迎賓館(元ドイツ総督官邸)

2015/05/30 - 2015/05/30

青島の美しい特徴は何ですかと聞かれば、紺碧な海、青々山、なおさら綺麗なドイツ風な建築及び町並と言える。それぞれ風格の違う建築の中に最も芸術的な魅力のあるのは迎賓館である。
迎賓館は景色絶好の信号山の南麓にあり、ヨーロッパ皇室風を持っているドイツお城式の建物である。迎賓館は元ドイツ膠澳に駐在する総督官邸で、提督府とも称された。1914年から1922年まで日本守備軍司令の官邸であった。この建物はドイツ建築士のラチャルイジ氏が設計し、1903年着工、6年間ほどかかり、1908年竣工したのである。敷地面積は4000平方、建築の高さは30メーター以上、建築材料は青島の優質花崗岩を採用し、ヨーロッパ王宮様式の設計で、非常に精美壮観である。細かくて高い窓の上部の石に精巧に彫刻された窓、飾り、大傾斜の屋根は赤色、青色、緑色の筒瓦で飾り、ベランダは全部南に向かっている。外観優美、荒々しくて独特のドイツ風の建物である。建物の中の内装は異常な豪華だ。4階建てで、一番下の層は半分地下室、それは使用人の寝室と食堂だった。1階は門?、ロビー、会議室、ダンスホール、レストランなどからなっている。ロビーは高くて上部には華麗なシャンデリアがかけられ、壁には銅の彫刻芸術品と油絵、西南部の壁角に緑玉石で嵌め込んでいる暖炉がある。窓ガラスはステンドグラスで、古風のドイツ製のピアノを置いているレストランは昔の西洋風が溢れている。2階は昔総督の寝室と事務室であった。迎賓館に庭は1949年以後に作られたのである。
80年の樹齢を持っている金木犀、木蓮は迎賓館にもっと神秘感を掛けた。
その周辺の観光地:キリスト教会、信号山公園、青島海洋大学(元ドイツ兵営)、桟橋、中山路などがあります。

エリア 青島(中国)

元迎賓館日本軍テーチカ

元ドイツ刑務所

キリスト教会

チケット