2015/12/08 - 2015/12/09
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ペコちゃんさん
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忘年会を兼ねた12月の山行は《 青木ヶ原樹海 ⇒ 伊東温泉(泊) ⇒ 天城山 》という1泊2日の日程で、冬の山歩きを楽しみました。
富士五湖は、西から本栖湖・精進湖・西湖・河口湖・山中湖・・・このうち、西側の3つの湖(本栖湖・精進湖・西湖)は、元々は大きな1つの湖(せの海)でしたが、せの海が溶岩流で分断されて本栖湖が生まれます。
さらに平安時代初期(864年)の貞観大噴火で流れ出た溶岩流によって西湖と精進湖が出来ました。
現在でも雨水による増水時に、それぞれの湖の水位が同じように推移するため、3つの湖は地下でつながっていると考えられています。
この3つの湖の周りに広がるのが、貞観大噴火によって出来た青木ヶ原樹海です。
1日目は、西湖の西岸に広がる樹海を歩き、富士山の絶景ポイント(三湖台)から樹海全体を見ることが出来ました。
写真は、青木ヶ原樹海にある八岐大蛇(やまたのおろち)のような檜の奇木。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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今回の参加者は7名なので、車2台に分乗して6時に出発。
8時前に「西湖蝙蝠穴」の駐車場に着きました。 -
昭和4年に国の天然記念物に指定された西湖蝙蝠穴は、コウモリの冬眠には格好の場所・・・しかし、洞穴内への無差別な立ち入りなどにより、一時はコウモリの姿がほとんど見られなくなった時期がありましたが、関係者による保護活動のお蔭で再びコウモリの生息が確認されるようになりました。(3年前の調査では665頭)
毎年12月1日から翌年3月19日までの冬季期間中は、コウモリ保護のため一般の入洞は禁止されているため、今日は見れません。 -
管理事務所ギャラリーでは、コウモリについての説明展示等があります。
ギャラリーの前に飾られたバットマンが格好いい。 -
富士山麓の北西、標高920~1300m付近に広がる青木ヶ原樹海は、東京の山手線の内側と同じくらいの広さがあります。
今回は、西湖の西側のほんの一部だけ歩きます。 -
案内図の上にある「野鳥の森公園」を周遊するコースを選んで、8時過ぎにスタート。
左下の紅葉台・三湖台は、樹海の後に立ち寄った所です。 -
今日は急登などないウォーキングなので、ストックも使いません。
青木ヶ原樹海と言えば、自殺の名所として有名な場所で、おどろおどろしいイメージが定着していますが、歩道も整備されており、ウォーキングにはうってつけ。 -
苔むした溶岩と落葉。
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「青木ヶ原樹海は一歩入ると出られない」という俗説がありますが、案内看板も多く、問題ありません。
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但し、遊歩道を外れて森に入った場合は、360度どこを見ても木しかなく、特徴のない似たような風景が続き、足場も悪くまっすぐ進めないため、なかなか元に戻れなくなるので、要、注意。
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また、方位磁針(コンパス)が狂って使えないという話がありますが、これは俗説。
溶岩台地なので地中に磁鉄鉱が含まれており、1~2度程度の狂いはありますが・・・ -
朽ちた古木に寄生するキノコが美しい。
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樹海独特の風景がアチコチで見られます。
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青木ヶ原樹海は溶岩の上に樹木が生えているため、根を深く土の中に張ることが出来ず、少しの環境の変化で木が倒れてしまうデリケートな森林です。
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周辺の自然に気を配りながら歩きましょう。
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栂(つが)の巨木(樹齢約300年)。
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ヤブコウジの赤い実。
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これは「雨やどりの穴」。
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中に入ってみると、天上は低いけど、雨宿りは出来そうです。
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天上には、溶岩鍾乳石。
滴(しずく)のように垂れ下がっているのは、マグマが外気に触れ冷えて固まる際に出来たものです。 -
八岐大蛇(ヤマタノオロチ)のような形状のヒノキの奇木。
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座るのにちょうど良い?
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クレバスのような溶岩の裂け目。
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森林浴の気分で進みます。
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これは「英(はなぶさ)氷穴」。
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古くは冷蔵庫の代用として利用されていたそうですが、今日は氷はありません。
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「野鳥の森公園」に到着。
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この公園は、平成4年に南都留郡足和田村(現在は南都留郡富士河口湖町)が整備してオープンしました。
野鳥観察や木工体験を目的に、修学旅行で訪れる小中学校も多いようです。 -
河口湖・西湖周遊バスの停留所もあります。
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芝生広場の中央にある、茅葺き屋根の東屋。
屋根の上には松の木が・・・ -
芝生広場は、毎年1月下旬から2月上旬にかけて開催される「樹氷まつり」の会場となります。
この冬は、1月30日~2月7日まで毎日開催されます。 -
間伐材などを組んだ骨組に、スプリンクラーで夜間に水をかけると、寒さで凍って大きな氷のオブジェが出来ます。
高さが約10mにもなる樹氷は迫力満点で、今は、その準備中。 -
ライトアップされた人工樹氷のオブジェと、雪化粧した富士山の対比が美しく、なかなか迫力があるようです。
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太古の時代に使われていた丸木舟が西湖の湖底から発見され、この丸木舟展示館に保管されています。
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公園の何カ所かに設置されている「シカ・イノシシ等撃退センサー」。
近くを通ると、物凄い音を出します。 -
園内のあちこちに置かれた餌台・・・ここの野鳥は人懐こいのか、手のひらの餌も食べに来るそうです。
公園周辺では、これまでに約210種類の野鳥が確認されています。 -
この池は、野鳥の水飲み場になるのでしょう。
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野鳥の森公園から西湖の湖畔に向かう途中のグランドで見かけたシカ(?)の足跡。
青木ヶ原樹海には、クマ・シカ・キツネ・イノシシ・ノウサギ・イタチ・リスなど多くの動物たちが棲息しています。 -
目の前に広がる西湖。
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西湖には、もともと魚は棲んでいなかったのですが、大正2年にヒメマスが放流され、今はヒメマス釣りが人気のレジャーになっています。
また、昭和10年には秋田県の田沢湖にのみ生息していたクニマスの受精卵が、西湖と本栖湖に、ふ化後に放流されたました。
田沢湖では、その後の電源開発で酸性水が流入し、クニマスは絶滅しましたが、西湖では平成22年に生息が確認されました。
発見者は、あの愉快なタレント・ギョギョギョの「さかなクン」です。 -
樹海から望む西湖。
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樹海には多彩な苔類が生えています。
この苔が樹海の環境にとって重要で、薄い表土と多孔質な溶岩は雨水を地中に早く浸透させるため、樹木の生育に必要な水は保水力があ苔が供給しているからです・・・なので、苔を踏まないよう注意が必要ですね。 -
溶岩に覆われた根も張れない環境で、逞しく生きる木々の姿が印象的。
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今までは、車でそばを通過するだけだった青木ヶ原樹海でしたが、マイナスイオンを体中に浴びて、気分をリフレッシュ出来ました・・・青木ヶ原樹海は、まさに『癒し』の空間です。
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2時間半のウォーキングで、西湖蝙蝠穴の駐車場に10時半に戻りました。
これは、河口湖・西湖周遊バス。 -
この後は、展望の良い「紅葉台」へ・・・麓から歩いて登る予定でしたが、デコボコ道を車で進み、頂上の広い駐車場へ着きました。
紅葉台の標高は1163m。 -
駐車場から目の前には富士山が聳えています。
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駐車場の奥には、展望台を兼ねたドライブイン「紅葉展望台レストハウス」が建っていますが、展望台へ上るには150円かかります。
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標識に「三湖台」とあったので、行ってみることにしました。
名前のとおり、西湖・本栖湖・精進湖と御坂山魂の山々が見渡せるビューポイントになっています。 -
紅葉台の駐車場から10分ほどで到着。
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案内板を見ると、富士五湖・富士山・青木ヶ原樹海などの位置関係がよく分かります。
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三湖台の標高は1202m・・・開放的な広場の正面には富士山、眼下には青木ヶ原樹海と西湖、遠方には南アルプスなど360度のパノラマが望めます。
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展望台の方位盤。
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左には、青木ヶ原樹海や根場(ねんば)の集落と西湖が見えます。
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何と言っても、西に広がる青木ヶ原の大樹海が凄い!
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樹海の上には、冠雪した北岳など南アルプスの高峰がよく見えます。
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皆で南アルプスの景色に見とれます。
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三湖台と言っても、西湖以外の本栖湖・精進湖はハッキリ分かりませんでした。
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青い水をたたえた西湖(東側)。
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今日は天気も良く、綺麗な景色が楽しめました。
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そして、富士山もご覧の通り。
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広い展望台にはテーブル付きのベンチや四阿が建っており、ここで富士山を見ながらのランチタイム。
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西湖から伊東に向かう途中、「道の駅 なるさわ」で小休止。
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ここからの富士山は、いつ見ても迫力があります。
一日目の予定を終えて、ここから伊東まで3時間ほどのドライブが続きます。
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