2015/10/29 - 2015/10/31
19位(同エリア47件中)
まりあさん
マントヴァは、春の滞在の折に、ホテルの朝食会場で、しばしおしゃべりした、イタリアに長年通っておられる女性に勧められた町でした。彼女の知識の深さから、その言葉を重視したのですが、大正解でした。
その言葉がなかったら、アクセスが不便なこの町に、来ようとは思わなかったかもしれません。
まず、町は三方を湖に囲まれてます。湖のクルーズが、9ユーロで1時間半というのが、平日は午後2時発で、週末は三便ぐらいでありました。カステッロの奥を、湖に抜ける道の旅行会社で、チケットを買えました。そこに情報のパンフレットも置かれていたので、簡単にクルーズを見つけることができました。
残念ながら、湖畔に出る道は限定的で、フロントの人が、三箇所印をつけてくれましたが、たった三箇所しか出られないのかと、がっかりでしたが、町の外周に、車がばんばんくる道路があるので、自由に行き来しにくい構造になってました。
絵画好きの私としては、テ離宮の個性的な部屋を飾る絵に、圧倒されました。とりわけ「巨人の間」と「プシケの間」「馬の間」など、独創的な絵にびっくりです。
8つの美術館をめぐるムゼイ・カードも、一年有効で、16ユーロですべてまわれる、というホスピタリティーも気に入りました。これ、市バスがセットになると、48時間とか、72時間という時間制限がつくのですが、イタリアの町なんて、市バスなど使わずにまわれる範囲なのに、市バスをくっつけて、短い時間にするのは、ぼったくりじゃない、と思うことも多いです。
おかげで、ムゼイ・カードを買って、三日間かけて、みっちり芸術に浸ることができました。
じつは、モデナに滞在したのは、マントヴァに入りやすいからでもありましたけど、マントヴァは、モデナやヴエローナへとアクセスするローカル線上にあるようで、モデナやヴェローナからは、始発のレジョナーレ電車で、わりと楽にアクセスできます。もっとも、電車の本数が少ないので、やっぱり不便ですが。
でも、その不便さゆえに、他の町から切り離されているようなイメージで、独自の歴史を封じ込めたような町です。
マントヴァの日程
ドゥカーレ宮
カステッロの結婚の間
インド料理のランチ Bolliwood
フランチェスコ・ゴンサーガ司教区博物館
テ離宮
サンセバスティアーノ市立博物館と教会
ラジョーネ宮(モダンアートの展示会)
時計台からの景色
14時発の90分クルーズ
Teatro見学
夕暮れ町歩き
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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駅前に宿をとって、駅から東へと道を歩くと、この建物が目に入ります。この右横の道をずんずん行けば、町の広場、そしてさらに奥のカステッロへと続きます。
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なぜかイタリア料理が口に合わなかったんですが、それゆえか、良さそうなインド料理店を見つけると、迷いなく、そこに向かうようなパターンができてしまいました(笑)。
ホテルの近くにインド料理店を見つけ、複数の店があったので、トリップアドバイザーで調べて、上位に入る店に行きました。
チキンティカ。チキンの食べ方では、世界一美味しいと思ってる、インドのタンドリーチキン、そして、骨をとって料理したチキン・ティカ。
今回も美味しかったです。 -
春の滞在で、もっとも美味しかったのが、パドヴァのインド料理店のベイガン・バルタ、焼き茄子カレーでしたが、ここのも美味しかったです。
茄子とか玉ねぎとかの野菜を、カレーで煮込んだものです。 -
いつもはナンですが、ここのメニューにアルー・パラッタがあったので、注文しました。これ、北インドのパンですが、パンの中に、ジャガイモが入ってるんです。
インドで食べた時に、いたく感動したパンでした。
お客はおらず、店主は、こだわりメニューをスラスラと注文する私に、「インドで食べたことがあるのか」と尋ねてました。
さらに、「なぜ、イタリア語を話すのか。ここに住んでいるのか」と、これもよく尋ねられますが、やはり、日本人観光客だと、ふつうは英語なんでしょうね。
店主は、もとはパドヴァの店で働いていたようで、これらの店が美味しいのは、店主やシェフが、北インド出身だからのようです。だから、本格的な北インド料理の味を出せるのでしょう。
今は、パキスタンやバングラデシュの店も増えたよ、と嘆いてました。 -
ドゥカーレ宮と、セットになったカステッロの中にある、「結婚の間」
ここは、混雑すると、人数制限があるそうですが、平日の雨がちの日はがらがらで、問題なく入れました。ただ、チケットを買って、すぐにまずここに行けと、言われました。
マンテーニャの絵は好きです。ここの絵、現場ではあまり感動しなかったんですが、こうして見直すと、やはりいいな、と思えます。
今回まわった町、ほとんどが写真撮影OK。フラッシュ無しよ、と念押しされることさえ少なかったです。 -
この天井に描かれた絵、いかにも下から眺めた構図ですが、当時はさぞかし斬新な構図だったことでしょう。
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イチオシ
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落ち葉が雨に濡れて、秋の風情です。
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ドゥカーレ宮、絵のクオリティはそうでもないですが、たくさんの部屋という部屋を見せてくれて、その広大さを体感できます。
歩き疲れてしまうほどの量ですので、時間をたっぷりとって訪問されてください。 -
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ドアの向こうにドア、そのまた向こうにもドア。こんな光景が続きます。
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たぶんこれが、イサベラの間。
ガイドブックには週末のみ公開、とあったのですが、順路の中でまわれました。 -
イチオシ
ドアのすぐ横に、グロッタのような装飾があります。
洞窟をイメージしたグロッタ、ほんもののものも、庭の片隅にありますので、見逃さないように。写真は、イマイチだったので載せてません。 -
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タベストリーの絵は、あまり好きではないのですが、これ、水面に映した場面の描写には、驚きました。
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ドゥオモ
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ドゥカーレ宮の外観
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フランチェスコ・ゴンサーガ司教区博物館。
教会に付属した博物館、Diocesanoという言葉が使われているのを、日本語では、それぞれのケースで別の表現になってましたが、たいていはしょぼいのですが、ここのは、素晴らしかったです。
やっぱり、誰もいない美術館で、係のおばさんは、ボランティアらしく、やっぱり「なぜ、イタリア語を話すのか」と始まって、英語になると、流暢な英語でいろいろおしゃべりしました。お金のため、というより、英語の教養のあるおばさまが、博物館のスタッフを務めている、というイメージでした。
1980年代に、日本にツアーで来て、東北三大祭りを見たそうです。あんな時代に、そんなツアーがあったのか、とぴっくりしました。 -
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イチオシ
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ここは、現代作家の展示になってました。けっこう気に入った画風でした。
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着いた時は、蚤の市でしたが、のちに片付けられてからは、カフェのテーブルが広がってました。
ラジョーネ宮は、現代的な美術の展覧会があり、7ユーロを払えば入れました。展覧会も面白そうで、入りました。
その横に時計台。上からは、自分で窓をあけると、景色が見れました。 -
イチオシ
時計台の横のチャペルは、無料で公開されてました。
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初日は雨がちの空で、なんとかたいした雨には降られずに観光しましたが、翌日は、晴れの予報だったので、青空を期待していたのに、こんな霧でがっかりでした。
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この日は、駅の南側にあるテ離宮に行きました。
周囲の森が、霧で素敵でした。 -
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このテ離宮の内装や絵画が、すごく面白かったです。
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この天井の絵もすごいです。
下から見上げた構図ですが、すごくリアルで、迫力満点 -
イチオシ
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そして馬の間
馬が、トリックアートのように、飛び出して描かれてます。
リアルな表現もいいです。 -
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そして、プシケの間
たくさんの人が宴会している様子ですが、人々の動きと表現力に圧倒されます。 -
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ワシの間
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順路に沿っていくと、いったん外に出て、また中に入るを繰り返しますが、外に出ると、宮殿の外観が見えて、変化に富んだ芸術散歩を楽しめます。
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そして、圧巻がこの「巨人の間」
部屋全体を使って、崩れゆく巨人の住処と、天井の人々。
すごい発想力です。 -
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イチオシ
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さらに、印象派のような作風の近代アートも素敵。
イタリアは、古い絵に重点が置かれているので、たまにこういうのを見ると、とても新鮮で、心ひかれます。 -
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再び、プシケの間で、さらなる撮影(笑)。
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その他の部屋の、ほんの一部の絵画も、動きがあって素敵です。
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と、じっくり眺めているうちに、いつのまにか霧が晴れて、こんなきれいな青空に。
それなら、クルーズに行くぞ、と心が弾みます。 -
イチオシ
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サンセバスチャーノ市立博物館
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クルーズのために、ランチはクイックに、切り売りピザの店
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ラジョーネ宮の、「狂気のアート」という展示会
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あまり楽しい図ではないですが、この先老いていくと、いつかはこうして、病院のベッドで、意欲なく生きる日が来るのでしょうね。
なんて、ことを考えながら、それを旅のエネルギーへと転換して、レッツゴーです。 -
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展覧会のあと、その隅っこにある階段から時計台にのぼります。
最上階に窓がなかったのでがっかりしたのですが、よくみると、ひとつひとつ、部分的に開けられることに気づき、ひとつずつ窓を開けて、写真ごっこです。 -
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イチオシ
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ジェラート、珍しい味があり、かぼちゃと、柿と、生姜を選びました。ただ、クリーム系の味と甘さがきつくて、肝心の素材の味がうまく出せてません。
昔々に食べた、イタリアのジェラートは美味しくて感激したのですが、今回は、ひつこさ、甘さの強いものか多く、当たり外れが半々。
ここのは、残念ながら美味しくなかったです。
自分自身の反応を観察すると、イタリアのレストランではいつも、後半は量が多すぎて、いやいや食べている私がいます。インド料理店にいくと、がっついて、むしゃぶりついて食べてます。これって、やっぱり味との相性の問題なのかな、と思うのですが・・・・
それとも、単に私が加齢で、簡単に味に感動しなくなったのか、もしかしたら、味覚障害の病か、などと疑うぐらい、外れの食が多かったです。
(まだ、イタリアにいて、これを書いているので、日本に帰ってからの、自分自身の食べ物への反応が楽しみです。病気でないことを願いながら・・・) -
イチオシ
やはり、青空が出ると、景色がガラッと変わりますよね。
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ドゥカーレ宮の前は、こんな丸い石畳です。
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カステッロの裏手あたりに、波止場があります。
事務所でチケットを買ったら、船の名前を書いてくれて、場所を教えてくれました。 -
早い目に着いたので、湖沿いの道を少し散歩しました。
ここに橋があり、私は、左っ側の道を行こうとしたら、車が怖くて進めなくなりましたが、右側には歩道があるようでした。
橋の真ん中にくると、湖の景色が眺められると思います。
クルーズで、飽きるほどに堪能したので、その歩道には行かずじまいでした。 -
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椅子が半分も埋まらないぐらいの人出なので、自由に席をたって写真をとり、違う席に座って、と動けました。
帰り際にすれ違った、別の会社の船は、満員で詰まってましたから、そうなると、自由に動きにくいかもしれませんね。 -
イチオシ
ただ、湖の近くに建物がないので、大量の写真を撮りましたが、あまりぱっとしたのがなく、このカステッロを湖側から写したものが、最良の写真でしょうか。
なので、何枚も出てきますが、ご容赦ください。 -
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なぜか、白鳥がいるエリアがありました。
翌日は、同じ晴れでも、風があり、そうなると、この鏡のような湖面はのぞめません。この日のクルーズは、ほんとに天気に恵まれた、といえます。 -
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この高速道路の手前で引き返して戻りました。
ぴったり1時間半のクルーズでした。 -
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けっこう満員の船ですよね。
もしかしたら、ツアー仕様なのかもしれません。
私が通りがかって、パンフを見たのでは、平日は、午後2時の一便のみでしたが、波止場には、その他の船も数隻ありました。 -
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テアトロですが、春を合わせるとこれで三つ目。
ボックス席に灯りをつけてくれているので、華やかさでは、このテアトロがきれいでした。 -
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8つの美術館のうち、まったく情報なしに入ったのが、コレ。
カーレース用の車か、レーサーかの博物館のようですが、興味がないので、休憩とトイレに利用しただけです。(← 我ながら、興味の偏った人間だと反省) -
町の小さな広場に、食品の屋台店が出てました。
かぼちゃです。 -
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この日、ふたたび、インド料理へ。
タンドリーチキンと、ラッシー -
カレーは、またまた焼き茄子カレーです。
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夕方、町へ行くと、えげつない人出でした。
車も、どんどん流入してきて、大渋滞。そして、広場の方へと流入する人の波で、歩けないほどです。
どうやら、ハロウィーンの子供仮装大会があったようで、子供たちは、魔女の格好をしてました。
アメリカ文化のハロウィーン、この国でも、年々派手になっているようです。
なんで、アメリカの真似やねん、と言いたいですが。 -
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なので、道道、夕景を撮影しながら、退散しました。
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カルフールのスーパーの向かいに、tramezzinoと呼ばれる、三角形のサンドイッチの専門店がありました。
いろんな種類の具を入れて売ってます。
ひとつひとつ、こうして包んでくれるので、テイクアウトもしやすく、ワインにでも合いそうなオリジナルな味を出してました。経営者も感じのいい夫婦です。 -
気に入っている、モヒート・ソーダで、部屋食です。
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駅前の3つ星ホテル。
スタッフは紳士的で優しく、プロの仕事をしてくれます。
が、ホテルはだいぶ古く、冷蔵庫のない3つ星は、もうある程度覚悟をしてますが、この狭い部屋でも、75ユーロ。冷蔵庫つきの部屋を探そうにも、とにかくここ、ホテルが高いです。たぶん、新しいホテルがないからでしょうけど、ホテル探しは早い目の方が良さそうです。
ボローニャのホテルの1.5倍の料金で、冷蔵庫無し、朝食も食べるものがないほど貧弱でした。(甘いジュースとか、甘いパンは、食べない主義で、ハムとチーズは、飽き飽きしてるので、ほんと、コーヒーぐらいしかないです) -
今回、モデナとこことで、このドライヤー。
昔々、どこかの国で体験してますが、久しぶりでした。
5分ぐらい、スイッチに悩みましたが、壁側の本体を、少し手前に起こすと、スイッチオン。穴のあいた所から、温風が出ます。スイッチがわかれば、問題なく使えます。 -
職業柄、いろんなホテルは体験してますが、このトイレの流し方には、やっぱり悩みました。ふつう、ボタンを押す式でしょ。
これ、左にひねると、水が流れて、自分で適当に、戻してやる、という式でした。
ラスペツィアの流せないトイレよりは、ましでした。 -
この暖房は、昔からなじんでますが、古いのに、心地よく作動することには感心します。基本的には、黒い部分を、左にまわしてゆるめると、暖房が強く入り、右にまわして、閉めてしまうと、止まります。
が、ここのは、こちらの操作より、建物全体で、一定の温度にコントロールしているようでした。
イタリア、この暖房は、すごいなと思いますが、うまくコントロールされていて、薄着のパジャマで、薄い毛布ひとつで、快適に眠れます。
ラスペツィアだけ、寒かったですが、すべてのホテルに、エクストラの毛布が、備えられているので、寒い時は、それを利用すれば、問題なく過ごせます。
もっとも、10月から11月ですから、たいして寒い時期ではないので、厳冬がどうかは、未体験です。
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