豊島区役所新庁舎初訪問　First visit to new Toshimaku City Hall

2016/03/15 - 2016/03/15

豊島区役所新庁舎　2016.3.15

3月8日以来一週間ぶりの晴天に恵まれたこの日、前日のホワイトデーをうっかり忘れたいたお返しの品を買いに池袋へ行くことになった。

買い物だけなら西武デパートなのですぐに済んでしまうため、せっかくの外出の機会に1年前にオープンした豊島区役所の新庁舎の見学に行った。
豊島区は1998年からおよそ10年間、最初に購入した駒込パークハウスと後半の大塚の賃貸マンションに住んだ関係で馴染み深いところだ。

数年前に財政破綻に瀕した豊島区は旧庁舎跡地の売却で得た資金で新庁舎を
借入金なしで確保したそうだ。
http://tokyo.thepage.jp/detail/20150830-00000005-wordleaf

建物の構造は1から10階までが台形で区役所が占有し、11階以上が高層住宅となっている。
南側のデッキには10階の豊島の森をはじめ、各階に植え込みが配置されて自然の雰囲気が再現されているので、真夏の日照による暑さ対策にもなるのではないだろうか。

買い物の目的は洋菓子のアンリ・シャルパンティエの詰め合わせであったが、リクエストとはいくぶん異なるものしかなかった。
シャルパンティエの名前は、ルノワールの名画「シャルパンティエ夫人とその子供たち」で覚えている。メトリポリタン美術館の代表作品の一つ。
http://www.salvastyle.com/menu_impressionism/renoir_charpentier.html

撮影　
Canon PowerShot SX610HS
元画像サイズ3648×2736 (4:3 M1)
片手撮影もでき、街歩きには便利です。
仕様　
http://cweb.canon.jp/camera/dcam/lineup/powershot/sx610hs/spec.html

エリア 池袋(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩

2016.3.15 14:10

豊島区役所までのルートはいくつかあるが、午後のこの時間帯に建物に日が当たる風景を撮るには西側から接近することになります。

西武池袋駅の南口を出て、東通りを経由して向かいました。

西武池袋駅の地階コンコースは最近改装されて広々となりました。

西武鉄道池袋駅　南口

ここから出るには1番ホームの南端まで進む必要があります。

西武池袋ビルは建替工事中です。

http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1226222
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201503258834/

ビックリガード　西方向

ビックリガード　東方向の南池袋一丁目交差点

総ガラス張りのJUNKUDO書店池袋本店

名称は、起業した工藤恭孝代表取締役社長の父親である工藤淳の名前に由来している。

淳・工藤　JUN KUDO

明治通り　14：46

目白・新宿・早稲田方面から東池袋の繁華街中心へタクシーで行く場合はこの通り（ジュンク堂前の道）を入るように指示するのが分かりやすいです。

この先はグリーン大通りと交差する東口五差路です。

世相を映した本が良く売れるように、風景が良く映るガラス張りにしたそうです。

☆信じてはいけませんよ。私が勝手にそう思っただけです。
この書店は丸善、紀伊国屋とならび、専門書が揃っているので便利です。

ここは東通りの入口です。
都電雑司が谷駅への近道で、花見の季節には飛鳥山や早稲田方面に行くのに便利です。

小さな旅　都電荒川線で桜めぐり（飛鳥山公園・神田川）
http://4travel.jp/travelogue/10658582

神田川の桜と椿山荘
http://4travel.jp/travelogue/10760713

配達の車は小回りがきくリヤカーです。

裏通りの真ん中にサンシャインビルが見えます。

晴れた日に来ないとこんな印象は得られません。

南池袋小学校にあるみみずく資料館は土日しか開いていないのでこの灯も見られませんでした。

しかし今回は新庁舎にたくさんのふくろう・みみずくのコレクションが展示され、見ごたえがありました。

豊島区役所新庁舎がニョキっと現れました。14：54

周辺の住宅街は再開発されていないので対照的な雰囲気です。

猫好きは見逃しません。

この写真は都会の電信柱（電柱）の記録です。

市街地再開発事業が完了すると見られなくなるでしょう。

街灯の上に月齢７日の上弦の月が見えます。

豊島区役所新庁舎とサンシャインビル

右の道路は整備中の環状5の1号線

午後の陽をあびる新庁舎（表紙写真）

新緑の時期にまた来ます。

以前は画面に入る電線・電柱などが目障りで邪魔と感じていましたが、大震災後の計画停電を経験してからは電気を供給してくれるありがたい存在と変わりました。
GIMP2の修正ソフトで消せますが、このままにしておきます。

カフェのテラスは風が強く誰もいません。

先ほど通った東通りで帽子を風で飛ばされてしまいました。

豊島区役所南口

階段とスロープが併設されています。

10階のデッキからの東京スカイツリー

近くからのスカイツリーの旅行記はいくつかあります。
スカイバスで東京スカイ・ツリーめぐりSky Bus tour to Tokyo Sky Tree
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10606607/
小さな旅　東京スカイツリーとソラマチ電飾（虚飾）
http://4travel.jp/travelogue/10838254

スカイツリーは肉眼で見るとこんな風に見えます。15：13

この画面のほぼ左端の方向に1998年に完成した駒込パークハウスがあります。
抽選に当たって購入しましたが、老後に見知らぬ土地に転居するのは気が進まないとの家族の意向により3年足らずで売却してしまいました。
昨今の都心のマンションブームが予測できれば貸して家賃収入を年金にできたのですが、残念です。内装を特別仕様にした思い入れのある物件でした。

30年勤めた会社から特許庁関連の財団法人へ転勤になり、車通勤から電車通勤になってラッシュ時の通勤地獄に耐えられず、週日は都内に単身住まうことになった。
自動車会社で車の快適性の追求に長年取り組んできて、一度は快適性を追求した住居を経験してみたいとの思いからこのマンションを購入した。
下記の写真です。

上
パークハウス入居時にそろえたオーディ機器は、その後に移った大塚の賃貸マンションを経て、現在所沢の自宅に引越しました。
アンプとＣＤプレーヤー：AccuphaseE-306V/DP-55
スピーカー：DIATONE DS8000/DK-8000(devider network)
http://audio-heritage.jp/DIATONE/diatoneds/ds-8000.html

音に限れば音響がいまいちのホールＡよりも臨場感が得られます。
モーツァルトやウェーバーのクラリネット協奏曲、ロッシーニのクラリネット・・・曲など（下記に掲載）ではキーのパタパタ音まで聴こえます。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamada423/taberu1.html

中
特別仕様の内装は、
標準のビニールクロス壁紙ではなく、洋間はルナファーザー（ドイツ製紙素材）の塗装仕上げ、和室は珪藻土の手塗り。
和室押入れの襖紙は柿渋和紙、戸板はバードアイメープル本木目などでした。
上層階の3LDKのリビング・ダイニングは14畳で、真南に向いているため日当たりがよく、真冬でも夜帰宅して玄関を入るとホワッと暖かかったです。
床暖房を使ったのは最初の一週間だけでした。（12月入居）
中央の絵はクロード・モネ「プールヴィルの断崖の上の散歩」シカゴ美術館ポスター
ソファー（2100＊900＊880）はHUKULAハーロンT-775 生地58-815特注

下
駒込パークハウスのエントランス
駒込駅から4分ほどの木戸坂にあり、明治維新の立役者である木戸孝允の染井別邸跡に建てられた。
桜の代表格ともいえる「ソメイヨシノ」発祥の地は現在の巣鴨あたりで、巣鴨駅前の白山通り西側で、ＪＲ線路北側に「染井吉野」の黒御影石の石碑があります。
この中に写真があります。http://4travel.jp/travelogue/10550339

駒込パークハウス　1102間取り　3LDK 83.3m2

10階の風除け室とデッキ

豊島の森

アセビ　

サンシャインビル

docomo代々木ビル

東京タワー

6階のデッキからですが、強風のためカメラを手すりに固定できません。

東京タワーには昨年末に登りました。
師走の街歩き　東京タワー・表参道のイルミネーション
http://4travel.jp/travelogue/11086065

各階の回廊の壁面はギャラリーになっています。

中央の吹き抜け部分

3階の待合室に展示された森のふくろう

これほどの梟のコレクションは見たことがなく驚きました。

剥製もあります。

10階の風除け室に展示されたふくろうのコレクション

梟たちの区長室

多機能トイレ「だれでもトイレ」の取材を兼ねて利用してみました。
使用方法の音声ガイドが繰り返し流れます。
各機器の位置が説明されるので、視覚障害者でも利用できます。

その1
すべての設備を撮るには3回必要です。
中央の深い槽はオストメイトの汚物処理設備です。

その2

その3
右はたたんだベビーベッド（オムツ交換）

エレベータ内の案内図

エレベーターのボタン

一階のカフェ「È PRONTO」エプロント

アメリカンコーヒー　小　￥290　　15：59

手前は広報　としま　平成27年（2015年）4/29

新庁舎特集号

この「È PRONTO」、イタリア語で「準備ＯＫ」「ご飯できたよ」という家庭的なコトバだと書かれていた。豊島区役所や豊島区の関係機関が入っているこの「としまエコミューゼタウン」には、これから多くの人々が行き来するコトだろう。そんな時などに、コーヒータイムやバータイムとして使える店になっていって欲しいと願う。
出典：http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13181939/dtlrvwlst/7584174/

1階のとしまセンタースクエアで開催中の「ときめき想造展」

画面をクリックし、拡大してお読みください。

親子のハイキング　　田村康博さん

北欧の思い出　　久保貴寛さん

月下の白鷺城　　原田安章さん

題名は記録しませんでした。

モノクロ（白黒）ですが、素朴な味わいが感じられます。

帰りがけに再度撮りました。16：33

新庁舎の敷地は旧豊島区立日出小学校

としまエコミュゼータウン

TOSHIMA ECOMUSEE TOWN

この建物の特徴を最も良く見せるアングルです。

サンシャインビルと上の建物とのデザインの違いがよく分かります。

グリーン大通りに出ました。

右は首都高速5号池袋線

グリーン大通り

しばらく前にこのグリーン大通りにトラム（低床式路面電車）を走らせる構想がありましたが、人口減少に苦しむ豊島区では実現しないでしょうね。
都心は地下鉄も発達しているので、区域の狭いトラムはメリットがないと感じます。

池袋駅東口の風景は定点観測の意味で毎回撮ります。16：45

中央がサンシャインビル

明治通り早稲だ方面　　16：46