2013/07/10 - 2013/07/14
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いのさん
会社の研修明けの休暇が海の日の連休の直前だったので、間に有休を1日挟んで5連休を作って未訪問のベトナムに行ってきました。
東南アジアの未訪問国(当時はマレーシアとインドネシア以外すべてでしたが)という条件で調べた結果、HISの航空券+ホテル+空港送迎付きのツアー利用が1人部屋追加代金含めて7万円ほどだったので、ハノイに行くことに決めました。
ハノイ市内の街歩きと現地で手配したハロン湾日帰りツアーに参加しました。
やや記憶が薄れていますが、昔の旅行記の投稿です。
【旅程】
7月10日(1日目) 成田~ハノイ
7月11日(2日目) ハノイ
7月12日(3日目) ハノイ~ハロン湾~ハノイ
7月13日(4日目) ハノイ
7月14日(5日目) ハノイ~成田
【フライト】
7月10日 NRT 18:25 - HAN 22:15 JL751
7月14日 HAN 00:05 - NRT 07:30 JL752
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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研修は変則勤務で最終日は深夜から翌朝までの勤務でした。一旦帰宅して荷物をまとめ、仮眠をとると寝過ごす可能性大だったので、すぐに成田空港に向けて出発。
成田に到着したのは13時頃、出発の5時間以上前です笑
ひとまずチェックインを済ませ、展望デッキなどで時間をつぶします。 -
離陸後は東京上空を飛行し、スカイツリーもチラッと見えました。雲がかかっていて見辛いですが、中央のやや下のあたりの一際高いやつです。
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富士山も綺麗に見えました。夏なので山頂まで雪なしです。
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かなり靄っていますが瀬戸内海です。写真は瀬戸大橋のあたりです。
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かなり早めにチェックインしたおかげで最前列を確保でき足下広々です。ビールを飲んで、機内食をいただきます。
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夕食を食べ終えると長崎の大村湾上空にさしかかっていました。日中に本州上空を飛行すると、「あそこは行ったことあるな~」なんて思い出しながら色々な地域を上空から見られるのも楽しみの一つです(^ ^)
この後はさらに映画を1本観たりしていると、あっという間にハノイに到着しました。 -
空港からはHISのバスでホテルまで送迎してもらいました。
チェックイン後、小腹が空いたのでホテル周辺のお店を探しましたが、すでに深夜ということで唯一空いていたお店で生春巻きとレッドブルをいただいて1日目は終了です。 -
2日目。
ホテルの13階にあるレストランで朝食をいただきます。その場で作ってもらえるオムレツやフォーもあり、それなりに充実していました。
ちょうどツアーで一緒だった日本人のカップルが隣の席にいたので同席させていただき、虫歯の治療中に飛行機に乗ると信じられない激痛が走るという話や図書館で2008年版(この当時2013年)の地球の歩き方しか借りられなかったけどなんとかなるでしょうという話(ともに私の話)をして楽しくご飯を食べました。
彼らはこの日から北部の少数民族の村に行くとのことで朝食を食べてお別れです。
しかし、このあと2008年版地球の歩き方によって2度の失態が起こります。 -
それほど高い建物が多くないので、ビルの隙間からはチラッと西湖も見ることができ、まずまずの眺望でした。
※2日目は雨だったので写真は3日目に撮影したものです。
ちなみに虫歯の治療で神経を取っている途中に沖縄に行ったのですが、おそらく気圧の影響で何も食べていなくても不意に飛び上がってしまうくらいの鋭い痛みがありました。幸い沖縄なので3時間ほど耐えればよかったのですが、欧州便だったら失神ものです笑 今回の目的地を東南アジアに絞ったのも、治療が完了してましたがもしもまた激痛が走るようだと長時間のフライトに耐えられないと考えたからです。
体質によるのかもしれませんが、ご注意ください。 -
2日目はあいにくの雨。
湿度MAXであまり気は進みませんが、ハノイの街歩きスタートです。 -
15分ほど歩いて西湖に到着。なんとも色どりの少ない景色です...
タイ湖 (西湖) 滝・河川・湖
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湖岸の公園にあった像。帰国後に調べてみるとLy Tu Trongという17歳で亡くなった革命家のようです。服は学校の制服でしょうか。
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官公庁の建物が立ち並ぶ通りを抜け、
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ホーチミン廟に来ました。
入口付近ではデモのような集団がいてかなり混み合ってましたが、中はガラガラです。 -
こちらが廟の正面です。
おじさんたちが雨で濡れたレッドカーペットを頑張って掃除しています。ホーチミン廟 寺院・教会
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ホーチミン廟のすぐお隣にある一柱寺です。
小さな池の周りは観光客でごった返していて、なかなかいいアングルで写真が撮れません。
高湿の中の人混みは非常に蒸し蒸しです。一柱寺 寺院・教会
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お次は一柱寺のすぐ隣にあるホーチミン博物館です。
ホーチミン博物館 (ハノイ) 博物館・美術館・ギャラリー
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記憶は定かではありませんが、入ってすぐのところにホーチミンさんがいらっしゃいました。
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ハイセンス過ぎて私には理解できないオブジェがいくつもあります。
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こちらも私の理解の範疇を超えています。
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戦争関連の展示品も多くありました。
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ホーチミン博物館を出て西側の裏路地を抜けてB52池へと向かいます。細い道を原付がかなりの速度で走り抜けていくので轢かれないように気をつけます。
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B52池に到着。
こちらは撃ち落とされたB52が墜落した池で、スクラップのような塊がB52の残骸だそうです。
水面は綺麗な緑色をしていますが、おそらく相当汚いです。B52池 滝・河川・湖
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古い歩き方の失態その1
歩き方に記載されていた旅行会社でハロン湾ツアーの申し込むべく地図にある場所に行ったのですが、ホテルやマッサージ店しか見当たりません。どうも移転したようで周辺を歩き回ったり地元の人に聞いたりしながらどうにか新店舗を見つけて翌日のツアーを申し込むことができました。
気を取り直し、続いてやって来たのはハノイ大教会です。
中には入れなかったので外からのみです。ハノイ大教会 (セントジョセフ教会) 寺院・教会
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昼食にフォーを食べ(写真なし)、食後にやってきたのは文廟です。
文廟 (孔子廟) 寺院・教会
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巨大な太鼓と、廟を挟んで反対側には巨大な鐘もありました。
ベトナムといっても北にあるハノイは中国に近いので中国文化の影響が残っています。 -
ガジュマルの木の蔓が降りてきて、ちょうど門の両側にかかっていました。
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お次はホアロー収容所です。
ギロチンなどかなりリアルな展示品が多くありました。ホアロー収容所 (ホアロー刑務所) 建造物
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こちらの部屋は慰霊碑でしょうか。
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続いてハノイ市民の憩いの場、ホアンキエム湖にやって来ました。
ホアンキエム湖 滝・河川・湖
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ホアンキエム湖には小さな島があり、そこには玉山祠というお寺があります。この門から入って細い橋を渡って行くことができます。
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玉山祠に到着です。
玉山祠 建造物
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こちらがお堂の中です。小さな島に作られているので、かなり狭いです。
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お堂には巨大な亀の剥製がありました。このホアンキエム湖のヌシでしょうか。
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お堂の正面には将棋を楽しむじいちゃんたちがいました。
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そろそろ夕食時なので何を食べようか考えていると、目の前にドイツビールのレストランがあるではありませんか!
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当時はそれほど現地の食べ物を食べるというこだわりがなかったので、迷わず入店。
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ホアンキエム湖を眺めながら黒ビールとチャーハンをいただきました。ビールは美味しかったですが、チャーハンはそれほどでもなかったです。
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古い歩き方の失態その2
市場でお土産を探そうとタクシーで行ったのですが、そこに建物はなく更地が広がっていました。
解体されて別の場所に移転したようで、仕方なく一度下車して腹ごなしにホアンキエム湖へと歩いて戻ります。ハイランズ コーヒー (ハノイ歌劇場) カフェ
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再びホアンキエム湖まで戻ってきました。
島の真ん中にある祠がライトアップされていました。
この後、結局ホテルまで歩いて帰って2日目は終了です。ホアンキエム湖 滝・河川・湖
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3日目。
この日は前日に申し込んでおいたハロン湾ツアーに参加しました。
舗装状態の良くない道を3時間ほど走り、ようやく到着しました。途中、道路の両サイドを同じ方向に走る原付が何台も走っていたりと、楽しい風景を見ながらの道中でした。ハロン湾 海岸・海
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船着場は観光客でごった返していました。
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今回乗船したのはこちらの船です。
同じような船が多数あるので、添乗員さんにしっかり付いていかないとはぐれて自分の乗る船に乗れません。 -
乗船するとすぐに昼食でした。
ビールのみ別料金ですが、頼まないわけもなく。
しかしビールのお供の料理は油っぽいわりに味付けは薄く残念なお味でした。この辺は申し込むツアーの料金次第でしょうか。 -
イチオシ
(不味い)ご飯を食べている間に外は奇岩が林立するハロン湾の景色に変わっていました。
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島が密集したエリアに入ると360°奇岩が並ぶ素晴らしい風景です。
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写真のイカダのように海上で暮らす人々もいるとのことです。税金がかからないのでしょうか。
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途中、海上にある建物でしばし休憩。
オプションでカヌーに乗ることができるということで、迷わず乗ることにしました。
濡れそうだったのでカメラは置いて行ったため写真はありませんが、ちょっとした洞窟みたいなところを抜けるとプライベート感のあるドーナツ状に侵食した島の内側にも入ることができ楽しめました。 -
楽しいく少しハードなカヌーを終えて、船は港方面へと戻っていきます。
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もう終わりかと思っていると、最後にとある島に上陸。
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一列に並んでみんなで階段を登って行きます。
途中、ペンギンともシャチとも判断のつかないゴミ箱を発見。しかしなかなかいい顔してます。 -
階段を登りきったところに鍾乳洞がありました。
ハロン湾はカルスト地形なので奇岩は石灰岩でできています。ということで鍾乳洞もあるのです。
というのは、新たなディスティネーションを探すために取得した世界遺産検定2級の勉強の成果です笑 -
色とりどりの照明でライトアップされていて、ややテーマパーク感があるのは少し残念です。
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鍾乳洞を出ると高台からの眺めが待ち構えていました。高い位置から見るのもいいものです。
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往路と同じ道を通り、また3時間ほどかけてハノイへと帰ります。綺麗な田園風景が広がっていました。
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この日も遅くに帰って来たのでホテル近くで開いているお店がほとんどなく、安定のKFCに入りました。この当時は海外のKFCに行くのも旅行の楽しみの一つだったので。
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4日目。
帰りの飛行機は深夜の出発なので、この日も丸1日観光できます。ただ、ハノイ市内は2日目にある程度観光していたので、昼前にチェックアウトを済ませて近場をゆっくりと観光することにしました。
まずは西湖近くのレストランで昼食で腹ごしらえから。 -
西湖からすぐのところにあるタンロン城の城門。
ハノイのタンロン皇城の中心区域 城・宮殿
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タンロン皇城は世界遺産に登録されています。
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タンロン皇城を横目に見ながら南に下って行きます。こちらはかなり古そうな城壁です。
ハノイのタンロン皇城の中心区域 城・宮殿
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最初にやって来たのはレーニン公園です。共産国家ならではですね。
レーニン公園 広場・公園
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続いてやって来たのはこの日のメイン、ベトナム軍事歴史博物館です。
ベトナム軍事歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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司令塔?でしょうか。
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壺に入ったお酒をストローでシェアしていたそうです。
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軍用車。
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機関銃。
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UH-1ヘリコプター。
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ひしゃげたガスタービン(飛行機エンジン)。墜落した機体のもののようです。
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こちらは飛行機の残骸。
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陸軍関係は詳しくない(興味ない)ので、型式は不明です。
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CH-46(V-107)ヘリコプター。日本の航空自衛隊でも救難ヘリコプターとして活躍していた機体です。少し不恰好なところが愛着が湧いて好きだったのですが、残念ながら日本ではUH-60に置き換わってしまいました。
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F-5戦闘機。ベトナム戦争の頃活躍していた戦闘機で開発から半世紀以上経っていますが、現在でも運用している国もあります。
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空港へ行くまでまだまだ時間があるので西湖の湖畔のカフェでまったり時間を潰します。桟橋には海上レストランの船が停まっています。
タイ湖 (西湖) 滝・河川・湖
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夕暮れの西湖を見ながらくつろいでいると、まさか動きはしないだろうと思っていたオンボロ船が予想に反して出航していきました笑
沈まないことを祈るばかりです。 -
雲行きも怪しくなって来たので、フライトまでまだ時間はありますがホテル近くまで戻って、近くのカフェで送迎が来るまで時間をつぶしました。カフェに入るとすぐ土砂降りになりギリギリセーフでした汗
この後、空港までバスで送迎してもらい、空港で再びハロン湾ツアーで一緒だった方と遭遇したので、一緒にご飯を食べて待ち時間を過ごしました。 -
一緒にご飯を食べた方は中部行きのベトナム航空だったので、空港でお別れしました。話が盛り上がっていると、いつのまにかファイナルコールで慌てて搭乗しました。
機内ではほとんど寝て過ごし、目が覚めると四国上空まで帰って来ました。
この旅の教訓は、「ガイドブックは最新版を持っていく」です。5年落ちの地球の歩き方は、完全に地球の迷い方でした。
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