スペイン観光２０１６　マドリッド4日目　セゴビア日帰りの旅

2016/04/02 - 2016/04/02

今日はマドリッドから高速鉄道で３０分、セゴビアに日帰りで行ってきました。一番の目的はローマの水道橋ですが、それ以外にも白雪姫のお城のモデルとなったアルカサルがあり、じっくり鑑賞してきました。

エリア セゴビア(スペイン)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

セゴビア行きの高速列車はチヤマルティン駅発なので、ホテル前のメトロ１番でチヤマルティン駅に向かいます。この１番のメトロ、チヤマルティン駅もアトーチャ駅も経由するので便利です。ただチヤマルティン駅へはかなり遠回りするので時間かかりますが。それでも乗り換えのオーバーヘッド考えたらたいして変わらないと思うので、１番のメトロでチヤマルティン駅を目指します。
で、チヤマルティン駅で１番のメトロは地下４階に到着しました。

で地下一階にRENFEの駅があるので、自販機でセゴビア行きを買おうとしますが、どうしても買えません。自販機は近郊の切符しか買えないのかもしれません。仕方ないので窓口を探してうろうろすると、外の２階部分にRENFEの駅があるので行って見ます。

どうやら高速鉄道はこちらのようです。Railplannerで確認すると、１０時１５分のセゴビア行きのAVNがあります。窓口でRailplannerの表示を見せてチケット購入。
片道１２．９０ユーロ。

発車まで１０分無いので急いでホームに向かいますが、ホームが１６番で一番端っこに近くて苦労しました。

AVNが止まっていますが、その目の前で改札しています。さらに荷物をX線にかけないといけません。
スペインで全数のX線検査ができるのだから、日本でも新幹線でやればいいと思った。

チケットの読み方らわからず、適当に開いてるところに座ったとろろ、あとから人が来たのですぐチケットと、座席の表示を確認しましたが、やっぱりわかりません。セゴビアまではAVNで１駅なので、AVN発車したら開いてるのは明確なので開いてる席に座りました。あとから知りましたが、高速鉄道は全席指定だそうです。Cocheが車両番号で、Plazaが座席番号だそうです。このAVN２４０ｋｍ/ｈで飛ばして、定刻通り２７分でセゴビアに到着。
駅前にバスが２台停まっています。１２番と１１番です。１２番はセゴビアのバスターミナルに、１１番はローマ水道橋に向かいます。２ユーロ。とりあえず１１番に乗り込みますが、ほぼぎゅうぎゅうで数名乗れない人もいました。今日は土曜日ですからね。

１５分位で水道橋が見えてきたので、バスの乗客から歓声が上がってました。やっぱりみんなローマの水道橋が目的の１つに様です。
バスを降りたところこんな感じです。両側が岩山で、この部分が谷になっているので、高さを下げずに水を運ぶために水道橋を作ったようです。

ローマ水道橋 建造物

南側に行って見ると、最終的には橋が無くなって水道塀になってました。

このあたりは下のブリッジがかなり低くなっています。
土地の高低差に合わせて橋を作るのは相当な技術ですよね。ちょっと間違って勾配が逆になった、水来ませんからね。

さて、市内に向かうため城壁に上ります。水道橋の脇の階段がありこれを登ります。

上まで来ました。絶景です。遠くの山の雪がいい感じだしています。

この右側の壁の中に水道が通っています。
次はカテドラルに向かいます。

スペインで大聖堂のことをカテドラルと呼ぶようです。
水道橋から６００メートル位でマヨール広場に到着しました。

マヨール広場 広場・公園

その先にカテドラルがあります。
スペイン最後のゴシック建築だそうです。

入場料３ユーロ。教会にしてはお金取るのは珍しいですが、最初からお金取ってもらった方が気兼ねなく写真撮れて気楽です。

これは左側の回廊部分

中央部分

右側の回廊部分

左右にある礼拝堂はどれも豪華なつくりのもので、圧倒されます。
一応は入れるところは全部写真撮りましたが、２０以上あって掲載できないので、一番豪華だった１７番の礼拝堂だけ掲載しておきます。
ちなみにカテドラルを出る際は外に２００人ぐらい入場を待つ人がいました。早めに入ってよかったです。

さらに１５分歩いてやっとアルカサル城までやってきました。お城の後ろの部分修復中のようでネットが被っています。残念。

アルカサル デ セゴビア 城・宮殿

左側にチケットオフィスがあります。１０人ぐらいが列を作っています。入場料５．５ユーロ。日本語のパンフレットあり。お城に入ってすぐの左手の地下にトイレがあります。

最初の部屋は旧王宮の間です。
人馬の甲冑が展示されています。

次は暖炉の部屋。フィリップ２世のころに増築された。

王座の間。
この王座は１８０８年１００周年記念式典に出席するアルフォンソXIIIとヴィクトリア・エウヘニア王妃のために作られた。

ガレー船の間
天井が船底をひっくり返した様なのでこう呼ばれているそうです。

松かさの間
天井の飾りが松かさの様だからだそうです。

王の寝室

入り口のアーチはネオ・ムハルデ様式で、セゴビアのサン・マルティン地区にあったエンリケ４世の宮殿」を再現している。

諸王の間
壁上部の彫像はアストゥリアス王国、カスティーリャ王国、レオン王国の歴代の王の彫像だそうです。

縄の間
聖フランシスコの縄をモチーフにした装飾からこう呼ばれています。
聖フランシスコは清貧を説いて縄をベルトにしていたから、賢王アルフォンソ１０世が自らの慢心を悔い改めた証にこの装飾を命じたそうです。

礼拝堂
ここでフェリペ２世とアナ・デ・アウストリアの婚礼のミサが行われた。

ここで一旦外に出ます。
お城の先端部分です。船のへさきのようになっています。

へさきから主塔を望んだところ。

一段下に庭園がありますが、入れませんでした。

主塔の下にある武器の間

甲冑や武器が展示されています。

中庭があります。

王立砲兵学校博物館

最後にお土産屋さん。
アルカサルの城をかたどった陶器の置物を探しましたが、割と大き目の１５センチぐらいのしかありません。１０ｃｍ位のを探していたのですが、これしかないということでしぶしぶ購入。１６．５０ユーロ。家にあるほかの城とはバランスが取れないので、別に飾ろうと思います。

外にでて、日にあたりながら休憩していると、北側にラ・ベラ・クルス教会が見えます。
あそこまでいけばアルカサルを前から撮れそうなので行ってみることにしました。

アルカサルから左の道を下っていきます。
途中の城壁もいい感じです。

サンティアゴ門を通って折り返しさらに下ります。

ここからアルカサルを見たところ。

アルカサルから歩いて２０分でラ・ベラ・クルス教会に到着。テンプル騎士団によって建てられた教会。

入れると思ってましたが、閉まってました。
人も全くいなかったのでなにか間違ったのかも。

次にアルカサルの外観を撮るためにぐるっと回ってみます。
エレスマ川まで下りて、ここからアルカサルと望むとこんな感じ。
やっぱり船、軍艦のように見えます。

エレスマ川を超えてアルカサルを撮ったところ。

アルカサルの側面まで来ました。
やっぱり軍艦っぽい。

次にカテドラルの側面を通ります。

ぐるっと回って水道橋まで戻ってきました。途中サン・ミリャン教会を探しましたが見つけられず。

中央にマリア様が。

西日に変わって、水道橋の西側に太陽が当たっていたのでこちらも撮っておくことに。城壁方向。

市外方向

疲れたのでカプチーノを飲みながら休憩。
まだ時間は１６：００ですが、疲れたので帰ることにします。
バス停で待ってる際に気が付いたローマのシンボル、カピトリーの雌狼のコピーがありました。ローマの水道橋とローマつながりだからでしょうか。

帰りは来た道を逆に進むだけだったので、順調で迷うことなく帰れました。
セゴビアはマドリッドからも近く、小さな町で１日で十分回れてマドリッドに戻ることができます。なかなかよかったです。

この旅行記へのコメント （3）

• ジンさん 2016/04/10 12:41:38

  ショックです。

  アルカサル工事中なんですね。
  ショックです。5月に行く予定だったので・・・
  めまいがしました。

  cloud9さん からの返信 2016/04/10 14:39:51

  RE: ショックです。

  こんにちは。
  
  アルカサルの正面部分はネットがかかっていますが、アルカサルのアルカサルらしい尖塔部分は問題ないので、私的には気にならなかったです。ただ、尖塔部分の写真を撮るためには結構ハードルが高くて、長い下り坂と、長い上り坂を覚悟する必要があります。それも横をバンバン車が通るので注意が必要。小さな町でしたが、その日は２万歩ほど歩いていますので結構体力勝負です
  
  工事はそんなに大規模ではなかったので、４月中に終わっているといいですね。
  なるべく旅行の最後にずらした方がいいかもしれません。
  ぜひ完璧なアルカサルの写真を撮ってきてください。
  
  ではいい旅を。
  
  

  ジンさん からの返信 2016/04/10 15:13:30

  RE: RE: ショックです。

  返信ありがとうございます。
  一応街の反対側からも撮影に行きたいと思っています。
  車が多いんですね。
  情報ありがとうございます。
  
  もう、ホテルは確定させているので、ネットが取れることを祈るばかりです。
  ちなみにですがセゴビアには2泊します。期待していただけに・・・・
  
  気をつけていってきます。