ANASFC修行2016　エアチャイナビジネスクラス0泊2日シンガポール編

2016/02/27 - 2016/02/28

SFCの修行としてエアチャイナ（中国国際航空）のビジネスクラスに搭乗しました。
ルートは関空-北京-シンガポール-北京-関空です。予約はエアチャイナのホームページから関空-シンガポールで検索して往復105170円でした。修行が目的のため観光はしていません。というか空港から外に出ていません。家から関空までの移動などは省略しますが空港以後は飛行機代金105170円以外かかってません。SFC修行に興味が無い方にはこの旅程は理解不能だと思いますが少しでもご参考になれば幸いです。

エリア シンガポール(シンガポール)

1レグ目の関空-北京は土曜日の9時発です。題名に0泊2日と書きましたが実は前日大阪に泊まり6時半頃関空に着きました。
エアチャイナ（CA）のチェックインカウンターはJALの制服を着た方がおこなってました。エアチャイナはスターアライアンスですが搭乗口がJAL側のsouthになりますのでサクララウンジのチケットを貰えます。FASTレーンのチケットもくれましたが早朝なので普通のレーンも混んではいません。

出国手続きは前回成田空港で登録した自動化レーンを試してみましたが問題なく出来ました。
関空は出国審査通過後に搭乗口がsouth側とnorth側に分かれます。改めて考えてみるとCAのビジネスクラスチケットがあればANAのラウンジも入れるのではないかと思い、時間に余裕もあったのでnorth側のANAラウンジに行ってみたら無事に入れました。ただ出発の便が無かったのか人も少なくホットミールは準備中でした。サラダやおにぎりなどがあっておいしくいただきました。

ANAラウンジを早々と退出しスカイトレインを乗り継ぎサクララウンジに来ました。1度のフライトでANAラウンジとサクララウンジ両方利用出来たのはかなりレアな体験だったと思います。こちらはそこそこ混んでました。

いよいよエアチャイナ初搭乗です。他の方の搭乗記で見ていたので元々期待はしていませんでしたが関空-北京はエアバスのA321という機体です。ビジネスなので座席は広々していますが背もたれは少ししか倒れません。モニターもありません。ビジネス席は16ありましたが6、7人しか埋まってませんでした。

乗ってすぐにCAさんから飲物を聞かれシャンパンを希望したのですが言葉が通じずビールを頼みました。離陸後安定飛行に入ってすぐ食事が出て来ました。事前にチャイニーズかウェスタンか聞かれウェスタンを頼みました。まずは前菜とパンが出て来ました。

メインの肉です。ナイフで切ると中はレア仕様でした。レアは嫌いではないのですが牛肉というよりは生ジンギスカンみたいでした。味もイマイチ。勿論CAさんに何の肉か聞く勇気も語学力もないので半分近く残して下げてもらいました。お腹は壊さなかったので良かったですが中国なだけにいろいろと心配してしまいました。

デザートのケーキは美味しかったです。
途中CAさんがシャンパンの瓶を持ってきて「さっきはこれの事なのか？」的な事を言われそれからは何度も注ぎに来てくれました。やっぱり英検4級程度の語学力だと苦労します。

3時間ほどで北京国際空港に到着しました。他の方の体験記では沖止めとの情報でしたがボーディングブリッジでした。最初乗り継ぎの仕方が分からず「国際線乗継」の看板の所に暫く並んでましたがかなかな列が進みません。よく見ると先はカウンターだけだったので恐らく乗り継ぎチケットを持っていない人の列でした。自分は関空でPEK-SINのチケットも発券してもらっていたので列に並ぶ必要がありませんでした。

何とか乗り継ぎ手続きを済ませラウンジに向かいます。中国国際航空はファーストラウンジとビジネスラウンジがありました。両方行ってみましたがグレードの違いは全く感じませんでした。食事とアルコールの種類も全く一緒でした。

2レグ目はPEK-SINです。エアバス330という機体でこちらは先程の321と違いほぼフルフラットになります。モニターも着いてます。30席あって10人程度の搭乗率でした。

機内食は相変わらずイマイチでした。搭乗するとすぐにメニューを渡され離陸前にはどれにするか聞かれます。決めるとメニューは回収されてしまいます。何を頼んだのかよく覚えていないのですがこの肉は何の肉だったかわかりません。美味しくなかったので残してしまいました。因みに写真を撮っていたらベテランCAさんに注意されました。それから写真以外でもスマホなどのモバイル端末をいじっていると機内モードとか関係なくやめるように言われます。軽く言われる程度なので見ていない時なら問題ないと思います。

食事にはガッカリしましたがアルコールのメニューにシャンパンがあり何度もおかわりさせてもらいました。

22時頃無事にチャンギ国際空港に到着しました。実は今回の修行はここが1番気にしていた所です。エアチャイナは遅延しやすいとの情報がありましたので乗り継ぎに失敗したら大ごとです。北京から乗ってきたCA969とシンガポールから北京に向かうCA970は同じ機材との情報だったので置いていかれる事はないと思ってましたが。自分の場合は運良く？大きな遅延はありませんでした。
折り返しのチケット発券手続きももう一つの関門です。勿論預け荷物は無いですしシンガポールに入国もしません。乗り継ぎカウンターへ直行しモニターにエアチャイナのマークが出ている受付に行きました。受付のお姉さんにプリントアウトした旅程表を見せると案の定不思議がられ「北京からシンガポールに来たばかりでまた北京に行くんですか？」と質問されました。「そうですけど何か問題でも？」的な表情を浮かべながらひたすら「イエス」、「イエス」と何度も繰り返し何とかSIN-PEKとPEK-KIX2枚のボーディングパスを発行してもらえました。

チャンギで時間があったらもう一つ試してみたかった事がありました。シルバークリスラウンジの入室です。このラウンジはスタアラゴールドの資格を持っていてもエコノミー席だと入る事ができずビジネスクラス以上となります。ただエアチャイナの発着はT1でシルバークリスはT2とT3にそれぞれあり、ネットで検索しても入室できるかの情報がまちまちでした。とりあえずスカイトレインに乗りターミナル2に向かいました。

受付にチケットを見せたところ無事に入室出来ました。ここではシャワールームを使わせてもらいその後軽く食事をいただきました。写真はイマイチですが食べ物やお酒の種類が豊富で確かに高級感は感じました。ただお腹が一杯だったのと時間に余裕がなかったからなのか他のラウンジと比較して大きく変わるという訳ではなかったです。チャンギだけで言うと個人的には昨年利用したカンタス航空のラウンジの方が良かったと思います。勿論入れていただいただけでも感謝しております。

本来行くべきT1のSATSラウンジは時間がなく行けませんでした。北京行きのA330は定刻通り0時45分に出発しました。シンガポール滞在時間はわずか2時間でした。

搭乗するとビジネス客全員CAさんからロクシタンのポーチをもらいました。中身を見るとスキンローションとリップクリームがロクシタン製で後はノーブランドの歯ブラシ、アイマスクでした。

席は半分位埋まってました。離陸後安定飛行に入ると食事が出て来ました。自分以外は恐らく中国系の方です。深夜便のせいか食事を頼んでいる人はあまりいません。元々機内食のレベルを理解しているのかもしれません。

定刻通り北京国際空港に到着しました。乗り継ぎは前日に経験しているので迷わず出来ました。ファーストラウンジで朝食をとりました。揚げパンが美味しかったです。

いよいよ最終レグのPEK-KIXです。これまでと違い何故かビジネスクラスはほぼ満席でした。機材は行きと同じく残念なA321です。機内食を頼んでいる人は半分位でした。味ですが個人的には機内食よりラウンジの方が上だと思います。

定刻通り関空に到着し修行が無事に終了しました。今回は全便ビジネスクラスということで贅沢な修行を期待していたのですがやはり評判通りで食事、サービスなどトータル的に大した事はなかったです。でもいい経験は出来たと思います。
今回の修行の成果です。
まずはプレミアムポイントから
KIX-PEK 1092×1.25＋400＝1765
PEK-SIN 2790×1.25＋400＝3888
（1765＋3888）×2＝11306PP
105170円÷11306PP≒PP単価9.3
マイルは
（1365＋3488）×2＝9706マイル
PP単価が10円を切っているのでまずまずではないでしょうか。
最後まで見ていただきありがとうございました。