2015/11/12 - 2015/11/21
2117位(同エリア5271件中)
みやさん
還暦を迎えての一人旅です。
目的は、①60周年のディズニーランドを訪れること、②レンタカーでのロス→ラスベガスのドライブとルート66を通ること、③ラスベガスでセリーヌディオンのコンサートを見ることです。
個人旅行をするにあたり、色んな情報をこのサイトから頂き、大変参考になりましたので、何か、お役に立てばと思い旅行記を記します。
日程は次の通り。個人旅行で一部HISを使い、手配しました。
一人旅で、時間は十分ありますので、ゆったりとした日程です。ただ、何せ、海外旅行は約20年ぶり、一人旅は初めてですし、英語と食べ物には苦労しましたが、何とか順調に進み、無事帰国。振り返って見ると、楽しい旅でした。
【日程】:2015.11.12~2015.11.22(9泊11日)
成田発(シンガポール航空)→ロサンゼルス(シャトルバス)→アナハイム(クラリオンホテル:4泊)→(レンタカー)→ラスベガス(バリーズ:5泊)→(デルタ航空)→ロサンゼルス(トランジットのみ)→成田着
【今回の旅行で役立ったもの】
①スマートフォンと携帯充電器
ソフトバンクのアメリカ放題が大活躍。
インターネットも電話も日本と全く同じ感覚で使用できました。
特に、グーグルマップのナビも日本語で問題なく、ドライブができた
のには助かりました。
②携帯スリッパ
機内でもホテルでも清潔好きの日本人には必須です。
③ウエットティッシュ
アメリカはお手拭がないので、食事前に便利です。
④クレジットカード
改めて便利なことを実感しました。
わずかな金額でもどこでも使えます。
また、どこで、いくら使ったのかの詳細が分かりますので、
後の旅の整理にも便利です。
⑤クレジットカード会社の海外アシスタントデスク
日本人スタッフが丁寧に対応してくれ、色んな情報やお得な割引
情報などを教えてくれます。旅の始めに訪れておくと便利です。
⑥ラスベガスでのチケット割引業者
ラスベガスのショーも見るなら、必ず訪れることをお勧めします。
30~50%の割引で大変お得です。
但し、人気の高いショーはありませんので、日本で良くチェック
する必要があります。
では、旅行記をお楽しみください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー 飛行機
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【成田⇔ロサンゼルス空港〜シンガポール航空】
評判の良いシンガポール航空で成田→ロサンゼルスです。
噂通り、エコノミーでは珍しいといわれている一人1台の液晶ディズプレイです。映画も200種類以上ありますが、残念なことに日本語バージョンはかなり少ないです。
機内食は、大変充実していて美味しかったですね。メニューもキチンと配られていて洋食と和食から選べます。私は、夕食はハンバーグ、朝食はあんかけそばを選びましたが、どちらも美味でした。食後には、ハーゲンダッツのアイスクリームが配られます。更に、間でも、フルーツやナッツのおやつが配られるので食べきれません。
また、CAさんの対応も良く、日本人のCAさんもおられますので、大変安心でした。 -
【ロサンゼルス空港からアナハイムまで〜スーパーシャトル】
ロサンゼルスからアナハイムまでの交通機関を色々調べましたが、一番便利で安価なスーパーシャトルバスを使いました。日本で予め飛行便等を含めて予約しておくと、到着したらメールが来て、停留所とシャトルバスの号車を案内されました。場所探しに少し戸惑ったものの、何とか停留所につくと、しばらく待って指定されたバスが到着。アナハイムのホテルまで連れて行ってくれて、チップ込みで17ドル。リムジンバス等に比べると大変便利でした。 -
【アナハイムでの宿泊先〜クラリオンホテル】
スーパーシャトルバスで約40分でホテル到着。クラリオンホテルというディズニーランドから歩いて20分程度のホテルです。ここでこれから4泊です。
部屋は広くて申し分ありませんが、設備が色々古いところが目立ちます。
バスタブはありますが、シャワーは固定式で栓が緩いので、風呂の水が溜まりません。また、寒かったので空調を付けましたが、もの凄い音が響きます。
二階には、コインランドリー・乾燥機があり、長期滞在者には便利です。
宿泊料は1日約1万円ですが、他の周辺のホテルと比べれば、かなり割安です。一人旅ですので、どうしてもホテル代はかかってしまいます。 -
【カルフォルニア・ディズニーでの3日間】
11月12日にアナハイムへ夕方到着しましたが、案外元気だったので、カルフォルニアディズニーへ行くことに。3デイホッパーを購入しました。
日本と違い、ディズニーランドとカルフォルニア・アドベンチャーの入口が向かい合っていますので、両パークの行き来が大変便利です。少し高くはなりますが、ホッパーの購入を強くお勧めします。
パークに人が多いには日本と同様です。しかし、日本は若い女性同士や子供連れが多いのですが、こちらは、中高年の夫妻が目立ちます。また、園内も、緑が一杯で、キャラクターや飾りがあまり前面に出ていないので、日本に比べると落ち着いて、大人の雰囲気が強いですね。また、60周年ということでしたが、グッズもそう多くなく地味な感じでした。
パレードやショーはさすがエンタテイメントの本場を感じさせ、日本に比べると一層の派手さ、質の高さを感じさせました。特に、ファンタズミック、ディズニーランドフォレバー、ペイント・ザ・ナイトは必見です。
アトモスフィアショーもかなり充実した内容で楽しめます。また、アトモスフィアショーやグリーティングは、日本と違い、インフォメーションに時間と場所が書いてありますので、分かり易いです。
ディズニーランドのメインストリートの入口にディズニー関連の展示物や実際のクリエイターの方もおられて、ディズニーファンには興味深いですよ。 -
【海外初レンタカーでのルート66】
アナハイムでレンタカーを借り、ラスベガスまで約260マイルの道のり。レンタカーはシボレーのSUV。海外初レンタカーということで、慣れない左ハンドル、右側通行、位置の違う方向指示器に少し戸惑いましたが、グーグルマップのナビのお蔭で無事走破しました。
ハイウエィの途中、VICTORVILLEで下り、BASTOWまでの約1時間の道のりがルート66です。オログランデという寂れた街で写真。有名なルート66の道路サインは、ここの道路には何か所か見かけました。広大な平原に鉄道が敷かれ、長い貨物列車が通る風景を見ると昔のアメリカを忍ばれました。
もう一つのルート66スポットは、セリグマンです。
こちらのスポットには、ラスベガスからグランドキャニオンへの陸路のオプショナルツアーの途中で立ち寄りました。ここは、日本でもかなり宣伝されており、ルート66のスポットしては一番有名な場所です。また、ここは、ディズニー映画カーズのモデルとなった場所です。たまたま、私たちが立ち寄った時に、ルート66の保存運動をしておられ、大変有名なエンジェルさんがおられ、気軽に写真を撮って頂きました。めったに来られないそうなので、大変ラッキーでした。こちらのルート66には、残念ながらルート66サインはありませんでした。 -
【ラスベガスでのセリーヌ・ディオンコンサート】
正直、そんなにファンではなかったのですが、ラスベガスへ行くのなら、世界の歌姫と言われる歌手のライブを聴いてみたいと思い、日本で予約をしておきました。
席は第3カテゴリーですがそれでも170ドル、手数料等を含めると195ドルとかなり高額。座席は前から30番目程度でした。
11月17日の当日、広いシーザーズパレスをウロウロしながら、会場にたどり着きました。既に、かなりの観客が並んでいますが、ここで、セキュリティチェック。ゲートを潜る本格的なものでした。ホールは4000席だそうですが、セリーヌが日本でコンサートをやるときはドーム球場クラスですので、それに比べればかなりかなりコンパクトです。席は、肉眼で表情も何とか確認できるレベルで満足です。
コンサートの印象を一言でいうと、素晴らしく良かったです。今まで色んなコンサートを見ましたが、その中でも最高クラスです。その最大の理由は圧倒的な歌のうまさです。やはり、世界の歌姫と言われるだけあって、その歌唱力には圧倒されました。次に、セリーヌの家族や観客を大切にする気持ちが伝わってきたということです。特に、ショーの後半、暗闇の中から観客席に急に現れて、歌を歌いながら、観客と握手したり(ここまでは日本でも良くありますが)だけではなく、一緒に写真を撮らせたり、抱き合ったり、声を掛けたり、その素晴らしいパフォーマンスに感動しました。ファンにとっては、憧れのセリーヌが隣に居て、写真を撮ってくれるのですから夢のような時間だったと思います。ただ、そこは、アメリカ人らしいと思うのですが、観客も整然としていて、日本のように多くの観客が駆けつけて揉みくちゃになったりすることなく、マナーの良さを感じました。
ショーは1時間40分程度でしたが、大変満足の行くもので、すっかりセリーヌのファンになり、帰ってからもセリーヌの歌を聴き続けています。ラスベガスでのコンサートがある内にもう一回見に行こうと思うほどです。しかも、次はもっと良い席で。
もし、ラスベガスに行かれることがあって、洋楽の好きな方は是非コンサートをご覧になることを強くお勧めします。 -
【シルク・ド・ソレイユ(「KA」と「O」)】
エンタテイメント三昧目的の旅行でしたので、シルク・ド・ソレイユも外すことはできません。今、ラスベガスでは様々なシルク・ド・ソレイユのショーが行われていますが、その中でも人気の高い「KA」と「O」をターゲットとしました。日本で事前にチケットショップで調べたところ、「KA」はほぼ毎日割引チケットがあることが分かりましたので、現地に到着後購入することに、「O」も体調を見て購入することにしました。(何せ、普通の席でも100ドルはしますので・・・)
11月16日にラスベガスに到着しましたが、案外元気なので、早速宿泊先のバリーズのすぐ下にあるTIX4(チケットディスカウントショップ)へ。掲示板を見ると「KA」が35%オフとのことでしたので早速購入することに。割引があるので、一番良い席を購入。事前の調べでは予めチケットへ引き換えておく必要があるとのことでしたので、聞いてみると、そのままで大丈夫とのことでしたので安心。開始時間の9:30に間に合うように、会場のMGMグランドホテルへ。会場は「KA」のために作られた大がかりなセットです。ショーの内容については、私が期待していたアクロバティックな場面はほとんどなく、芸術的な表現が主で少しがっかりしました。多分、高度な身体能力を必要とされるショーではあるんでしょうが、そういうものが伝わってきませんでした。以前、福岡でもシルク・ド・ソレイユを見たときにも同じような感じを受けましたが、どうも、私との相性が良くないのかなとも思いました。
ただ、「O」は今人気ナンバーワンですから、一応見ようと思い、ファッションショーにあるクレジットカードの海外アシスタントデスクへ。ここは、現地の情報に通じた日本人が対応してくれますので、一応確認したうえで購入しようと思ったからです。聞いてみると、見た人は「O」派と「KA」派に分かれるとのこと。また、アクロバティックなものを期待するのなら、シルク・ド・ソレイユの成功のきっかけとなった「MYSTERE」の方が良いとのアドバイスを受けましたが、一応、人気ナンバーワンを思い、「O」のチケットをお願いしました。担当の方は、ホテルカードを作ると15%オフとのことで、その場でホテルへ連絡し、ホテルカードを作って割引価格で手続きをしてくれました。15%と言っても、元の価格が高いので2000円程度になり、ラッキーでした。また、席も、先方の担当者と電話で連絡を取りながら、良い場所を確保して頂きました。他にも、このデスクで様々な割引クーポンや美味しいレストラン情報を聴くことができ、大変助かりました。特に、個人旅行の方は現地情報を得るためには非常に便利と思いますので、最初に行って、情報を得た上で行動するとより旅が楽しくなるのではと思います。
それで、肝心の「O」ですが、一抹の不安を抱えながら見ましたが、非常に良かったです。舞台で水槽が現れたり、なくなったり、高い場所からのダイビング等、非常に楽しめました。やはり、人気ナンバーワンだけあるなという感じでした。 -
【HUMANN NATUREとJUBILEEのショー】
洋楽が好きなので、セリーヌ以外にもコンサートを見たいと思い、事前に色々調べました。丁度旅行の期間に、ダイアナ・ロスのコンサートもあるので、それも興味あったのですが、時間帯が中途半端なので断念。その代わりに昔懐かしいモータウンの曲を歌うHUMAN NATUREのショーに行くことにしました。もう、一つ、当日はショーのはしごをする予定でしたので、最もラスベガスで華やかと言われるJUBILEEのショーへも行くこととしました。
当日、昼前にチケットショップへ行くと両方とも半額でしたので、即決定。約10分並んで手に入れました。今回は、事前にチケットと引き換えが必要というので、両ホテルへ行って交換。
19:00になり、HUMAN NATUREのショーが開かれるベネチアンへ。ここも、広いホテルで会場へ行くのに苦労します。ホールはセリーヌとはさすがに違いこじんまり、それでも1000席ぐらいの広さ。でも、座席は満員で人気がうかがえました。HUMAN NATUREは全く知りませんが、オーストラリアのグループで25年のキャリアを持つボーカルグループです。
ショー自体は、モータウンサウンドのメドレーですが、私の知っている曲は数曲程度。でも、グループのショーの盛り上げ方が上手なので観客は大盛り上がりです。何回もスタンダップさせて一緒に踊ったり、歌ったり、観客層は中年以上ですが、皆楽しんでいるようです。そして、ショーの最後の曲が終わると、すぐに、メンバーは出口へ。そこで、お見送りをしたり、サインをしたり、こういう点はセリーヌとも同じようにお客さんを大事にしている気持ちが良く伝わります。
終了後、急いで、次のショーが開かれるバリーズへ。ここでは、50年程度続いているJUBILEEのショーです。観客席を見渡すと、約6割程度の入り。しかも、中国人の団体が多く入っており、約半分程度が中国人という状況です。
ショーは、トップレスの美形の女性が次々に派手な衣装をつけて出てくる、なるほどラスベガスならではの豪華なショーでした。日本でいえば、宝塚のアダルト版と言って良いでしょう。良くも、悪くもこれがラスベガスなのだなと感じさせるショーでした。本来のラスベガスを感じたい方には、丁度良いショーかもしれません。 -
【バッフェ】
ラスベガスの飲食と言えば、ホテルバッフェですので、一番人気のシーザーズパレスのバッカナルバフェへ行きました。混んでいる時間を外すために16時頃行ったのですが、それでも行列があるほどの人気でした。代金の59ドルを先に支払、案内されるまで約15分、漸くスタートです。目移りするほど沢山のメニューがありますが、狙っていた肉のコーナーでプライムリブをまずもらいました。写真で分かるように、バフェの切り分けの量が日本と違ってかなりのボリューム。これだけで危うくお腹一杯になりそうです。ですが、このプライムリブが最高に美味しかったです。また、周りを見るとカニが人気のようでしたので、これもゲット。ただ、後で気づいたのですが、ゆでたてのカニが別のコーナーにあることが分かり、そちらにすれば良かったと後悔。また、日本食のコーナーでは寿司がありました。ネタ数は少なかったんですが、日本と同じ味で満足です。数日前にプラネットハリウッドのバフェにも行きましたが、やはり、シーザーズパレスの方が数段上(値段もですが)でした。 -
【グランドキャニオンへのオプショナルツアー】
グランドキャニオンには昔飛行機で行ったことがあったので、今回は陸路のツアーを選びました。朝6時にホテルでピックアップ。日本人ドライバーのツアーでしたので、お客さんも全員日本人。久しぶりに日本語に囲まれました。ドライバーによると片道500キロ、往復1000キロの道のりです。日本でいえば、東京・大阪を往復する距離とのこと。これを一日でしかも一人のドライバーが運転するんです。少し不安を抱えながら出発。
約5時間でグランドキャニオンのサウスリムへ到着。ここで約2時間の自由時間です。昔来た時も感じましたが、この景色を見ると、自然の営みの凄さを感じます。
ガイドさんが地上1600メートルの崖っぷちに案内してくれましたが、こちらは足がすくんで先っぽまではとても行けず。若い学生は、座って足をぶらぶらして絶景を楽しんでいました。日本では、必ずこういう場所は手すり等がありますが、ここはアメリカ、すべては自己責任ということでしょう、手すりも何もありませんし、ここから落ちてしまえば、多分、誰にも気づかれないままでしょう。
帰りはルート66を一部通り、有名なセリグマンへ立ち寄った後、ラスベガスへ。周りはもう暗くなっており、ハイウェイからラスベガスの素晴らしい夜景を見ることができました。往復約10時間のドライブでしたが、グランドキャニオンだけではなく、アメリカの広大さも感じることができたツアーでした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
10