2010/07/25 - 2010/07/25
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パディントンさん
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今回の旅行、このザルツカンマーグート、特にバートイシュルとハルシュタットに行くのも、目的の一つでした。
最初、ザルツブルクから出ている効率の良いツァーも考えましたが、「ここでもっとゆっくり、のんびりしたい!、ここでケーキを食べたい!」という欲張りなことは望めないし、いつも苦労(?)しながら自分たちで行こう!という私たちのポリシーがあるので、バス+電車+船で行くことにしました。
船でだんだんとハルシュタットの街が近づいてきた時は思わず”ドラマチックやなぁ…!”と関西弁が出てきました(笑)。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
7月25日
7時半ホテルを出発、トロリーバスで中央駅へ
駅前ビル1階のマクドナルドで朝食 7ユーロ
このクロワッサンがパリパリで美味しいのです。
ところで、このこのクロワッサンの三日月型、オスマントルコ生まれとは知りませんでした。
モーツアルトの時代、音楽といい、嗜好品といいトルコ風が大流行していたそうです。そういえばモーツアルト作曲の”トルコマーチ”もありますね。 -
8時15分発、バートイシュル行きのバスに乗りました。
運転手さんから切符を購入。二人で26ユーロでした。
朝から小雨がぱらついてあいにくのお天気です。
韓国の方でフライブルグ大学に留学しているという男子大学生と一緒になりました。 -
フシュル湖、ザンクトギルゲン、ヴォルフガング湖を経由してバートイシュルまで約1時間半のポストバスの旅です。
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不思議な雰囲気のご婦人
途中で下車されました。手編みの小物を沢山かごに入れていて、手作りマーケットに出品されていたとか…。 -
バートイシュル駅
バートイシュルに9時50分到着。10時20分発の普通に乗るので30分ほど時間があり、ちょっと街まで行ってみました。 -
テルメの前で素敵なご夫婦に会い写真を撮らせて頂きました。
今日はお祭りがあるそうです。
この素敵なエプロンの衣装は"Dirndl" 男性用は”Lederhosen"というそうです。 -
この電車でハルシュタット駅まで来ました。10時48分着。
30分弱の乗車です。一人3・6ユーロ -
電車の時間に合わせて渡し舟がやってきます。
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船に乗る前に、湖水に手を浸してみました。
冷たくて震えるほどでした。でも透き通っていて、とてもきれい! -
こんな船が迎えに来てくれます。一人8ユーロでした。
ソウルで小学校の先生をしているという美くしく若い韓国女性と知り合いになりました。
日本語がペラペラ、九州大学に留学していたそうです。 -
ボートハウスもたくさんあります。
京都・丹後の伊根の舟屋みたいです。 -
だんだんとハルシュタットの街が近づいてきました。
”ハル”はケルト語で「塩」 ”シュタット”は”場所”を意味し「塩のありか」という意味らしいです。塩の歴史は7000年前にさかのぼり、今日まで続いています。
山の下まで湖が迫り、街としては決して恵まれていない所に人々が暮らしているのは、ひとえに塩のためでした。 -
こんな小さな街なのに、プロテスタント、カトリックの教会がたくさんあります。
船にはオーストリア国旗がはためいています。 -
この教会のところが船着き場です。
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メインストリート
ホテル、おみやげ屋さん、レストランが軒を連ねています。 -
グリーンの建物の奥に入った所のレストラン”ツァウナー・ゼーヴィルト”で昼食を取りました。
二階がレストランでその上はホテルになっています。
可愛い民族衣装の娘さんがお給仕をしてくれました。 -
中はこんな感じ。高原の花がコップにさしてあります。紫の花は”ツリガネニンジン”
壁にはっているグリーンは全部鉢植えのものでけっこうな長さがありました。
このレストランの売り物は湖で獲れる”ライナンケ”という川魚らしいですが、今日はたまたまないということで、残念でした。 -
サーモンのクリームパスタ
-
豚肉のソテー…かな。
けっこう大きくて全部は食べきれません。
この2皿で40ユーロでした。 -
「アタシもお腹いっぱいよ〜!」とでも言いそうなレストラン前のネコちゃん。
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イチオシ
おばあちゃんとお墓参りに来ていた双子ちゃん。
途中で遊び始めました。
赤いレインコートにピンクのレインシューズ、可愛かったです。 -
薔薇の花が朝露に濡れて咲き誇っています。
-
”パインハウス” 写真撮影もどうぞ!と言われて思わず撮ってしまいましたが…。
昔、敷地が狭く十分な墓地が確保できず、埋葬から10年から15年経つと納骨堂にに移すのが習わしだったそうです。
頭蓋骨には花の模様が施されて名前も書いてあります。蛇の模様があったのにはどういう意図があるのかな?とびっくりしました。
カトリック教会ですが、思わず合掌しておいとましました。 -
カトリック教区教会
パインハウスの前にあります。
12世紀にさかのぼる古い教会です。 -
メインストリートより一つ上の小さな山に沿った小道を歩いてみました。
ところどころ塩を担いだ人が一休みする石造りのベンチがありました。昔は女性も運び手になったそうです。
どのおうちにもミラーボールのような飾りがつるしてあります。 -
素敵なブティック。
ニットと着物の大島に似たスカートがとてもシックです。
薪が積んである、ということはきっと中には暖炉があるのでしょうね! -
ここはB&Bとありました。
もしまた来れるなら、次はここで泊まってみたい!
後ろは塩坑に上がるケーブル -
ケーブルカーで登ると、ハルシュタット湖が一望できます。
-
今回は時間がなく、塩坑には行けませんでした。
見学ツァーでは作業服を着て木製の滑り台で降りてくるらしいです。
残念!
やっとお日様が顔を出してくれました。 -
一般のおうち。
どの家も特有のレースで飾りつけしてあります。
これは蝶々の形のレースでした。 -
民族衣装を着た人もちらほら…。
昔はこの橋はなく、家のすぐ下まで湖だったそうです。
このゼーシュトラーゼ(湖通り?)にはここで採れた塩や塩坑で採掘された石を使ったランプなどを売るおみやげ屋さんなどがいっぱいあります。 -
こういう玄関脇に木をつたわせているおうちが多いです。
特にりんごの木が多く、インテリアにもなるし、食べられるし一石二鳥です。 -
ロープをつたって、向こう側の家に渡る訓練?
湖には消防車が来て子ども達にホースを持たせて放水訓練していましたし、夏休みの子供用のイベントなのかな?と思いました。 -
マルクト広場でお祭りがありました。
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お花がいっぱいのレストラン
-
すっかり海賊になりきっている男の子。
さっきの広場でのお祭りでペインティングしてもらったのね! -
無人”ハルシュタット”駅
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向こうから普通電車がきました。
これでバートイシュルまで戻ります。
14時32発 -
カフェ”ツァウナー”
これは全部お菓子で出来ています。
フランツ・ヨーゼフ皇帝とエリザベート皇后が時折訪れていたそうです。
避暑地ですし、ウィーンよりは堅苦しくなく過ごせていたのでは?
束の間のゆったりとした時間だったかもしれませんね。 -
”エアトベーアトルテ”
どれにしよう?どれも美味しそう!と迷うくらいたくさんの種類のケーキがありました。
”ここで頂きます、これを下さい”と番号を書いてもらい、それを持って席につきます -
メランジェ 3ユーロ(2010年当時)
あとチョコレートもお土産に買いました。 -
左側がオペレッタ作曲家 レハールの家
高校時代「メリーウィドウ」の中の”ヴィリアの歌”という曲を合唱クラブで歌ったのを思い出しました。 -
トラウン川にかかる”エリザベート”橋の上で
頭上の星5つ、棕櫚の葉と十字架を持っているので、”聖ヤン・ネポムツキー”
もっとバートイシュルでゆっくりしたかったのですが、ザルツブルクでのコンサートがあったので、後ろ髪を引かれる思いでバートイシュル、16時23分発のバスに乗りました。 -
18時にザルツブルクに戻ってきました。急いで着替えてコンサート会場へ
ミラベル宮殿のお庭
遠くにホーエンザルツブルク城が見えます。 -
ここの階段で”サウンドオブミュージック”の”ドレミの歌”を歌っていましたね。
私も歌いたかったですが、映画では、子ども達は後ろ向きにぴょんぴょん飛んで歌っていましたし、私ならきっと転げ落ちる…と思ってやめました(笑) -
ミラベル宮殿にてザルツブルク・シュロスコンサート”
Vn: Luz Leskowitz
Vc: Natalia Alexadrova
Pf: Oles Yanovskiy
後で一緒に写真を撮って頂きました。Leskowitzさんはこのコンサートの音楽総監。 -
ピアノはDimitriy Yanovskiyさん
祝祭劇場のザルツブルク音楽祭にも行きたかったのですが、ちょうどそもそもチケット自体が取れませんでした。
きらびやかなミラベル宮殿内のコンサート、素晴らしかったです。
後で少しお話をさせて頂きました。Leskowitzさんはコンサートでよく日本に来られるそうです。
明日はいよいよウィーンです。
旅行記⑥ウィーン編に続きます。
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