隠居、水原城を歩く

2015/08/03 - 2015/08/05

ソウルは三回目だが水原城に行ったことがないので、１万円(空港使用税を入れても１５０００円だった）のツアーに飛びついて行ってきた。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

新しくなった羽田の国際ターミナルは江戸情緒がいっぱい。

金浦空港に向けて出発。9：15。

明洞の街並みを歩く

路地にはこんな石像

南大門市場では、胸をふくらませた特売売りのおっさんの周りを、韓国のおばちゃんが取り囲む

午後からの店開きに、連結した荷台の走りが続く。

南大門

人が通れるようにして長い行列が続く。「何だろう？」覗くと

美味しそうな揚げ物を求める行列だった

普段、食べることに並んでまでしないのだが、・・・
野菜と、黒蜜を一つづつ。歩きながら・・・失礼！。

夜はホテルの前で韓定食。

前に食べた時より料理の数が多かった。

クリックホテルの屋上からソウルタワーが見える

翌朝、清渓川を右折して川沿いに走る。世運橋を過ぎたら上の道路に上がってペオゲ橋を右折、乙支路４街を過ぎて退渓路を右折、後はホテルまでまっすぐだ。3.8Km。

そのまま神仙ソルロンタンで朝食。

今日は水原へ。ソウル駅まで歩く。

ソウル駅

旧ソウル駅が並ぶ。

旧ソウル駅前に建つカン・ウギュの像。
朝鮮総督として訪朝した斎藤実（第３０代総理大臣）に南大門駅（現在のソウル駅）で爆弾を投げて暗殺を図り、失敗して絞首刑にされた韓国の英雄。

水原まで2700ウオン。安い！

漢江を渡って

水原着。ソウルから４０分ぐらいだった。

水原駅

駅から水原城まで歩く。

松ぼっくりが細長い。

水原城で一番高い地点にある西将台観光案内所に到着。

城壁に沿って歩くと

行き止まりにある華陽楼。
ここは監視所であり、休憩所だ。

少し戻って山道を下っていくと

城壁に沿った階段に出る

八達門が見えた。

華城行宮の正門。
国王の新しい故郷という意味だ。

奉寿堂。正祖はここで母親の還暦の宴を催した。

「イサン」や「チャングムの誓い」などで知られる正祖大王。

正祖大王の肖像画。

オンドル

午前１１時と午後３時から新豊楼の門前で毎日実演される「武芸24技公演」。

華城を後に

水原華城博物館。
今日は華城などすべての入場料が無料だった。

中央に見える蒼龍門。

錬武台に到着。
華城列車に乗るつもりだったが、予約がいっぱいで断念。
レストランの唐辛子干しを見ながら休憩。
国弓体験も誰もやっていないので断念。（風も強かった）

レン武台から八達門に向かって城壁を歩く。

東一舗楼から東砲楼、東二舗楼、東南角楼へ

八達市場に

市場内のレストランは観光客とは無縁のようだ。
メニューもないので、周りのテーブルを見ると
皆さん黒いのを食べている。
指さしながらジャージャー麺とビールを注文。
ジャージャー麺は３００円ぐらいだった。

アパートを建設中に硫黄温泉が出たというプラジェンスパを訪ねて、地下鉄九宣駅で降りる。４番出口を進むと大きな交差点に出るので、わたって左折。しばらく行って右折すると１階がスーパーのアパートがある。その地下２階。成自小学校を目当てに行くといい。残念ながらお休みだった。

地下鉄で東大門歴史文化公園駅で降りると、運動場跡地に建てたデザインプラザの曲線の素晴らしさに目を見張る。建築費が高くなり採用中止になった２０２０年オリンピックのメインスタジアムを設計したザハ・ハディッド氏の設計だ。

東大門から市場を通って、明洞のホテルまで歩く。

奨忠体育館。
翌朝は、退渓路を東大門方向に走り、グァンヒドンイガを右折ヤクスの交差点を過ぎると自動車道は地下へ潜って、歩道は行き止まり。仕方ないので新羅ホテル、奨忠体育館の前を通り公園の前を右折して、グランドアンバサダーホテルの前を通って退渓路の戻り左折してホテルへ。６.８Kｍだった。

平和放送局

明洞聖堂。

韓国にキリスト教を広めた聖人のようだ。

世宗大路まで歩いて向かう途中、変わったビルが目に付く。

仁寺洞ギルを抜けて安国を右折して済洞を右折すると雲峴宮に着く。

ここは朝鮮２６代国王高宗の父親、興宣大院君の家だ。高宗の摂政として中央集権政治システムの構築や、景福宮の強引な改修工事、高宗の皇后が明成皇后となれば歴史の舞台として度々登場するところだ。

斉洞の交差点に戻ると、そこに日本文化院がある。
１階は図書館で２階は視聴室。

３階に上がると、生徒を引率した先生がけん玉などの遊具を前に説明してた。

金魚すくいや

ヨーヨーに人気があった。

安国の交差点に戻り、過ぎてすぐを左折すると、韓国最大の曹渓宗の本山である｢曹渓寺」に着く。

お土産に線香を求めた。

景福宮の光化門が見える世宗大路に到着。
１日目に来た時は地下にある世宗と李舜臣の記念館はお休みだったので再トライ。

李舜臣像。

世宗像。
この裏から記念館に入っていける。

日本軍を破った亀甲船。

光化門。

いくつも門をくぐったが、みんなきれいな模様が描かれていた。

青瓦台が奥にあるので、ヘリコプターがけたたましい音を立てて昇降を繰り返していた

観光はここでお終い。歩いてホテルに戻り迎えの時間までホテルのそばでビールと焼酎を飲み、いい気持ちで帰国。