2015年10月 辺境マニア姉妹が行く中国→ラオス→ベトナムを陸路で周る13日間のドタバタ旅 6日目 ラオス・ウドムサイ→ベトナム・サパ 約16時間の陸路移動編

2015/10/29 - 2015/10/30

ウドムサイからベトナムのディエンビエンフーまで抜け、バスを乗り継ぎサパまで移動しました。

この日もあれこれヒヤヒヤだったわ〜σ(^_^;)

エリア ベトナム

ウドムサイのゲストハウスをチェックアウトし、バスターミナルに行く前に朝食を。
地元で人気の中華麺のお店。
ちょうどお客さんいなくなっちゃったけど、私達が入った時は賑わってたんですよ。

麺含め粉物全て手作りです。

挽肉たっぷり載って美味しそう♪
12000kip

麺も手打ちならではの不揃いな麺だけど、美味しかったです。
中国人夫妻で切り盛りしてるから本当の中国の味。

バスターミナルに来たら、1人の男性に「どこに行くんだ？」と聞かれて、「ベトナムのビエンディエンフーに行く」と言ったら「これに乗りな。」
と。
え？でもビエンディエンフー行きのバスってミニバスだったと思うんだけど…。
そしたら、中国語が話せるベトナム人の乗客が、「こっちの方が安いから！嘘じゃないから、大丈夫！
サパまで行くの？
このバスサパも経由するからサパまで直接行けるよ！」
と言うので、まあ乗客の人がそう言うんだから大丈夫だろうと信じて乗ることに。
でも、手持ちののkipはビエンディエンフーまでの分しかなくて、ベトナムドンも全然持ってないから支払いはドルでも大丈夫？

ビエンディエンフーでどこでも両替できるから、一旦バス降りて両替してもいいよと言うので安心しました。

バスは大型で、寝台バスだったから、ミニバスよりも快適でラッキー！
って乗る前は思ったけど、天井との距離が近過ぎて寝返り打つのも辛くてあんまり楽ではなかったかな…。
しかも、中国語話せるお兄さんも良い人そうだけど、本当に信用して大丈夫なのかも心配で、道中ドキドキしっ放しで余計疲れたσ(^_^;)

ターミナルに売りに来てたフランスパン屋さん。
コンデンスミルクたっぷり入ったバゲット2000kip購入。

8:00のバスに乗る予定でターミナルに行き、結局大型バスに乗ることになり、9:00出発って言ってたのに、出たのは10:00過ぎでした。
それから数時間後、ランチ休憩でベトナム料理の食堂へ。

みんな当たり前のように食堂に入ってって数人ごとにまとまって座るとセットメニューのご飯が出て来ました。
ここでも中国語話せるお兄さんが「大丈夫大丈夫」って言うので食事もバス代金の中に入ってるのかと思ったら、「タダなわけ無いでしょ！でも安いから！」
って。
いやいや、本当に手持ちのkipギリギリだから使いたく無いんですけど〜！
でも食べちゃったししょうがない。
安いって10000kip位？

なんて思ったら2人で50000kipも請求されてビックリ！
どこが安いんじゃい！
昨日あんなに節約したのに、大して美味しくも無いご飯にこんなに払う羽目になっちゃって！うぇーん(＞人＜;)
けど、同じ金額ベトナム人は普通に払ってました。
私達がケチり過ぎ？

その辺で遊んでた子供と戯れる姉。
「赤ちゃんはパワーを持ってるから充電」って言って子供好きでも無いのに、赤ちゃんや子供を見つけるとすぐ抱っこする姉です(爆)

ベトナム側のイミグレ。
なぜかラオス側の写真がなくてすみません。
ラオスを出て、バスでしばらく行った所にあります。
山の上で他にはなーんにもない所です。

チェックポイント石碑。
入国審査は簡単です。
ベトナム出入国の際は特にカードなど記入することもなく、スタンプ押すだけ。

イミグレ抜けた所に両替商がいて、ベトナムのお金持ってないんだったらここで両替するようにと言われました。
中国語話せるお兄さんもビエンディエンフーでできるかわからないからここでやったほうが良いよって言い出して。(さっきどこでも出来るって言ったじゃん！)
しかもレートはあんまり良くない。

最悪バス代金はドルでも払えるって言ってたし、バスも待ってるのでここでは両替しませんでした。

ここはビエンディエンフーのバスターミナルのチケット売り場。

実はイミグレ抜けベトナムに入ってから車掌さんが、このバスはホーチミンに行ってからサパに行くからサパまで行くんだったら1人30ドルだと言い出したの。

最初と話が違うじゃん！
サパにダイレクトに行くって言ったから乗ったのに！
しかも30ドルなんてありえない！！！！
そしたら、それが嫌ならビエンディエンフーで降りて自分でサパに行けと。
ビエンディエンフーまでだったら1人10ドルと20000kip良いからと。(それだとミニバスより若干安い)

そのやり取りも中国語話せるお兄さん介してだったからお互いの話がなかなか通じなくて(ドルでも良いって言ってたのにkipかドンじゃなきゃダメって言い出したり)すっごく大変で、ちょっと険悪なムードに。
姉は意見したくても言葉出来ないから小心者の私が全部交渉しなくちゃいけなくて超プレッシャーだし。

結局ビエンディエンフーで降りるから1人10ドルねと言うことで片が着き一件落着。

中国語話せるお兄さんも同じ所でバスを降りて乗り換えだったんだけど、
「実は(私達が)言葉通じないんだからぼったくろうって車掌に言われたんだけど、そういうのは嫌だって拒んだんだよ。」って言われました。

良かった。お兄さん良い人で。
危うくベトナム人大嫌いになるとこだった。
このターミナルでも、頭のおかしいダフ屋みたいなのが沢山いて、無視したら殴られそうになったりしたけど、守ってくれて、サパ行きのチケット購入するのを手伝ってくれたりしました。

サパ行きのチケットもドルで購入することが出来ました。

ビエンディエンフーからサパ行きののバス。
こちらは快適な寝台バスでしたが毛布と枕が臭くて最悪でした。
アジアをバスで回るときは自前の枕とタオル、マスクは必須だなぁと思い知らされました。

ターミナルの売店。
美味しそうなバインミーを売ってたので購入。

パンに具をはさんでプレスしてあってすっごく美味しかった！
15000ドン

バス内部。

バスに乗り込み出発を待っていると突然窓にバンッと何か当たりました。
どうやら外から若い女性が石を投げつけた模様。
すぐさま取り押さえられバスの運転手にすごい勢いで殴られました。
そしたら泣き喚きながらいきなりパンツを下ろし公衆の面前で下半身を露わにして何かに抗議してました。

一体何だったんだろう？

ビエンディエンフーは頭のおかしい人が多いのかな？
バスの時間が合わなかったら一泊する予定だったのですぐに抜けることが出来て良かったです。

バスは18:30に出発しました。

ビエンディエンフーからサパまでは12時間位かかると聞いていたので、朝明るくなってからついて宿探し出来ればちょうど良いなと思ってたら夜中の2時に着いてしまいました。
真っ暗な大きな広場の前に放り出され、眠いし寒いし右も左もわからないしどうしたものか？

暖かかったらその辺で座って野宿して明るくなるの待っても良かったけど、寒くてそれどころじゃありません。

背に腹変えられないから、近くのホテルの客引きと交渉して3泊30ドルにしてもらいました。

ホテルの外観です。
次の日の朝撮影しました。

両隣はまだ建設中。

東南アジアの場合は2人で旅するときの宿の予算は1泊1室10ドルを目安にしています。高くても15ドルくらいまで。

エアコンやストーブがないから部屋が広いのは良いけどメチャ寒かった。

テレビもついてます。
wifiもOK。

新築だから浴室も綺麗。

お湯もしっかり熱いのが出るので、タンブラーに熱湯を入れて湯たんぽ代わりにしました。

夜中の2時に入ってもちゃっかり1泊分取られたけど、宿取って正解でした。

今日は緊張の連続だったのでくたくたでした。