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成都は省都とは言え、四川の片田舎の街と想像していたが、予想外に大きく又豊かに繁栄していた。生活に余裕があるのか、人々は夕刻から広場に集まり、趣味のダンスに興じている。日本人が異端なのか中国人が正常なのかは分からないが、アジア系なのに、中国人はトランプカード、ポーカーやらこうした西洋人が好むダンスを人々は好んでいる。これは台湾とか韓国では余り見られないことだ。そうした暗がりの中のダンス広場を眺めつつ、「王府井」にやってきた。今晩の飲み物や、明後日の土産物を買いにガイドが教えてくれたショッピングセンターへやって来たのだが、ガイドの黄さんから受けたイメージ、スーパーストアを大きくしたような店舗を想像していたのだが、一歩店内に入って驚き。店舗内の高級感はとてもとてもショッピングセンターとかドラッグストアと呼べるものではなく、一瞬ここは銀座の三越や新宿高島屋に入ったような思いもした。<br /><br />1階には日本のデパートと同じように高級化粧品やら宝飾貴金属。資生堂やコーセー、エステローダー等の日本のメーカー名が目に付く。中国最大手の宝石店「周大福」の店舗も見える。1階には用はないので、そのままエスカレーターに乗ると、それは2階を通り越しての3階直通の長いエスカレーターで、これは余り日本では見られないことだ。自分の知る限り、羽田空港にある位だ。上の階はスポーツ店やら子供服、雑貨店などもある。しかしお目当てのスーパーがない。もう一度1階まで降りて、店舗の奥の方へ行くと、日本と同じレジ式のスーパーがあった。<br /><br />色とりどりの商品が並べられている。勝手に写真を撮れないので見るだけにしておいたが、日本の大型スーパーと比べても、全く遜色のない品揃えだ。中国は今や世界の工場から消費国家に移行している感を強くする。多量な商品に溢れ、購買意欲がそそられる。表示金額も安くはない。物によっては日本と同程度かそれ以上。お酒も自由に販売されている。タイのようにリカー類は特定のコーナーに押しやられ、時間制限で販売されているということもない。尤もこの国では90度を超すようなコーリャン酒とか、茅台酒(マオタイ)が日常で販売されているのだから、日本と同じように酒飲み天国なのだろう。そうした酒類の中で今晩のホテルの寝酒用に、白酒の小瓶2個を買う。随分安いものだ。100円、200円もしない。三得利、サントリービールの方がむしろ高い位で、値段としたら、日本の発泡酒の方が安い位だ。<br /><br />隣近所への土産物として中国のお菓子を3セット程買い、食品コーナー、果物コーナー等を回っていると、吉さんの足が止まる。小さな丸粒の実で、ヘーゼルナッツが売られていたのだが、吉さんの好物「はしばみ」と同じで、袋売りになっているが、自宅用と2袋も買っていく。それから更に惣菜コーナーへ行くと、何と、そこには先刻の寛窄巷子で売られてた「兎頭」が食材として売られているではないか! 又々吉さん、「子供のころ、新潟の田舎で兎の肉を食べたことはある。・・しかし、頭までは・・」との話もあり、物は試し、買ってホテルで食べてみようか・・。<br /><br />量り売りで、兎の頭を10個ほど袋に入れてもらい、大体買い物も済ませホテルに戻る。ホテルの部屋でのささやかな小宴。兎頭やそれ以外のツマミを肴に先ずはビールで乾杯。兎の頭はもっと大きいかと思っていたが、案外小さく、親指と人差し指で丸を描く円程の大きさしかない。ウズラの卵程度の大きさだ。いずれにせよ、初めての食感、肉は殆どなく、頭蓋骨を覆う外皮を食べる感じ。それ程美味しいものではなかった。軟骨の焼き鳥の方が余程か美味しかった。<br /><br />今朝は早朝から起き出して空港へ向かい、1日フルに行動した。小宴は程々に切り上げて、早目に寝ることにした。久し振りに飲んだ中国白酒「紅星二鍋頭」、程よい強さに陶然とした。<br />

成都の3日間(13)「王府井」で兎頭を買って・・

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2016/03/08 - 2016/03/12

587位(同エリア1042件中)

2

10

ちゃお

ちゃおさん

成都は省都とは言え、四川の片田舎の街と想像していたが、予想外に大きく又豊かに繁栄していた。生活に余裕があるのか、人々は夕刻から広場に集まり、趣味のダンスに興じている。日本人が異端なのか中国人が正常なのかは分からないが、アジア系なのに、中国人はトランプカード、ポーカーやらこうした西洋人が好むダンスを人々は好んでいる。これは台湾とか韓国では余り見られないことだ。そうした暗がりの中のダンス広場を眺めつつ、「王府井」にやってきた。今晩の飲み物や、明後日の土産物を買いにガイドが教えてくれたショッピングセンターへやって来たのだが、ガイドの黄さんから受けたイメージ、スーパーストアを大きくしたような店舗を想像していたのだが、一歩店内に入って驚き。店舗内の高級感はとてもとてもショッピングセンターとかドラッグストアと呼べるものではなく、一瞬ここは銀座の三越や新宿高島屋に入ったような思いもした。

1階には日本のデパートと同じように高級化粧品やら宝飾貴金属。資生堂やコーセー、エステローダー等の日本のメーカー名が目に付く。中国最大手の宝石店「周大福」の店舗も見える。1階には用はないので、そのままエスカレーターに乗ると、それは2階を通り越しての3階直通の長いエスカレーターで、これは余り日本では見られないことだ。自分の知る限り、羽田空港にある位だ。上の階はスポーツ店やら子供服、雑貨店などもある。しかしお目当てのスーパーがない。もう一度1階まで降りて、店舗の奥の方へ行くと、日本と同じレジ式のスーパーがあった。

色とりどりの商品が並べられている。勝手に写真を撮れないので見るだけにしておいたが、日本の大型スーパーと比べても、全く遜色のない品揃えだ。中国は今や世界の工場から消費国家に移行している感を強くする。多量な商品に溢れ、購買意欲がそそられる。表示金額も安くはない。物によっては日本と同程度かそれ以上。お酒も自由に販売されている。タイのようにリカー類は特定のコーナーに押しやられ、時間制限で販売されているということもない。尤もこの国では90度を超すようなコーリャン酒とか、茅台酒(マオタイ)が日常で販売されているのだから、日本と同じように酒飲み天国なのだろう。そうした酒類の中で今晩のホテルの寝酒用に、白酒の小瓶2個を買う。随分安いものだ。100円、200円もしない。三得利、サントリービールの方がむしろ高い位で、値段としたら、日本の発泡酒の方が安い位だ。

隣近所への土産物として中国のお菓子を3セット程買い、食品コーナー、果物コーナー等を回っていると、吉さんの足が止まる。小さな丸粒の実で、ヘーゼルナッツが売られていたのだが、吉さんの好物「はしばみ」と同じで、袋売りになっているが、自宅用と2袋も買っていく。それから更に惣菜コーナーへ行くと、何と、そこには先刻の寛窄巷子で売られてた「兎頭」が食材として売られているではないか! 又々吉さん、「子供のころ、新潟の田舎で兎の肉を食べたことはある。・・しかし、頭までは・・」との話もあり、物は試し、買ってホテルで食べてみようか・・。

量り売りで、兎の頭を10個ほど袋に入れてもらい、大体買い物も済ませホテルに戻る。ホテルの部屋でのささやかな小宴。兎頭やそれ以外のツマミを肴に先ずはビールで乾杯。兎の頭はもっと大きいかと思っていたが、案外小さく、親指と人差し指で丸を描く円程の大きさしかない。ウズラの卵程度の大きさだ。いずれにせよ、初めての食感、肉は殆どなく、頭蓋骨を覆う外皮を食べる感じ。それ程美味しいものではなかった。軟骨の焼き鳥の方が余程か美味しかった。

今朝は早朝から起き出して空港へ向かい、1日フルに行動した。小宴は程々に切り上げて、早目に寝ることにした。久し振りに飲んだ中国白酒「紅星二鍋頭」、程よい強さに陶然とした。

旅行の満足度
4.5
  • 成都の「王府井」は高級感溢れたデパートだ。3階への直通エレベーターが設置されている。

    成都の「王府井」は高級感溢れたデパートだ。3階への直通エレベーターが設置されている。

  • 3階、メガネコーナー。色んな種類のサングラスが売られている。

    3階、メガネコーナー。色んな種類のサングラスが売られている。

  • 品揃えも豊富で、値段も日本と余り変わらない。

    品揃えも豊富で、値段も日本と余り変わらない。

  • 食品コーナーへ行くと兎頭が販売されていた。10個程買って、持ち帰る。

    食品コーナーへ行くと兎頭が販売されていた。10個程買って、持ち帰る。

  • 店舗内の清掃はモーター移動車に乗って行われている。近代的だ。

    店舗内の清掃はモーター移動車に乗って行われている。近代的だ。

  • 気候が温暖なのか、ガジュマルのような大木が街路樹にあった。

    気候が温暖なのか、ガジュマルのような大木が街路樹にあった。

  • 歩道は綺麗に清掃されていて、ごみは落ちていない。路上に唾を吐く歩行者も見なかった。

    歩道は綺麗に清掃されていて、ごみは落ちていない。路上に唾を吐く歩行者も見なかった。

  • しかし、路上にはごみの代わりにカラーの名刺が何枚も散乱していた。

    しかし、路上にはごみの代わりにカラーの名刺が何枚も散乱していた。

  • ああ、これは夜の女性のPR名刺だ。皆にセクシーな肉感溢れた女性だ。

    ああ、これは夜の女性のPR名刺だ。皆にセクシーな肉感溢れた女性だ。

  • ホテルの部屋で、寝る前の小宴。兎頭を食べてみるが、それ程美味しいものではなかった。下の写真は路上に散布されていた女性の名刺。

    ホテルの部屋で、寝る前の小宴。兎頭を食べてみるが、それ程美味しいものではなかった。下の写真は路上に散布されていた女性の名刺。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • km45さん 2016/05/06 23:28:57
    紅星二鍋頭
    >今晩のホテルの寝酒用に、白酒の小瓶2個を買う。随分安いものだ。100円、200円もしない。三得利、サントリービールの方がむしろ高い

    それはそうです。写真で見る白酒は「二鍋頭」です。その中でも代表的な紅星二鍋頭です。度数は56度です。
    http://baike.baidu.com/link?url=w8Wiw8ydKDAVG8FN8rwmmuCvSePWNAQ4JP0MbBBNXtmDJxJu4I9cAw_Oqyn0JZKvYvblH8LtaVBpHaQ5jixyAq
    をご覧ください。白酒で最も庶民的な酒で、それだけ安価です。北京の白酒で庶民の愛する酒です。茅台酒が千元はするのに、これは20元(日本のアマゾンでは750円)もしませんから。

    ちゃお

    ちゃおさん からの返信 2016/05/08 18:03:00
    RE: 紅星二鍋頭
    KMさん、白酒は安くて強くて、本当に庶民の味方ですね。中国へ行くと、いつもこの安酒を飲んでいます。
    日本のアマゾンでは750円もするんですか! 馬鹿にしたような話ですね。


    > >今晩のホテルの寝酒用に、白酒の小瓶2個を買う。随分安いものだ。100円、200円もしない。三得利、サントリービールの方がむしろ高い
    >
    > それはそうです。写真で見る白酒は「二鍋頭」です。その中でも代表的な紅星二鍋頭です。度数は56度です。
    > http://baike.baidu.com/link?url=w8Wiw8ydKDAVG8FN8rwmmuCvSePWNAQ4JP0MbBBNXtmDJxJu4I9cAw_Oqyn0JZKvYvblH8LtaVBpHaQ5jixyAq
    > をご覧ください。白酒で最も庶民的な酒で、それだけ安価です。北京の白酒で庶民の愛する酒です。茅台酒が千元はするのに、これは20元(日本のアマゾンでは750円)もしませんから。

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