珈琲のある生活 【清澄白河・合羽橋商店街編】

2015/07/20 - 2015/07/20

慌ただしい生活の中でホッと一息する瞬間。
そう、それは珈琲を飲む瞬間であります。

喫茶店の珈琲の香りと店内のBGMが緊張した気持ちをそっとほぐいてくれます。
東京にもそんなホッとする場所が沢山あるはず・・・。

そんな訳で、最近話題の清澄白川と合羽橋商店街を巡ってみました。

エリア 木場・東陽町・清澄(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

清澄白河に珈琲屋が多い理由は木材倉庫があることです。

有数の木材流通地だった新木場に近いこの地には、木材保管用の背丈の高い倉庫が沢山ありました。
この高さは排煙ダクトを設置する必要のある焙煎器を置くのに最適だったのであります。

また、都心の一等地に比べ賃料も安いので珈琲屋にとって参入しやすい土地であります。

そして、こちらは解体寸前だった風呂無しアパートのレトロな建物を再生させた「fukadaso（深田荘）」であります。

101号室は、cafe＆レンタルスペースとして営業しており、その他小さなギャラリーなどがあります。

昔の小学校みたいな廊下ですな。

古い建物がリノベーションされて蘇るなんて楽しいですね。

そして、サードウェーブコーヒーの代表格と言われる「ブルーボトルコーヒー」です。

ブルーボトルコーヒーがオープンした事で珈琲の街として広く知られるようになった清澄白河でもありますね。

相変わらずの行列なので今回は撤退します。

今回訪れたのは「hane-cafe」でございます。

清澄庭園から徒歩数分のところにある、飛行機＆カフェというコンセプトです。

hane-cafe グルメ・レストラン

オーナーは元ルフトハンザドイツ航空の客室乗務員で、店内は現役時代からのコレクションが沢山あります。

旅行で飛行機を利用する時のワクワク感がありますね。

時計も可愛らしいです。

また、ポスターが良い味を出しています。

コップまでこだわっています。

店内は５席くらいしかありませんがとにかく静かです。

雑誌を読みながらゆっくりと珈琲を飲める空間です。

そう、ここの魅力は飛行機だけではなく「とにかく静かに寛げる」ということです。

東京のカフェはどこも狭くて騒がしいところばかりです・・・

これがカフェの本来のあるべき姿なのであります。

こんなお店が都内に沢山あると嬉しいと思いながら、アイスコーヒーとお菓子をパクリ。


hane-cafe：
　東京都江東区三好１-８-４

続いて、電車で移動して合羽橋商店街へ。

合羽橋商店街は、台東区西浅草にある食器具・包材・調理器具・食品サンプルなどを一括に扱う日本一の道具街であります。

和の器 田窯 専門店

浅草通りに面する合羽橋の入り口にあるニイミ洋食器店のコックです。

・・・で、デカい。

河童がマスコットであります。

こちらは「合羽橋珈琲」です。

店内は古い2つの建物で母屋と離れを改装して作られています。
なんともゆったりとした空間であります。

KAPPABASHI COFFEE & BAR グルメ・レストラン

本日の珈琲はキリマンジェロでしょうかね。

では、キリマンジェロをいただきます。

口当たりが良くマイルドであります。
珈琲が苦手な方でも飲みやすいですよ。

注文を受けてから豆を挽きドリッパーを用いてハンドドリップしています。
豆は神戸の萩原珈琲のものだそうです。

合羽橋珈琲のマークはこんな感じ。

また、食事メニューも充実しておりスープカレーを併せていただきます。
こちらも絶品。

最後にデザートのアイスクリームでさっぱり♪


合羽橋珈琲：
　東京都台東区西浅草３-25-11

いや〜都内にも静かで落ち着く魅力的なカフェはありますね。

珈琲のある生活は
・・・なんとも楽しいですな。



【完】