初のだんじり祭りは試験曳きからまず体験

2015/09/06 - 2015/09/06

岸和田にひっこしてきて初めてのだんじり祭りが近づいてきました。
父を祭に誘ったのですが、まわりの人に聞いたら9月19日、20日の本番は人が多すぎて、人の頭しか見られないよと言われました。
よく見るには１）本番の2週間前の日曜日と前日に試験曳きがあるのでこの時に見るか、２）19日初日の早朝6時頃から曳き始めるのでそれを見るか、３）だんじりを見るための指定席を買ってみるのが良いよと言われました。試験曳きと言っても予行演習とは違い本気モードでだんじりが曳かれていきます。実際､だんじりが転倒したり､電信柱にぶつかるハプニングもあったようです。おまわりさんなどの規制も少なく、自由に歩ける可能性も高いと聞き１）試験引きを家族で見に行くことになりました。

エリア 岸和田・貝塚(大阪)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 私鉄

9月6日試験曳きは午後2時から4時の2時間です。いくつかのだんじりはだんじり小屋からスタート地点に昼前に移動していました。宮本町のだんじりは駅前商店街のアーケードまで来ていました。ウオーミングアップのように行ったり来たりしていました。

左右に曲がるときはてこの力で曲がります。てこの調整です。

五軒屋町のだんじりもアーケード街に止まっていました。こちらは休憩モード。子ども達が乗っていました。細かい彫刻が角だんじりに彫られています。

看貫場と言われる場所がだんじりの見所と聞きました。ただ混雑すると聞いていたので避けていたのですが､空模様は小雨。看貫場でも見られるかと思い切って看貫場に。

空気で膨らませるだんじりのおもちゃ

ほしいなと思ったら1500円もすると聞いて断念

車の通行が遮断され､だんじりがやってきました。

だんじりの屋根で舞うように動く大工方と言われる人　初めてみるものにとってはまずその動きに目が行きます。

一度､だんじりが止まった後、大工方の合図でだんじりが走り出します。そのままスピードを上げていきます。

このままスピードを上げていき、ちょうど曲がり角のところでスピードを殺さずに直角に曲がります。これが「やりまわし」と呼ばれだんじりの見所です。

試験曳きなのに気がついたらこんなに人手がありました。

ここは「S字」とよばれる2つの直角の曲がり角が続き、しかも道幅の狭い場所。だんじりの難所だそうです。

午後4時前　町中を回った宮本のだんじりが最後の駅前中央商店街アーケードでの走りのために戻ってきました。

この後疾風のように去って行きました。

だいぶ経って宮本町のだんじり小屋に行くとお囃子の音が
子ども達が練習をしていました。

その前の公園で大人達は打ち上げの宴会です