2015/10/18 - 2015/10/19
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YAMA555さん
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私の師匠M氏から誘いを受けて谷川岳でもバリエーションルートであるオキの耳にダイレクトに登る東尾根に4人で行ってきました。当初は土曜日の予定でしたが、天候不良のため日曜にスライドさせて日帰りの計画でした。まさかこれまでの行動時間を大幅に上回る18時間山行になり、山頂でのビバークを余儀なくされるとは、その時は夢にも思いもしませんでしたが…。
今年は4月の残雪期の訪れて以来、2回目の谷川岳山頂となりました。
1日目行動時間18時間
谷川岳無料駐車場→マチガ沢出合→マチガ沢大滝→シンセン谷分岐→左俣→第二岩峰→ナイフリッジ→第一岩峰→その後の草付→オキノ耳直下でビバーク
2日目行動時間4時間
オキノ耳→トマノ耳→肩ノ小屋避難小屋(朝食休憩1時間)→天神尾根→天神平ロープウェイ→無料駐車場
湯テルメ谷川にて汗を流して帰宅しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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前日22時過ぎに現地に到着、空は満点の星空だった。ロープ
ウェイ駐車場に行ってみたら今は7時前には入れなくなっていたため、土合ステーションに落ち着き、軽く酒をあおってシュラフに包まり就寝する。無料駐車場に向かい装備を準備して明るくなってきた登山道を出発する。土合駅 駅
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早朝、無料駐車場に車を停めて準備が終わったら出発。
マチガ沢までの道は秋の紅葉シーズンは通行規制です。 -
登山指導センターにて。
東尾根はバリエーションにて事前に計画書の提出が義務付けられています。
今回は10日前に事前に指導センターに計画書を提出。谷川岳登山指導センター 名所・史跡
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ちょうど山麓が紅葉は見ごろですね。
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マチガ沢の出合いに到着。
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マチガ沢の出合についたと同時に、これから登る谷川岳の岩稜に陽光が入り始め、山が輝きます。谷川岳は何度も来ていがこの光景は初めて。荘厳な景色に暫し見とれました。
谷川岳 自然・景勝地
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東尾根に入るには「巌権新道を登り大滝前でマチガ沢に降りる」ルートと「マチガ沢を詰めるルート」があるが今回は後者のルートを選択しました。谷川岳の岩壁がだんだんと近くなってくると、紅葉の上に鎮座する岩稜帯には圧倒されはたして登れるのか?今回はマチガ沢沿いに大滝まで進みます。
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沢の水はきれいで、流れ着くモミジの葉が漂っている水面が美しい。
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マチガ沢は水量が少なくガレ場を登る感じです。段々と岩峰が近づいてきて少しずつ緊張感が増していきます。
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目指すシンセンコルから東尾根が近くなってきます。
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紅葉のグラデーションが見事です。
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振り返るとナメ沢が良い感じ。
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ガレ沢を登ってくと西黒尾根から草付になってきました。厳権新道を歩く人はこのあたりから下ってきます。
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振り返ると谷川岳と対峙している笠と朝日のピークが遠く見えてきました。
今日は本当に天気が良いです。 -
マチガ沢大滝が見えてきました。
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大滝に到着。リーダーの判断で右から入りますが、結構厳しくザイル出してくれました。記録拝見すると左からはすんなり行けるみたいですね。
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見事な岩稜の壁です。
谷川岳 自然・景勝地
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緊張しながら見上げる自分
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この辺までは計画書を出さなくても入れる地域ですが、圧巻の景色です。
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細いシンセン谷を登っていくとシンセンの分岐が見えてきます。
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分岐地点から当初は右俣を計画していましたが、リーダーは左俣をいくと判断し出発。いきなり結構急坂で草付きも厳しいルートですが、頑張って登る。ただし途中からが本当に厳しかった。途中からリーダーが右にルートを取っていったら微妙なバランスを要するホールドスタンスの連続で、トップはまず無理なルートでした。
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左俣登攀を開始しましたがいきなり急斜面の岩稜&草付で少々たじろぎました。
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自分にとっては結構難しい岩稜帯が続出。
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左俣中間地点あたり。クライミングはあまりしていないので、なかなかしんどいのぼりでした。
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斜度50度以上でしょうか、トラバースも本当に怖いです。
ここら辺からが左俣厳しい箇所でした。抜けるのに4時間はかかったでしょう。 -
2番手はプルージックで確保しながら登ります。
左俣想像以上に厳しいルートです。
落石が2m脇をブンブン音を鳴らしながら過ぎ去った瞬間、動ける範囲が狭いだけに本当に正直怖かったです。 -
下を見ると本当に急斜面。もう登るしかないですね。
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急斜面の長い草付もかなり緊張感があります。
沢登りでもこれほど長い草付登りは体験したことがありません。 -
ようやくコルにあがることができましたが、すでに日が暮れる前に肩の小屋にたどり着くことは困難です。あとは何処まで行けるか、そしてビバーク適地はどこか。
まだ3時回っていないので登ります。 -
第一岩峰が見えてきました。
今回は西黒側から巻きつつ、途中から一ノ倉側から登ります。
ノーザイルですが、高度感があり結構厳しいです。 -
そろそろ日が暮れそう。
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トマの耳が見えてきました。ただ風がかなり強くなりガスが飛ぶように流れています。
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登りあと300mくらいでしょうか。左にトマの耳が見えてきたあたりでヘッデン点灯での行動開始。リーダーはこれより先はそれほど厳しいルートはないので山頂まで行くという判断を下し、第二岩峰付近からはヘッドライトをつけての登攀となった。細心の注意を払い、暗くなってからはほぼロープで確保しながらの登り。リーダーは何度もヘッドライトでルートを確認しながら登攀ルートを決め、残りは3人がプルージックを併用しながら暗いルートにホールドスタンスを求めながらなので当然スピードは大幅に落ちる。この辺から風が強くなってきて冷え込んできた。
23時30分まで行動していましたが写真は撮ってる場合じゃなかった。登攀待ちしているときは夜景と星空がきれいでした。 -
ガスに巻かれてしまいこれ以上はいけないとリーダーがビバークを判断。ザイルで確保して岩場に越を下ろしツエルトを被ります。翌朝、明るくなってきたので顔を出すとガスが晴れそう。
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風が強く、数分後に一気にガスが晴れ展望が開けました。
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そして正面に見えたのがトマの耳。ん?と振り返ると数m上に道標が!そうです、ビバーク地は登攀を終えてオキの耳に到着していました。
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寒空の中風にツエルトが飛ばされないように必死に抑えながら過ごした夜。心に刻まれる山になりました。
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オキノ耳から登ってきた東尾根を見下ろします。
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オキの耳山頂!夜明けを待ち構えました。
谷川岳 自然・景勝地
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ガスは以前流れている中、日の出を迎えます。
ガスが少しかかっているのでとても幻想的な日の出でした。これも心に残る景色です。 -
ビバーク地でツエルトを被りながら御来光を4人で見ました。
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美しい瞬間です。
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ガスがどんどん流れて陽光を浴びて幻想的な光景がしばらく続きました。
自然の神秘は、どのような美しいものも及びません。
これだから登山をやめられませんね。 -
稜線に陽光があたり東尾根も美しく輝きだします。
あーこの尾根を登ってきたんだと充実感が体を満たします。
よくこんな尾根を登れたと自分で自分を褒めてあげたい。 -
オキノ耳からトマの耳山頂。そろそろ肩ノ小屋で朝食を取りたいので出発しますか。
谷川岳 自然・景勝地
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続いてトマの耳に到着。谷川岳は双耳峰です。
谷川岳 自然・景勝地
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イチオシ
谷川岳の山頂トマの耳からオキノ耳を眺める。
右に続く凸凹の稜線が登ってきた東尾根。谷川岳 自然・景勝地
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ふと反対を見ると、雲海に浮かぶオキの耳の影に日輪が!これも登攀のご褒美でしょうか!
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肩ノ小屋に降りてとりあえず温まろうと。
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肩ノ小屋に到着。これでホッと一息できる。
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寒くてお腹も空いていたのでカップラーメン400円がとても旨かった。そしてコーラ300円も。至福のひとときです。
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小屋の管理人さんがサービスで温かいお茶漬けを振舞ってくれました。
本当に旨い一杯です。 -
1時間もゆっくりしていたらガスもはれ万太郎の縦走路も見事に見えてきました。
いつかは歩いてみたい尾根です。 -
帰りは天神尾根に降ります。月曜日なのに随分と人が登ってきたなー。
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振り返って谷川岳。何度登っても良い山ですね。私の一番好きな山です。
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天神ロープウェイが見えてきました。
谷川岳天神平スキー場 スキー場
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ロープウェイから白毛門、笠、朝日。丁度漢字の山を印象付けます。
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ロープウェイの降り。見事な紅葉です。
月曜なのに観光客も多数でした。無事下山できてよかった!おつかれさま。
ちなみに会社は肩ノ小屋で休憩後に電話で有休を取る旨を伝えられたので無断欠勤にならずに済みました、やれやれです。天神平 自然・景勝地
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