2016/02/28 - 2016/02/28
217位(同エリア406件中)
ころたさん
わが町田ゼルビアは今年2016年、J2への復帰を果たした。その開幕戦は強豪セレッソ大阪! 相手にとって不足はない。かかってこい!!
その前に! 我が家のある境川沿いの我が家から町田陸上競技場まで、片道13㎞を自転車で行かねばならない。楽勝だろうって?何言っているんですか、あなた。町田は山と谷でできているって知らないでしょ。
そこには過酷な山道が待っているのであった。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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J2開幕はJ1より1日遅れの2月28日。処は町田陸上競技場、別名、野津田スタジアム。今日も元気に境川を出発だぁ。
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春の足音が聞こえてきそうなうららかな日差しに誘われたか、境川のスッポン君も日向ぼっこしている。
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野津田スタジアムはゼルビア自ら「天空の城」と呼んでいるように、町田の山の上にある。自転車でそこにいくのは、そりゃあ大変なのよ。
まずは境川をそれて、町田街道を走る。 -
それならバスで行きゃいいだろうと言うアナタ、行ってみなさいよ。それはそれで大変なんだから。まったくなんであんな所にスタジアムを作るかな。
と言いつつ、町田街道から鎌倉街道へ。ここは町田じゃ有名、菅原神社。菅原神社 寺・神社・教会
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さあ、いよいよ1つ目の難所、日向山・薬師池の峠越えだぁ。
地元じゃ町田南アルプスと呼ばれている。 -
日向山は標高106m。標高60mの我が家から40mも上らなければならない。通称、町田南アルプス。
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そしていったん下って、また上る。その上ったところが町田リス園。ここが標高70m。
町田薬師池公園四季彩の杜リス園(町田リス園) 動物園・水族館
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その反対側にある薬師池公園では、梅が満開。
ここまでで8km。約40分。けっこうしんどいです。薬師池公園 公園・植物園
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さあ鶴見川を渡ったぞ。いよいよ野津田の山だぁ。我々は町田中央アルプスと呼んでいる。
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ここから野津田スタジアムへ上っていく。
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「鎌倉古道」の標識が立つ。
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ここから左に折れる道はもう完全な山道。自転車も押していくしかない。
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まだかぁ〜。
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おぉぉぉぉ! 畑越しにゼルビアタウンが見えるではないか!
スタジアムのスタンドには、、もう大勢のサポーターが!!野津田公園 公園・植物園
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ついた〜。ここまで1時間10分。標高100mの野津田高地を制覇したぞっ!
とりあえず自転車を駐輪場へ。
うわぁ、何回か観戦に来ている野津田だが、こんなにたくさん駐輪しているのを初めて見た。 -
えっ、ウソ。チケットないの?
タカをくくって来ちゃった俺がアサハカなんだけど、ちょっとびっくり! 満員札止めはゼルビア始まって以来。 -
それでもチケットブース前で余ったチケットを売っているオバサンから、メインスタンド席を1000円で買って、事なきを得た。なんでもサポータ企業の人間で、会社からもらったらしい。
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ゼルビアタウンもいつになく混雑。ランチを仕入れるのも長蛇の列だ。
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ちょっとしたイベントもやってます。町田のよさこいだかソーランだか。
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それを尻目にエントランスに向かう。ゼルビアで一番有名なのは相馬監督と言うのは、ちょっと悲しい・・・
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おぉぉぉ! プレーヤーはもう着いているぞ。
ゼルビアバスとセレッソバスが並ぶ。 -
今日のランチはホットドッグでいくか。500円也は、まあスタジアム価格だな。
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ついでに肉の串焼きも。こっちも500円。
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さあ、いよいよスタンド入り。
待ってろセレッソ!目にもの見せてやる!! -
って思っていたら、ホントに待ってたよ、大挙して。アウェー側スタンドをピンクに染める大応援団。その数 約500人。みんなユニフォーム姿で気合を入れて、チャントを叫ぶ。
野津田公園 公園・植物園
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対して我がゼルビア側は...ありゃぁ少ないぞ。15000円也のレプリカユニフォームに身を固めたコアなサポーターは100人足らず。
そりゃぁホームですから、スタンド全体はゼルビアブルーに染まっているんですがぁ、野津田公園 公園・植物園
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そのほとんどは金1500円也のタオルを掲げた、なんちゃってサポーターですから(俺も含めてぇ)。声高にチャントなんて歌えません、ちゃんと・・・
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と言うことで、応援合戦ではセレッソの圧勝です。
がんばれゼルビア! 試合の前にまず応援でがんばれ!
ちなみにこの写真は何を言いたかったのかと言うと、ホラッ、見たことないスポンサーばかりでしょ。これがいいのよ、この地元感が。野津田公園 公園・植物園
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午後2時。いよいよ選手入場だ。
その前にオープニングセレモニーがあって、町田の石阪市長がなんとコーナーキックから見事にシュートを決めて見せた。コケないか心配だったのだが、練習したのね。 -
ゼルビアはエース鈴木孝を始めベストメンバー。
対するセレッソは香川とフォルランを欠くものの(モウイナイイナイ)、柿谷、茂庭に外人3名とこちらもベスト! -
うおぉぉぉぉっ、満員札止めのスタンド(って言っても10000人だけど)も、盛り上がってきたぜ!!
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ゲーム序盤押し込まれたものの、その後の前半はゼルビアが圧倒していた。シュート数はセレッソの2倍。何本も枠を捕らえており、相手キーパーの好セーブに阻まれた。
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固唾をのんで見守るメインスタンド。やっぱナンチャッテサポーターでは統率のとれた応援は難しい。野球みたいに応援団が来ればいいと思うのだが。
野津田公園 公園・植物園
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と、気が付けばテレビ中継をしているではないか! しかもJ3でのしょぼいカメラやスタッフと違うぞ。まあセレッソ目当てなんだろうけどぉ。(ヒガムンジャナイ)
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押しに押しているゼルビアに決定力はない。
このコーナーも空砲に終わった。
その直後、反対にセレッソにコーナーキックからMF山村にヘッドを決められてしまった。 -
盛り上がるセレッソサイド。
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そして終了のホイッスル。0対1でセレッソ勝利。
順当といえば順当だが、勝機はあった。いくつも。 -
まあ、いいゲームだったよ。次の京都サンガ戦に期待しよう!
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帰路につこうとしたところ、なんという人並。野津田でこんなに人が入ったことないからね。管理者側も大わらわだ。
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そして最寄りの鶴川駅までのバスはこの状態。自転車も大変だけど、バスはもっと大変なのよね、ここ。
多摩モノレールを延ばすって言う計画、早く実現しないかな。それまで俺は厳しい山越え輪行だ。 -
同好の志も多いよ。まあ帰りは楽チンだけどね。
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帰路は山道ではなく、メインルートで帰った。野津田の山をぶち抜くトンネルは5年ほど前にできたばかり。それまでは自動車もくねくねと山道を超えていたのよ。
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そのトンネルの脇に、ゼルビアがやっているフットサルコートがある。
トンネルを抜けると、また上り坂だ。 -
午後4時過ぎ。町田南アルプスの頂点、リス園はもう閉演していた。
ゼルビア敗戦で、一層重くなった俺の足取りでは、どうせ寄る気も起きないけどね。町田薬師池公園四季彩の杜リス園(町田リス園) 動物園・水族館
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