初夏のレッサーパンダ紀行【２】 高知県立のいち動物公園　みたらしちゃん屋内展示開始！！新天地での活躍を期待しています！！

2016/05/21 - 2016/05/21

趣味柄よく「一番好きな動物園はどこですか？」と聞かれます。
その時々の気分で答えが変わったりするのですが、よく答えにする園が３つあります。

圧倒的な空間演出で来る者誰もを楽しませてくれる南紀白浜アドベンチャーワールド、
そこに暮らす個が圧倒的な魅力を見せつけてくれる札幌市円山動物園、
そして、ここ高知県立のいち動物公園です。

前出の２園と比べると知名度や華やかさではどうしても圧倒的な差がついてしまうのいちＺＯＯですが、
工夫された展示の素晴らしさ、園内の緑の濃さの素晴らしさ、そして、そこで暮らす動物が活き活きと生を謳歌する姿はどの園にも負けない素晴らしいものなのです。

今年もここに来れてよかった！！


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 南国・土佐山田・香南(高知)

海外出張から羽田に帰国し一泊。
翌日の始発便で高知に向かいます。
高知行きの５６１便は曜日によって使用機材が違うようですね、土曜日の今日は７８７でした。

ＡＮＡ０５６１　羽田→高知　７８６ＰＰ
（２０１６年トータル　６６０１７ＰＰ　内 ＡＮＡ　３３８２１ＰＰ）

高知空港からは事前予約制で５００円の乗り合いタクシーで土佐くろしお鉄道のいち駅へ、のいち駅のコインロッカーに荷物を預け徒歩で動物園に向かいました。
駅から動物園まで徒歩で２５分ほど、駅の観光センター（売店）で自転車を借りることもできます。

高知県立のいち動物公園の入園料は大人４６０円です。

入園して、まずはここ１年で大きく陣容が変わったのいちアシカーズに会いに。

一際大柄で群れのリーダーだったタイスケ君が１月２９日に天国に旅立ち、エイト君が三津シーパラダイスへ、そして、三津からブンタ君が野市にやってきました。

現在の布陣４頭の女性陣とまだ１歳のブンタ君。

いずれブンタ君が成長してのいちアシカーズの長になるんでしょうね。

そして、レッサーパンダ舎へ。

意外にもカイ君が屋外に出ていました！！

今日は天気予報上では最高気温２７℃となっていましたが、午前中ののいち動物公園には爽やかな風が吹いていました。

のいち動物公園で暮らすレッサーパンダは３匹。

２００５年７月１日のいち動物公園生まれのカイちゃん、２００８年６月１６日市川市動植物園生まれのカイ君の同性夫婦、そして、

４月２５日に来園したみたらしちゃん。

みたらしちゃんは２０１３年６月２４日とくしま動物園生まれ、お母さんがミンミンちゃん、お父さんはソラ君、双子の姉妹に福知山市動物園のしらたまちゃんがいます。

みたらしちゃんは今日は屋内展示。

みたらしちゃんはまだ馴致中で、基本的には晴れている火・木・土・日に屋内展示となるようです。
屋内展示なのになぜ天候に左右されるかは謎？
ひょっとすると野市では雨降りの日はレッサーの屋外展示はしないのかも。

早速、屋内展示室へ。

みたらしちゃん、お久しぶり！！

元気そうに竹の葉を食べていました。

お目目ぱっちり可愛いみたらしちゃん。

徳島で初めて生まれたレッサーパンダ、園から”みたらし””しらたま”と言う名前は発表された時にはファンの多くが「やられたっ！！」と喝采の声を上げたものです。

こちらカイ君。

みたらしちゃんはカイ君のお嫁さんとして来園しましたが、個人的にはカイ君とカイちゃんのペアも継続して欲しいと思います。

吊り橋を渡るカイ君。

涼しい木陰でまったりのカイ君。

来年の恋のシーズンが楽しみだね。

レッサーパンダ舎のお隣はカワウソ舎。

のいち動物公園ではユーラシアカワウソ、コツメカワウソ、ツメナシカワウソの３種類のカワウソを飼育しており、間近で比較することができます。

こちらユーラシアカワウソ・・・アザミちゃんかアカネちゃんかは判別できず。

今日のコツメカワウソはハル君とメメちゃんのご夫婦。

仲良く背中すりすり中。

ちなみに僕はコツメカワウソをコッツーと略してます、文中にコッツーと出たらコツメカワウソの事です・・・念のため。

ハル君ってあの周南の”フク””ヤマ””マサ””ハル”４兄弟のハル君だったんですね〜、マサ君は砥部のあのマサ君かな？

ツメナッシー（ツメナシカワウソ）は３交代制で１１時３０分まではクラお父さんの担当です。

１０時３０分からごはんタイム。

こちらキーパーさんからのお魚の投げ入れを待つ・・・たぶんアザミちゃん。

ハル君＆メメちゃんのコッツー夫妻のごはんタイムはいつ見ても楽しいです。

甲高く「ピィア、ピィア」とキーパーさんに魚を要求します。

美味しそうにワカサギ？を食べるハル君。

クラ君ももぐもぐ。

こちらシロテテナガザル舎。

５月３日に赤ちゃんが生まれました！！

チャコ母さん・・・赤ちゃん見せて欲しいな〜。

ちなみにお姉ちゃんになったニコちゃんは赤ちゃんが気になって仕方ないようでした。

赤ちゃん見せてくれました！！

お次はブチハイエナ舎。

手前がエナちゃんで奥がブッチー君、トーフ君は屋内でした。

のいちのサバンナゾーンは本当に綺麗ですね、ここの景色大好きです。

昨年１１月２８日生まれのシマウマっ子の名前はダイチ君に決まりました。

ママ？に甘えるダイチ君。

昨年「モー」と鳴いて話題になった（→http://www.noichizoo.or.jp/b2/20150828kirin.htm ）イブキちゃんは来月安佐にお嫁入りが決まりました。

ジャングルミュージアムへ。

ビントロング舎。
珍しく剃ると君が地面を歩いていたのですが、カメラを向けた時にはするするとアスレチックの上へ。

ソルト君。

ソルト君は日本で一番色白のビントさんではないでしょうか？

ワンピイ君（右）＆タオチイちゃん。

全国各地に子供がいるスーパーご夫婦です。

アナホリフクロウ。

写真で見ても結構な保護色ですね！！

売店に、５月１４日に甲府市遊亀公園附属動物園から天国に旅立ったレン君の写真ハガキがあったので購入。

レン君は長野市茶臼山動物園からここのいち動物公園、そして、よこはま動物園ズーラシアを経て甲府と渡り歩きました。

レン君、お疲れ様でした。
天国でゆっくり休んでね。

１１時５０分からレッサーパンダのごはんタイムです。

「そろそろ時間だね」とカイ君がアスレチックから降りてきました。

キーパーさんのガイドに引き続きおやつのリンゴの給餌になります。

リンゴもぐもぐなカイ君。

屋外に続いて屋内のみたらしちゃんにもごはんタイムがありました。

まだまだ警戒心があるのかリンゴの手渡しになかなか応じてくれないみたらしちゃんでしたが、キーパーさんが粘り強くリンゴを差し出すと１分くらい経った頃でしょうか？みたらしちゃんがキーパーさんの手からリンゴを受け取り食べました。

リンゴ味の手のひらをぺろぺろする可愛いみたらしちゃん。

来年の恋のシーズンに、カイ君、カイちゃん、そして、みたらしちゃんがどのような恋模様を見せてくれるのか楽しみでなりません。

帰りものいち駅まで徒歩で移動し、のいち駅から土佐黒潮鉄道のＪＲ直通列車で高知駅へ。

高知からは高速バスで松山に移動です。