山口・福岡作成中だけど・・・。行ってきました工場見学!!? ～奈良田第一発電所編～

2015/10/28 - 2015/10/28

※[山口・福岡作成中だけど・・・。行ってきました工場見学!!? ～往路編～]の続きです。


山口・福岡作成中だけど・・・。
夫婦そろって、山梨県へ行ってきた旅行記です。


先ずは・・・山梨県営の発電所を訪ねます。

エリア 早川(山梨)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

・・・<発電所>・・・

愛車を走らせること約3時間・・・。

奈良田温泉を通り抜けた突き当りにある、奈良田第一発電所に到着しました。

事前に
「車は職員駐車場に停めてくださいね。」
と聞いていたので、指示通りに職員駐車場に停めます。

建屋の屋上に送電設備のある発電所です。

奈良田第一発電所 名所・史跡

・・・<施設見学のご案内>・・・

駐車場から発電所へ移動を始めますが、「施設見学の案内」の看板を見つけます。

我が家は事前に電話で予約?をして来ましたが、どうやら飛び込み?!の見学も出来るようです。

・・・<トンネル>・・・

駐車場から発電所へはトンネルを抜けて向かいますが、トンネルが2つ並んでいます。

我が家の目的は発電所なので右のトンネルへ進みますが、正面の左のトンネルを進むと「広河原」という景勝地に向かうようですが、この時期は一般車両は通行止め、タクシー等でも通行料?も必要の様です。

・・・<トンネルの前に>・・・

駐車場とトンネルの間には小さいながら橋もあり、橋からは滝も見えます。

この時期?は川の水量が少ない様です。

・・・<進入注意>・・・

トンネルの手前には「注意書き」があります。

「この先(発電所構内)には駐車場はありません」
との事。

・・・<トンネル内>・・・

我が家はトンネルを進みます。

トンネル内は、車1台の片側の幅しかありませんが、照明も明るく、車と歩行者がであっても擦れ違いは出来そうです。

・・・<トンネルを抜けて>・・・

トンネルを抜けると左方向に建屋があり、そこが管理事務所になっています。

さて、お邪魔しましょう。

奈良田第一発電所 名所・史跡

・・・<見学開始>・・・

2階の事務所で職員さんを捕まえて要件を伝えてから受付を済ませます。

案内してくださる職員さんもすぐに来ていただいて見学開始です。

先ずは・・・早川水系の発電所の概略から始まります。

・・・<発電所の概要>・・・

「発電所の概要」です。

各発電所の出力や有効落差などの数字があります。

・・・<キュービクル室>・・・

概要説明から場所を１階に移動します。

<キュービクル室>に入室します。

奈良田第一発電所 名所・史跡

・・・<キュービクル室>・・・

室内には各種操作・監視計器類が置かれています。

・・・<送電・高圧計>・・・

監視盤の内の一つを覗いてみます。

高圧送電線関係の電流・電圧の計器が表示されています。

・・・<送電中>・・・

計器の一つ「送電線電圧」のみて見ましょう。

数値は「15」を指しています。

「150,000Vで送電中」を示しているとの事。

・・・<発電機盤>・・・

「2号機発電機盤」をみて見ます。

計器からは「10,000Vで発電中」であることを示しています。

奈良田第一発電所 名所・史跡

・・・<遮断機>・・・

こちらの機器は「遮断機=電流を遮断するスイッチ」です。

・・・<発電機>・・・

発電機のある部屋へ移動してきました。

奈良田第一発電所 名所・史跡

・・・<発電機>・・・

発電機の銘板です。

・・・<発電機・水車>・・・

「発電機」と「水車」の仕様が謳われています。

750/分回転の発電機&水車です。

因みに・・・こちらの銘板は「改修前」との事。

・・・<銘板>・・・

もう一枚の銘板をみて見ます。

この発電機は1995年に改修作業が入っていて、その改修後の銘板との事。

・・・<水車の操作>・・・

発電機の横には水車を弁を操作する装置が設置されています。

奈良田第一発電所 名所・史跡

・・・<水車の弁>・・・

この装置で水車の弁の開き具合を調節しているとの事。

・・・<運転中>・・・

運転中の発電機を覗いてみます。

正面に見えるのは水車と発電機とを繋いでいる軸が、高速で回転しています。

750回転/分で運転中との事。

奈良田第一発電所 名所・史跡

・・・<水車>・・・

軸を挟んで足元側には「水車」があります。

750回転/分で水車が回転しています。

・・・<発電機>・・・

軸を挟んで頭上側には「発電機」があり、10,000Vの電力を発電中です。

・・・<調整器>・・・

発電機の上部に上がってみます。

発電機の上部の出っ張りの装置は「調整器」で、発電機の回転数を一定に安定させるための装置との事。

奈良田第一発電所 名所・史跡

・・・<発電機の上部から>・・・

発電機の上部からの様子を見てみます。

・・・<水車の写真紹介>・・・

発電機の直下に設置されている水車は流石に見れないので、写真で紹介されています。

・・・<図解>・・・

発電機の図解が紹介されています。

・・・<電気の流れ>・・・

発電所と送電について図解されています。

・・・<大型クレーン>・・・

発電機の上部には大型のクレーンも設置されています。

場所柄大型の機器や部品の搬入・搬出のためのクレーンで、発電所の職員さんはクレーンやら玉掛けやらの有資格者との事。

・・・<水圧鉄管>・・・

発電所の屋外に出てきました。

水圧鉄管をみて見ます。

奈良田第一発電所 名所・史跡

・・・<鉄管>・・・

鉄管をみて見ます。

有効落差は248mの鉄管です。

・・・<変電所>・・・

鉄管に続いて、変電所を覗いてみます。

眼の前には大型の変圧器が設置されています。

奈良田第一発電所 名所・史跡

・・・<変電・送電中>・・・

この変圧器では、発電機で発電された10,000V の電気を150,000Vに昇圧して送電線に送り出す仕事をしています。

余談ですが・・・
高圧送電線の最高部に架空されている送電線は被雷用の架線ですが、落雷の電気が流れていなければ触っても感電しないとの事。

但し・・・遠く・長く続く送電線の事、どこかで落雷があっても不思議ではないので触れません?!　

・・・<高圧送電線>・・・

ここ、奈良田第一発電所では、奈良田第一発電所以外の周辺の小規模発電所で発電された電気が送電され、ここの発電所で集約して送電線に乗せているとのこと。

送電された電力は静岡県駿東郡小山町にある新富士変電所に送られて一部は山梨県内へ。一部は地元の消費地へ。一部は更に昇圧されて更に遠方へ送電されているとの事。

奈良田第一発電所 名所・史跡

・・・<駐車場>・・・

発電所から川向かいの駐車場をみて見ます。

さて、次の目的地へ移動を開始しますか。



※[山口・福岡作成中だけど・・・。行ってきました工場見学!!? 〜移動編〜]に続きます。

ここまでのお付き合いありがとうございます。