鳥取1泊2日の旅～1日目～

2015/10/31 - 2015/11/01

会社から永年勤続のお祝いとして15万円分の旅行券が支給されました。
さて、家族とどこに行こうかと色々悩んだ末、鳥取にしました。

我が家には猫が居るので長期間家を空けることが出来ないので海外に行けないのが残念ですが、鳥取は観光したこともないので砂丘観光と境港へ行ってみることにしました。

エリア 境港(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 東武トップツアーズ

旅行出発の1ヶ月前、JRの駅でこの日発売となる「サンライズ出雲」の寝台券を購入の為、みどりの窓口に10時前から並んで10時打ちに挑戦しました。

10時になったのと同時に発信したものの、ツイン、シングル、ソロも取れず撃沈しました。

が、この後午前中に立ち寄った駅でダメ元で聞くとシングル1室取れ、さらにソロが1室取れました。
しかし3人なのであと1部屋必要なのですが・・・

この後もチャレンジしたのですが、キャンセル出ず保険で予約していたANAのツアーの取消料が掛かる時期に突入してしまったので、サンライズは断念することにしました。

10月31日。
サンライズを諦めで初日は羽田から米子へNH381便で向かいます。

羽田6:55発と早いので5時半前に自宅を車で出発し首都高で羽田空港へ向かいました。羽田空港の駐車場は1日1500円なので3人で電車で空港へ向かうより安いのです。

381便はバスゲートからの搭乗と言うことで700ゲートからバスに乗り込みます。
個人的にバスでの搭乗は大好きなのでラッキーでした（笑）

バスで407番スポットに移動すると381便になるA320、JA8947が待っていました。

土曜日とあって観光客が多く満席での運航です。
7:05にドアクローズとなり、34Rから離陸したのが7:21でしたの少し遅れて到着しそうです。

離陸後少し気流が悪く揺れましたが飛行高度まで上がると揺れは収まりました。

朝飯は、空港の売店で買った「かつサンド」です。
もう羽田空港の定番になりましたねぇ。

かつサンドを食べていると窓の下には富士山が見えました。山頂には雪がうっすら積もっているようで、富士山にも冬が近づいているようです。

10月31日でしたがこの日は既に11月の機内誌になっていました。

いつものようにパラパラめくっていると、機材紹介のページで目が点に。

ミレニアム・ファルコンってANAの機材だったんだ・・・

米子空港には定刻より遅れて8:23にタッチダウン。米子空港は自衛隊が管理する空港で、自衛隊機を見ながらターミナルビルの3番ゲートに到着します。
エンジンが切られたのが27分でしたので少し遅れた程度です。

この時間まだサンライズはまだ米子駅に到着していません。昔は夜行列車の方が早く到着するので重宝がられたものですが、今は飛行機の方が早いと言うのも・・・

ターンテーブルにはスーツケースから飛び出した目玉の親父が回ってました。

さすが、米子・鬼太郎空港だ。

妖怪の洗礼ですなぁ

レンタカー付きのツアーだったので、レンタカーカウンターに行くと結構並んでおり、待っている間にちょっと空港を散策。
鬼太郎の他、ねずみ男がいたり空港も水木ワールドになっています。

順番がやってきてレンタカーの手続きを済まして、車で出発します。

空港から車で10分。まずは境港へ向かいます。
境港と言えば、「水木しげる」ですね。

駅前から水木しげる記念館まで向かう道は「水木しげるロード」となっていていろいろな妖怪の象があって歩きながらなんじゃこりゃと言う感じで見ながら歩いていくことが出来ます。

水木しげるロード 名所・史跡

水木しげる記念館はこのアーケードの中にあります。

アーケードもかなり「昭和の雰囲気」がプンプンします（笑）

記念館に到着です。駅前から10分程でしたが妖怪を見ながら歩いているとあっという間ですね。

丁度開館時間（9:30〜）で予定通りです。
入場券を購入（大人700円）して館内へ

スマートフォンを利用した館内ガイドもあり無料でイヤフォンを貸し出してくれるサービスもあります。
全体的の暗いイメージがあるので小さい子供は怖がるかも知れませんね。

水木しげる先生の生い立ちや作品紹介、妖怪の物語など水木しげるワールドが展開されています。

水木しげる記念館 美術館・博物館

中庭にあった鬼太郎ハウス。

あ、目玉の親父だ

記念館の隣にある「妖怪食品研究所」で販売している【妖菓目玉おやじ】を買ってみました。

まずは記念撮影。

見かけによらず上品な和菓子でした。
なんでも老舗の和菓子屋が作っている和菓子なんだそうです
1個350円でお土産にもいいかも

妖怪食品研究所 グルメ・レストラン

10時半を過ぎて、行きは閑散していた水木しげるロードも人踊りも多く、活気が出てきました。

昔ながらのお店で雰囲気があります。

水木しげるロード 名所・史跡

この通りも「水木しげる記念館」が無ければシャッター通りになったでしょうね。
地方の衰退が進む場所が多い中、こうやって観光で新たな人が呼べると言うのはなかなか有りません。

まだまだ地方には埋もれた観光資源はあると思うのですが、それを上手く発掘できるかどうか？

地方振興にはよそ者と若者が上手く融合するとうまいこといくと聞きますが・・・

水木しげるロード 名所・史跡

駅に戻りつつ、道端のおみやげ屋に寄ってみます。

観光地の土産はどこも同じ様なものが多いですが、鳥取は鬼太郎にコナンと漫画コンテンツがありますからねー

駅前の交番は「鬼太郎交番」です。

最後はJR境港駅です。
駅舎が灯台風になっています。境港線の駅には妖怪の副名称が付いていますが、境港駅は「鬼太郎駅」です

鬼太郎駅の看板がなんかさっぱりすぎて安っぽく見えます。

今日は5時から活動しているのでお腹も減ったことなので少し早めお昼にします。

駅前から車で5分掛からない漁港近くの「お食事処　かいがん」です。朝から営業していて漁港関係者が利用する食堂なので、イキの良い魚料理が自慢なお店です。

人気店なのですがまだ11時半前だったので空いておりすんなり入ることが出来ました。

メニューを見ながらどれにしようかと悩みます。どれも美味しそうな海鮮料理が並んでます。

お食事処 かいがん グルメ・レストラン

山陰と言えば猛者エビですね。
刺身（1000円）があると言うので注文してみました。
新鮮なうちで無いと刺身に出来ないエビでこの地方ならではのエビです。

甘エビより甘くてプリプリして美味しいです。
頭は唐揚げになっていてカリッとしていてツマミに最高でした。

お食事処 かいがん グルメ・レストラン

こちらは特上海鮮丼（1300円）です。
酢飯と白米が選べると言うので酢飯にしましが、シャリが随分甘く感じました。

魚の切り身が大きいんですよね。さすが海の幸が自慢だけなことはあります。

お食事処 かいがん グルメ・レストラン

こちらは嫁さんが注文した刺身定食（1200円）です。
値段の割に豪勢ですよ。

こっちにすれば良かったかなとちょっと思ってしまいました（笑）

ちなみに子供が頼んだのは白いかうに丼（1600円）でこちらはあまり豪勢さは無かったなぁ

お店を出る時（12時過ぎ）には待ち客が居ましたので昼飯どきは早めに来るのが良いですね。

お食事処 かいがん グルメ・レストラン

さてお腹も一杯になったところで次の目的地へ。

食堂近くの市場を覗きましたが、松葉がにが沢山並んでいました。お腹いっぱいだったのであまり買う気にならず買いませんでしたが、食事前だったら危なかったかも。

この後車で、対岸の島根県に渡り、ベタ踏み坂で有名な江島大橋へ。

うーん思った程急坂感は無いですね。
写真の撮り方が駄目だったのかな。もう少し坂に近づいてローアングルで狙えば急坂感がでたかも。

江島大橋を渡って再び鳥取県へ。
ベタ踏みでは無かったけど結構勾配があるので自転車だとつらそうです。

この後、山陰道へ向かいます。
途中でガソリンを補給。ツアー特典で米子周辺のガソリンスタンドで使える1000円クーポンがあるのですが、返却は鳥取空港で米子に戻って来ないので、米子を離れる前に給油していきます。
50km程走ったのですが、入ったの2.6Lでした。さすが新型FIT、燃費が良いですね〜

給油の後、無料の山陰道を西に向かいます。

江島大橋 名所・史跡

米子らかあ1時間弱で次の目的地、鳥取県北栄町にある青山剛昌ふるさと館に到着です。

途中の道の駅に割引券があったので100円引きになりました。そういえば水木しげる記念館の割引券は見なかったなぁ。

ココは子供のリクエストでもある「名探偵コナン」がメインの資料館です。
結構賑わってました。
それと入館者の年齢層が水木しげる記念館に比べてかなり若いです(笑)

青山剛昌ふるさと館 美術館・博物館

資料館の次はコナンロードを通って山陰本線由良駅へこちらは「コナン駅」となっていて駅舎にもコナンの絵が掲げられています。

こんな田舎駅に世界中から観光客が来るのですからマンガも素晴らしい文化ですね。

残念ながら列車が来ない時間だったのが残念です。

由良駅 駅

ちなみに北栄町はスイカの産地でもあります。

さて日も傾いて来たので今日の宿に向かいます。
由良駅から三朝温泉までは約20分程です。

この日の宿泊先、三朝温泉「依山楼岩崎」です。
宿の玄関に車をつけると、車を駐車場へ係の人が回送してくました。なんか高級旅館ぽい待遇です。
あ、依山楼岩崎は皇族の方も宿泊された由緒ある宿でもあるので当然なのでしょう。

最近はビジネスホテルとかばかりだったのでこういう旅館の宿泊は久しぶりです。

三朝温泉　依山楼　岩崎 宿・ホテル

チェックインして通された部屋は川沿いの422号室。
パンフレットでは「本館」でしたがアップグレートしてくれたようです。

夕食は18時半からをお願いして、それまで宿自慢のお風呂に行きましょう。

三朝温泉　依山楼　岩崎 宿・ホテル

食事は別の部屋でと言うことで、指定された部屋に行くと料理がテーブルの上に用意されていました。

さすが鳥取県。
カニ付きです。

正直、こちらの宿はいいお値段なのですが、パッケージ料金が安め（と言っても一人50000円程）だったのでもしかしたら食事が貧素かもと思っていましたが結構、豪勢です。

三朝温泉　依山楼　岩崎 宿・ホテル

カニに奮闘しているうちに時間が経ち、あれ忘れられているんじゃない？と思ったらやって「揚げ物三種盛り」と「銀だらの陶板焼き」が来ました

三朝温泉　依山楼　岩崎 宿・ホテル

銀だらの陶板焼きができたら、次はきのこの土瓶蒸し

三朝温泉　依山楼　岩崎 宿・ホテル

鳥取牛の豆乳しゃぶしゃぶです。

三朝温泉　依山楼　岩崎 宿・ホテル

料理の最後はごまムースです。

三朝温泉　依山楼　岩崎 宿・ホテル

お腹もいっぱいになったので食後の散歩に。
ちょうど和紙灯のイベントが行われているので温泉神社に行ってみました。

雰囲気は良いのですが、ちょっとパンチが弱いかな〜

温泉広場あたりは少しは賑やかでした。射的はなぜか人だかりができてましたね。なんかの団体だったのかな？