないこともあり、大堤防を築いた様です。
この中堤防を造る前は、アイセル湖は外洋でマルケル湖が内洋でした。
中堤防が出来る前は、外洋から船団が、アムステルダム近くまで入ってきた様です。
この日は会社のオランダ人がヨットに招いてくれて、モニケンダムからホールンまで行き、また戻りました。私はヨットに乗るのは初めてでしたが、快晴でもあり、素晴らしい経験でした。非常にEnjoy出来ました。
なお、此の様な経験は、正直、旅行者には難しいかも知れませんが、一方でチャンスがある場合はお試し下さい。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 船
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上に見えるのが大堤防、真ん中に見えるのが中堤防です。大堤防と中堤防に囲まれているのがアイセル湖、中堤防の南がマルケル湖です。ヨットで出航したMonnickendamはマルケル湖の西、目的地Hoornも見えます。
因みに、地図の出所はGoogle Mapです。 -
朝早く、モニケンダム(Monnickendam)にオランダで勤務して居た会社の仲間が集い、ヨット(Nestor号)に乗船する所です。因みに、ヨットと言っても、船くらいの感じがする規模で、中には立派な船室があります。良くは知りませんが、プロの資格を持たないと動かせないヨットだそうです。(私が居た会社は、オランダのPhilips社の子会社でしたが、中にはプロの資格を持った人が居るし、ヨットの帆の扱いに慣れた人が他に2人も居て、従業員の層の厚さを感じました。)
因みにモニケンダムはAmsterdamの北東約15kmで、車で約20分の小さな港です。
ヨットの帆は当然かも知れないが、完全に閉じてます。 -
乗船開始
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反対側から。帆柱が結構高いことが分かると思います。
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モニケンダムの港を出て、出港した港を振り返りました。
ところで、山も見えず、高い建物も見えません。
有る面で、絵画みたいな景色だと思います。 -
大きなヨット(というか帆船か)の傍を通過しました。ところで、側壁に「舌」みたいな物が見えると思います。これは両壁についているキール(ヨットの転覆を防ぐセンターボード: 小さいヨットだとヨットの中心に下げている)です。オランダの港は、浅いところにあり、水深が深くなるとキールをおろします。
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余談ですが、このようなボートもあります。何と、このボートが我々のヨットに衝突して、停泊しているところです。Monnickenの港から、水深の深い所へ出るまでは比較的に狭い通行路を15分くらい通ることが必要で、そこでぶつかりました。オランダ人曰く、こちらは大縣のヨットで、先方のエンジンを搭載したボートが避ける義務があるそうですが、色々と難しい規則があるようです。しかし、広い、湖で衝突することがあるとは驚いたことを覚えて居ます。
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近くを通って居る小さなヨットです。風が強くて、傾いでいるのが良く分かると思います。
まるで外洋みたいに感じるかも知れませんが、湖です。 -
ヨットとは言え、レーダー完備、エンジンも完備しています。
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風が強く帆が大きく張っています。よって、ヨットも傾いています。結構な速度で進んでいきます。
驚くのは、出港してからHoornに辿り着き、モニケンダムの港に戻るまで、約6時間の間、風は一方向にかなりの強さで、一定して吹いていました。どういう加減なのでしょうか? (日本では、風は、色々な方向から吹き、強弱があるのが当然だと思って居たので、非常に不思議に感じました。) -
不思議と風が強く一方方向に、ずっと同じくらいの風力で吹いています。マルケル湖は湖ですが、結構波が立ちます。
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ホールン(Hoorn)の港が見えます。Monnickendamからヨットで約1時間半。因みに、Hoornは、昔、大堤防が無い時代には、大西洋から船荷が届いた主要な港の一つだった様です。
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Hoornの港です。
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Hoornの港ですが、沢山のヨットが停泊しています。青空で気持ちが良いです。
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典型的な煉瓦積みの街並みです。(左端の家は、窓が最近のサッシになっているので最近建てたものかも知れません。)
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港にあるホーフとの塔です。風見鶏が「船」の格好をしています。
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逆側(つまり、港を向いた方向)です。
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夕方モニケンダムの港に戻った所です。長い一日で、日に焼けました。沢山のヨットがある事が見えると思います。
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