2016/1 AUS&NZ15日間 3/4 <ロトルア>

2016/01/22 - 2016/01/24

2006年に滞在していたシドニーを10年越しの念願叶って再訪しました。隣国ニュージーランドでのファームステイと、帰国便乗継地での万里の長城寄り道も含め2週間の長旅となりました。

<旅程>
[12日目 1/22]
ロトルアツアー: ワイトモグロウワームケーブ、アグロドーム、テプイア
[13日目 1/23]
ファームステイ
[14日目 1/24]
オークランド: パーネルロード

<通貨>
NZD1≒78.58円 (2016/1)

<時差>
+4時間 (サマータイム)

エリア ロトルア(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

[12日目 1/22]
ロトルアは見所が多いので数日かけて観光することが一般的なようですが、前日にVeltraで効率的に回れる日帰りツアーを発見し急遽申込みました($295)。朝7時にオークランド市内のホテルに集合とのことで、滞在しているファームを早朝に発ちまだ薄暗いクイーンストリートへ。

オークランドを出発した観光バスは各国からの参加者を乗せて2時間半程でワイトモに到着。ロトルアの前に有名な土蛍ツアーが組まれていました。ワイトモ洞窟(Waitomo Glowworm Caves)

土蛍はとても繊細な生き物なので洞窟内は撮影禁止。洞窟の天井を埋め尽くす蛍の光のトンネルをボートで静かに進みます。ここの蛍はニュージーランドにしか生息しない土蛍で、餌を捕らえるために蜘蛛のように糸を垂らし、その糸に鍾乳石の雫が滴ってシャンデリアのようにキラキラしていました。

バス車内で昼食をいただきながらロトルアへ向けてさらに2時間ちょっと、アグロドーム(Agrodome)へやって来ました。羊の毛刈りや牧羊犬の追い込みなどが見られる観光牧場です。

毛刈りショーは刈る方も刈られれる方も慣れたもので、ものの数分で涼しい姿にされる様はあっけなくも圧巻でした。

牧羊犬ショーでは、逃げ惑う羊たちが最後にはおとなしく囲いに収まる不憫なかわいらしさに、同情に似た歓声が起こっていました。

羊の餌やり体験もありました。普段は臆病な羊も餌やりの気配を察して園内の遠くから集まってきます。
他にも、広大な敷地にアルパカや牛や馬が駆け回っていたり、ニュージーランドウールの売店があったりと、意外と充実の観光施設でした。

次なる目的地へ移動中の車窓から。ロトルア湖(Lake Rotorua)

ガバメントガーデン(Government Gardens)のロトルア博物館

代表的な温泉施設ポリネシアンスパ

ロトルアの中心地を抜けてテプイア(Te Puia)へ。地熱地帯に造れたマオリの文化センターで、集会所で催されるハカのショーや世界最大級の間欠泉を見ることができます。

ハカは近くで見ると地を踏む音が響いてきて迫力があり、動画撮影している人も多くいました。

一方、女性リードで歌われるワイアタはフラのようなたおやかさがあって全く違う雰囲気でした。

間欠泉の見える場所まで少し歩いて移動。一歩屋外へ出ると湯気と硫黄の臭いが立ち込めていました。

間欠泉が吹き上げる奥には天然温泉が見えます。

雲の筋と間欠泉のしぶきが同化しているような、白と青の空。

天然の温水プールに地元の人々が飛び込んでいるのが見えました。観光客は羨ましがるばかり。

盛りだくさんの日帰りツアーを終え、3時間かけてオークランドへ戻りました。

[13日目 1/23]
出かけずにファームで過ごした1日。乗馬をさせてもらったり日本食を作ってあげたり。

[14日目 1/24]
ニュージーランド最終日。夜のフライトまでまだ時間があります。

シティに用事があるというファームオーナーに送ってもらいパーネルへ。オークランドで最も古いと言われる住宅街にあるパーネルロード(Parnell Rd)は買い物に良さそうな通り。

乗せてきてもらった車に携帯を忘れたかもしれないことに気付き、公衆電話から連絡してみるも繋がらない。以降、落ち着かない気持ちのまま残された時間を過ごすことに。

不安を拭うように買い物を楽しんだ後、チョコレートブティックのアイスチョコレートを片手にクイーンストリート方面へとぼとぼ歩きます。

数日前に来たスカイタワー。その時同様スカイジャンプの受付カウンターに行ってみるも、夕方までいっぱいとのこと。ジャンプの着地ポイントからてっぺんを仰ぎ見てみました。

色々あったけど、最後に食べるものは食べておかないとと思いオキシデンタル(The Occidental Belgian Beer Cafe)へ。

グリーンマッスルといえばこちらと言われるほどのさすがの美味しさでした。味付けは色々選べて、これはチーズ&トマトだったか。

電車でファームに戻り荷物をまとめて空港へ。ファームステイもホームステイのように当たり外れがある中、親切なご夫婦で本当にありがたかったです。

日本に帰る前にもう1ヶ国寄り道を。30℃のオークランドから-10℃の北京へと向かいます。