バリ島への準備編（植物防疫所へ）

2015/11/10 - 2015/11/10

大学生の次女が現在インドネシアのバリ島におります。大学を休学しインドネシアで日本語を教えております。
日本語教師を目指し日本語教育能力検定試験にも合格し、縁あってインドネシアの高校で日本語を教えています。
しかしなれない南国の生活で、しばらくして腹痛で病院にかかるわ熱中症になるわと洗礼を受けております。
でも現地の方々はとても優しく親身にお世話していただいております。滞在先のビラで朝夕食べていて、お昼は
他の先生方がさりげなく気を使ってくれてます。
一度着任先のバリ島に行き、陣中見舞をし重量の関係で持って行けなかった生活用品や授業に使う教材を運ぼうと思いました。
次女がいるところはバリ島でもかなり田舎で日本食レストランどころか日本人もいないようです。
材料を持っていき大好きなカレーを作ってあげたいのですが、もし空港でチェックされたらどうしようと不安がよぎりました。
カレーの材料以外に教材として調理実習をするまとまった量の米も運びます。さらには茶道に使う抹茶とか粉末のものも運びます。最近はアジア圏では麻薬取締も厳しくその刑罰は、日本では信じられないくらいですが、ビビリな私は疑われるんじゃないかと不安に思いました。（んなことないよと思うでしょうけど 小心者なんです…）
今回お世話になった旅行社さんに相談すると、食物防疫所に相談されてはと言われました。関空の担当所へ電話して持っていきたいものを全てあげて伝えると折り返し電話があり、丁寧に説明してくださいました。
結果からいうと、野菜のほとんどは色々とハードルが高く無理でした。（チーン カレーは作れませーん！）レトルト類は問題なしでした。しかしお米と抹茶は検疫で申請する必要がありました。さらには調べるとインドネシアは放射能に汚染されていないの証明書もいるそうだと言われ、えーーー個人で持っていくにはもはや限界かなと思いました。ここは直接大使館に聞いてくれと言われ、電話してみました。（ドキドキ…チキンな私）するとすこーし日本とインドネシアの考えが違うことがわかりました。まず放射能検査については逆にどこから聞いたかといわれました。放射能検査が必要だとも必要ないともはっきり答えてくれませんでしたが、商品として生産者や産地がわかり封がしてあれば大丈夫だと言われました。持ち込むものが総額2万6000円（2万5000円だつたかな?）までは無税だよと言われましたが、ただお米は自家製米だと伝えると、それは少し難しいねと言われました。（ギャピーン）
やはりここは植物検疫を受けて持って行こうとなりました。
関空でも検疫をうけられますが、もしも不合格なら重〜い米が無駄になります。
そこで地元に近い植物防疫所を紹介していもらい、予約を入れていってきました。
バリ島への旅行はここから始まりました。

エリア 岩国(山口)

スーツケースの中には食品だらけです。
あとこれにお土産のカステラが入ります。（20キロはいくかな？）

水色のケースには抹茶が入っています
お菓子やらレトルト食品やらです

お米です。インドネシアの大使館の人は10キロまではokですと言われました。しかし重〜いので6キロです。

お抹茶です
これも検査してもらいました。

合格証です。お世話になった植物防疫所は公的な場所なのでアップはやめました。

旅行社の方をはじめ 関空の防疫所やインドネシア大使館の方、地元の植物防疫所の方 みなさん丁寧に説明していただいてありがとうございました。

ここまでしなくてもと思われる方もいると思いますが、現地の高校生の口にも入るものなので今回は万全の方法をとりました。

後ろのダボールには、半紙や折り紙 専門書が入ってます。
怪しいですよねー

合格証をしっかり持って行こうと思います。

うーん ドキドキするなー

でも娘に会うのが楽しみです。入り混じった気持ちです。