2015/10/25 - 2015/10/25
5位(同エリア90件中)
マサラさん
辺境第1カ所目は中国打洛とミャンマーの国境です〜!
移動も多かったけど、素敵な出会いも多かった田舎旅ならではの楽しい1日でした♪
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20:00に出発したバス。
意外と寝心地良くていつの間にか爆睡してて、気がついたらシーンと静まり返っている。
ん?
休憩?
そう言えば以前テレビの旅番組でどっかの国は夜中の長距離バスは3時間ぐらいドライバーの仮眠時間があるってやってたのを思い出した。
中国でもそうなのかな?
ちょっとしたドライブイン風のガソリンスタンドの前で多分4時間くらい停車。 -
ドライブインのトイレ。
和式だったけど、キレイすぎてビックリした! -
朝9:30頃モンハイに到着。
みんな降りちゃった。
打洛まで行く人いないのかな〜? -
なんて余裕ぶっこいてたら
「あんた達打洛行くんじゃないの?打洛行きはあっちのバスに乗り換えてって言ったの聞こえなかった?」
と運転手さんに言われて慌てて乗り換え。
アブナイアブナイ(^◇^;)
乗り換えたバスは普通の座席バス。 -
中国プーアル茶第一県 モンハイ
と書いてあります。
そう、雲南省広しといえどもプーアル茶の一番の産地はここモンハイなのです。
今年の6月、タイに長期滞在していた姉がビザランついでにここに来て、プーアル茶とこれまた雲南で有名な紅茶をこれでもか!って買ってきました(笑) -
モンハイから打洛までは1時間位。
打洛のバスターミナルから国境まではミニバスで10分位。
5元なんだけど、外国人で言葉が通じなかったり、中国人でも地元の人じゃないと10元とふっかけられるらしい。
(姉も前回片道ボラれたって)
今回はたまたま先客が5元だよ!って教えてくれてセーフでしたが気をつけましょう。
で、ここが中国とミャンマーの国境です。
中国人の団体ツアー客も見学に沢山訪れていました。 -
橋の向こう側はミャンマーです。
山の上にパゴダが見えます。
あーまたミャンマー行きたいなぁ。
ちなみに正規ルートではもちろん外国人はここからミャンマーに入る事は出来ませんが、バイタクと交渉次第で抜け道を利用しミャンマー日帰りツアーも可能らしいです。
但し、これは非合法ですので見つかったらどうなるか分からないですよ。
どうしても行ってみたいチャレンジャーはあくまでも自己責任でね。 -
国境の前には何軒ものミャンマー産翡翠専門店が軒を連ねています。
入り口では歓迎の舞を踊っています。 -
中緬辺境市場という名の青空市場も。
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ここも翡翠がメインですが、普通の土産物とか野菜とかも販売しています。
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漢方薬も雲南の市場ではよく見かけました。
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この子は売り物ではない…といいなσ(^_^;)
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さてさて、国境から約5kmの所にあるモン景来と言うダイ族の観光村(?)にやってきました。
国境からはバスがなく、ミニバスをタクシー代わりにしないといけません。
暗黙のfixプライスがあるようで、どんなに交渉しても30元からは下がりませんでした。
たった5kmで600円!?
ぼったくりすぎでしょー( *`ω´)って言っても始まらないので30元払いましたよ。
2人だから1人15元と思って妥協しました。
更に、モン景来は入村料もかかります。
1人50元。
中国の入場料は高すぎる!っていつも思う。
でも外国人と中国人のダブルプライスがある訳でもなく、中国人も普通に同じ金額払ってるもんな〜。
中国人の経済力の上がりようには目を見張るものがあるよね。 -
丁度団体ツアー客の入場と同じタイミングだったので、ここでも入り口の門のところで歓迎の舞が披露されていました。
昔ながらのダイ族の暮らしぶりが見られると思って期待して来たのに、まるでテーマパークにでも来たみたいでちょっとガックリ。 -
入り口入って少し奥に行くとお寺があります。
11:00〜11:30位まで、お坊さん達がこの芝生の上で瞑想するそうなんですが、私達が着いた時丁度終わったばかりだったみたい。
残念。 -
毎日昼と夕方、この様に瞑想してるみたいだよ。
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こちらが本堂。
ちょっとお参りして行きましょう。 -
ここは南伝の上座部仏教のお寺。
なんかタイにいるみたいでこうやってみてるとここが中国だって事うっかり忘れそうです。 -
外ではお坊さん達が寛いでいます。
ここでは10人程度のお坊さんが修行しているそうです。
手前にいるおじいさんは袈裟は着ていないけど住職なのかお坊さんの様で、旅と健康を祈願しお経を唱えながら聖水の様なものを掛けてくれて、お坊さん達が作ったミサンガを下さいました。
「お布施して行きなさい」
と言われましたが、金額は自分の気持ち次第で大丈夫。 -
本堂の隣のお堂は立入禁止。
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更に奥に進むと
独木成林
と言う木が。 -
1本の大木から無数の根?枝?が出ているからそう言う名前がついたのか?
この村の近くにはもっと大きな独樹成林と言う木があって観光名所となっている模様。 -
村の入り口の方は、ほとんどお土産やさんだったけど、奥の方に入ってくると村人がお仕事しています。
カラフルな糸を使って機織り。 -
多分昔お酒の醸造場だった所。
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住居スペースは団体客が来なくてのんびり。
猫ちゃんものんびり。 -
村の外れの方まで来ると川が流れてました。
夏は子供達が水遊びするのかな? -
更に先に進むと…。
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中国とミャンマーの界碑が!
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後ろ側はミャンマー語。
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この川を挟んだ向こう側がミャンマー。
韓国と北朝鮮みたいな物々しさは一切ありません。 -
ズームして見るとミャンマー側の崖っぷちにも界碑が!
向こう側には観光客はいませんけど(笑) -
糸を紡いでいる村人を隠し撮り。
カラフルで絵になります。 -
民泊できるおうちも幾つかあります。
1泊1部屋80元〜らしいです。
時間があったらここで1泊しても良かったかも。 -
とても小さい村で見どころも見終わったからそろそろ帰ろうかと出口に向かって歩いていたら目に止まった家?お店?
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無料で美味しいお茶をどうぞ。
村に来た人は皆さんお客様です。
と書いてあります。
ワォ!
無料でお茶頂けるならご馳走になりましょう♪ -
だって自家製を謳ってる気になるお茶がイッパイ!!
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ご主人に「どうぞどうぞ〜お茶飲んでって」って言われて入ったは良いけど、私達が着席するなり中国人の団体客が押し寄せてご主人接客で大わらわ(笑)
他にも試飲したいって入ってきた中国人のおばさんが勝手にお茶淹れて飲んでってもご主人何にも言わないもんだから、おばさんが帰った後私達も勝手にお茶淹れてご主人の手があくのを待ちました。
ご主人の手が空いてようやくゆっくりお茶しながらお話出来ると思ったら、今度は「知り合いを迎えに村の入り口まで行ってくるから待っててね〜」と言われてまた待ちぼうけ(笑)
なんて緩いんだ。
30分位待ってたらご主人だけ戻ってきて、その友達の説明をしてくれたんだけど、「ティエピーシーフーを作ってる人で〜」って。
ティエピーシーフー?
シーフーって何?分からないって言うとコレコレと指差したのが植物の枝の様なもので。
はぁ?
ますます分からんと思って聴き取るの諦めたら、今友達がティエピーシーフーを妹の家で作ってるから行ってみようと誘われ急遽妹さんのお家に行く事に。 -
いや、妹さんのお家に行く前にご主人ちのお茶買わせて下さいな〜!
って飲ませてもらって気に入ったプーアル茶の5年熟成茶をお買い上げ。
本当は50元だけど20元で良いよって。ご主人留守中に奥様に聞いたら40元って言われたから、値切ろうと思ってたのに、値切る必要もないくらい安くしてくれた(笑)
しかもこれまた雲南特産の糯米香茶も飲んで見て!って売ってた商品おまけにつけてくれちゃった。
本当は布郎山の古樹茶も買おうかと思ったのに「これは夏茶だから美味しくないよ」と教えてくれるほどの商売っ気の無さっぷり。 -
どこにでもありそうなパッケージだけど、下に「モン景来古茶坊出品」って書いてあるでしょ?
モンハイ産だったら何処でも買えるけど、モン景来産は激レアだよ〜! -
お買い物を無事に済ませ、ご主人に連れられやってきた妹さんのお家。と言うかお土産やさん。
緑の服の男性と赤い服の女性がご主人の友達のご夫婦でそのティエピーシーフーとやらを作っている人。 -
それでこれがティエピーシーフー。
こんなの見たことある?
漢字で書くと「鉄皮石斛」となります。
調べてみたら高麗人参並みに高級で、滋養強壮に良い漢方薬に使われるラン科の植物みたい。
芽が出てから収穫出来る大きさになるまで4年もかかり、気候も選ぶため栽培が難しいから高いんだとか。
乾燥させて薬みたいにしたり、枝のままスープや煮込み料理に入れたり色んな使い方をするんだって。
生でかじるとすごい繊維質で噛み切れないんだけど、噛んでるとドンドン粘り気のある汁が出てきて不思議な食感。味は苦味もなく、ただ青臭い。
ご夫婦曰く日本にも輸出してるから薬局で見たことあるはずだよ!って言われたけど、私は聞いたことも見た事もありません! -
今回はどうやら妹さんのお店に営業に来たっぽくて、鉄皮石斛茶(?)をデモで作って試飲させてくれました。
豆乳作り機で30分位煮出したみたい。
であのスジスジの繊維を濾すとトロントロンの汁になります。 -
絞りかすはパックにすると美肌に良いからやってごらんと言われてトライ。
本当は寝る前に30分位パックしておくと良いらしいけど、10分やっただけでも、肌がしっとりして一皮むけたように1トーン肌が明るくなった!
これには半信半疑だった妹さんも興味を示して「今夜やってみるわ」って。
少しは営業に貢献出来たかな(笑) -
妹さんのお店の向い側のお土産やさんでは、商品と洗濯物が一緒に並んでる。
のどかだ。 -
手前の緑の男性がお茶屋のご主人。その後ろが妹さん。
折角のご縁だから記念撮影♪
私達がこれから景洪に行くって言ったら石斛夫婦がバス通りまで車で送ってくれるって!
ラッキー!
ご夫婦はまだお茶屋のご主人とお話があると言うので、私達は酒の醸造場を見に行き後で合流する事にしました。 -
酒屋さん。
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沢山甕が並んでます。
自家製のお酒だよ〜! -
ここで作ったお酒に薬草を漬け込んだ薬酒や
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55度もある糯米で作った焼酎、蜂蜜酒など。
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何杯でもお好きにどうぞ。チップもお好みで。
と控えめに「飲んでも良いけどチップも入れてってね」アピール。(笑) -
テーブルに出ていた全種類のお酒が試飲可。
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景洪から遊びに来ていたダイ族の女の子達と女子会(笑)
お店のおばさんは一切商品売りつける事もなく、みんなが試飲のお酒をおつまみ出しながらガンガン飲んでもにこやかに見てた。
ホント折角観光村になってるのにこの村の人たちは商売っ気なさ過ぎ!
(村の入り口近くのお土産屋さんは積極的に売ってたけど)
今回は飛行機に荷物預けられないから液体物買えないけど、タダ飲みするのは申し訳ないからちゃんと4元チップ置いてきました。 -
酒屋さんを後にして、もう少し村の中を散策。
なんかこの感じ、ミャンマーのインレー湖の近くの豆腐村に似てる。 -
大量の干しもろこし。
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祠
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忘れてたけど、なんでモン景来に来たいと思ったかと言うと、ガイドブックに西双版納最大の仏塔群があるって書いてあったからだったの。
でもどこを探してもそんな立派な仏塔群など見つからず。
どうやらその仏塔群は村の入り口の横に小ぢんまりとあった、このショボショボ仏塔群の事らしい。
東武ワールドスクエアじゃないんだからさ、あんまり誇張しないで頂きたい。 -
外にある仏像。
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ご神木。
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たまたまサトウキビ絞ってる所に遭遇。
観光客に見せるようにやってるんじゃないです。
実際今でもこのように臼のようなもので絞ってます。
絞った汁で紅糖を作るのかな?
紅糖も特産品で、手作りなのに3斤(1.5kg)が8元と激安!
ほんっと商売っ気なし!
美味しかったから3斤買いました。 -
モン景来を思った以上に大満喫し、あのご夫婦の車でバス通りまで送って頂きます。
景洪行きのバスはよく通ってるみたいだからバス見つけ次第バスに乗り換えさせてくれるって!
ありがたい〜(T ^ T) -
しかし…
結構景洪方面から打洛行きのバスは通るものの景洪行きのバスは全然通らない。 -
結局ご夫婦の家を過ぎてもバスは捕まらず、比較的バスが捕まりやすいモンフンとモンハイの分岐の道で下ろしてもらいました。
まさか中国でも見知らぬ人に車で送ってもらうとは思いもよりませんでした。
本当にありがとう〜! -
ご夫婦と別れた後15分位待ってたら、近くのガソリンスタンドに給油しに来たモンハイ行きのバスが通りかかってようやく乗ることが出来ました。
モンハイまで行けたら景洪行きはもっと多いはずだから。
と思ったらそのバスはモンフン方面へ行きます。
経由するのかな?
と思いきや、そのバスはもう営業終了だったようで、私達がモンハイ行きのバスに乗りやすいようにモンフンのバス停まで送ってくれただけでした。
しかもお金を払おうとしたら「いらないよ!」って爽やかに走り去って行きました。
打洛の国境の輩はボッタクリばっかだったけど、この地方の人たちってば商売っ気なくて良い人ばかり!
全然中国っぽくない!
何もない所だけどかなり好感度UP! -
で、落ち着いてみると、どうやらこのバス停付近が私達が当初行こうとしてた少数民族が集まる市場っぽかったんだけど、確かにショボかった。
さっきのご夫婦によると少数民族の市は日曜日じゃなくて土曜日だって事だったからもしかしたら土曜日だったらもっと賑わってたのかも知れないけど。
まぁとにかく行けないと思っていたモンフンにもとりあえず立ち寄れた事だし良しとしよう。 -
そして無事にモンハイ行きのバスに乗車。
8元。
1時間弱でモンハイ着。 -
モンハイのバスターミナル。
朝ここで寝台から座席バスに乗り換えたんだよね。 -
モンマン行きのバス。
景洪経由します。
景洪まで18元。 -
約2時間で景洪着。
今夜宿は、姉が6月に泊まってそこそこ良かったと言うこの景粮賓館。
西双版納バスターミナル(近距離)からは徒歩10分位。
景洪バスターミナル(長距離)からは5分以内。 -
ツイン60元。
wifi可。
24時間お湯出ます。 -
テレビはあったけど電源入らず。
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トイレは和式。
流れが悪い。
でもそこそこ清潔。
1人30元だったら良いんでない? -
荷物置いてお夕飯食べに出かけました。
スーパー前の広場でダンスしている集団。
今中国全土で流行ってるんだよね。 -
本当は火鍋が食べたかったけど、近くになさそうだったので、通りかかった所にあった宜賓燃麺屋さんに入りました。
私燃麺大大大好きなんで! -
麺以外にも四川料理が充実。
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これが燃麺です。
簡単に言うと辣油和えそばって感じかな?
芽菜と言う高菜みたいなのが乗ってるのも特徴。
麻辣味で美味しい〜!!
女将さんも感じの良い人でした。
景洪に行ったらまた行きたいな。 -
変わり種のソーダー水をスーパーで見つけて購入。
生姜味とライチ味。
1本買うと1本オマケと言うキャンペーンで4元だったかな?
甘くなくて香りだけその香りなのかと思いきや、しっかり甘くて生姜味はただのジンジャーエールって感じでした。
あー長い1日だった。
気がつけば2日位シャワーもせず全身ベタベタ。(夜行バスで移動してそのまま観光だったから。)
しっかりシャワーしてリフレッシュしまーす!
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この旅行記へのコメント (1)
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- まさひろさん 2025/09/18 21:58:37
- モン景来
- ここ行ってみたいです。
ここでマサラさんと一緒にお酒を飲んだら楽しいでしょうね。
お寺はタイやミャンマーと同じですね。袈裟も黄色いですもんね。
私は宝鶏で中国人の家族と一緒にタクシーでお寺行きました。お金を払おうとしたら受け取ってくれませんでした。
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