2015/11/21 - 2015/11/22
72位(同エリア93件中)
エスペラさん
近くにある銭湯「小松湯」がついに廃業となった。
小松湯は、創業83年になる老舗で、地下水を使い、薪とボイラーを併用している大田区では典型的な温泉銭湯だった。昨年秋、ご主人が薪を集めている最中にトラックから転落して大けがをし、当初は直り次第再開という話だったが、回復は芳しくなく、結局閉じることになってしまった。
閉店自体は6月ぐらいに決めていたようだったが、お隣の八百屋さんの尽力で、「「閉湯式」をこの土日で開催することになった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- その他
- 旅行の手配内容
- その他
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小松湯前は、普段は通勤路ではないのだが、たまたま通ったら、こうした案内のポスターが貼ってあった。
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「閉湯式」の当日は、表にもこうしたモニュメント的な展示があった。
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銭湯としては「らしくない」壁面画。
我が家からは一番近い銭湯だが、実は一度しか来たことがない。小松湯は熱いお湯が売りで、私は熱いのがダメだったからだ。 -
今回のイベントは若い人たちが中心に企画したようだ。
内容も展示されているものもなかなかユニークだった。
ただ、この人たちは、はたして銭湯に行ったことはあるのだろうかという疑問はいささか感じた。 -
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普通は見ることができないボイラー室なども見ることができた。
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2日目のメインイベントは、現在日本に2人しかいないペンキ絵画家の一人、中島盛夫氏による、ライブペイント。
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短い時間と限られた道具だけで仕上げていく姿にはただただ驚嘆した。
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右側は銭湯研究の第一人者といわれる町田忍氏。
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日本の伝統ともいうべきものがまた一つなくなってしまうことに淋しさを感じる一方、なくなっても実際に困る人はそれほど多くはないという現実もある。
現在、東京都の銭湯の入湯料は460円で、決して安くはない。しかも、その金額だけで銭湯を維持していくことは事実上不可能で、多くはさまざまな補助金などでどうにかやっているのが現実だ。さらに、一日の仕事は長く、厳しい。休みもあまりない。
きれい事を言うのはたやすいが、いかにしてそれが維持されてきたのかは今一度思いをはせるべきだろう。
帰り際、表で銭湯のお母さんが、近所の人に「一生懸命働いてきたから、神様が休めって言ってるんだと思うのよ」と話していたことが、一番胸に響いた。
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