ドイツ、ベルギー、オランダ、トルコ駆け足の旅 Vol.5　緑豊かな運河の街　ベルギー、 ブルージュ(Bruges) でサイクリング

2015/08/03 - 2015/08/03

6日目は日帰りでブルージュに行きます。
ブリュッセルから電車で1時間ちょっとで行ける街ブルージュ。
「屋根のない美術館」と称されるこの街には、15世紀の建物がそのまま残されており、階段状の屋根が特徴の切妻屋根のギルドハウスは繊細で美しく、市庁舎には金細工が施され、見所満載。そして運河と緑の豊かさにため息が出ます。
運河のある街はアムステルダム、ベネチア等行きましたが、個人的にはブルージュが1番好きになりました。
今回も例に違わずサイクリングロードで迷い、目的地に辿り着けないハプニングも。。
是非とも再訪し、次こそは、この街の美しさをじっくり堪能する事を心に誓いブリュッセルに戻りました

訪問国：ベルギー、オランダ、ドイツ、トルコ
航空会社：トルコ航空

7/29 イスタンブール（トルコ）　

7/30 ザンクトゴア、ボッパルト（ドイツ、ライン川流域）

7/31 リューデスハイム（ドイツ、ライン川流域）

8/1 ブリュッセル（ベルギー）　　　　　　

8/2　アムステルダム（オランダ）　　　

8/3　ブルージュ（ベルギー）　　<-- 今回はココ

8/4　オーストエンデ（ベルギー、北海沿岸）

8/5　イスタンブール（トルコ）

8/6　帰国

エリア ブルージュ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 自転車
• 旅行の手配内容: 個別手配

6日目はブルージュにに行きます
ブリュッセル南駅（Bruxelles-Midi/Zuid station)から出発
ちなみに、駅名はフランス語Bruxelles-Midiとオランダ語Zuid stationが併記されていますのでご注意下さい
オーストエンデ行きのICに乗ります
ブルージュまでは１時間ちょっと

シニア（65歳以上）の皆様、朗報です！！
ベルギー国鉄(SNCB)では65歳以上の方は国内どこにでも往復６ユーロで行けてしまうのです！（販売機でなく窓口で切符を購入します）
年齢を確認する為の証明書の提出も求められず、あっさりシニア割引してもらえました。じいちゃん、大喜び
９歳の息子も無料です
ヤッホイ　ベルギー♪

車内は綺麗
車掌さんが来て切符の提示を求められます

途中ゲントを通ります

３人とも爆睡して、あっという間にブルージュに到着

乗ってきた電車

駅の中のお菓子屋さん

ブルージュ駅で自転車をレンタルすることができます
子供用の自転車も置いてあり、息子は問題なく自転車ゲット
問題は、大人です
じいちゃんの自転車は良かったのですが、私の自転車は椅子が高すぎる！
スタッフに椅子を下げてもらったのですが、それでも高い
ちょっと不安になりながら、サイクリングスタート

料金ですが、確か４時間で１０ユーロ前後だった気がします
（実は２０分ちょっと過ぎてしまったのですが、おまけしてくれました）
ディポジット（Deposit)として１人あたり５０ユーロかかります（後に返金されます）
パスポートを忘れずに！（コピーをとったらすぐ返してもらえます）

駅のInformationで地図をもらって出発

暫くすると運河沿いに出た

風が気持ちいい！

どこまでも並ぶ大きな木

対岸には家々

本当はダム（Damme)という町に行きたかったのだが、通りかかった人に聞いてみると、この道はゲント方面に向う道である事が判明
要はダムとは反対方向であった！
地図をもらったのにこの有様（涙）

どうする？？
息子：「ぼく、ここの道がいい。この道がすき」
じいちゃん：「俺もここでいい」
９歳と70歳連れなので、無理は禁物！！
ゆっくりサイクリングを楽しむ事にしました

緑の品のある美しさ
運河のすぐ横には牛が寝そべっている

江戸川のサイクリングロードが最高だと思っていたけれど、ブルージュの美しさには敵わない

聞こえるのは船が進む音のみ

色々な船が運河を行く

こんなに小さいボートも

休みの午後に、こんな船に乗って風を感じられたら幸せだろうな。。

普通のサイクリングロードでやたら感動する３世代親子
心が洗われる美しい道なのでありました

町の中心部に来ました

マルクト広場

これらの広場を含む旧市街は世界遺産に登録されている
１３世紀にはハンザ同盟の中心として富を集め、この様な優雅な都市が形成された

どの建物も物凄く丁寧に大切に保存されているのがわかる
決して朽ち果てる事無く、磨き上げ、醸し出される偉容

市庁舎
ベルギーで最も古い市庁舎のひとつ

それにしても暑い
石畳を自転車で走るのはちょっとツライ＆コワイ
中心部は自転車より徒歩の方が良いと思う

ブルージュでは馬車を頻繁に見かけた

鐘楼
３６６段の階段アリ
年齢制限があると聞いて上らなかったけれど、きっと素敵な眺めだろうな

じいちゃんの鼻、日焼けにより真っ赤
息子「あー、赤鼻のトナカイだー！」と言って指差して笑う
そろそろひと休みしましょう

自転車をとめてCafeに入ります
ここから見える外の景色も、何だか可愛い

オレンジジュースは生絞りで美味しかったです

アイス２つとジュース３つで46ユーロ
ザ・観光地プライス!!

駅方面に戻ります
この辺は閑静な住宅地なのだろうか

中世の佇まいに圧倒されながら自転車を走らせる

やっぱり好きだなぁ　静寂が似合う街

地図を見て最後の目的地に向います

緑に惹きつけられるままに自転車で進む

運河のそばに芝生が広がる

運河も木々の緑も芝生もそれぞれにトーンの違う緑色
漂う静けさを暫く楽しむ

緑を見てここまで感動する事、今までなかったかも。。

愛の湖公園

そのまま暫く進むと

街の賑わいとは切り離された絵画の世界へ

ベギン会修道院 （Beguinage）に到着

いまからおよそ８００年前、１３世紀にはベギン会の女性たちが共同生活を送っていた
従来の修道院とは違って自立を支援し、世俗の中で働き収入を得ることも許されていたそう
ミサを終えると、それぞれの仕事をするために町へと出て行ったのだろうか

これはツリーハウス？
かなり大きかった

教会の中に入ってみた　写真撮影禁止だったのが残念
ちょうど聖書を朗読する声が聞こえた

遠くには白鳥が

運河クルーズ

既に夕方の6時過ぎ　急いで駅へ戻りましょう

ここから駅までは自転車ですぐ
最後に美しい景色を堪能できて良かったです

ブルージュ駅で見かけたゴミ箱
ゴミ袋まで色がついていて可愛かった
このゴミ箱は、他の都市でも見かけたのでベルギー共通なのだろうか

帰りの乗客でごった返すホーム
座れる席もなければ、立つスペースもなさそう

こうなったら、追加料金を払って1等車に乗ります
近くには、ワンちゃん連れのご家族が
犬を撫でられて嬉しい息子
車掌さんが来るのをずっと待っていたのですが、何故かこの時だけ姿を現さず
結局追加料金を払うチャンスのないまま、ブリュッセルに到着するのでした

今回の旅で一番心に残っているのは、ブルージュの建物、緑の美しさ。
是非とも再訪したい、そんな素敵な場所です
明日は北海に向います

ベネルクス＋ドイツ Vol.5 ブルージュ(Bruges) - 完 -