2016/02/28 - 2016/02/28
43位(同エリア179件中)
銭形幸一さん
3月末に黒戸尾根を山仲間と登ろうと計画。
ここ最近、長い距離歩いていないので喝を入れる山行がしてみたいと思っていた。
芦安から避難小屋泊で鳳凰三山ピストンか駐車場までノーマルタイヤで行ける甲斐駒黒戸尾根で迷ったが、今回の黒戸尾根日帰りチャレンジに。
3月末に黒戸尾根は小屋泊で歩く。
下見を兼ね、ダメ元で日帰りピストンチャレンジ、そして撃沈(笑)。
無雪期のコースタイムが山高の標準タイムの8掛けだから9掛けくらいで歩けるかな…と安直に考えていたがなんと1割増し…。
トレーニング不足、身体重いのを差し引いても雪があれば山高の標準タイムくらいの時間がかかるのがわかったのが大きな収穫。
久しぶりに心と身体の欲求に忠実になり休みたい場所で休む山行。
自分の弱さと山の大きさを実感できた。
去年の6月に初めて黒戸尾根日帰りし下山した時並みに打ちのめされた感じ。
やはり日本三大急登、舐めてかかって散々な結果に終わってしまった。
それにしても甲斐駒ケ岳の荘厳なこと…。
無雪期も八合目過ぎ、見える甲斐駒もイイのだが雪を纏っているとより一層、荘厳に見える。
来月は七丈小屋泊でモルゲンロートの甲斐駒を見ながら登り、今度は山頂まで歩を進めたいと思う。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
04:07
尾白川渓谷の駐車場(標高:770m)。
性懲りもまたなく来てしまいました。
相変わらずの無表情。 -
05:57
落ち葉で埋もれる登山道を歩き笹の平分岐(標高:1,470m)通過。
年末年始を経て貫禄(贅肉)が付いたので身体が重い重い。通過時間12分遅い。笹の平分岐過ぎしばらくすると雪が間断なく登山道を覆い始める。この手前でチェーンアイゼン装着済み。 -
06:41
だんだん日の出が早くなってきた。 -
イチオシ
かなり陽が高くなっている。
-
なんて場所なんだろう?
鳳凰三山のピーピングスポット。 -
ちょっと靄ってる。
風無いから森林限界超えても安心して歩けそう。
今回は八合目で撤退したので杞憂でした…。 -
この雰囲気イイね。
-
07:40
刃渡り。前回よりも40分遅いペース。そんな難儀する箇所無かったのにこりゃ〜まずい。
今回、12時半撤収ルール。山頂辿り着けるか微妙…。 -
08:06
刃利天狗(標高:2,049m)。
もうマッタリモードです。 -
あさよさん(アサヨ峰)かな?
南ア北部の山らしからぬ雪の付き具合。 -
黒戸山の巻き道を終え、下りに入ると本日のラスボスが見えてきた。
相変わらず遠いなぁ。今日のあなたは高嶺の花でした。
焦点が合ってないのはご愛嬌。 -
ドン!ドン!!ドン!!!
【閲覧注意】
ヘタレハイカーは心が折れてしまいます。
ガスって見えない方が精神衛生上良いかもしれない。
(*´Д`)=3ムリ
今日はもうここで心折れた。 -
12時半まで。どこまで行けるかな。
八合目までは行きたい。
体力削られて山頂直下の核心部の通過はしんどいな。
どうせ3月末に一泊刻んでまた来るし。 -
09:04
五合目小屋跡下。
黒戸山の巻き道の下りでアイスバーン箇所が散見されたので12本爪アイゼンに切り替え。
この時点で10月と比べ1時間10分近く遅れている。
シャリバテ気味。2時間に一回補給食食べているが二回分消費してしまった。水の消費も早いのなんの。
こりゃ〜ダメだ。
\(^o^)/ -
じゃん!
-
登りきって黒戸山。
(*´Д`)=3ハァ・・・
もうダメ。 -
しばしの執行猶予。
-
手前の黒い山越えりゃ〜七丈小屋。
こっからズドンと降りる。
( ;´Д`)ヒィィィィィィー! -
降りてしまった…。
登らにゃ〜いけなくなっちまった。 -
イチオシ
梯子、鎖場登りきって。
2,253mの黒戸山よりまだ低い。
夜叉神からの鳳凰山だと稜線に出るくらいの標高差は登ってきたのにこの眺め。
キツいよ、積雪期の黒戸尾根…。 -
10:28
七丈小屋(標高:2,470m)。
披露困憊。同じ埼玉県から来た方と頑張って山頂目指しましょうと励ましあう。ここまで来たんだからヘッドランプ灯して下山してもいいから山頂目指そう!という気になる。 -
テン場手前からこんな感じ。
トレースはばっちり。
こんな雪の登山道歩きたかった。
気持ちが昂ぶる。 -
テン場乗越え後ろを振り向く。
結構登ってきた。 -
無雪期でもキツイ場所なのに。
足置いて体重かけるとズルズル下がる。
(llllll゜Д゜)ヒィィィィ蟻地獄… -
( ;´Д`)…
八合目が遠い…。 -
もう心が折れた。
九合目の二本剣撮れそうもないのでこれで我慢。
(ー。ー)フゥ -
イチオシ
長ぇなぁぁぁぁぁ。
-
二枚前の写真からこれっぽっちしか登っていない。
m9(^Д^)
ヘタレハイカー撃沈。 -
イチオシ
あんた、とんどもなく強かったよ…。
-
山頂立ちたかった。
登攀は3月末にこーさんと一泊二日で黒戸尾根攻めるんでその時のお楽しみ。
団十郎(甲斐駒ケ岳)、やっぱり格好イイ! -
11:52
八合目御来迎場(標高:約2,700m)。
ここで撤収。
積雪期の山行で一番の標高差上がった。
何度も日帰りしてる残雪期、夜叉神から鳳凰山が標高差1,500mで今回が1,900mちょっと。
鳳凰山<<越えられない壁<<甲斐駒黒戸尾根
まぁ、頑張ったよな…と自分を励ます。 -
七丈小屋で話した同じ埼玉県のハイカーさんに撮ってもらいました。
その方もここで撤退です。 -
撤退だけど清々しい気分。
こんだけの眺めが見れたんだもん。
贅沢言ったらバチが当たるよね。
三末にはここでモルゲンロートの団十郎見てみたい。 -
腰落してここでメシ。
風も無いし気持ちいい眺めを満喫。 -
イチオシ
こんな場所にホテルあったら一泊三万くらい出してもいいかも。
甲斐駒ビューの部屋…もちろんアシは自前。アクセス最悪だね(笑)。
極上の眺め。 -
鳳凰三山そして早川尾根。
奥に喜多さん(北岳)。
ふじこちゃんは見えず。 -
イチオシ
鳳凰三山。
再来週行けるかな…。 -
あさよさん越しに喜多さん。
喜多さんはやっぱり千両役者。 -
12:36
名残惜しいが下山する。
登山口着く時に暗くなっちゃうもんね。
三月末には頂踏む。
( ゜Д゜)9m マットケ団十郎! -
甲府盆地がはるか下…。
下山すんの骨。 -
貫禄あり過ぎ。
-
下りは楽チン。
-
イチオシ
思ったより雪があって良かった!?
いや、良かった! -
-
13:02
七丈小屋。ピッケルをザックに収納。
結局八合目から七丈小屋までの下りしか使わなかった。 -
鳳凰三山を見上げるような標高まで降りてきた。
-
面倒な鎖場、梯子控えてる。
その直前の登山道。 -
この先、急降直下。
さすがに三度目だと、こんなもんだっけ?と拍子抜けする。 -
振り返って。
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まさに山を越え谷を越え。
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釈由美子さんすっぴん。
-
適当に写真撮りながら下る。
-
五合目小屋跡手前の梯子。
14:06
五合目小屋跡の下着。12本爪アイゼンからチェーンスパイクに。 -
さよなら団十郎。
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黒戸山の巻き道。
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ガリガリどころかテッカテカ。
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フォトジェニックな切り株。
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そこそこ積雪ある。
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15:20
刃渡り。暗くなる前に下山出来そう。
ここだけの話、ズルッと滑り落ちそうになった。
鎖掴んでいたから良かった。
体力ある上りの時はさほど危なくないけど疲れ切った下りの通過は気をつけないと。 -
鳳凰三山が笑ってます。
甲斐駒はキツかったろ(笑)って。 -
相変わらず長い下り。
-
16:14
笹の平分岐。 -
17:28
娑婆に辿り着いた。
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