2015/03/26 - 2015/03/30
6211位(同エリア12010件中)
ymさん
フィギュアスケート世界選手権2015の観戦旅行。
初めての中国、初めての上海、意外と楽しかったぞという旅行のメモ。
(試合内容についての記述はほぼありません)
2015.03.27(金曜日/星期五) day2 くもり・小雨
アイスダンス・フリーダンス/男子・ショートプログラム
2015.03.28(土曜日/星期六) day3 晴れ
女子・フリー/男子・フリー
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
◆ 3/27
ホテルの朝ごはん。わりと全部美味しかったんだけど特におまんじゅうがおいしかった。でもおまんじゅうコンビニのすらおいしかったからね…ありがてぇ街だ。あと食後のコーヒー(?)が衝撃の薄さ。麦茶かと思った。あれは麦茶だったのか?ホリデイ イン シャンハイ プードン ナンプー バイ IHG ホテル
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ホテルのすぐそばの四つ辻。4つの角のうち3つが電器屋。どういうことなの。
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コンビニ(ファミマ)までは歩いて5分位。道路ひろーーーーい!
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これはコンビニで買った午後の紅茶チョコレートミルクティー。リラックマ!かわいい。キャップにもリラックマ。中身は強烈に甘かった。
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藍村路の駅前付近。雰囲気や建物になかなか味がある。
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試合の行われる東方体育中心(Oriental Sports Center)まで地下鉄で。駅前にコンビニすらない、という事前情報は得ていたものの本当に何もなくて驚く。入場の荷物チェックは前評判通りかなり厳しくて、ペットボトルは絶対に持ち込めない。水筒も没収されるという話を聞いていたので持って行かなかった(地元の皆さん定番のお茶水筒、中で持ってる人も見かけたけどね)。会場の中に食べ物や飲み物のキオスクは用意されていたのであまり不自由は感じなかった。ファストフードは長蛇の列になっていたのでそこは別途考えておいた方が良い。私は大きめのしっかりした紙コップ(日本で購入)とピーチティーの分包を持って行って、大会が無料で提供しているウォーターサーバーを利用していた。水だけだと飽きちゃうからね〜。
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建物の感じはたまアリに似ていて新しくて綺麗だったけど、この日は小雨でけっこうやられたなー。
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午前中のセッションが終わって外へ。敷地内には花海棠が植わっていて、ちょうど咲き始めだった。カイドウは中国では牡丹と並んで好かれる花なのだそうで、みんな嬉しそうに写真を撮ってた。
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夕方からのセッションまでの間に昼食。さっぱり土地勘もなく事前の下調べもしなかったので、昨夜通った地下鉄駅(打浦橋)直結のショッピングモールの地下フードコートまではるばる食べに行った。折角だから知らないものを食べたい、でもハズレは引きたくないとウロウロした結果何だかわからない麺のお店に。お店のノリ的にはなか卯みたいな感じ?全く何なのかわからなかったのでお店の人のお奨めをそのまま頼む(ボディランゲージで会話)。運ばれてきたのは小さい丼に入ったソフトめんみたいな柔らかくもっちりした太い丸麺と、アツアツのでっかい石鍋に入ったこれまたアツアツのスープ。たっぷりと脂が浮いた白いスープに刻んだバジル、どっさりの野菜、きくらげ、ゆば、ハム、豆、そして鶏ももがドドーンと1本。
日月光中心広場 ショッピングセンター
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周りを見ると麺をスープに都度入れて食べているみたい。真似して食べてみる。熱い、ちょー熱い。太熱熱了。でも結構ウマイ。いや相当ウマイ。ものすごく口の中火傷したけどね。
後から調べたら食べたのは米線という雲南省発祥の麺で、鍋とスープをアツアツにしてその熱で具を煮込むという、そういう料理でした。麺が別付けだったのは伸びちゃうからかな。
at 上海大鼓米線 日月光中心広場店日月光中心広場 ショッピングセンター
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このショッピングモール(日月光中心)は田子坊の最寄駅ということもあって賑やかでおしゃれで楽しかったなー。フードコートのスイーツのお店に目移り。いわゆるタヌキケーキの亜種?かわいい!
日月光中心広場 ショッピングセンター
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次競技の開始が迫っていたので軽食を買って帰る。香港のエッグタルト屋さん酥妃皇后(Queen Sophie)のエッグタルト。1つ8元。
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世界選手権の観戦は朝から晩までの大仕事で、会場に入ってしまえば国籍も関係ないし、実はあまり強く異国にいることを感じない旅行でもある。観戦マナーのお国柄みたいなことがよく言われるけれど、少なくとも私の周りでは特に不快に感じるような出来事はなかった。ちなみに、お隣がたまたま日本人の方だったのだけど、日本選手の応援で声を出すまで私は現地の人だと思われていたもよう。この滞在中、会場でも観光地でもなぜか現地の方に間違われる事案多数発生であった。なぜゆえ。(シェアメイト曰く、「バッグの色がカラフルで現地っぽいのでは」)
終わって外に出ると月夜。空気で言うと昨年の台北より過ごしやすかった。(台北はバイクの排気がひどいのよーって言ってたなあ、そういえば) -
夜は駅前のファミマで中華まんとビール。やっぱり「青島」でしょ。
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◆ 3/28
早上好!本日の朝ごはん。パン美味。きのこ美味。おまんじゅうは中身が甘い黄身みたいなやつ。上海焼きそばは本日も美味。おかゆの具は全部が甘く、一部がやたら辛い。ホリデイ イン シャンハイ プードン ナンプー バイ IHG ホテル
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打って変わっての晴天。とても気持ちが良い。上海3日目となって交通ルールにも慣れてきたが、右折で突っ込んでくる車(こわい)右折で突っ込んでくるバイク(こわい)8車線道路の横断を全く躊躇しない徒歩のおばあちゃん(こわい)にはまだ慣れなかった。
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8車線道路の交差点をのんびり突っ切るチャリ。
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一番怖かったのがチャリと同じノリで普通に歩道を爆走してくる原付。夜道で後ろから来られた日には命の危険を感じた。あんまりエンジン音がしないのも怖い。歩道が広いからって油断しちゃいけない。
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今日は男女フリーのセッション。現地の若い子たちが本当に嬉しそうにうきうきと会場に向かっていて、微笑ましかった。日本のスケート会場の観客のノリとは少し違う。彼女たちにとってはいわば日本のアイドルが上海で公演してくれる、人生に一度かもしれない機会なのだと、教えてもらった。ジャニーズのアイドルや、まんがやアニメやゲームや、そういうジャパニーズポップカルチャーアイコンのひとつなのだと。だから痛バッグやアニメグッズを身に着けてる子多かったよ〜。しかもものすごく作品ちゃんぽん。
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女子が終わって男子までの間に、本日はシェアメイトと昼食へ。せっかくなので上海ヤングの集っている所へ行こうぜ、と地下鉄に揺られ「徐家匯」駅下車。ショッピングモール「美羅城(Metrocity)」へ。(下調べがあんまりない場合モール頼みになりがち)
美羅城 ショッピングセンター
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首都圏で言えば浦安のホテルに泊まって、埼スタに毎日観戦に行っているような(建物はたまアリだけど立地条件は明らかに埼スタやであそこ)感覚だったので、地下鉄から上がった瞬間の「あっこれ都会だ!!」という感覚すごかった。いきなり新宿や池袋に放り込まれた感じ。人も車も密度が違う。そうそう、実はねこの旅行、外灘とかね、超高層ビルとかね、行ってないんですよ…。
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昼食は結局館内の台湾小吃のお店で。ルーローファンとか、五香粉のかかった唐揚げとか。台湾料理間違いない(笑)。
美羅城 ショッピングセンター
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モールの中は日系のお店がいっぱいで、池袋サンシャインシティを感じる雰囲気。定番キティさんの君臨具合がすごかった。
美羅城 ショッピングセンター
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男子のセッションは夕方から。これだけは載せておきましょう、上海ガールたちのアイコンの演技後。投げ込みにもお国柄が出ますが、中国の観客といえばそもそもぬいぐるみで、それに例の黄熊ネタがかみ合った結果がこちら。凄い。手前のものすごく足の長い白熊が気になって仕方がない。ぬいぐるみはお花と違って一度に集められる量が少ないから、大変だ。
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すべてが終わって、今日も月が出ていた。
来て良かったよ。どの試合をどこへ見に行ってもそう思う。ありがとう。 -
本日の夕食。リリアンベーカリー(莉蓮蛋撻餅屋)のパンと、あとはファミマで調達したおまんじゅうと「おにぎらず」、飲むヨーグルト、ビール、日本から持ち込みのみそ汁。
これを買いに寄った最寄りのファミマで。
友人が缶ビールを床に落としてしまい、その衝撃で何と缶に穴が開いてビールシャワー事件が勃発。落としただけで穴が開く缶ビールって何だよ…と思ったけど、幸い我々にはそれほどビールはかからなかった。一人でオペレーションしている若いお兄ちゃんは暢気なもので、拭きに来るでもなく「拾っといて〜」みたいなノリで見ている。おいおいそれでいいのか?と首を捻りながらボディランゲージでおまんじゅうを取ってもらい(中国ファミマのレジ側肉まんの種類の多さと味のガチさはこれだけで生きていけると思ったやつである)、会計。いつものノド飴(※「京都念慈菴枇杷潤喉糖」。結局この旅行ではあちこちで買い足しトータル10缶買ってきた)を2缶買ったこともあり少しまとまった額になった。
ところが、お兄ちゃんが寄越したお釣りがとんでもない金額になっている。というか自分の買い物した金額より多い。あわてて筆談用のメモを出し、自分の買った金額と出した金額を書き、お釣り額を示すもお兄ちゃんはニコニコして「まぁ取っといてよ」とお金を差し出してくるのだ。
目を白黒させる私にお兄ちゃんはソワソワとして言った。「日本から来たんだよね?」「??そ、そうだよ?」「日本のどこから来たの?」「ええと、…東京」「そっかぁ、東京かぁ…。東京かぁ…(*´▽`*)」
私の拙い中国語では片言の単語でしか言えなかったけど、彼の聞きたかったことには答えられたらしい。英語も通じないのでそれ以上の会話を続けることはできなかったけど、買ったものを丁寧に袋詰めしてくれながら「…Dongjing」とソワソワ繰り返すお兄ちゃんはなんだかすごくかわいかった。お金はもう、まるっきり埒が明かないのでそのままいただくことにして、「謝謝、ありがとう」と言って店を出た。
日本人の少ないエリアだったから、日本人の女の子のお客さんなんて珍しかったのかな。それが買い物をタダにしていい理由にはならないと思うけど(笑)。日本のコンビニだったらあとで大目玉は請け合いだろう。待っていた友人に顛末を話しつつ、大丈夫だったかなぁ、とちょっと心配になった。
東京!行ってみたいなあ!っていう憧れを隠すこともなく、本当になんだか男子中学生みたいなピュアさで、ソワソワウキウキと話しかけてくれた彼のことは、私は今でも忘れられないし、そんな風に私たちの住む町のことを思ってくれていることを、嬉しく思わずにはいられないのだ。 -
ダノンビオのこの飲むタイプおいしかったなー。と思ったら帰国直後から日本でも売り始めた。
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おにぎらず、私の認識が確かならこれも日本で売るより早かったような。おにぎらずというよりライスバーガーな感じでしたが。おいしかった。
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試合も終わり、後はエキシビションを残すのみ。明日は少しちゃんとした観光ができる。ルームメイトと相談して、豫園に行くことにした。
おやすみなさい。
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