2016/03/22 - 2016/03/22
22位(同エリア228件中)
かっちんさん
愛知県三河湾にある佐久島(さくしま)に来ています。
佐久島の中央を走るフラワーロードから、島内に点在する弘法さんのレンガ造り祠(ほこら)と現代アート作品を巡ります。
夕方には、飛行機雲と重なる夕陽を眺め、島の特産品アサリ、タコなどの魚介類を民宿の夕食で堪能します。
大正初期に島内各所に八十八ヶ所の小さな弘法大師の祠が作られ、戦前には本土から訪れる巡礼者でにぎわっていました。
その後、失われた祠と弘法大師座像を弘法プロジェクトによりよみがえらせ、2012年に八十八ヶ所巡りが復活しています。
また、佐久島では地域活性化を目指したアート展覧会が過去何回か開催され、そのときの作品が島内各所に常設展示され、アート巡りを楽しむことができます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
佐久島のお散歩案内図
前回の旅行記に引き続き、フラワーロードから白浜海岸、大山をまわり東港の民宿へ向かいます。 -
フラワーロードに咲く菜の花
おひるねハウスからフラワーロードに出て来ました。 -
おやっ、モザイクタイルの素敵な椅子
ちょっと硬めですけど・・・
ここは滞在型農業施設「クラインガルテン」入口の小さな公園で、いくつかのアート作品が展示されています。 -
これは佐久島
豊富な海の幸と、島内の4つの山(大山、遠田山、秋葉山、富士山)を表現してますね。 -
裏側は、海面から顔を出す海神さま
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イチオシ
これは地面から出てきた海神さま
立派なヒゲがある海の神様ですね。 -
カラフルな日時計
針となる影の時刻は16時前。現在の時刻は15時46分なので、まあまあ正確です。 -
クラインガルテンへの道
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花がいっぱい
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のぞき箱
フラワーロードを歩いていて見つけたアート「ノンとビリーだ」 -
穴をのぞいてみると
ヤギのような・・・
おやっ、隣にも何かいるぞ。 -
イチオシ
まさしく「ヤギ」
フラワーロード脇でのんびりと草を食べているヤギを作品にしています。
2頭の名前をあわせると「ノン ビリ」。
のぞき箱の面白いアートです。 -
波音の静かな白浜海岸
フラワーロードから分かれ、美しい白浜海岸にやって来ました。
レンタサイクルでまわっている若い女性たちが話に夢中になっています。 -
青い海に似合う赤い車
島を巡回している消防の車です。
佐久島には常備する自治体の消防組織がなく、佐久島の消防団が島を守っています。
はるか遠くに知多半島が見えます。 -
巨大なサザエ
八十一番札所になっているアート「コウボウノコシカケ」です。
この中に弘法さんが祀られ、海風や波から守られています。 -
山の神塚古墳
白浜海岸から大山に登る坂道の途中にあります。
7世紀頃(古墳時代後期)の円墳で、横穴式石室があります。
佐久島には古墳が50基あまり確認されているところなんです。 -
空と海が眺められる祠
白浜海岸から5分程坂道を登ったところにあります。
八十番札所になっているアート「ほりぞん」です。
知多半島で焼かれたレンガタイルを積層させた祠は、レンガ造りの佐久島の祠を連想させます。
上部に空いた円形の窓から「空と海」=空海(弘法大師)が眺められます。 -
大小さまざまな椅子
キャンプセンター跡地に「すわるとこプロジェクト」のアートがあります。 -
白山神社
大山の中腹にある白山神社周辺には、大山弘法道の祠が数々見られます。 -
イチオシ
木漏れ日のあたる祠
七十一番札所になっているレンガ造りの祠です。 -
透き通る祠
森に佇む鎖の祠アート「空の水−山」です。 -
コケの生える祠
六十九番札所です。 -
アーチ屋根の祠
六十七番札所のアート「記憶のハコ」です。
旧来のレンガ造りの本体に銅板のアーチ屋根を載せ、木製の内装が佐久島の民家をイメージしています。 -
石造りの祠
六十五番札所です。 -
すきま屋根の祠
六十四番札所になっているアート「合」です。
屋根は佐久島に多い寄棟屋根を鉄で制作し、内部に光と風を取り込む構造になっています。 -
山道を下ります
-
漆喰の祠
五十七番札所のアート「空海の心」です。
祠の形状を曼陀羅に見立て、円と四角で構成されています。
「我が心空の如く、我が心海の如く」という弘法大師の言葉を抽象的に空間化しています。
以前の祠のレンガを使い、佐久島オリジナル漆喰が塗られています。 -
コンクリートの祠
五十六番札所のアート「対」です。
完全崩壊して材料も失われていた祠は、アーチ型のデザインと基壇で佐久島弘法の記憶を踏襲しています。 -
時計塔
滞在型農業施設「クラインガルテン」に来ました。 -
「クラインガルテン」の施設
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菜の花
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じ〜っと見つめるお母さんネコ
隣で「お母ちゃん そんなに見つめなくても。あの人、いい人だよ・・・」
あの人とは、かっちんのことです(笑) -
草むらに佐久島地蔵
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春の草花が満開
フラワーロードに戻って来ました。 -
のんびり佐久島散歩する女子大生
仲良し五人組がフラワーロードを東港に向かって歩いています。
では、かっちん夫婦も後を追います。 -
郵便ポストの祠
五十五番札所のアート「空海郵便とビリー・ザ・キット」です。
背面の砕いた鏡が夕陽に輝き、弘法大師の威光が感じられます。
祠のそばには、島民に飼われているヤギ「ビリー」の小屋があります。
童謡「やぎさんゆうびん」の歌詞が、このアートに引用されています。
「白ヤギさん(ビリー)から お手紙(郵便ポストの祠)ついた」
「黒ヤギさん(ビリーの小屋)たら 読まずに食べた」
・・・ -
ヤギのビリーはお食事中!
-
入江になっている大浦
駐在所のある天神の浜(てんじのはま)に来ました。
ここからの眺めは、左から渥美半島の伊良湖岬、篠島、日間賀島、知多半島です。 -
佐久島から続く筒島
手前にカモメが止まり、遠くに見える煙突は渥美半島田原市の渥美火力発電所です。 -
きれいに並ぶカモメ
さっき見えたカモメは、石積み堤防の上にいるアート「かもめの駐車場」でした。 -
あれっ、カモメの向きが変わってる〜!
翌朝、見たカモメです。
実は風見鶏になっていて、風が吹いてくる方角に向かって止まる本物の鳥たちを再現しています。
素晴らしいアート作品ですね。 -
複数段のベンチ
「すわるとこプロジェクト」のアートです。 -
夕暮れのお社
海の中の戸ヶ瀬岩に「えびす社」があります。 -
今日の宿「民宿ゆきや」
食堂もやっているので、夕食が楽しみです。 -
東港の集落
部屋の窓から町並みが見えます。
では、お風呂に入り夕食を待ちます。 -
イチオシ
飛行機雲と夕陽
宿の前から夕陽を眺めています。
偶然にも飛行機雲が2本、白鳥のような雲が浮かんでいます。 -
夕焼け雲から上がる狼煙・・・
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いよいよ夕食
食卓に並ぶ海の幸。
メバルの煮魚、大アサリ、酢の物、カニ、ヒラメの刺身、焼きガキ、新たまねぎ、・・・
1泊2食8,700円のコースは、食べきれないほど。
新鮮な魚介類の食事に大満足です。 -
イチオシ
茹でたてのタコ
ぷりぷりした食感が最高です。 -
アサリの酒蒸し
島アサリは3月〜5月がシーズンです。
アサリの出汁がしみ込んだスープは絶品でした。
明日も島めぐりを続けます。
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