2015/10/31 - 2015/11/03
1位(同エリア124件中)
MARIELさん
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- Q&A回答20件
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例によって飛び石は一斉休業なので4連休。
本当はパキスタンは3連休で行けるので迷いましたが、プライオリティも高いデスティネーションだし4連休を捧げちゃうことにしました。
候補に挙がったのはカタール航空で行くカラチとタイ国際航空で行くラホール。どちらかと言うとカラチ希望でしたが、流石に今は時期が宜しくないとのことでラホールに。
まあ乗り継ぎ観光は確実にドーハよりバンコクがいいし、と自分を納得させました。
パキスタンは期待を裏切らない好みド真ん中の国で、絶対再訪したいと思います。
インド国境のセレモニーが素晴らしかったので、ラホールというチョイスにも全く後悔はありません。もちろんラホールの街自体も大好きになりました。
現地で聞いたところカラチも問題無く行けそうですし、やはりフンザは特別な場所のようなので、いつかは行きたいですね。
※物価はパキスタンルピー(以下Rs)のまま記載しています。Rs1=$0.01(つまり$1が100ルピー)とお考え下さい。地球の歩き方2007~2008最新版の頃から為替が大きく変動しておりますのでご注意を。まあザックリ言うと、ルピーが50%下落して、物価は倍に上昇してるので外貨換算するとあまり変わらないかもしれませんが・・・。
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- タイ国際航空
-
土曜は8:45頃羽田入り。
今日は出国ラッシュ凄いな。プライオリティレーンすら大行列。
ANAラウンジで朝ご飯。
今月の醤油ラーメンはもう食べたので、サラダを取っているとなんか視線を感じる・・・。 -
トラベラーの森武史さんじゃないですかー。
7月はココで待ち合わせたけど今日は偶然。←3週間前のバンコク行きでも同じこと書いたな。
緑茶でかんぱ〜い♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
ジャカルタ楽しんで来て下さいね。 -
森さんと入れ違いでBR台北のれいろんさん登場。
今度はシャンディでかんぱ〜い♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
れいろんさんとは3日前に都内で飲んでて、偶然出発時間が同じって判明したのでお約束してた。
パキスタンルピーありがとうございます。北投温泉で癒されて来て下さいね。 -
10:45発タイ国際航空(以下TG)バンコク行き。
新機材だけど、バルク/EXIT取れず狭い(>_<)
ミールはタイカレーで嬉しい☆
TG久々なんだけど、Y飯のメインディッシュは陶器じゃなくなっちゃったんだね・・・。
実はテッド観てなかったのでTed1&2を一気にいって6時間はあっという間。 -
ただでさえ余裕の乗り継ぎなのに、50分も早まって15時スワンナプーム。
到着はWEST側だったけど、こりゃ1km歩いてEAST側に移動だな。
EASTに来る理由はコンコースAのシンガポール航空Silver Kris Lounge。
19日前にもココ居たけど(笑)。 -
まずはSingapore Slingシャカシャカして貰っちゃいましょ(^_^)v
今月のランチは海南鶏飯(チキンライス)だった。ソースもちゃんと定番の3種類揃って本格派!
帰りのバンコク乗り継ぎはカオマンガイかなーって思ってたけど、その欲求は完全に消えたわ。 -
18時過ぎにTGのRoyal Silk Loungeに移動。
こっちでも今月のスペシャリティを一口ずつ味見。
復路は月が変わっちゃうからね。
ビーフン・厚揚げ・鶏肉ガーリック炒め。 -
19:45発TGラホール行き。
搭乗した瞬間から、もうここはタイじゃない。
この路線はY飯もチキン、ラム、シュリンプと3種類からのチョイス。
チキンもちゃんとHALAL FOODとの記載アリなのは流石。
そもそもスペシャルミール率高過ぎ!
お腹いっぱいなので味見程度。 -
時差で2時間戻り(日本時間4h behind)、定刻ちょっと前の22:50にはAllama Iqbal International Airportにランディング。
VISAは日本で取得してるからイミグレは簡単。
このVISA、南麻布の大使館で申請して何と100円!
1日で出来上がるし、写真2枚のサイズ違っててもスルーだし、出発2日前に受け取ってかなり楽勝。 -
23:15にはタクシーで空港を出発。
客引きは全然いなくて、仕方なくカウンターで手配した正規外人価格のRs800。
sunnyさんにRs1000借りてたので両替要らず。助かりましたm(_ _)m
20分ほどで本日のお宿、Lahore Backpackersに到着。
ドミが1泊$5。
オーナーさん達とちょこっとお喋りしてベッドへ。 -
日曜日の朝は8時過ぎに起床。
暫しテラスでのんびり。
広いテラスは旅人やローカルとの情報交換にピッタリだし、長期パッカー達の洗濯物がズラっと並ぶ典型的な安宿。
キッチン使用可、水シャワーはパッカーじゃない日本人には厳しいレベル、トイレはもちろんペーパー無しだけど私は水ホース肯定派(紙よりよっぽど衛生的w)。 -
ちょうどスタッフさん達の朝ご飯タイムで、この宿に朝ご飯は含まれていないんだけど、「一緒にどうぞ♪」って。やったー。
遠慮なくいただきまーす!
昨日の到着時にはもう寝ちゃってたメンバーとも、あっという間に仲良くなる。 -
わーい、ダル(豆カレー)だ^ ^
ちぎったナンを添えて。
私のリクエストでパキスタニ・ミルクティも淹れてくれた。 -
まずは近所を散策かな。
ホステルはThe Mall Roadという大通りのRegal Chowkという大きな交差点の近くにあってとても便利。
交わる通りはナッツ類を売るお店がひたすら集まる食品街。
日曜でもこの辺はやってるみたい。パキスタンって他のイスラム圏みたいに日曜始まりの金曜週末じゃないんだってね。ビックリ。 -
更に脇道に入ると、そこはローカル感溢れる食堂街。
いいねー。
明日の朝はココで決まりでしょ(^_^)v -
朝ご飯はダルが定番なのかな。
どのお店も大鍋にダルを貯えて、鉄板ではパラタ(パン)を焼いてる。
同じようなメニューを食べたトコだけど、美味しそうだー。 -
近代的なバス(この手の国としてはボロくないという意味)が走る一方で、馬やロバもバリバリ現役。
牛の大群が大通りを横切ることもしばしば。
今の時期は日中30℃、夜間15℃くらいでめっちゃ乾燥してるのでとっても爽やか。
夜は半袖じゃ肌寒いくらい。 -
観光の目玉である旧市街は明日まるまる当てる予定だから、今日は新市街方向にぶらぶら。
パンジャブ州議会議事堂。
パキスタンって色々うるさそうだから、念の為ポリスマンに写真撮っていいか聞いとく。
全然ヘーキそう。 -
ラホール動物園。
19世紀のイギリス植民下から続く歴史ある動物園だそうで。
地元の家族連れで賑わっていて、子供たちは綿あめ買ってもらって嬉しそう。 -
市民の憩いの場、ジンナー公園。イギリス植民地時代の植物園。
バングラデシュ同様みんな男の子はクリケットしてる。
言葉の通じないこちらのご家族と仲良くなって記念撮影♪
今回とっても驚いたこと、パキスタンって意外に英語通じない。
インド、マレーシアの都会なんかみたいに第2言語扱いで、かなりの人が喋れるって思ってたんだよね。 -
新市街のGulbergまではとても徒歩圏じゃないと気付き、途中からオートリクシャに乗るも日曜の新市街は全部閉まってて面白くなかったのでリーガルチョークにとんぼ返り。Rs300。
朝の通りもだいぶ活気が出てきた。
道端のタバコ売りの少年。未成年が煙草売るって・・・。 -
ランチはフレッシュジュースにしようかな、と何気無く入ったこのお店。
みんなアイスを食べてるみたいなので頼んでみたら、これが衝撃的な美味しさ(≧∇≦)
この地域の特産のナッツ類がゴロゴロ入ってて、中東に多いやや粘り気のあるアイスと絡み合い完璧なハーモニーを奏でている。
後で聞いたらChamanていう有名店なんだって。小さい2スクープでRs60。 -
13:45、ワガ国境のフラッグセレモニーに出発。
車、ドライバー、ガイド(と言うかスタッフが付いて来た)を宿でお願いして$40。各ガイドブックが2008年頃から改訂されてないので相場は不明だけど、TDCP(旅行社)でもRs4000っぽいし妥当な金額かな。
車窓からの眺めは街が途切れることなく賑やかで、度々マーケットにも出くわす。
流石1千万人が暮らす大都会ラホール!カラチに次いで第2の都市。 -
on the wayで立ち寄ってくれたシャリマール庭園。 ☆世界遺産☆
街から8kmも離れてるから、ついでに来れちゃってラッキィ♪
外国人の入場料Rs500は高過ぎる。
ローカルはRs20だから気軽にピクニックとかしてるけど。
インド、バングラデシュ、パキスタンはこの価格差がやり過ぎo(`ω´ )o -
ムガル帝国最盛期のシャー・ジャハーン帝が作った王族憩いの場。
彼は同時期にタージマハルも建ててたから、帝国の財政を圧迫したらしい。
左右対称の造形美を特徴とするチャハール・バーグ様式はペルシャの影響で、チャハール・バーグとはペルシャ語で「4つの庭」。 -
パキスタン滞在中は昔ネパールで仕立てたパンジャビを着てた。
パキスタンのシャワール・カミーズとは違いがハッキリしてるらしく、「それ、インドで買ったでしょー。」って何度か言われた・・・。
2日目はハラール仕様でストールは頭に巻いてたけど、後ろ姿でも外人ってバレちゃうんだよね。
ネパールでは100%現地化できたんだけどな。 -
再び車を走らせ国境を目指す。
ラホールは広い国土の東の端っこに位置するため、インドとの国境までは僅か29km。
着いたー、ワガ国境!
Wagah? Wahga?? 手前と奥のボードでスペルが違う。
ローカルとの会話の中でも感じたけど、ウルドゥー語って英語表記が難しいっぽい。
日本語のローマ字記載って基本決まってるじゃん? -
駐車場からゲートまではちょっと距離があるので、こんな遊園地みたいな電車が走ってる。
女子供以外は乗れない雰囲気。
私は・・・もちろん歩きます。 -
これがパキ側のゲート。
奥にはインド側のゲートが見えてるでしょ。
少し手前にチケットのチェックポイントがあって、そこから男女完全別れる。
女性は向かって左、男性は右に振り分けられるけど、外国人とその同行者は再び合流して、ゲートをくぐって入場。 -
ゲートの裏側はこんなカンジ。
セレモニーは簡単に言っちゃうと、このゲートから出発した衛兵が100mほど先にある国境線まで行進し、日中掲げている国旗を回収して、このゲートに戻って来る、というもの。
国境線を挟んで対称的にインド側でも同じ一連の流れが展開される。 -
セレモニーの会場となる100m程度の通りは両側に桟敷席があり、外国人ほか限られた人(選定基準不明)が入場できる。
それにしても外人少ないな。どこにでも出没する白人パッカーみたいなの皆無。
中国人旅行者を2,3組見かけただけ。 -
桟敷席の外側にはかなりの人数が入れる観覧席。もちろん男女別。
こちらは男性側。
パキスタン男性の民族衣装は白やくすんだ青など落ち着いた色が多いから、なんとなく地味な感じだなあ。
まあ背後から熱気ムンムン感じるけどね^_^; -
それに比べて女性側はめちゃくちゃカラフル!
売り子からパキスタン国旗を買っている人も多く、常にグリーンの旗が振られて華やいでる。
日曜だからか立ち見も出るほど満員御礼で大盛況。 -
国境線の金網に書かれた文字。PAKISTAN ZINDABAD(パキスタン万歳)
このセレモニーに参加するならこのフレーズは絶対覚えておいてね。
セレモニーの間幾度となく繰り返されるこのやり取り。
まず「Pakistan(パーキスターン)」と聞こえてきたら、答えは「Zindabad!(ジンダバード)」
その時、拳を上げるのもお忘れなく。
その後は「Jeevay Jeevay(ジーヴェ ジーヴェ)」と続くので、そこは「Pakistan!(パーキスターン)」と。 -
16時過ぎから前座的なものが始まる。
このグリーンマン達がプロ野球のスタンドで応援を取り仕切る人(何ていうのか知らないけど)みたいな感じで、オーディエンスを盛り上げる。
民族ポップス的な音楽が大音量で流され歌って踊ったり、ZINDABADのやり取りがなされたり、とにかく熱狂的。
インド側でも同じような状況が繰り広げられてるんだろうが、一切聞こえてこないい。
一度アザーンが流れて音楽が消された時に、わずかにインド側の音楽が流れてきたくらい。 -
みんなエキサイトして、すぐ立ち上がったり路上に飛び出したりしちゃうので、それをコントロールしているのがRangerと呼ばれるこの制服の方々。
このRangerさん、めっちゃカッコ良くない??
むちゃくちゃスタイルいいし!
セレモニーを眺めつつ、実はかなり彼をウォッチングしてた(笑)。 -
セレモニーが始まった。
赤×黒のコスチュームでバシッと決めた衛兵達が登場。
靴裏にタップシューズのようなチップが付いているらしくカチカチと音が鳴っている。 -
そしてインド側の衛兵と対峙。
まずは両サイドのリーダー同士の握手から。
インド側の制服も同じようなデザインでカーキ×赤の色違いってイメージかな。
でも絶対パキの方がカッコイイ!! -
両サイドの国旗が少しずつ下がり始めて・・・。
この間もグリーンマン達は聴衆を扇動し続ける。
初めは戸惑う外国人も次第に乗って来て、この頃には「PAKISTAN ZINDABAD!」と一緒に拳を突き上げていること間違い無し。 -
遂に国旗が完全に降ろされ、前座含め約1時間ですべてが終了。
いやー、素晴らしいセレモニーだった。
印パ両国の未だ良好とは言い難い関係性を考えると、感慨深いものがあり過ぎて泣きそうになったかも。
絶対次はインド側から見る!この季節のこのエリアは気候も最高って分かったし、来年のこの時期かな。
パーキングでドライバーさんと合流して、渋滞にハマりながらも1時間程度で宿に帰還。 -
宿の周りには夜になるとシャワルマ屋台がいくつも立つ。
シャワルマ、Rs70。スパイシーでめっちゃ美味。キモはヨーグルトだな。
プラ椅子で食べていると地元のおばさんに険しい顔で'Are you Muslim?'と訊かれる。
ドゥパッタ(ストール)首に巻いて肩出してたのがマズかったのね・・・。 -
デザート代わりにフルーツジュース屋さん。
アーモンドシェイク、Rs100。
ちょうどアザーンが流れ出した。
肩にかけたドゥパッタを頭から被るよう店員に注意されちゃった。
基本パキは思ったほどイスラム戒律に厳しくない気がしたけど、やっぱたまにうるさい人もいるんだな。反省。 -
何コレ、らくだカー??
いや、ラクダが荷台引っ張ってんのはインドなんかでも見るけどさ。
ちょっとやり過ぎじゃない?
タイヤがしっかりしてそうだから、意外に重くないのかな。
まだ早いけど結構疲れちゃったので、この日はネットして早々にお休みなさい(_ _).。o○ -
月曜のモールロードは朝から賑やか。
それでも夕方はこの比じゃなけどね。
治安はかなりいい。
コーナー毎に警察官立ってるから、ちょこちょこ起こる小競り合いもその場で解決。 -
ラホールと言えば当然ムガル帝国時代の建築物が見どころだけど、実はその後のイギリス統治時代のヴィクトリア様式の建物も見逃せない。
これは中央郵便局(GPO)だね。
写真無いけどラホール博物館も壮麗だし、それ以外にも素敵な建築のオンパレード。 -
お隣はこちらも英国風な高等裁判所。
流石にここはセキュリティ厳しくて、入り口でカメラ没収されちゃった。
とても素敵な建物だったから、外からしか撮影できなくて残念・・・。
建物もさることながら、普段イスラム服のパキスタン人男性達がビシッとスーツで決めてる姿に惚れぼれ(*^^*) -
朝ご飯求めて昨日の食堂街。
女、まして外国人の女がウロウロする所ではないので、初めはみんな戸惑いの色を隠せないでいたけど、このおじさんが「窯の中の写真撮っていいよ」と話しかけて来てくれた。
窯に貼り付けて焼いているのはチャパティ。
お隣の窯ではナンを焼いている。 -
チャパティもいいけど、朝ちょっと出遅れたせいか、どのお店ももうダルは置いていないっぽい。
単品で食べるなら、アッサリしたナンやチャパティより油で焼いたパラタだよな。
ってことでお隣のお店へ。 -
こちらは店頭でチャイも淹れてる。
チャパティおじさんが口火を切ったおかげで、みんなわらわらと集まって来て、携帯で写真を撮られまくりながら出来上がりを待つ。 -
パラタとチャイでRs40。
さっきのチャパティは1枚Rs8って言ってたからちょっとボラれてるかもだけど、まあいいや。
出来立てアツアツで言うまでもなく絶品☆ -
今日は一日旧市街を満喫するぞー。
まずはオートリクシャを捕まえて、ラホールフォート方面に向かってもらう。Rs100。
一番有名なバザール・Anarkali Bazarの脇を疾走。
アナルカリってのはアクバル帝時代の踊り子の名前。
息子(後の4代ジャハンギール帝)は美しい彼女を愛したけど、父親の反対に遭い叶わざる恋だった。 -
降ろされた場所は旧市街の北側に広がるイクバル公園。
中央のタワーはMinar-e-Pakistan。
インドのムスリム国家(つまり現在のパキスタンのことね)樹立に向けての綱領が宣言された日を記念した塔。 -
ラホールって屋台グルメがめっちゃ充実してる。
ちょっと人が集まる場所には必ずストリート・フード。
一番よく見かけるのはコレ。
とうもろこし。たぶん色んなフレーバー付けてる。 -
このカップに入ったサラダみたいのも定番だな。
aloo chaney(アルチャネ)って言うスナック。
生ものっぽいので衛生面はやや不安かも。 -
旧市街に入るとお土産屋台がズラ〜っと。
パキスタン土産じゃなく、ラホール土産ね。
外国人、マジいないから。
ビジネスで来る中国人は多いらしいけど。 -
まずは一番楽しみにしてたモスク行っちゃう!
門構えからして立派だわ。
当然靴はここで脱いで預けるので、預かり料がかかるはずなんだけど、払おうとしたら「いいよ」って。
周りの人は払ってたと思う。 -
The Badshahi Mosqueバードシャーヒー・モスク。
「皇帝のモスク」という意味。
ムガル帝国第6代皇帝アウラングゼーブ帝の命で1673年造営された。
10万人が集団礼拝できるという広場は160m四方。
この広さが伝わるかな?? -
南アジア原産の赤砂岩の本体に白大理石のドーム。
アラブ圏とは違う赤茶のイスラム世界。
これぞ私のイメージするムガル帝国そのものだわ。 -
南アジア史上最大のイスラム王朝、ムガル帝国。学校で習ったよな。
思い付くことと言えば、1526〜1858という年号と(よく憶えてたな、自分)、初代バーブル帝、3代アクバル帝くらい。
ムガルってのはペルシャ語で「モンゴル」のことで、バーブルはウズベキスタンのチンギス・ハーンとティムールの血を引く家柄の出身なんだって。
旅してるとこうやって歴史のピースが繋がっていくカンジが楽しい。 -
Alamgir Gateアラムギリ・ゲート。
アウラングゼーブ帝がモスクとラホール・フォートを結ぶ目的で作った門。
ああ、なるほど。って思える立地。
皇帝が象に乗ったまま入城できるように設計されてるそうな。 -
古いガイドブックによるとアラムギリ・ゲートが通れたっぽいけど、現在の通用門はモザイク壁画が特徴的なSHAH BURJ GATE。
このゲートの手前がチケット売り場となっている。 -
門をくぐればラホール・フォート。 ☆世界遺産☆
アクバル帝によって作られた王城ね。
ここも外国人Rs500、ローカルRs20。ナメてる。
価格差を付けるのは構わない。でも25倍は(^^;;
ピクニックがてら来るローカルもいる一方、やはり国内の別の都市から来てる観光客が多い模様。 -
凄く凝ったシャルカミの綺麗なお姉さん達がいるなー。写真撮りたいなー。って思ってたら、その内2人が向こうから「一緒に写真撮ってもらえませんか?」って話しかけて来た!
パキスタンのシャルカミってシャルワール(上衣)が長くってドレッシーな印象を与えるんだよね。 -
こちらのご家族からも写真要請。
息子とのツーショット等一通り撮り終わった後にご夫婦をカメラに収める。
ジャハンギールの庭園をバックに。
昨日行ったシャラマール庭園と同じペルシャ式。 -
次は遠足だか修学旅行だかで来ている制服姿の女学生に囲まれた!ガチで芸能人扱い。
写ってるのはほんの一握りで、先生達まで挨拶に来る始末(笑)。
この子たちが家路に着いて、「私、ラホールで外国人と喋ったんだよ。」って家族に写真を見せてくれるんなら、ちょっと嬉しい♪ -
遠くから「Excuse me!」。
ハイハイ、また写真ですねー。
この日、写真を頼まれた回数は優に50回を超えたと思う。100回近かったかも。
ムスリム圏ではよくあることだけど、コレは最高記録だわ。
こっちのカメラには残ってないけど、男性陣にはやたら2ショットを頼まれた・・・。 -
一度旧市街の外に出て、ランチは歩きながらB級グルメで済ませちゃう。
サモサの変形のようなスパイシーなポテトの入ったコロッケ、2個でRs10。
アツアツだし、かなり辛くて大満足♪
韓国語の新聞に包んでくれた。
ちなみにバックは城壁。 -
パキスタンと聞いて昔からイメージしてたものは、このカラフル過ぎなバスとかトラック。
写真撮れなかったけど内装もゴテゴテ。
いつかコレに揺られて陸路旅してみたい*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* -
再びオールド・ラホールの中へ。
ここからは地図なんて開かず、複雑に入り組んだ路地に迷い込みたい。
東西2km×南北1.5kmに2万もの家屋が密集する、アクバル帝時代から続く街。
商店が多く、旧市街全体が巨大な市場のよう。 -
中心に近づくにつれ、物凄い人混み。
もう身動きが取れないレベル(笑)。
スクーター、オートリクシャ、トゥクトゥクは小径まで入って来られるから、それらの排気ガスをもろに浴びる。数時間で服も肌も真っ黒! -
宿を出てから水一滴飲んでないから、もう喉カラカラ。
ホント乾燥してるもんね。
食べ物屋さんの集まるエリアを発見して、こちらのサトウキビジューススタンドへ。
小さな柑橘系をギュっと絞り、氷とシェイクしたジュースはRs20。 -
迷路のようなカオスの狭間に佇むGolden Mosque。
ムガル帝国の勢力も衰えつつある1753年、政治家によって建立された。
中央にある水槽を取り囲むようにして、石でできた椅子のようなものが。
そこに腰掛けた男達が、手足のみならず頭まで洗ってる!
まるで日本の銭湯みたいな長閑な光景。 -
ゲート前の階段から撮ったお気に入りの一枚☆
こんなゴチャゴチャした中にモスクがあるなんて。
バードシャーヒーモスクも素敵だったけど、こんな生活感溢れるモスクもいいな。 -
出会ってしまったシャルワール・カミーズ屋さん通り。
マジで一着仕立てたーい。時間なーい(>_<)
お店の奥で女性達が生地を物色す空間は男子禁制!って感じでいいね。
次回はきっと! -
もう一つ、旧市街でどうしても来たかったモスク。
それがWazir Khan's Mosque。
カラフルなタイルで埋め尽くされたモザイクが美しいミナレットは遠くからでもよく目立つ。 -
シャー・ジャハーン時代の王室専属医師、ワジル・ハーンによって建てられた。
旧市街のど真ん中にありながらも、周囲の喧騒から切り離されたような静寂に包まれており、その存在はゴールデンモスクとは対照的。 -
地元の人に言わせるととても徒歩圏じゃないらしいけど、帰りはひたすら歩いてリーガルチョークまで戻って来ちゃった。
流石に疲れたわー。
ってことで今日もアイスが美味い!
めっちゃフレーバー豊富なのに昨日と同じ2つで、ジョッキ(Rs120)いっちゃう♪
マジ絶品(≧∇≦) 勝手に5つ星に認定!! -
宿に帰って寛いだ後は、ディナーを求めて前の大通り。
いっぱい露店が出てて昨日から気になってたコレに決定。
gol gappay(ゴールガッペー)。
インドのパニープーリーと全く同じもので、球形のシェルの中に豆や野菜を詰めたスナック。 -
杏の入ったちょっと甘めの冷たいソースを付けて食べる。
本当は一皿Rs80らしいのだけど、お店のお兄さんに「3ピースだけ欲しいなー」って言ったらOKしてくれて、しかもお金は要らないって。
またまたタダ飯ご馳走になっちゃった!
ありがとう(^^♪ -
宿に戻り、出発までの時間はローカル達と語らう。
スクリュードライバーで乾杯☆
お酒、意外に簡単に手に入るのね。
これはパキスタン産のウォッカだった。
北部出身者が多くて、「次は絶対フンザに来てね」と、色々情報や連絡先を貰う。 -
22:00空港到着、あっさりチェックインして、イミグレも女は空いてて(と言うか女はイミグレはスルーで手荷物検査へ直行)、ラウンジへ。
そこそこお洒落で、無駄に広いこのラウンジがこの時間帯はTG専用になっている。
チェックし忘れたけど、シャワーは無いと思う。 -
食べ物はかなりショボい。
パイとサンドイッチ、クッキー数種、以上。
コーヒーも3 in 1しかないから仕方なく紅茶を淹れたけど、この後スタッフと仲良くなったら奥からブラックコーヒー出てきた!
お客さんも3人しかいなかったので、出発までずっと彼とお喋りしてた。 -
00:05発TGバンコク行き。
ミールはチキンのグリーンカレーorビーフはパキスタンカレー。
両方魅力的で迷う・・・という貴重な機会だけど、時間も時間なのでチキン一口でギブ。
久々のエコファーストで、2時間ちょっとだと思うけど爆睡。
深夜便で4時間は短過ぎる・・・。 -
定刻6:30にスワンナプーム。
取り敢えず入国してメイク完了。
まだ街出るにはちょっと早いし、久々に行っちゃおうかなー。
ターミナル内の飲食店の3分の1くらい?!空港価格とは思えない地上階のフードコート。
贅沢にもおかず3種盛り(50バーツ)に目玉焼き(10バーツ)のせで☆
久し振りに来たら5B値上ってた。 -
今日は時間も限られてるし、午前中のカオサンは微妙なので諦めて中心部で。
一度来てみたかったPhurom PhongのVanillaっていう日本人経営のスパ。
平日価格で90分フットマッサージ&ヘッドマッサージのコース、450バーツ。
めちゃくちゃ綺麗なお店だし、それなりに上手かった。
でもちょっと高いし、やっぱ日本人専用のお店って苦手かも・・・。 -
乾季に入ったとは言え、爽やかなラホールから来ると蒸し暑さがハンパない。
なんか冷たいモノ欲しいなー。久々にクルアイクルアイかなー。
てことでBTSでSiam。
サイアム・スクエアちょっとブラブラして、Lidoでお目当てのバナナシェイク(35B)をゲット。
12時過ぎには街を離れ、Phaya Thai経由で空港へ。 -
ボーディングパスはラホールで受け取ってるので、まずはこれまた久し振りのコンコースDのRoyal Silk。
今月はパッタイ的なものとヌードルスープ。
コンコースCにはトムヤム味とグリーンカレー味のラップサンドもあったよ。 -
もちろんシルバークリスもね。
3日前とは月変わっちゃったからメニューチェック♪
今月はラクサ。
ラクサリーフ入れ放題なのが嬉しい。
お腹いっぱいなので適当に食い散らかし、コンコースCのRSでシャワーを浴びて、帰国準備は万全。 -
ラスト14:50発TG羽田行き。
タイ料理はポークカレー。
4フライトのうち何故かここだけ陶器のお皿。
ひたすら寝て過ごして、定刻より15分ほど早い22:15には羽田。
国際線ターミナル駅の音楽が世界に一つだけの花からドラゲナイに変わっててビックリ!
パキスタン大好き!Pakistan Zindabad!!
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この旅行記へのコメント (8)
-
- ayaさん 2015/11/20 22:15:31
- ステキ!!パキスタン
- こんばんは♪
パキスタン側のゲートかわいいですね〜
どこかのテーマパークのようです♪
デコバスもかわいいしパキスタンと聞くと怖いイメージだけが
先行しちゃいますね。
私もいつか・・・!!
MARIELさんのパンジャビ パステルカラーでステキ!
私の持っているのはちょっと地味なのばかり。
カトマンズで着ていたら
「それインドで買った?ネパールの方が可愛いよ〜」って 笑
やっぱりわかるのね〜〜と。
カトマズで見たのは鮮やかで丈も長くてふんわりしたのが
多かったです。
買えばよかった〜と今さら後悔です(^^ゞ
aya
- MARIELさん からの返信 2015/11/21 06:03:38
- パキいいですよー。
- ayaさん、
おはようございます。
羽田に向かうモノレールから(笑)。
ネパールからお帰りなさい!
楽しまれたようで何よりです(^^)
次は是非ネパキスタンへ?!
どうしても危険なイメージがありますよね。
実際テロは頻繁してるわけだし。
でも、マジいいところですよ。
可愛いものもあるし、人は優しいし。
ayaさんもパンジャビ愛好家なんですね。
ホント素敵な布がいっぱいで、すぐ仕立てたくなっちゃいますね。
インドとネパールでもデザイン違うんですか。
私、ネパールでインドの着てたけど一度も指摘されず気付きませんでした。
今は長めふんわりが流行りなのかー。
今回作れなかったのは残念でしたね。
リベンジ、リベンジw
Mariel
-
- なっつさん 2015/11/20 10:35:39
- ラホール、素敵!
- こんにちは!
パキスタンは月並みですが、フンザを狙って時期を様子見してたのですが、
MARIELさんの旅行記を拝見し、ラホールも素敵だなと思い、来年あたりにふらっと行きたくなりました。
あの雰囲気、私も味わいたいです。
お忙しいかと思いますが、またちかいうちにサクッと飲みに行きましょう!
ぜひ、ラホール話、お聞きしたいです。
- MARIELさん からの返信 2015/11/21 05:36:29
- ラホール行って下さい♪
- なっつさん、
こんにちは〜。
フンザは絶対行きたいですよね!!
中国から抜けるルートばかり考えていたので冬は無理だし日数が要るなと思ってましたが、現地で聞くと国内から飛んじゃえばかなりハードルが下がることに気付きました。
でも、別の意味でラホールも本当に楽しいですよ♪
南アジアの中で自分に一番合う国だからかもしれませんが・・・。
飲みながら旅話したいですね( ´ ▽ ` )ノ
Mariel
-
- まりりんごさん 2015/11/19 21:41:41
- こんにちは^^
- MARIELさん、こんにちは!
いつも楽しく拝見しています^^
多分同世代ぐらいだと思うのですが、弾丸&上級者の旅に
勝手ながら憧れのまなざしを送っています!!
パキスタンとはさすがです。
自分ではなかなか行けないので、MARIELさんの旅行記で
行ったつもりになってます…笑
ところで、12月上旬にブリュッセルに行かれるのですね☆
実は私も中旬に行く予定にしていますが、先日のパリのテロで
周りに「やめときなよ!」と言われたりして、少し迷ってます…。
(と言いつつ、行く気なんですが)
お忙しいと思いますが、どんな様子だったのかなど、
旅行記などでレポしていただけるとうれしいです。
いや、無理にとは言わないので。本当に、もし良ければです。
あつかましくて、すみません!!
これからもMARIELさんの旅行記を楽しみにしています☆
まりりんご
- MARIELさん からの返信 2015/11/19 22:57:44
- ブリュッセル行かれるんですね☆
- まりりんごさん、
こんばんは。
いつもありがとうございます。
憧れの眼差しなんてとんでもない!
まりりんごさんこそ、同世代(かどうかは存じ上げませんでしたが・・・)なのに上級クラスばかり乗られてて、海外出張もあるお仕事のようで羨ましい限りです!
ブリュッセルに行かれるんですね。
周りの反対・・・分からなくもないですが。
よく海外で知り合った日本のことなんて知らない遠い国の人に、
「日本行ってみたいけど北朝鮮があんな状態じゃね・・・」とか「この前、台湾で地震あったから心配で」と言われると、はあ?!って思うのと同時に悲しくなるんです。
パリとブリュッセルは陸続きだし、距離も無いのでちょっと違うかもしれませんが、多くの日本人にとってヨーロッパなんて一括りですから(笑)。
リスク管理はとっても重要だけれど、今回のケースで私がベルギー人の立場だったら悲しいかなって。
勿論まりりんごさんの周りの方は、テロが飛び火する可能性を心配されているのだと思います。ツマラナイこと言って申し訳ありません。
行かれるのは私の次の週でしょうか。
間に合うかは分かりませんが、弾丸で写真も多く無いでしょうから頑張ってみますね♪
Mariel
- まりりんごさん からの返信 2015/11/20 22:02:47
- RE: ブリュッセル行かれるんですね☆
- MARIELさま
こんばんは^^
ご丁寧にお返事ありがとうございます。
(MARIELさんの大ファンなので、お返事をいただけて、
実は今テンションあがってます!)
そうですよね。
確かに私がベルギー人の立場だったら悲しいです。
やっぱり行きたい気持ちが勝ってるので
前向きに行く方向で考えたいと思います☆
行くのはMARIELさんの2週間後です。
ホント、無理にとは言いませんので。
色々とありがとうございました^^
まりりんご
- MARIELさん からの返信 2015/11/21 05:51:20
- 是非前向きに♪
- まりりんごさん、
こちらこそお返事ありがとうございます。
私なんかの返信にテンション上がって頂けるなんて、こっちがテンション上がりますよ(笑)☆
無責任なことは言えませんが、行く方向でお考えなら私も嬉しいです。
ベルギー、本当に素敵な国なので。(と言っても、まだ3回目ですが・・・)
2週間お先に行って来て、安全かつ楽しい様子をお伝えしますね!
Mariel
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