2015平渓天燈節

2015/03/04 - 2015/03/06

すでに一年が経とうとしていますが、今年行かれる方のお役に立てればと思います。

2015年3月5日に、平渓に行こうと決めたのは前年の12月くらいでしょうか。すでにツアーなどはいっぱいで、個人手配をしていくしかありませんでした。ただ上がるランタンを眺めるだけなら個人手配でも大丈夫でしたが、私はどうしてもランタンを上げたかったのです。
ネットで調べると、平渓線は大混雑だとか、整理券をもらわないとランタンを上げられないとか、いろいろ書いてありましたが、英語は単語程度であとはジェスチャーでなんとかしようとする私1人ではとてもたどり着けないと判断し、地球の歩き方の旅スケという、旅仲間を募集するサイトに書き込みをし、同じように平渓に行く予定の方の書き込みにもコメントし、何人かで当日台北集合で行くことになりました。
台北は、2回目でしたが一回目は台北通の友達と行ったので1人で行くのは初でした。
1日目は、台北に着いたのが15時くらい。ホテルでチェックインしてから、台北101に行き、雲の隙間から夜景をチラ見。夕飯は、101の下にある鼎泰豐（ベタ）に行き小籠包を堪能。台北通の友達曰く、あまり美味しくないと、前回は連れて行かれなかったのですが、美味しかったなぁ、私には。
当日は、早めに行って、11時から配布される整理券をゲットしよう、ということになり、中山駅で8時に集合。総勢7人にはなりました。大学生もいましたね。
動物園前までメトロで向かい、そこからは、会場までの連絡バスに乗ります。行きだけお金を払います。早い時間だから人はいないと思いきや、バス乗り場はすでに列ができていました。
でも、それほど待たずに乗ることが出来ました。山道を進んで、約1時間くらいで会場に到着。会場に着く前には山の木にランタンのカスが結構落ちてました。よくよく考えてみれば、ランタンは紙で出来てますが、燃料の油がなくなれば落ちてゴミになります。空に上がるたくさんのランタンを見に行ったのですが、ゴミになっているランタンをみて、複雑な気持ちになりました。
現地は小雨。天気が悪くならないことを願いました。
整理券配布のテントに向かって、ロープで囲われ2列ありました。ランタンを飛ばしたい時間で分かれて並んでいました。
ランタンは、8回くらい？に分かれて飛ばすことが出来ます。1回目や2回目で飛ばせば、混雑する前に帰りのバスにも乗れます。私達は初回でランタンを飛ばして、早めに帰ろうと決めていました。ランタン1つに整理券1枚、1つのランタンで4人参加出来ます。2枚の整理券をゲットし、夕方の本番まで十分駅前でウロウロ。人が多く、座って食事できるところを探すのが大変でした。しかも寒かった。台北とはいえ、暖かい格好で行ったほうが安心です。早めに現地入りする人は特にです。
ごはんを食べながら、すぐそばを平渓線が走るのを見るのもなかなか楽しかったです。列車が来るのは、笛が鳴るのですぐにわかります。笛の音で、一斉に線路の上にいた人が散っていきます。
カフェに並んで、入って暖をとったりしました。そのカフェは、あまりに混むので、入る時に紙に時間を書き込まれ、入店していられる時間が決められていました。あとは、少し歩いて十分瀑布にも行きました。滝への階段は少し滑りやすいです。ナイアガラとも呼ばれているようですが、確かに小さなナイアガラのようです。
カナダのナイアガラに比べたら規模が違いすぎますが、形は似ています。
時間つぶしがかなり辛かったですが、17時くらいからランタン上げが始まります。初回はあまり暗くなく、ランタンが綺麗に見えないのではないかと心配していましたが、なんてことなく、いい感じの暗さになりました。
後で列に入るのは大変なので、先にトイレは済ませておくほうが正解です。何回目に上げるか、その回の何番か、で列が決まります。かなりややこしいです。列のまま会場内に入ります。ランタンを上げる位置も決められています。ランタンが渡されると、マジックペンでランタンの4側面に願い事を書けます。が、ペンは1本しか渡してくれないので、自分で持って行くほうがいいかもしれません。書く時間はかなりありましたが、火を点けてから飛ばすまではあまり時間がありません。合図もちょっとわかりにくいですが、そばにスタッフがいるので、今今！と教えてくれます。笑
自分達の上げたランタンが周りのランタンに紛れながら暗闇にどんどん小さくなり消えていく姿は、神秘的で、眺めながら涙が出ました。
ランタンには、今はもう会うこともできないある人への想いをのせました。きっと、届いたに違いない！

エリア 台北(台湾)