2016/02/26 - 2016/02/26
204位(同エリア2855件中)
かっちんさん
東京の染色産業の中心地だった新宿区の落合・中井には、川筋の染工場の職人たちが川のあちこちで染め物の水洗いをする風景がありました。
時代とともに着物産業が下火になり、妙正寺川流域では染め職人が今でも工房として維持しています。
毎年2月下旬の3日間、街自体を染め物ギャラリーに見立てたイベント「染の小道」を開催します。
中井駅前の商店街には「のれん」を染めた100枚の作品が各店舗に飾られ、「道のギャラリー」になります。
街を流れる妙正寺川には、色とりどりの反物を川面に架け渡すことで、昭和30年代の染め物を水洗いする様子を甦らせ、「川のギャラリー」になります。
今年の「染の小道」は2月26(金)〜28日(日)です。
かっちんは初日に訪れ、中井の街歩きをしたので紹介します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
染の小道(ポスター)
最寄り駅は、西武新宿線または都営大江戸線の中井駅です。
かっちんはJR中央線の東中野駅から中井まで、山手通りを15分ほど歩いていきます。 -
中井周辺の地図
「染の小道」は、中井駅周辺商店街がのれんを飾る「道のギャラリー」、妙正寺川に反物を飾る「川のギャラリー」があります。
西武中井駅の踏切を渡った小さな広場に臨時案内所が設けられ、そこで道のギャラリーマップを配布しています。
道のギャラリーマップは、エリアを駅前、川南、川北に分けて店舗と展示作品の内容が案内されています。 -
産経新聞店の「春の海」
東中野から歩いてきたので、川南エリアの「紅型の小道」から「のれん」を見ていきます。
紅型(びんがた)染めとは、沖縄を代表する伝統的な技法で、型紙で糊を置き、刷毛で色を挿します。 -
上落合郵便局の「菊の花」
-
東京信用金庫の「花鳥繚乱」
染色体験講座「百人のれん」に参加した15名が染め上げた作品です。 -
信用金庫のロビー
染め物を制作する様子の写真が展示されています。 -
青果清水屋の「椿と梅」
春の花をイメージできます。 -
伊野尾書店の「琉球小丸紋散文」
琉球紅型の伝統の小丸紋を散らしています。 -
D'sヘアーサロンの「犬もあるけば」
いろはかるたの可愛いつるし雛です。
作者のコメントは、「頭文字をつなげてみてください」です。 -
スーパーIZUMIの「蝶々」
綺麗な蝶々が飛んでいます。 -
中国料理菜来軒の「橘」
毎日沢山のお客様が来店されるにぎやかなお店をイメージして、カラフルに仕上げています。 -
イタリアンキッチン・オリーブモンドの「鳥遊ぶ」
-
川のギャラリー
妙正寺川の寺斉橋からの眺めです。
色とりどりの反物を川面に架け渡しています。
反物は江戸小紋や友禅染めなどで着物に使うのが難しいストック品などを提供してもらい、展示用に手を加えています。
では橋を渡り、駅前エリアの「道のギャラリー」を先に見学します。 -
コーヒーBotinの「珈琲うさぎ」
可愛いうさぎさんですね。
おや、木の上にいるのは猫かな・・・ -
荒井時計店の「スマート」
作者のコメントは、「クスッと笑ってもらえるような、力の抜けた作品を心がけてます」
ゴリラの家族ですね! -
時計店内の展示
「染の小道」をデザインした手ぬぐいを並べると「のれん」になります。 -
日本そば尾張屋太吉の「花水車」
ソバの花と水車をメインに、花を川に見立てて描いた友禅染めです。 -
東京花壇の「ひらり、」
ここは山手通りの陸橋をくぐった川北エリア西側の「型絵染の小道」です。
花屋さんらしいデザインです。 -
紀州梅干し味覚庵の「ころん、ころん、」
梅干しがころん、ころんですね。
このエリアは文化学園大学の学生さんが制作しているので、作成意図がわかりやすいです。 -
栄橋からの眺め
再び西武線を越え、妙正寺川の上流(西側)に来ています。 -
ソウル南山の「穴ぼこ」
ここは東京造形大学が制作した「造形の道」です。
作者のコメントは、「小さい頃、穴を掘って石ころなどの宝物を入れていた記憶からデザインを起こしています」です。 -
居酒屋錦山の「カクカクシカジカ」
作者のコメントは、「歩きながら愉しく動き出すリズムをイメージしています」です。 -
イチオシ
カフェCuiCuiの「春の声」
藍染めと草木染めの生地をコラボして表現しています。
爽やかな春の風が吹いていますね!
ここから一般人の作品です。 -
イチオシ
東京堂化粧品店の「Welcome」
染液をヤカンから注ぎ染める「注染」で制作しています。
裏表なく、くっきりした所とボカシの自然な柔らかさがあります。
このデザインは素晴らしいですね。 -
macky cafeの「南天更紗」
作者はのれん参加が今年で5回目となるベテランの方です。 -
夏みかんの下をたなびく反物
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まさに「川のギャラリー」
反物は約300m続きます。 -
川面に映る反物
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彩りのある反物
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豊富なデザイン
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イチオシ
素晴らしい景観
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反物の影もカーブを描いています
-
イチオシ
西武線電車も「川のギャラリー」に参加
大正橋から眺めています。 -
昭和の面影が残る家並み
妙正寺川を渡り、工房が多い川南エリアに来ています。 -
イチオシ
染の里「二葉苑」
工房見学と染色体験ができるところで、江戸染めのショップもあります。 -
おかめ工房の「花鳥風月」
古民家の紅型工房で、紅型体験ができます。 -
友禅工房枝芳の「月下美人」
この工房は、手描き友禅染めで「染の小道」に当初から参加しています。 -
ギャラリーさくらの「小鳥の花園」
花輪の中に向き合った小鳥の柄を、紅型で染めています。
素晴らしいデザインですね。 -
怪しげなおじさん
帽子にカマキリとバッタが・・・
子どもに人気がありそうです。 -
アルテリア・ベーカリーの「大きなメロンパン」
江戸時代から続いている天然灰汁発酵建ての藍染めです。
確かに、大きなメロンパンそっくりです!
ここは妙正寺川を再び渡り、駅前エリアにいます。 -
時計眼鏡ミナクチの「ブロウウィンドブロウ」
五月の風にたなびく鯉のぼりの意匠をアレンジしています。 -
四季の和菓子おおき屋の「甘い生活」
作者は、「甘くて可愛らしくておいしくて、そんな和菓子をのれんにすると、なくならないからいいな と思いました」
なるほど。 -
サイクルショップいしいの「輪りんリン」
作者のコメントは、「輪輪輪、リンリンリン、車輪をモチーフにしたらこうなりました」です。
自転車屋さんにぴったりの「のれん」ですね。 -
白雪鮨の「四季の雅」
創業明治20年の仙台の染物屋「永勘染工場」が制作し、和風の伝統的な文様で四季を表現しています。
ここは川北エリア東側の「絹の小道」です。 -
洋食ぺいざんの「満福」
この洋食屋さんは故赤塚不二夫が通っていたお店です。
エビフライが食べたくなりました。 -
ろばた焼 権八の「粋・新鮮」
新宿区「技の名匠」が糸目友禅で店の雰囲気をのれんに染め上げています。 -
うなぎ串焼くりからの「飛翔〜炎〜」
不動明王の迫力を手描き友禅で表現しています。 -
栗原歯科医院の「窓の外に」
自作水彩画を友禅染めにしています。
テーマは「患者さんのブルーな気持ちを癒す」だとか。 -
自家製粉二八そば長寿庵の「飛翔〜一緒に遊ぼう〜」
-
宇田川文正堂の「飛翔〜優雅〜」
文具店なので、色鉛筆がデザインされています。
おわりに
お近くの方は、「染の小道」を訪ねてみませんか。
中井の街全体が染めの技術をギャラリーにして紹介しています。
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