日向の彼岸花・赤の世界 ～夏から秋への風景～ 2015.秋分

2015/09/23 - 2015/09/23

伊勢原市日向・ひなたの彼岸花が見頃だと聞いて、行ってみました。

季節は夏の名残りを残しつつ、秋に変わろうとしていました。

エリア 伊勢原(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

おはようございます！

今日のお散歩は、小田急線・伊勢原駅 北口からスタートです。

駅前ロータリーには、「大山阿夫利神社」の大きな鳥居があります。

バス乗り場はまさかの長蛇の列。

並んだけど、なんか違う…
皆さんのいでたちは、ザ・登山。
大山ケーブル行きの乗り場だった…
ケーブルカーはリニューアルのため休業中で、10月 1日再デビューってバス車内にポスターあったよな。
ということは、皆さんケーブル下から登るんだ！
私にはもう無理だわ、きっと。

「日向薬師・ひなたやくし」行きに無事乗車して 25分、終点までやってきた。

アナウンスによると途中「専修大入口」からは“自由乗降区間”になるという。
下車したい場所の 50メートル手前でブザーか声掛けでおろしてもらえるんですって。
乗車も手を上げればいいみたい。
帰りにやってみよう。^^

バスの本数は、1時間に 3本位。
少ないと思うか、1時間に 3本もあると思うか。
私は後者、だって 20分待てばいいんだよん。

バスの終点にはシルバーウィーク限定の臨時観光案内所がある。
(常設トイレもある)

散策地図をいただいて、さあ出発！と思ったけど…
地図が 2種類あって(マーカーが引いてある場所が違う)、私にさし出されたのは“日陰道”にマーカーされているほうだった。

下調べでは、ここからバス道を下りながら群生地をまわるつもりだった。
たぶんおススメなんでしょ。日陰道から行ってみま〜す。

さっそく、彼岸花がお迎えです。

稲刈りを終えた田んぼと彼岸花。

青空と。

アップ。

見頃はチョット過ぎたかな？
つぼみもあるよね。

上からパチリ。

花火みたいだ。^^

いいね。

日本の原風景って感じ。

あっ、ここから入るんだ。

“かながわの古道 50選”の道だそう、楽しみ♪

神明橋が架かるのは、

日向川。

せせらぎの音が涼しげ。

苔むした欄干。

木漏れ日のなか、

古道を歩くけど、

私、今日は、彼岸花を見に来たの。


ミンミンぜミの声が聞こえる。

凛とした彼岸花に出会う。

野の花を

見ながら歩く。

古道と言うよりも、ケモノ道じゃないの？

風はひんやりしている。

前も、

後も誰もいない…

木の根っこの階段下りて。


ちらほらすれ違う人が現れて、お互いに「こんにちは」^^

田んぼが見えた。

ここはまだ稲刈りしてない。

緑と赤。

この組み合わせって補色だよね。

いいね。^^

アップ。

黒猫と彼岸花。

実は、

今朝 起きたら、腰ににぶい痛みがあって重く、身体がしんどかったし、

心にも重いものがあったから、急遽仕事はお休みした。

仕事でもプライベートでもちょっとね。

↑↑ 早い話が、さぼったのだ。^^;;

柿と彼岸花。

腰は起きて少し動いたら楽になった。休んじゃったのだし、

日向の彼岸花も気になっていたから、思い切って出かけてきた。

シルバーウィークまでが見頃と聞いていたけど、お休みは取れなく、

彼岸の入り 前日の土曜日はお墓参り、

日曜日は、さかなクンの講演を聞きに行って時間が取れなかったのだ。

日陰道を抜け、バス通りに出た。

一旦、終点のロータリーまで戻る。


来て良かった。

見事な赤だ。

政治家のポスター入れずに撮るの大変です。^^

「丹沢大山国定公園」のゲートのそばに、

彼岸花に埋もれるような小さなお社を見つけた。

お稲荷さんだ。

(写真が斜めなのではなく、お社が傾いているのです)


お供えされていたのは、

小さな栗の実、ひとつ。^^

萩も満開。

萩もアップで。

萩と彼岸花。

立派なお蔵。

道幅が狭く、バスがすれ違いできないため、交互通行している。

無線で交通整理をしている方と、ご挨拶をする。

そんな小さなことで、だんだん心が軽くなってくる。

ニラかな？

本当なら「日向薬師」にお参りしたいのだけど、

階段がすごいのと、本堂が大修理中(平成28年完成予定)なのを理由に、

パス！


※宝城坊日向薬師・ほうじょうぼうひなたやくし
霊亀 2年(716)、行基が開創。寺の名は宝城坊という。鉈彫り本尊木造薬師如来と脇侍をはじめ、数多い国重文の仏像彫刻などがある。鎌倉時代源頼朝や夫人の政子が篤く信仰し、たびたび参詣した。日向修験の中心として今日まで繁栄してきた。

バス終点の商店のベンチで、休憩。

「とうふアイス」

サッパリしていて美味しい。

200円

バスの終点裏手の群生地へ。

栗だ！

干した稲と彼岸花。


観光ポスターのキャッチコピーは、

“ふるさとに広がるレッドカーペット”だった。

まさしく、レッドカーペット！

人が写っていないのは、

ヒモが張られ、あぜ道に入れないから。

通路にはたくさんの人。

大きなカメラと、長い三脚持った人がいっぱい。

少し軽くなった心がドキンとしたのはこれ！

境界のしるし…イヤなこと思い出した…

お隣さんがね、あれやこれや小細工してくるのですよ…
土地の境界のことで。
大人の行動してほしいな。

グチらない、グチらない。

今日は、重い気持ちを彼岸花に預けて帰ろう。

のどかだ。

芙蓉。

次の群生地へ。

トンボの写真が撮れた。

でも、なんでロープにとまるかな？

もっとあるでしょ！、見栄えのいい場所。

私は「頑張れ」、「ガンバレ」という言葉が苦手です。

決して人には言いません。人を追い詰める言葉だと思うから。


自分に向かっては心の中で言います。

「もう少しがんばってみようか、でも無理はやめようね」って。

つぼみがまだあった。

見上げるコスモス。

毛糸玉みたいなケイトウ(鶏頭)、なんちゃって。^^;;

民家のお庭にシュウメイギク。

それにしても、よく飲んだわね〜、のどごし〈生〉！

ソバの白い花。

遠くの斜面の彼岸花とソバの花。

次の群生地へ向かうのですが、

この道で合っている？

合ってる…

でも、田んぼばっかり…

実るほど 頭を垂れる 稲穂かな

あった！ここへ着くまで遠かった〜。

来る道中、何組もの不思議な方たちとすれ違った。

いわゆる“コスプレ”

着物や鎧姿で手には刀、髪は紫や金色。

まぶたは、黒や茶色。

こんな細い道だもん、すれ違いはお互い道を譲り合う。

コスプレ姿でキチンと挨拶してくれるのうれしい。

ねっ！不思議でしょ？

農場の方がおっしゃるには、

「昨日はもっとすごかった、別世界のようだった」

撮影会のようです。

コスプレと田んぼと彼岸花…どんな写真か見てみたい気もする…

小腹が空いたので、行動食(ビスケット)を食べながら歩く。


帰り道で見つけた罠。

中型の犬が入りそうなサイズ。

イノシシでは小さいし、何の動物かしら？

バスの自由乗降はできなかった。

バス停の間隔が狭く歩けてしまうので、正規のバス停から乗車した。

伊勢原駅の一つ手前で下車。

見つけたかわいい石像は道祖神？

駅まで行かず下車したのは、母が好きな最中のお店を思い出したから。

今日のおやつに間に合いそうだから、電話した。

「こま最中買ったから、おやつ待ってて！」

【お昼ご飯】は、伊勢原駅南口の

《 ＢＲＯＷＮ ＳＵＧＡＲ 》で、パスタランチ。

トマトとモッツァレラチーズのパスタ、ミニサラダ、ドリンクで 800円。

(国内旅行記での、私のお昼って麺類多いですね。^^)

お土産：

《 さのや 》さんの「大山こま最中」、1個 145円。

甘さ控えめでつぶ餡たっぷりのこま型最中。

久しぶり〜。美味しい〜。^^

気分転換できました！
明日はお仕事行きます！（たぶん）


葉もなく、茎一本ですっくと立ち、花を咲かせている彼岸花。

私もこうありたいです。

最後までのお付き合いに、感謝！です。
（ぺこり）

お、し、まい！

(*^o^*)ノ