2015/12/28 - 2016/01/01
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Prof.Chickenさん
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エクアドルの首都、キトにやって来ました。キトと言えば旧市街が世界遺産に登録されていること、赤道が通っていること、そして旅人がスリや強盗にものすごくよく遭うと噂されていることで有名です。3つ目のは経験したくないですが(^_^;)
さて写真は僕が赤道をまたいで、北半球と南半球を同時に味わっている姿です。なぜ2枚あるのかって?
左の黄色い方が昔からある有名な記念碑なんですが、実はこの20年の間に軍のGPSによって、赤道はここじゃなかったことがわかっちゃったんですよ(^_^;)
右の赤い方が本当の赤道です。今ここには「ムセオ・インティニャン」という施設が置かれているのですが、赤道の不思議を体験させるそれはそれは素晴らしいツアーを展開してくれています。感動しました。みなさん、行くなら本物の方ですよ!
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まず赤道の方からご紹介しましょう。市内からトロリーバス(ちゃんと車道の真ん中に専用レーンと駅があります。コロンビアのとは違ってガタゴトしてます)に乗って、写真のオフェリアターミナルへ。0.25ドル。30分。
右の、オレンジの方に並んで下さい。で、「ミタッド・デル・ムンド(世界の真ん中)」までバスに乗ります。たぶん周りがここだと言ってくれます。0.15ドル。30分。合計48円で行けちゃいます。 -
まずは巨大記念碑めがけて、偽物の赤道へと入場です。
入場料(シテイエントリーとか、シテイアクセスとか書いてあるのが敷地内入場の意味だと思います)3.5ドルなんですが、張り切って付属館全て入場可能な「フルパス」7.5ドルにしてみました。
この時点では「わーい。僕の手首も赤道だあ」なんて、喜んだものです。 -
色んな人が色んなトリックアートやポーズで楽しんでいます。
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僕も巨大化してみました。
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でもね、裏側に回ると誰もいなかったり…。
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記念碑の中はしょぼい科学展示館で、正直立ち止まる場所ゼロ。
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実は広大かつカラフルな「お土産屋の街」が作られてはいるんですよ。だから観光客にはいい場所なのかもしれません。でももうちょっと「赤道」を掘り下げてほしいわけですよ。
ここは「グアヤスミン」とかいう、エクアドルを代表する画家の絵のコーナー。なんかしょぼい。
それにフルパスのかなりの部分を占めるプラネタリウム、1時間に1回ぐらいしかやってないんですよ。建物も小さいし、こりゃもういいやと見切りました。 -
幸いWi-Fiがつながったので、本物の赤道を扱っている施設まで歩いて行けることを確認。さっきバスを下りた道の延長上に進んでみました。
誰かのブログで見た看板はスペイン語でしたが、英語に変わってました。 -
なんか、知る人ぞ知る感にあふれていてわくわく。ここまでしばらく1人でしたから、独占感もありました。
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入場4ドルを払うと、スペイン語か英語のツアーに自動的に参加できます。僕はちょうど始まりかけた英語ツアーに参加。
「赤道上だから日時計もすごく正確なんです」、なんて話を聞いています。春分の日・秋分の日を境に影の倒れるサイドが変わるとか、「4年に1回ぐらい盤面を調整しないと完璧ではないけれどね」とかいうような内容の話をしてくれていたと思います。 -
客のニーズをよくわかっていて、赤道記念写真に色々協力してくれます。ちなみにこの写真、僕のGPSは緯度:0.0011を示している模様。まあ、ほぼ0ですよね。
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赤道の真上に置かれた水槽。世界中のどこにでもあるものがここにはありません。それは「コリオリの力」の働きというやつです。水が排水溝から抜ける時には渦ができるはずなんですが、赤道上ではできないのです!実際、水はこのまま葉っぱを揺らすことなく真下に抜けました。
この後、ほんの2m赤道からずれた場所で同じことをやってみると、水は渦巻いて葉っぱも回り始めました。南半球だと時計回り、北半球だと反時計回りに。
…と、ガイドさんの説明通りお伝えしましたが、僕地学だけは英語以上に苦手なんですよ。えっ、どういうこと?
百聞は一見に如かずと言いながら、見てもまだよくわかっていない僕がいるのでした。やばい。誰かに教えてもらわないと…。 -
ここから若干疑いが生まれてきました。「赤道上はバランスが取りやすく、目をつぶってもまっすぐ歩けるし、生卵だってすぐ立てられるのよ」と言われたので「へえ〜っ」と素直に感心して、やってみましたよ。
目をつぶって歩く?そもそも、僕今足腰がガタガタで、片足になった瞬間転びそうになるばかり。北半球へと大きく離脱していきました。
卵立ても、2人ほどお客さんが成功するけど、僕は惜しいとも感じられない不安定ぶり。あとでツアーが行われていない時間を見計らい、1人でうんうんやり直しましたけど、一向に立たない。
これって、赤道かどうかじゃなくて、本人の体調とかバランス感覚なんじゃないの?え?僕の疑う心が悪いの?信じる気持ちが薄いからダメなの?
…これ、卵立ててたら絶対に熱烈な赤道信者になってたんでしょうねえ(^_^;) -
ガイドさんがすんなり立てた卵。赤道パワー、僕には宿らずでした。
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科学実験のほか、ここは文化的な展示もあって面白かったです。ワオラニ族の住居や狩猟具の説明、古代キト族の埋葬などなど。
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見てるだけでも楽しかったです。こんな顔のやつもいたし。
ちなみにワタクシ事なんですが、僕は耳がどうにも悪いのか、英語の切れ目が全然聞き取れないのがコンプレックスでした。そのため長きにわたり「英語じゃない国を選んで世界中を旅行する」ことを続けてきました。でも、この日、この英語ツアーではじめて、80%ぐらい内容が聞き取れたんですよ!
まあ、イマージョン教育のようなもので、英語をわかったことになるのか、理科や社会がわかったことになるのか微妙ですが(^_^;)、ここはすんなり喜びたいと思います。これは喜びの表情だと思っていただきましょう! -
さて後半はキトの街歩きです。左に見えるトロリーバスで「セントロ・ヒストリコ」という地区にやってきました。教会はサン・アグスティン教会。なんでもオリジナルは独立宣言の署名された場所だったみたいですが、これは建て直されたものだとか。
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独立広場にやってきました。よくガイドブックで見る場所です。
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今のエクアドルができたのは1830年ですが、この碑にはコロンビアなどとくっついている時にスペインに対し独立を宣言した、「1809年8月10日」が記されています。市内にはその日付を名前にした通りもあります。
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こちらは大聖堂カテドラル。地震の多い国らしく、これも何度か建て直しされているそうです。中を見ずに帰ってきたんですが、中には独立の英雄スクレ将軍(初代大統領になるはずが、その前に暗殺)の棺があったみたいです。
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こちらは外壁に意匠を凝らしたラ・コンパーニア教会。外に説明が書かれていて、「キリストの心臓」などのモチーフを探す楽しみがありました。イエズス会の教会です。キトはめちゃくちゃ布教が盛んだったみたいですね。
ただ、ここは中が金ピカなことで有名で、ここだけは中にも入ろうとしていたんですが、入り口はがっちりフェンスで閉ざされて、管理人のおじさんには僕の顔芸が効きません。(時々ぽこっとスペイン語を忘れるのです)
降り注ぐ光線が暑くて、いや、熱くて、もういいやと退散しました。
後で人のブログで復習。中はやはり綺麗だったみたいですね。ここも地震後の再建だけれど、1600年代からのものが残っているとか。 -
キト旧市街から見上げると「パネシージョの丘」が見えます。てっぺんには聖母像。登ってみたいけど、ここを登ると90%の確率で強盗に襲われるって書いてあるんですよね…
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おお、登ったんですか?…って、ごめんなさい。3分の1は登ったと思うんですよ。そこにはちょっとした展望スペースがあって、見張りの警官が1人いました。
…単純に、足が疲れたからもうここまでにしました。「遠くまで見たいのではない、よく見たいのだ。だからここでいいのだ。いや、ここがいいのだ。」ってセリフを、心の中で考えつきました。ザ・正当化です。 -
下りていく時に見えた景色。世界遺産認定も納得かな。あの認定ってヨーロッパ寄り、キリスト教寄りの価値観に思えて、あんまり鵜呑みにしていないんですよ。でもここは世界遺産と呼んでいい気がします。
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サンフランシスコ教会と大広場。どうやらここがキトの心臓部のようです。みんな教会の中に入ったりハトを追いかけたり楽しそうですが、足の疲れた僕は片隅でぐったり。
そんな僕の目の前に、警官がセグウェイを停めていきました。
驚いたのはかつての有名日本人宿で、90%泥棒されると噂された「スクレ」という宿が、まさにこの広場に面していたこと。なんというスーパーロケーション。「盗られたものはあったけど最高」なんてわけのわからない評価をしている人がいましたが、ちょっと納得です。 -
はい。やっぱり存在の証拠は欲しいんですよね。後方に小さく丘と聖母像が見えていたら成功です。
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戻ってきてバスのマリスカル駅を振り向いたところ。
残念なことに、下りる時に一瞬スマホで位置を確認したのを見られて、まさにドアに歩こうとした時、ズボンのポケットに指を入れてこられました。
ちょうど歩き出した勢いがあったのと、相手が荷物で盗む手を隠しながらコトを運ぼうとしていて指に力がなかったので、たまたま振り切れました。危なかったです。思えば乗った駅でバス路線が合っているかを聞いた奴でしたよ…。
車内スマホはかくも危険だった…。駅1つぐらい間違えても歩けるわけだし、次からそうします。 -
さて観光も終わり、あとはメルカド・デ・インディヘナで買い物。アンデスアンデスしたものが売られている市場です。いずれペルーにも行くんですが、つい購入。
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色んな言い値から始まるんですが、なんでも15ドルに落ち着く感じです。そこからはなかなか下がらない。15ドルって安いようで高いですけどね。ペルーの物価をまだ知らないので、とりあえず少し買いました。
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さて12月31日です。起きて宿を一歩出たら、そこが歩行者天国になっていました。そして巨大な人形がステージに。
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スタンバイ中の人形たち。
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こっちにもありますね〜。
くっくっく。実は知ってるんですよ。この国、人形燃やす風習があるんですよね。こんな大きいのが燃えたらさぞ盛り上がるだろうなあ。ともかく夜を待ってみることとしましょう。 -
中には個人で人形を買って運んでいる人たちもいるのでした。
そういえば先日の赤道記念碑の周りでも、露店の巨大人形屋が出てました。 -
夕方になって、人出がすごいことになってきました。
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やってることはこれ。これが日本に間違って伝わってハロウィンになったかのようです(^_^;)
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イベント準備着々。ただ、夜は色んな人形見て回ろうとしてたんですが、なかなか思うように歩けません。これはこいつらに全て賭けてみるべきかな。こいつら燃えるんだな。かわいそうに。くっくっく。
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ところがあれっ?全て消え失せてる…。
実は18:54の時に少し花火の音がしたんですが、年越しには早いよな、とゆったり構えていて、そして19:20に外を見たらもう何もない…。
えええっ!!
パニックになりました。宿の人に携帯の翻訳機能で尋ねました。そしたら…
さっきまでやってたのは人形コンテストで、「こんなとこで燃やしたら火傷で大変なことになるし、人形はまたお店で使ったりするんだよ」と返されました。そりゃそうだ!(>_<) -
ほんとだ。君たち無事だったのね…。
君たちがメラメラ燃えるところ想像してごめんよ…。 -
慌てて街を駆け回ったおかげで、こんなのが見られました。男が女装して通せんぼしたら、相手は小銭を出さなきゃいけないという変な風習。
もっとクオリティの高い人ともすれ違ったけどなあ(^_^;) でも彼らもしっかりいくらか受け取ってました。 -
年越しを前に、ベネズエラ人家族と夕食です。ここで年越しの瞬間ブドウを食べるか、花火などを見に行くかの2択となりましたが、僕は外出を選ばせてもらいました。
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自分で年越しソバも用意してたんですが、せっかくなのでベネズエラの年越し料理をいただきました。黄色い方は何かと思ったら、中からチキンやら卵やら、ありとあらゆる食材が出てくる感じでした。
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さてこういう時に悲しいのが方向音痴というやつ。治安が悪いと言われるキトで、年越しまであと5分。なのにこんなゴーストタウンでマラソン大会です。みんな、どこにいるの?
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あっ、犯行現場発見!ということはもうすぐ年が明けちゃうわけですね。えっ、ここで?
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うわーっ。可愛くても容赦なしです。
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そしてどーん!
僕の2016年はここ、名もなき路上で始まってしまいました(^_^;)
ニューヨークで言えばビッグアップル前で、誰彼なくハグって形で新年を迎えるはずだったんですが、自分の方向感覚を過信してました(>_<) -
花火の目印のおかげで狙っていた広場にやっと到達。ここでみんなとカウントダウンして「フーッ」って言うはずでした。
ああもうハグタイム終わってる感じです。 -
この広場は、エクアドルで日本語教師をしている26歳の男性に教えてもらいました。高校生の時にパナマ留学を選んだという強者で、夜はビールをはさんで認知言語学の話で盛り上がったものです。
1回来た場所だったのにな。ちょっと人の輪からはぐれて見ております。 -
あっ。また新たな人形が火にくべられていく…。
この風習は日本のひな人形に似ていて、旧年の災いを人形が全部引き取って燃えてくれるんだそうです。
そうか。じゃあすまんが潔く燃えてくれ…。 -
燃えてる炎を飛び越えるとさらに無病息災効果が!
実は僕、このあと飛んでみたんですが、周囲は全くノーリアクションでしたね…。「アチョー」とか言うべきだったかしらん。 -
はい。そんなわけで年も新たになりました。あけましておめでとうございます。
2016年はガラパゴス諸島からスタートしていきます。今後もよろしくお願いいたします。
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