西浦温泉_Nishiura Onsen　東海の熱海！中京地区からアクセス至便の風光明媚な温泉

2014/12/27 - 2014/12/28

愛知県南部、蒲郡市の海岸沿いの温泉、西浦温泉を訪れました。三河湾から突き出る西浦半島にあり、名古屋からもそう遠くないアクセスが良く風光明媚な温泉地です。
★西浦海岸に建つ旅館に泊まり、三河湾を見渡す貸切露天と当地の海の幸アカザエビを味わう。
★風光明媚な半島周辺の「万葉の小径」や「橋田鼻遊歩道」を散策。

[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎アカザエビ

エリア 西浦・幡豆(愛知)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

東名高速道路を音羽蒲郡ＩＣにて下ります。

蒲郡はみかんの産地としても有名です。

この日の行き先は西浦海岸なのですが、途中「無量寺」に立ち寄ります。こちらは仏塔。

ここは昔から厄除け「ガン封じ」の寺で知られる平安時代の古刹なのだそうです。絵馬には人体の絵があって、ガンを治したい部位が黒く塗られています。

本堂。

身代わり不動滝。身代わりになってくれる…ということなのでしょうか。

西浦温泉に到着です。1953年開湯の比較的新しい温泉です。

この日の宿「旬景浪漫 銀波荘」。

目の前には、「西浦温泉パームビーチ」。

湾曲した砂浜が美しいビーチです。

旅館の入口。

エントランスホール。

ラウンジ。和モダンで清潔感のある旅館です。

客室。

客室からの眺望。

洗面台。

チェックインを終えたところで、散策に出掛けます。

宿のすぐそばにある丘。

ここに「万葉の小径」という散策路があります。

美しい風景から万葉歌人に愛されたという西浦の海岸。

その歌碑が小径の至る所に置かれています。

これらを一句一句読んでいくのも小径の楽しみ方のひとつですね。

もちろん近年整備されたものだとは思いますが、柿本人麿・麻績王・高市連黒人といった万葉の歌人による歌碑です。

丘の上には「稲村神社」、その鳥居。

稲村神社。

「朝日が輝く丘」。

「希望の鐘」。

万葉の歌人たちもこの風景に心奪われたのでしょうか。

ここで一句...といきたいところですが、そういったセンスは持ち合わせてないので...

さて、万葉の小径と反対の方向（西側）には、このような遊歩道が。「橋田鼻」と名が付く岬から始まる遊歩道です。

先ほどのビーチとは対称的に、荒々しい風景。

波の音を聞きながらこのような遊歩道を進むと...

西浦マリーナに到着。

この堤防の先には「松島」。

その松島に鎮座する「松島地蔵」は、海の守り神の本尊として地元の船乗りに親しまれているそうです。

マリーナから丘を上がると、「夕日が彩る丘」があります。

ここには「真実の鐘」。

ここでようやく一句、「西浦に　夕日が沈む　ナイスビュー」。センスゼロですね。

宿に戻る途中に見上げたトンビ。

宿に戻って、貸し切り露天風呂ヘ。

脱衣場兼湯上がり処。

三河湾(渥美湾)を見渡す絶景の露天風呂。

湯上がり処にビールが用意されています（有料）ので、こんなことになっちゃいます。

貸切風呂は源泉ではありませんが、この眺めを観ながら大きめの湯船につかるのは至福です。

夕日に染まりゆく渥美半島。

さて、温泉の後は夕食です。「旬景ダイニング　碧（AOI）」にて。

水槽には伊勢海老。（食べてませんが）

ダイニングルーム。

牛の鉄板焼きコースにあわせて、ボルドー・サンテミリオンの赤で。

コースのお造り。

オードブルプレート。

本日のスープ。

コースとは別注のアカザエビ。深海に生息する日本固有種のエビで、養殖ができず漁獲量が少ないため貴重な高級食材となっている模様。蒲郡市の知柄・形原漁港で水揚げされるそうです。
こちらは刺身。

こちらは焼いたもの。甘みがあり美味しいです。

サラダ。

本日の魚介焼き。

国産牛フィレ＆ロース鉄板焼。妻はフィレ、私はロース。

ごはん。

デザート。

カフェで〆。ごちそう様でした。

翌朝…日の出です。

朝から餌のおねだりですか。残念ながら何もないよ。

朝食も昨晩と同じ会場にて。海を見渡すカウンター。

味噌汁は鍋でアツアツ。

厚焼玉子。

豆腐。

干物もついて、品数とボリュームは申し分なし。

ずいぶん日が昇ってきました。そろそろ出発の時間です。

エントランスの足湯。

夕日も朝日も美しい海岸。ここはマリンスポーツのメッカでもあるそうです。