2016/03/06 - 2016/03/06
937位(同エリア1498件中)
まいこさん
3月から4月にかけて、青春18きっぷの利用できる期間にエントリーできるマラソン大会を探していたらたまたま見つけた「静岡マラソン2016」に参加してきた。
2月はじめに別府大分毎日マラソンを走った後、インフルエンザで高熱を出したり、その後遺症で咳がなかなか止まらなかったり、20年以上前に虫歯治療した奥歯の詰め物が外れて歯医者に行ったら、詰め物の下で虫歯が進行しててかなり深刻な状態になっていたりと、書き出しただけでも結構ハードなことになっていた上に、とりあえず今回の別大で、今の自分にしてはそれなりの記録が既に出てしまってたので、実は大会参加に対するモチベーションは結構低かったりする。
妻の言葉を借りるならば、病み上がりのリハビリだからハーフくらいでリタイヤして早く帰ってきなよ、っていうくらいのいい加減な気分で出発する。なお、妻は前日に体調を崩したため、急遽、家でお留守番です。
05:15 藤沢−熱海 721M
藤沢駅始発の下り東海道線で熱海まで移動。例によって湯河原までグリーン席を購入して値段を浮かせつつ車内で朝食。トイレ近くのグリーン車に乗ってたんだが、静岡マラソン参加者と思しき人たちがトイレに入れ替わり立ち替わり向かうので、なんとなく落ち着かない。この人達はだいたい小田原で新幹線に乗り継いだみたいだ。
06:20 熱海−三島 423M
熱海から三島まで引き続き在来線で移動。車内ではシューズに計測用のチップを付けている人をチラホラ目にする。同じ経路で静岡に向かう人もそこそこいるみたいだ。
06:51 三島−静岡 697A (こだま697号)
三島始発のこだま697号は既に下りホームに停車中。静岡で下りることを考えて7号車に乗車。起床時に、セーターとジーンズを脱げばすぐに走れる程度に着替えは済ませていたが、三島までの道のりで既にかなり気温が高そうだったので、アームカバーは脱いで、手袋も使わない方の荷物に移す。足のテーピングも済ませて静岡到着。静岡駅からは地下道経由で駿府城まで移動。既にランナーの整列が始まっていて少し焦る(トイレとか済ませておきたいし)。大会事務局から事前に配達されていた荷物入れのための袋にキャリーバッグが収まらずに、さらに焦る(小さいポケットに入れた分が膨らんでしまったのが原因。事前に確認しといたのだが)。
まあ、とりあえず準備は完了。スマホをウエストポーチに入れていこうか迷ったが、とりあえずまじめに走るモードでAセクションに入る。レゲエの髪型した福田六花先生を発見。今年は別大ではなくてこちらにエントリーしてたのね。静岡県庁と市役所に挟まれた、県庁前の信号の所からスタート。なんでも一昨年、昨年と2年連続で冷たい雨だったそうで、完全に夏場の格好で走れる今回はかなりラッキーなのかも。8時20分にスタート。別大の時よりもスムーズなのは意外(別大の時は、でかいブームアームで吊り下げたテレビカメラをランナーの鼻先まで近づけてたから・・・)。
で、ろくに準備もできてないくせに、キロ4分30分くらいのペースで集団について行ってしまう。最初の30分まではそこそこ順調な気がしたのだが、駿府城に戻ってきてお堀を一周してようやく10kmの表示が見えて、ちょっと気が重くなる。この前の10km通過と比べ、あまりにも余裕がなかったのだ。やばい。14kmあたりで安倍川橋を渡って、安倍川右岸の堤防上を走るが、向かい風が辛く感じる。うーん、足も重いなあ。。。
17kmの表示が見えたところで早くも足が止まる。しばらく歩いて走り始めるが、どうも足取りが重い。既にキロ5kmが怪しくなってくる。とりあえず、22km過ぎに打ち切り地点があるみたいだから、そこで終わろうと思う。21km直前でエイド。もうそれほど走らないと決めたので、給食も有り難く頂戴しよう。こしあんのお饅頭を油で揚げたようなものをいただく。数十メートル先には、静岡おでんのテントが。地元の女子高生がマスタードとふりかけ(魚粉っぽいやつ)をたっぷり掛けてくれた。大根が茶色くなるまで出汁が染みこんでました。うまうま。
で、22.3km付近でリタイヤ。1時間45分で終了。走るのを止めてみると、やたら体調が悪いことに気づく。救護所でスポーツドリンクを頂いた後、収容バスに乗ってバスが動き出すのを待つことになるが、第4関門の打ち切りが11時20分過ぎなので、1時間以上待たないといけない。体調悪くても行ける先まで行っておいた方がよかったのかも、という気持ちがモヤモヤともたげてくる。
関門で打ち切りを喰らった人たちを乗せて、ゴール地点の清水駅東口に向けて出発。静岡市内はものすごく道路が整備されてて複数車線がデフォルト的なところがあるんだが、それでも遠回りをしないといけない関係上、ものすごい余計な時間がかかる。結局、戻ってこれたのは、スタートから4時間20分くらい過ぎたあたりだった。これなら、ゆっくりでも自分で走った方が早く戻ってこれたかもしれんな。。。
バスの中で待つ時間が長かったので、少なからずイライラしてた上に、完走して誇らしげにメダル掛けてもらった人たちを見ていたら、かなり悔しさがこみ上げてくる。着替えを済ませたら昼食も摂らずにさっさと帰ることにした(その割に、参加賞はしっかりもらって来たのだが)。
13:06 清水−沼津 2776M
御殿場線まわりの国府津行き列車が入線。列車が到着するところを写真に収めようとしたらデジカメの電池が切れた(ちゃんと充電しようという気が起きてないあたりも、今回のモチベーションの低さが伺えよう)。富士駅で福田先生は乗り換えのようだ。身延線−中央線−富士急ってルートかな? 熱海経由で帰った方が早いので沼津で乗り換え。
14:00 沼津−熱海 1452M 、14:31 熱海−藤沢 1598E
熱海駅ホーム上にあるキオスクで昼食代わりに、あんドーナッツを購入。さすがに手ぶらで帰るのは妻に対して後ろめたいので、温泉饅頭の小さな箱を一緒に買って帰る。一番先頭の車両はクロスシートで乗客もまばらなので、そこで昼食にする。ちょうど一時間くらいで藤沢に到着。妻が迎えに来てくれてた。妻が使うはずだった新幹線の乗車券・特急券を適当な乗車券に変更して帰宅。
ということで、今シーズン最後のフルマラソンは無念のリタイヤに終わりました。スタート時にスマホを持っていくという選択をしていれば、観光ランを楽しみつつ、4時間ちょっと切るくらいでゴールという感じに気分を切り替えるのが容易になっていたのかもしれません。そういう意味でもちょっと無念ではあります。
まあ、コースはアップダウンも少なく、天候さえ悪くなければ、山や海といった景色も楽しめるコースであることには違いがないので、別大で満足できてたら観光ラン、別大で3時間半切れなかった場合は真面目に走るっていう案配で、来年もエントリー&必ずリベンジしたいと思ったのでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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