2016/03/08 - 2016/03/08
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ペコちゃんさん
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都心から近いこともあって、人気がある奥多摩の高水三山ハイキングコース。
御岳渓谷の北にある高水山(たかみずさん・759m)、岩茸石山(いわたけいしやま・793m)、惣岳山(そうがくさん・756m)の総称が高水三山。
今回は、3つの山が連なる高水三山をを仲間5名で歩きました。
JR青梅線・軍畑(いくさばた)駅からスタートし、御岳駅へ下山する約5時間の行程ですが、途中に寺社あり岩場ありの変化が楽しめる山歩きでした。
写真は、高水山常福院の山門に安置されている、イノシシに乗った三面六臂の摩利支天像。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
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電車を乗り継いで8時20分に青梅駅に到着。
ここから奥多摩行の電車に乗り換えます。 -
昭和レトロの映画看板で町おこしをする青梅市。
青梅駅ホームの待合室の壁にも描かれています。
三國連太郎と中村賀津雄の顔が描かれた『大いなる旅路』は、ある国鉄機関士の一生を描いた昭和35年の映画です。 -
8時46分に青梅線・軍畑駅に到着・・・ホームでは、高水三山登山口の看板が迎えてくれます。
昭和4年に開業した駅ですが、軍畑という地名は、青梅一帯を支配していた三田氏と八王子一帯を支配する北条氏が、戦国時代(1563年)にこの地で辛垣城(からかいじょう)をかけた「辛垣の合戦」に由来していると言われます。 -
駅前には、のどかな奥多摩の風景が広がっています。
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駅にあるクマ注意の貼り紙。
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9時前にスタートし、最初は舗装された道を緩やかに登って行きます。
道端に「高水山入口」や「庚申」と刻まれた石碑があり、その隣に「高水山 これより約3km」の標識も建っていました。 -
標識を見ながら平溝橋の分岐を左側に進みます。
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満開の紅梅。
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ここは東京都ですが、茅葺の民家があります。
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道沿いに続く平溝川・・・清らかな水が勢いよく流れています。
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道沿いにある案内板。
ここから《 高源寺 ⇒ 常福院 ⇒ 高水山 ⇒ 岩茸石山 ⇒ 惣岳山 ⇒ 御岳駅 》と歩きます。 -
軍畑駅から20分程で、曹洞宗の高源寺に到着。
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山門をくぐり本堂へ。
手前には芭蕉の句碑があります。 -
” 古寺の 桃に米ふむ おとこかな ”
(古寺の庭に来てみると、桃の花が美しく咲いている。桃の花を愛でることもせず、一心にコメを搗いている男は何を考えているのだろうか) -
本堂の左手奥に行くと鳥居があり、天之宮神社が祀られています。
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「天之宮」の扁額が架かった社。
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綺麗に手入れされた寺社でした。
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途中の畑にある満開の白梅。
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民家の前に寒緋桜が見事に咲いていました。
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舗装された急勾配の車道も終わって、砂防ダムの横の階段を登り、 登山のスタート。
この砂防ダムは、平溝川からの土砂災害から守るため、 東京都が平成4年から6年間かけて設置したダムです。 -
砂防ダムから少し歩いた所にある道標。
軍畑駅を出発してから約1時間・・・2.4kmもあったんですね。 -
沢に架かる橋を渡ってゆっくり登って行きます。
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” 立木に字をほらないで下さい ” と刻まれた道標。
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登山者が多い高水三山は道標がよく整備されています。
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4月3日には、この先にある常福院を折り返し点とする「青梅高水山トレイルラン」が行われます。
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高水山は信仰の山なので、登山口(一合目)から山頂まで「石標」が建っています。
ここは九合目・・・山頂はもうすぐ。 -
さらに山道を登って行くと石段があり、その先には『高水山』の扁額の懸った山門が建っています。
軍畑駅を出発してから、この常福院まで2時間弱。 -
歴史を感じさせる門構え。
高水山の山頂にある高水山常福院は真言宗豊山派の寺院です。 -
山門の左側には仁王像が・・・
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そして右側には、イノシシに乗る三面六臂の摩利支天像が安置されています。
摩利支天は、陽炎や日の光が神格化された神で、自在の神通力を持つとされています。
そのため、姿は見えなくても常に身近で陽炎のように人々を護る護身の神として人々から信仰を集めました。 -
山門から境内に入った所にある左右の石柱には、象が彫られています。
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常福院の不動堂は山火事のため焼失し、1822年に再建されました。
素晴らしい彫刻に目を奪われます。 -
不動堂の扉にある透かし彫りのような彫刻も見事です。
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高水山常福院の本尊は浪切不動明王。
仁寿3年(853年)、智證大師が唐に渡る時に海が荒れて琉球国まで流されます。
この時、大師が瞑目して不動尊を念じたところ、不動明王がへさきに立って剣で浪を切って危難を救ったといわれています。
そこで帰国後、不動明王像を彫ってここに安置したそうです。
堂の前には「浪切白不動明王 開運守護の剣」ということで、木製の剣が奉納されています。
左右に鎮座する狛犬は、和犬の石像・・・可愛らしくて、耳が小さいけどビーグル犬のよう。 -
鐘楼も立派です。
” どうしてもつきたい方は 願いをこめて一度だけ ” の貼り紙が。 -
常福院から10分ほど登り、高水山の山頂へ・・・軍畑駅から約2時間でした。
木の枝が少し邪魔ですが、展望も良好です。 -
小休止の後、次の岩茸石山に向かいます。
頂上を少し下った所に、誰かが ” 無事カエル ” を置いていました。 -
緩やかな尾根歩きが続きます。
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尾根伝いを歩いて行くと、途中に展望が開けた場所があり、幾重にも山の峰々が連なっているのが見えます。
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北側を見ると、飯能の名栗辺りが見えました。
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更に進んで岩茸石山の手前にある岩場の急登を頑張ります。
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高水三山で最も高い岩茸石山(標高793m)に到着。
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頂上は展望も良くて広く、昼食休憩に最適の場所です。
すでに何組か陣取っていましたが、我々もレジャーシートを広げてランチタイム。 -
岩茸石山からみた高水山。
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12時半前に次の惣岳山に向けて出発。
岩茸石山を下りた所は岩と根っこの道。 -
その後はスギとヒノキのなだらかな道を進みます。
岩茸石山から惣岳山までは、およそ40分ほど。 -
惣岳山の山頂の手前は、大きな岩を越えながらの急登。
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ここが、このコースの一番の難所・・・急な坂道を岩の出っ張りや木の根をつかみながら登って行きます。
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もう一息。
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やっと頂上に到達。
” 道悪し 走行注意! ” の看板が迎えてくれます。 -
惣岳山の山頂は木々に囲まれ、青渭(あおい)神社の社殿が建っています。
金網で厳重に囲まれた青渭神社は立派な造りですが、金網越しにしか拝めないのは少し残念。 -
もともとは本殿や拝殿、鳥居などいくつかの建物があったようですが焼失し、その後、本殿だけが再建されたのでしょう。
金網の中にある案内板を見ると、青渭神社の社殿は弘化二年(1845年)に再建とあります。 -
正面の彫刻が美しい。
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左の壁面の彫刻。
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裏側の壁面。
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右側の壁面・・・どれも素晴らしい彫刻です。
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金網に取り付けられた表示板。
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展望はありませんが、広々とした山頂です。
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高水三山をしっかり歩いた後は下山するだけです。
帰りの御岳駅へはここから3km。 -
10分ほど下ると、杉の大木が3本あります。
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木の間には、しめ縄が張ってあります。
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一番大きな「しめつりのご神木」・・・途中から幹が分かれています。
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4人で何とか届きました。
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これも巨木。
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鉄塔の横を通り、御岳駅に向かってドンドン下ります。
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植林斜面の急坂を下って行くと、慈恩寺の脇に出ました。
本堂はコンクリート製で、集会所のような感じです。 -
「奥多摩新四国八十八ヶ所霊場」第十九番霊場である慈恩寺は、真言宗豊山派の寺院。
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慈恩寺の入り口に祀られた石像・・・布袋さんでしょうか、大きな太鼓腹で笑っておられます。
慈恩寺の前にある青梅線の踏み切りを渡って右折すると、御岳駅はすぐ先。
高水三山は低山ながら、なかなか面白い山行でした・・・参加者の皆さん、お疲れ様!
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