2015/08/25 - 2015/08/25
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Nahatsuki1415さん
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今まで夢にまで見た英国への留学の1日目。
2つの台風が同時に日本に襲来し、飛行機さえ飛ぶのかよくわからないところからスタートして、今まで経験したことのない長さのフライトの後、携帯の電波もない中で町のはずれの家まで自分で行くという20歳になって最初の大冒険な1日ををまとめました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝の伊丹空港
台風にあおられる朝。伊丹空港に行くと、九州や沖縄など西行きの便は欠航だらけだったがNH986便は遅れもなく出発するよう。早速2階のチェックインカウンターへ。さすがに早朝なので閉まっていたため、1階奥の国際線乗り継ぎチェックインカウンターで荷物を預ける。明らかに尋常じゃない量とサイズの荷物を持っていたので、重量オーバーを心配していたが問題もなくチェックインできた。そして手荷物検査場へ。モバイルバッテリーなどは持ち込まないといけないので、いちいち荷物を選別したりベルトを外したりしているのが面倒だが、ささっと荷物を分けると搭乗券がないことに気付く。部屋の外の机に完全に置き忘れていた。これを海外でやらかしたら…と思うとぞっとする。大阪国際空港 (伊丹空港) 空港
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朝の1番便でスタート。時間もあまりなかったので、国内線ラウンジは使わずそのまますっと飛行機に乗ってしまう。
大阪国際空港 (伊丹空港) 空港
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着陸機&離陸機待ち。この日は台風の風向きのせいか、いつもとは違って南向きの離陸。
大阪国際空港 (伊丹空港) 空港
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離陸すると千里の街並みが見えてきた。台風の分厚い雲を抜けると、辺りは一面の雲海。朝5時起きで眠くて仕方がなかったので飲み物はコーヒー。空の上の一杯はやっぱりいつも格別。
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静岡上空では富士山が顔をのぞかせていた。降下に従って雲が近くなってくると、雲に飛行機の影が映って、その周りを虹がかこむようになった。いろいろな体験ができ、ドキドキハラハラがとまらない台風の日のフライトも悪くない。
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乗り継ぎ券。羽田につくと、YouTubeで予習したとおりに国際線の乗り継ぎをする。乗り継ぎバスは空港の中を走るので、飛行機の足元をすり抜けるような時もあり、これまた貴重な体験だった。
羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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乗り継ぎバス乗り場。
羽田空港(東京国際空港) 空港
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乗り継ぎバス。思ってたより小ぶり。
羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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迫力あるアングル。
羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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珍しい塗装のB787。初めて見かけてテンションが上がる。
羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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出国審査場ではオートゲートが壊れていてトラブって時間をロスしたが、それでもまだ3時間ある。食べ歩きをするかラウンジにこもるか迷ったが、免税店で香水を買ってたこともあり、節約でラウンジに突撃。
羽田空港国際線 ANAラウンジ (114番ゲート付近) 空港ラウンジ
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ひたすら軽食という名の朝ご飯をむさぼる。好きな飛行機を見ながら、飲み放題。国際線ラウンジにはいろいろな種類のお酒がおいてあり、ビールサーバーまでおいてある。学生からするとこれは3時間の食べ飲み放題コースではないか!
羽田空港国際線 ANAラウンジ (114番ゲート付近) 空港ラウンジ
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というわけでビール三杯、日本酒2杯、カクテル3杯を飲み、完全に出来上がってNH211便に搭乗。酒臭い人と12時間隣り合わせになった隣のおじさん、ごめんね…
羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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ハバロフスク上空。離陸前にCAさんにフライトログをお願いしていたら、機内食中に機長さんから伝令が。この先ハバロフスク上空を飛ぶそうで、この町の上空を飛ぶのは珍しいとのこと。幸い天気もすっきりしていたが、何より空気が澄んでいて、町もすごく近代的だった。極東ロシアの町はそこまではったつしていないイメージだったのでこれは意外な発見。いつか一度旅してみたい街だ。
ハバロフスク 散歩・街歩き
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機内食が終わるとシェードを閉めるように言われる。正直このあたりでいろんな飛行機とすれ違ったり、まだ見ぬシベリアの大地を見たりするのが楽しみで仕方なかったのでこれは残念。なんとしてもこの夢を達成すべく、CAさんのところに行って、一番後ろのドアのシェードを開けてもいいかと聞くと、快くOKしてくれた。夏休みの終わりごろということもあり、イギリスに家族で住んでいる人たちが多く乗っていて一番後ろはチビッ子にあふれていた。まるで幼稚園のような雰囲気で、CAさんもかわりばんこであやしに来ているのが面白く、いろいろな人といろいろなお話ができ、いい時間を過ごすことができた。そうこうしているうちに飛行機はロシアをそろそろ抜けようかというところ。
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機内のテレビでは水曜どうでしょう、GOOD LUCK!を見たり落語や笑点を聞いたりしていた。半沢直樹は土下座のシーンだけ楽しんで、あとはフライトマップというのを見ていた。普段から地図を眺めるのが好きなので、見聞きしたことのある町の名前が地図用に現れるだけで一喜一憂していた。ヘルシンキのあたりで2度目の機内食。今度は1度目和食だったので洋食をセレクト。もうそろそろシェード開けてもいいだろうってことで開けてみると、窓が凍っていた。
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JAL機と仲良く並んで飛ぶ。
ロンドン上空につくとJAL機と並んでロンドンの周りをぐるぐる回って飛んだ。上空待機。ここでフライトログを受け取った。30分くらいたってやっと着陸。 -
ロンドンは雨が降っていた。誰や、霧のロンドンとか言うたヤツ…
ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港
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この日はロンドン夏の風物詩(?)、地下鉄の全面ストライキ1日目。18時からストライキが始まるという。このときすでに16時。ANAの飛行機はターミナル2Bにつくので、ここから入国審査場まではかなりの長い道のりである。飛行機を一番最後に降りた時点で10分ぐらいロスした上に長い道のりをだらだら歩いて20分くらい食ってしまった。入国審査場は長い行列で、特にこの時間はアジア方面からの飛行機が多いので余計に並ぶ。40分並んで何とか入国審査を抜け、荷物をささっと受け取り、ヒースローエクスプレスの駅に急ぐ。ターミナルを出てエレベーターに並ぶが、なかなかエレベーターが来ない上にみんな順番を守らないのでおどおどしてるとなかなか乗れない。おい、お前ら中国人より並ぶ能力ないぞ…
駅までの通路におり、ヒースローエクスプレスのTerminal1,2,3の駅に向かう。T1,T2,T3の共通の駅なので場所もそれなりに離れている。ここでまた10分ほど歩く。途中で立っている切符売りのおじさんから切符を買い、パディントンへ向かう。ストライキ開始まで残り30分というところでパディントンに到着。
ケンブリッジ行きの電車の出るキングスクロス駅にはHammersmith&Cityという線で向かう。この線、パディントンから先のエリアではCircleという線と線路を共有しているのだが、それを知らずにCircleに乗ってしまったところ、次の駅で終点だという。乗り換えのために巨大なスーツケース二つをもって階段を上り下り。だがそこはさすがイギリス紳士の国。一人のダンディーなおじさんが荷物を持ってくれた。ちょっと惚れそうになる。ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港
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なんとかストライキの始まる10分ほど前にキングスクロスに到着、電車に急いで乗り込む。
1時間半ほどでケンブリッジに到着。下宿先までタクシーを使えばよかったのだが、冒険心に火のついてしまっている僕はバスを選択。ケンブリッジのバスは日本のバスやロンドンのバスとは違い、バス停の名前をコールしてくれません。小さいバス停だとバス停の名前がないこともしばしばで、個々のバス停で下してくれと言っても、そんなバス停知らねぇよと突っぱねられることも。とりあえず近くにいた優しそうなお兄さんにグーグルマップを見せてもらって、なんとか到着できた。
下宿先ではシェアハウスのシェアメイトが出迎えてくれた。が、24時間近い長旅であまりにも疲れていた僕は彼らと30分ほど話したのち、荷ほどきもせずに眠ってしまった。
夢にまで見たイギリス滞在の1日目はかなりドタバタしたドキドキハラハラの1日だった。キングスクロス駅 駅
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