2015/10/24 - 2015/10/25
79位(同エリア199件中)
ころたさん
遂にエヴァンゲリオンの歴史的遺跡、ジオフロントの入り口を発見した。箱根の地下深く潜んでいると言われている第3東京市。その入口を巡っては仙石原付近というのが定説であったが、実態については謎に包まれていた。
今、その全貌が明らかになる!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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先に言っておきますが俺、エバンゲリオンのコアなファンって訳じゃありませんので・・・(イイワケハイラナイ)
箱根湯の花プリンスホテル 宿・ホテル
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ただ、長らく謎に包まれていたジオフロントの全貌が明らかになったので、ここに報告する。
現地に調査に赴こうという者は、くれぐれも注意するように。ここ芦之湯一帯は、明らかに時空が歪んでいる! -
訪れたのは10月末、箱根芦之湯温泉にある湯の花プリンスホテル。ゴルフ場に隣接したホテルだ。
箱根湯の花プリンスホテル 宿・ホテル
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ホテルからは湯の花ゴルフ場越しに湘南の海が見える。
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そして目を左に転じれば、早雲山から冠ケ岳だろうか。なだらかな頂が連なる。もう少し左には駒ヶ岳が見えるだろう。そう思った時・・・
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異様な物が目に飛び込んできた。
なんだ、あれは?
ホテルからは、そう遠くない。荷物を解く間も惜しんで、飛び出した。
まさか、あれは・・・ -
ホテルエントランスからゴルフ場をかすめて山に向かう。
胸の鼓動が高まっていく。 -
ホテル沿いの林を抜けると、そいつはその全容を表した。
異様だ、明らかに異様な建造物だ。 -
山肌を覆う強化コンクリートの壁。その下には火山性の自然構造体。さらにその下には、トンネルの入り口が。
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どこかに繋がる地下トンネルの入り口に違いない。その手前には原子力関連施設の排気塔だろうか。不気味に地味な建屋がわざと目立たないように立っている。
これは、もしや・・・ -
おぉぉぉぉっ! 地下に眠る何物かに高エネルギーを供給する超高圧燃料パイプまである。
これは、これは間違いなく。
第3新東京市 ジオフロント!
確信めいた物を感じた我々の行く手を、ネルフの防護設備がふさぐ。残念ながらここからはジオフロントに侵入することは難しそうだ。 -
我々はさらにジオフロントの痕跡を探るべく、国道1号線まで出てきた。箱根湯本から芦ノ湖に抜ける途中に、芦の湯フラワーセンターがある。世界の植物を集めた温室が売りの、小さな植物園だ。
箱根芦之湯フラワーセンター 公園・植物園
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そのエントランスに向かった。我々の他に人影はない。園内はひっそりと静まりかえっている。
あれほど賑わっていたのに、一体なにがあったと言うのか?箱根芦之湯フラワーセンター 公園・植物園
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入口は固く閉ざされたままだ。秋の行楽シーズンの真っ最中だと言うのに。恐る恐るメインの温室内をのぞき込んだ。
箱根芦之湯フラワーセンター 公園・植物園
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ない。何もないのだ。
生い茂っていたはずの熱帯植物も全て無くなっている。
誰が、何のために? これもネルフの隠匿工作なのか?
不気味な空気を感じつつ、フラワーセンターを後にした。箱根芦之湯フラワーセンター 公園・植物園
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フラワーセンターから1号線を渡って芦の湯の旅館街に歩を進めた。
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程なく古い神社に通じる参道に出くわした。こんな所に神社があったとは。
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熊野神社と名された小さな祠が一つ。
東光庵跡 名所・史跡
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その横には「東光庵」という藁葺き小屋。このただの小屋が何だというのか?
いや、むしろこの小屋こそが重要だと言う。芦の湯に湯治に訪れた文化人達のサロンだったと言う。東光庵跡 名所・史跡
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そして今でも中曽根康弘 元首相を会長に仰ぎ、毎年句会が催されていると言う。ここを訪れた人が一句献上している。
しかしなぜ中曽根康弘?彼は群馬の人間のはず。
やはりここにも時空の歪みが生じている。東光庵跡 名所・史跡
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十六羅漢と呼ばれる石仏も、多くは首がなかったり、半身が欠けていたりしている。
これも使徒の仕業なのだろうか・・・東光庵跡 名所・史跡
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ここから精進池の石仏群まで歩いていける。
そこでは何が我々を待ち受けているのか? -
人気のない山道を20分ほど歩いたであろうか。
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突然、3つの石塔が出現した。そこに刻まれているのは日本字ではない。記号に近いそれは梵字であろう。
しかしなぜここに?元箱根石仏・石塔群 公園・植物園
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ここから先には古代の石仏群が点在するエリアとなる。人里を遠く離れ、民家もないここに何故、そのような遺跡が多く見られるのか?
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おぉっ、ここにも石に穿たれたトンネルが! ここは車の通りも少ない山間の道だ。ひょいと渡れば済むものを、何故わざわざトンネルを掘ったのか?
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いぶかしい物を感じつつ、剥き出しの岩肌が不気味なトンネルを歩いた。
おかしい。何かがおかしい。
トンネル内にあるはずの秘密の入口を必死に探したが、残念ながら見つかることはなかった。 -
トンネルを抜けると唐突に、巨大な岩に刻まれた沢山の石仏に出くわす。
元箱根石仏・石塔群 公園・植物園
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大きさも方向も作風もバラバラなこの石仏達は、一体何を物語るのか・・・
元箱根石仏・石塔群 公園・植物園
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そしてこの「宝篋印塔残欠」は、あの八百比丘尼の墓と呼ばれているもの。
元箱根石仏・石塔群 公園・植物園
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人魚の肉を食べたが故に不老不死となったという、あの八百比丘尼ですよ。
彼女もやはり、ネルフの作ったクローンだったのだろうか?
そして若狭の人である八百比丘尼の墓がなぜここに? ジオフロントの超絶的エネルギーは現在だけでなく過去の時をも歪ませてしまったのか・・・ -
これらの遺跡群は精進池という小さな池の畔に散在する。この池もかつては聖域として人の立ち入りが禁じられていた場所だ。
石仏群と歴史館 名所・史跡
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時の権力者は何を人々の目から遠ざけようとしたのか。
あらゆる時空が交差し捻れ合うこの地こそ、第3東京市にふさわしい場所と言えよう。石仏群と歴史館 名所・史跡
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再びトンネルを抜け1号線の南側に出ると、大仏殿がある。
元箱根石仏・石塔群 公園・植物園
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この磨崖仏は「六道地蔵」と呼ばれ、大仏殿の後ろにそびえる巨大な一枚岩を掘って作られたものだ。
元箱根石仏・石塔群 公園・植物園
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その傍らの名も無き地蔵様に手を合わせ、今は亡き綾波レイを想った。
さらばエヴァンゲリオン。
さらば勇者たちよ!石仏群と歴史館 名所・史跡
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