151219-20師走の逃亡旅～白石城＆手延べ温麺、名取のせり鍋、東鳴子温泉でデトックス

2015/12/19 - 2015/12/20

公私ともに怒濤の繁忙シーズンを終え、師走のバタバタの中の逃亡旅です。
毎度の週末パスを使って、行きは大宮から福島までは新幹線、あとは在来線にて移動。
白石（お城＆白石うーめん）→名取（閖上さいかい市場でせり鍋）→鳴子（ヘルシー食＆温泉三昧）

ふるさと割クーポンが使えたため宿は5000円引。2015年はふるさと割の恩恵を得てさまざまな旅行ができました。

エリア 白石(宮城)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大宮〜福島は新幹線移動。さすがにあっという間につきます。
山形新幹線の切り離しシーン。

福島駅 駅

巨大わらじの展示。福島「わらじまつり」のもののようです。いろんな祭りがあるんだなぁ。

福島駅 駅

東北本線の白石駅に到着。駅のホームに歴史的建造物が！

白石駅レンガの油庫 名所・史跡

油庫とのことですが、なかには説明資料や、古い表示板、帽子などが展示されています。

白石駅レンガの油庫 名所・史跡

駅のホームにこうした建物が佇んでいるのがおもしろいですね。

白石駅レンガの油庫 名所・史跡

模型などもあり、マニアな方はより楽しめることでしょう。

白石駅レンガの油庫 名所・史跡

まずは駅にてレンタサイクル！　これがあるのとないのとでは大違い。時間を有効に使えます。
食事についておすすめを聞き、出発進行。

白石に初めて来たわけで、やっぱりうーめん（温麺）は食しておきたい。
こちらは、つりがね印白石温麺の「きちみ製麺」の直営店。茅葺き屋根の武家屋敷を改装した建物、いい雰囲気です。

手延白石温麺 光庵 グルメ・レストラン

すぐ隣の直営工場で作った手延べ麺を出してもらえます。
釜揚げうーめん。腹ぺこだったからか、あっという間に完食。大盛りにすべきだったか。

手延白石温麺 光庵 グルメ・レストラン

この日は風が強く、屋根から茅が少し落ちてきてしまうようでした。
白石の街は山々に囲まれていて、その影響か冬はけっこう風が強いとのこと。

手延白石温麺 光庵 グルメ・レストラン

一路、白石城へ！
歴史探訪ミュージアムは今回はパス。3Dハイビジョン上映も楽しそうでしたが時間がとられてしまうので。。

白石城歴史探訪ミュージアム 美術館・博物館

天守は木造復元なので、変なペカペカさがなくてGOOD！
戦後の木造復元天守としては日本最大級の高さ・広さとのこと。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

大手二ノ御門。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

大手二ノ御門から入城します。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

天守閣。白石城の表示とともに。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

片倉小十郎景綱公頌徳碑。白石城は伊達家の重臣の片倉氏の居城です。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

実際はこの空き地にもお屋敷があったわけで。。想像力を働かせる。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

天守閣内部へ入場します。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

石落とし。これを備えているお城は多いですね。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

武者走り。つまりは廊下、通路ってことかしら。。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

城内には鎧や当時の地図などの展示がちょこちょこと。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

陣羽織、陣笠は希望すれば試着できます〜

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

昔の白石市中心部の地図。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

赤い甲冑には六文銭が。あの真田信繁（幸村）の遺児をかくまったのが片倉氏なんですね。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

天守閣の最上部からの眺め。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

三層の櫓でとても高いわけではありませんが、いい見晴らしです。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

天守閣の屋根の一番高いところって、必ずこういうお札みたいなものがありますね。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

片倉氏の黒釣鐘の旗印。片倉家の武名が鐘の音のように鳴り響くように…という願いが込められているとのこと。現在の白石市章でもあります。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

白い壁が青空に映えます。

白石城 (益岡公園) 名所・史跡

武家屋敷の通り。緑と水路と石垣、風情があります。

武家屋敷は中に入れます。今回は時間が足りず、パスしました。

白石駅に戻ってきました。レトロな表示。

白石駅 (宮城県) 駅

名取駅へやってきました。昔の駅名標。かわいいな。

名取駅 駅

仙台空港鉄道・仙台空港アクセス線に乗換え、美田園駅へ。

美田園駅 駅

駅から徒歩10分少々、閖上さいかい市場まで来ました。

お目当てはこちら、浜やの…

浜や 閖上さいかい市場店 グルメ・レストラン

鍋、の中身は！

浜や 閖上さいかい市場店 グルメ・レストラン

初の仙台せり鍋！！　名称としては仙台…とつけられていますが、せりの多くは名取産とのこと。
なので、名取まで足を伸ばしました。また、閖上応援の意も込めて。
メインは葉じゃなくて根っこ。これが美味しいのです。数秒間しゃぶしゃぶしてパクリ。せりの香りが口中にいっぱーい！ 鶏肉の出汁にも合うーー！！
しかし、2人前からだったので……なんとか完食っ　おじやまではたどり着けず。

浜や 閖上さいかい市場店 グルメ・レストラン

閖上地区は2011年の大震災の津波で甚大な被害を受けました。
今度は閖上の日本一の赤貝、食べに来よう。

仮設商店街にはさまざまなお店が入っています。

大移動して、陸羽東線の東鳴子温泉へ。
夕飯は「 一汁三菜プラン」、デトックス〜。
ご飯は、塩竈の藻塩と国産小豆を加えて炊きあげた玄米を発酵熟成させたもの。胡麻や塩などをかけたり。

旅館大沼 宿・ホテル

肉・魚はなし、野菜たっぷり。案外物足りなくはないですね（せり鍋を食べ過ぎたかもしれないけど…）。

旅館大沼 宿・ホテル

品数はそこそこあり、どれもやさしい味わい。たまにはこういうヘルシー食もありかな。
食後は館内にいくつもある温泉でゆったり。

旅館大沼 宿・ホテル

朝ご飯もデトックス系〜

旅館大沼 宿・ホテル

「母里の湯」（もりのゆ）は離れにあり、旅館の方が車で連れて行ってくださいます。
別料金、時間指定の予約制なので自由度は低いですが、ここは入っておくべきでしょう。ぼーっと自然と一体になる時間。
願わくばもっとゆっくりしたいところだけど、次の方が来てしまうので。。

旅館大沼 宿・ホテル

朝の宿の入口風景。館内には何ヵ所もの温泉があり、そのほとんどが貸切制。
よかったけど、混んでいたのでいつも人が入っているところもあったりで。。あまりたくさんあっても移動が多くて落ち着かないですね。
泉質も数種類あったようですが、そこまでの差はなかったです。

旅館大沼 宿・ホテル

お土産には鳴子名物？のなるまんを購入。東鳴子駅近くのお土産物やさんにて。

鳴子御殿湯駅はいつ来ても居心地がいい。温泉街の方々で管理しているようで、駅がすでに旅館のような風情なのです。
駅に展示されている、ほっこりさせられるイラストたち。
日曜は夜から都内で用事があるので、チェックアウト後はゆるりと帰路につきました。

鳴子御殿湯駅 駅