2016/03/09 - 2016/03/12
744位(同エリア1042件中)
ちゃおさん
パンダが特別見たいという訳ではないが、この街、成都の目玉商品なのだろう。成都観光には欠かせない場所だ。であるから、成都と言ったらパンダ、が定番となっている。パンダは四川省の山奥に生息していて、地元民には熊猫と呼ばれていたが、広く世の中に知れ渡ってきたのは今から50−60年前、昭和の30年代だ。その頃、リンリン・ランランというパンダのつがいが上野動物園に寄贈され、日本中に大フィーバーが巻き上がり、パンダを見る為に大勢の人が列を作り、パンダ館の前では立ち止まることは許されなかった。自分も確か大学生、列の波に押されるようにしてパンダ館に寝そべっているパンダを見たが、印象としては「なあ〜んだ、こんなものか・・」と言った、それ程感激するものではなかった。だから、今日ここへ来てもそれ程大きな期待を持っていた訳ではない。観光のワンスポットとして朝一番にやってきた、と言った感じだった。
凡そ200−300台は駐車できそうな広い駐車場。朝の内でまだそれ程多くの車両は止まっていない。土日の休日だったら、朝から超満員だろう。変な土産の屋台が並ぶ通路を通って、パンダ園へ向かう。色んな種類のぬいぐるみが置いてある。中国人にとってもパンダは人気の動物なのだろう。日本人観光客はその路地のような通りを皆見向きもせずに素通りして行くが・・。
その路地から出て、園の正面に向かう大通りに出ると、街路樹の桜が丁度満開になっている。高速道のバスの中から見た路側帯の桜と同じだ。日本の桜よりは淡い感じの色合いで、タイのチェンマイ辺りで見られる南方系の桜、日本流で言う南洋桜の一種かもしれない。開花の時期が早いのか、四川の気候が温暖なのか、まだ3月初めだというのにもう咲いている。この街の人々は日本人と同じように、桜を愛でているのか・・。そう言えばバスの中でガイドの黄さんが成都の木は「イチョウ」と言っていた。何、それは東京と同じシンボルツリーではないか! 変な処に感心しつつ、パンダ園の入り口に着いた。ここまで小うるさい土産売りは一人も近づいて来なかった。全く中国とは思えない静けさだ。
さて、園の前でしばらく待たされた。チケット購入もあるかも知れないが、入場制限も行われているようだ。一度に大量の客が入らないように、バー式のゲートで一人一人をカウントして入場させている。園の正面はどこかのレジャーランドの入り口を思わせる。入場を待っている間、人々は園をバックに記念写真を撮っている。当方も1枚撮ってもらった。良い記念になるだろう。園の正面を見ると「成都大熊猫繁育研究基地」と名前が書かれている。何とまあ、大袈裟な名前だ、「パンダ・パーク」ではなく、「繁育研究基地」とは中国らしい時代ががかった表現だ。市を挙げての前線基地のような名前である。そうこうする内、ようやく時間が来て、園の中に入ることができた。
- 旅行の満足度
- 4.5
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