2015/08/08 - 2015/08/10
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Miyatanさん
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2015年8月7日〜14日
ギリシャ、キプロス、マルタ、地中海三ヵ国を巡る旅。ヨハネ騎士団の足跡と古代遺跡をたどる地中海アイランドホッピングの一人旅です。
08/07 成田空港〜イスタンブール〜アテネ泊
★08/08 アテネ〜ロドス島〜ラルナカ〜ニコシア泊
★08/09 ニコシア〜パフォス〜ニコシア泊
★08/10 ニコシア〜ラルナカ〜マルタ島泊
08/11 マルタ島〜ゴゾ島〜マルタ島泊
08/12 マルタ島泊
08/13 マルタ島〜イスタンブール〜
08/14 〜成田空港
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8月8日(土)
やがて、キプロスのラルナカ空港に到着。カウンターで聞いたところ、一時間ごとに今夜の宿泊地であるキプロスの首都であるニコシアまでシャトルバスが出ているとの事なので、乗り込む。8ユーロ。ラルナカ国際空港 (LCA) 空港
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ニコシアのターミナルは町外れにあり、町までは10ユーロと言われるが、とりあえずメーターまわせと交渉した結果、まわしてくれた。これで10ユーロより高くなったら、泣きたくなる。タクシーは飛ばしまくって、ホテルまで到着。結局9ユーロ。1ユーロながらも安くてホッとする。
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ネットで予約したElysium Capital Residenceというサービスアパートメントだが、ベルを鳴らしても誰も出てこない。こんな時に限って、ケータイ電池切れ。仕方なくすぐ近くのお店で飲んでいた人に聞いたら、電話をかけてくれた。結局、鍵の場所を聞き出して渡してくれた。お金はフロントにあるポストに入れておけとの事。助かりましたありがとうございます。部屋自体は25ユーロで、バストイレは共同だが、そこそこ快適。観光ポイントから外れた住宅街。
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(部屋内部)
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実はホテルの周辺図をプリントアウトし忘れたので、現在位置がよくわからない。ニコシアの中心部に行こうと適当に歩いたが、全くたどり着かない。夕食を取る。キプロス料理はギリシャ料理と似ている。お店の人に聞いたら、どうも逆方向に歩いてしまったらしい。
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8月9日(日)
逆方向に歩いてみる。地図はないものの、街中の標識を頼りに歩いたらニコシアの旧市街前のバスターミナルに到着。 -
日曜の朝早くのニコシアは人通りが少ない。なぜかお水のお姉さんっぽい人も多かった。
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ライキ・ギトニアという旧市街の一角は、当時の雰囲気を残している。町全体が迷路のよう。
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メイン通りであるリトラス通りを散策。朝なのでまだ開いているお店も少ない。
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そのまま進むと、クロスポイント。実はニコシアの街は二分されていて、北側はトルコ人側の北キプロスである。とはいっても、北キプロス自体は、トルコ以外の国家には認められてはいないが、キプロス政府の支配が及ばない地域である。キプロスは人口の8割を占めるギリシャ系と、2割のトルコ系で成り立っている国家であったが、キプロス紛争が起こり、トルコ系住民が北側を支配して、南北分裂してしまった。とはいっても、現在ではそこまで緊迫した雰囲気はなく、パスポートさえあれば簡単に行き来できる。もっともキプロス自体、恣意的に作られた国家である、ともいえるようである。
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北側は、さらに人通りが少なくなる。イスラムのトルコ系住民が占めているので、モスクも見られる。
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イスタンブールにもあったハマム(トルコ式の浴場)もあった。
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朝食を食べてみる。南側より少しだけ物価が安い。
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10時発の西部の町パフォス行きのバスに乗る。往復で乗ると言ったら、一日パスのような乗車券を売ってくれた、13ユーロ。150km離れていることを考えれば、バス代は安い。
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郊外に出ると高速道路、片側二車線でかなり快適。結構インフラは整っている印象。そしてどこまでも乾いている大地でもある。
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パフォスのバスターミナルに到着。バスターミナルはパノ・パフォスというエリアにあり、観光エリアは歩いて20〜30分くらいのカト・パフォスという海岸沿いのエリアである。とりあえず歩いてみる。ひたすら坂道を下る。
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途中でショッピングセンターがあったので、休憩。外が暑かったので、冷房が効いていて涼しい。
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そのままモールで昼食。キプロス風のギロピタ。ピタパンだけキプロス風であとはギリシャのギロピタ、トルコでいうドネルケバブと一緒。肉をそぎ落として、野菜と一緒にパンで挟む感じのファーストフード。
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あと、お口直しにギリシャでも流行っているらしいフローズンヨーグルトを食べてみる。
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フローズンヨーグルトに色々なトッピングを載せて量り売りをしている感じである。
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聖ソロモニのカタコンベに行く。
聖ソロモ二のカタコンベ 寺院・教会
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キリスト教が弾圧されていた時代の礼拝、埋葬用の小さな穴蔵。石の階段を下りていく。地下って、とても涼しくて快適。
聖ソロモ二のカタコンベ 寺院・教会
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ようやく港に到着。海岸沿いにはレストランが多い。
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パフォス城に到着。港を守る砦である。
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すぐ隣がビアガーデンの会場になっていた。昼間なので人はいなかった。
パフォス城 城・宮殿
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オスマン・トルコによって再々建されたらしい。石造りで頑丈そう。
パフォス城 城・宮殿
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パフォスのモザイクを訪問。紀元前二世紀〜紀元後四世紀末までキプロスの都だった町で、広大な古代遺跡でなおかつ世界遺産でもある。
パフォス考古学公園 史跡・遺跡
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もっとも青空の地中海の夏、古代遺跡は遮るものもなく、日陰もなく、灼熱である。石造りの建物が所々残っていたり、所々後だけ残っていたりである。
パフォス考古学公園 史跡・遺跡
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そして当時のモザイク画がよく保存されている。勿論修復されているとは思われる。幾何学模様だったり、ギリシャ神話っぽい物もあった。
パフォス考古学公園 史跡・遺跡
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(パフォスのモザイク)
パフォス考古学公園 史跡・遺跡
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(パフォスのモザイク)
パフォス考古学公園 史跡・遺跡
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(パフォスのモザイク)
パフォス考古学公園 史跡・遺跡
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(パフォスのモザイク)
パフォス考古学公園 史跡・遺跡
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(パフォスのモザイク)
パフォス考古学公園 史跡・遺跡
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(パフォスのモザイク)
パフォス考古学公園 史跡・遺跡
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(パフォスのモザイク)
パフォス考古学公園 史跡・遺跡
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(パフォスのモザイク)
パフォス考古学公園 史跡・遺跡
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劇場のようなのもあった。帰り際、危うく最終バスに乗り遅れそうになる。150km離れているので、焦った。横浜市中心部から静岡市中心部くらいの距離。
パフォス考古学公園 史跡・遺跡
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夕暮れのニコシア旧市街を散策。さすがに人通りも多い。日が段々と暮れていく。
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再度北キプロスに入ってみる。ビックリするくらい人が少なくて、なおかつ町全体が暗い。南北で格差があるのかもしれない。
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カジノがある。
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朝と同じお店で夕食。トルコ風ミートボールのキョフテ。
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猫には国境は関係ないようである。「吾輩に国境は関係ニャいのだ」と言わんばかり。
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8月10日(月)
ニコシアのターミナルからラルナカまでバスで移動。 -
海岸沿いのラルナカは、ニコシアよりも日差しが強烈な気がする。海岸沿いは椰子の木が立ち並び、南国の様相である。
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ラルナカ来訪記念に周辺で写真を撮ってみる。
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空港行きのバスに乗り込む。バスターミナルから空港は比較的近かった。
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12:20発、エミレーツ航空107便、マルタのルア空港行き。あっという間のキプロスの旅であった。
ラルナカ国際空港 (LCA) 空港
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