自転車でシンガーポール・マレーシア国境を越えてみた

2014/08/21 - 2014/08/23

シンガポールを自転車で走りました。
2泊3日の行程でしたが、マレーシアも少し走ってみました。
この国境越えも、なかなか面白かったです。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自転車
• 航空会社: ジェットスター航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

シンガポール線就航ということで、あのＬＣＣが発売したバーゲンチケットをゲットできましたので、自転車を持って連れ合いと二人で、いざ、出陣。
因みにこの写真の女性、連れ合いではありません。

そのＬＣＣ機内。国際線ですけど、シンプルです。
短時間の飛行ですので、映画なんか見なくともと思ったのですが、やはり・・・

飛行場からホテルへは、電車での移動です。
こうやってホームで写真を撮っていたら、どこからともなく監視員らしきおばさんが来て、写真はダメと注意をされました。

この国は、ゴミ捨てに代表されるように、監視社会とは聞いていましたが、ホームでの写真もダメとは。

ホテルの近くでの中華料理屋さんで。
とにかくいつものようにビールを頼んだのですが
　　氷がいるかどうか
聞かれ、何のことかよく分かりませんでしたが、周りを見ると、皆氷をビールに入れて飲んでいましたので、真似をしました。
ビールが薄くなるということで、日本ではあまりしないようですが、かの国は熱いため、ビールが温まるのを嫌がってかなと思った次第です。
　ただ、日本ではビールは冷たくして飲むものと相場が決まっていますが、他国では常温で飲むところが多く、このシステムは、常温で飲む、冷やして飲むのを選択できるためのものかも知れません。

翌日、取敢えず、マレーシアに向かってシンガポール市内を走ります。
車は左側通行で、イギリス統治時代の影響かと。
また、この二階建てバスも、ロンドンバスの影響？

シンガポールは本当に国が豊からしく、インフラの整備が半端じゃありません。
これは自転車専用道です。

本当に自転車天国です。
広い道に車は少なく、車道の横には緑地帯があり、その中に歩道を兼ねた自転車道が作られていて、そして、ゴミがない。東南アジアなのに。

広くてきれいな道路があり、高架鉄道が横を走り、そして向こうにはジャングルが。
いやー、シンガポールですね。

国境を越えて、マレーシア・ジョホールに入りました。
景色が変わります。

住宅街の景色です。
東南アジアですね。

東南アジアですね。

両国を隔てているジョボーパル海峡にかかる長い長い橋を渡って、シンガポールに戻ります。
反対車線は、検問待ちのトラックが。

シンガポールからマレーシアに越えるときは、初めての国境通過でしたので、勝手がよくわからず不安でしたが、帰路は大丈夫。

出国審査は空港でもらったチケットを渡し、出国カードを出してそこを通過し、今度は次の国の入国手続きをし・・。
マレーシアのほうが、入国・出国とも審査が緩やかでした。

シンガポールに戻り、きれいな道路を走ります。

途中、ジャングルを公園にしたところがあり、その中の遊歩道で、快適なポタリングです。

二日目の夕食もやはり中華とビール。
ビールは日本のものと味が似ていたような。
冷やしたらみんな同じか。
ヨーロッパでは、ビールの種類が多く、その違いを常温で楽しんでいるようです。

3日目。最終日です。
空港が午後の遅い便でしたので、その前に、市内をポタリング。
やはり、世界3大がっくり観光地のマーライオンもしっかり押さえます。

そこで、昔日本にいたことがあるという男性に声をかけられ、記念写真。
観光地にはあまり興味がないのですが、こういうことは観光地ならでは。

セントサ島、ここは楽しくないです。シンガポール市民の憩いの場所となっているようですが、熱帯を演出するため、砂浜にヤシを植えましたというのが透けて見えるもので、連れ合いと「なんじゃこれ」

観光地のあとは、渋めの日本人墓地公園です。
結論を言うと、ここが一番印象に残っています。
日本からの旅行者は、観光地巡りだけではなく、ぜひここにも行ってもらいたいと思います。

公園内です。

南国の植物と日本式の墓。

ここにいるとき、ほかのところで見た次の言葉を思い出しました。
日本の占領を総括しての、この国の考えです。

　　　-私たちは赦します。しかし忘れません-

町中で見かけました。多分、盗難防止です。

空港までの自走をここで打ち切り、この駅から電車輪行です。

自宅に帰り着いて、輪行袋を開けてみると、こんなことに。
往路は連れ合いの自転車に付けていたサイコンとライトが無くなっていました。
復路は私の自転車が。