2015/07/19 - 2015/07/19
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ぱっしょんKさん
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インド出張中。7月17日に翌週の顧客周りをするコインバトールに移動してきました。
18日土曜日と19日日曜日はイスラム教のクルバンバライム(犠牲節)で我が社のインド法人も珍しく連休。
せっかくなのでこの休みを利用してウーティに行くことにしました。
前月に出張に来た時にこのお休みを確認したので切符を取ったのですが、コインバトール〜メットゥパーラヤムの往復切符はすぐ取れましたが、一番の目的である世界遺産インドの山岳鉄道群に登録されたニルギリ鉄道の切符が往復共にウェイティングリスト入り。。。
1月の悪夢が蘇ります。でも一応乗れると信じてメットゥパーラヤムに移動します。
7/19
前日、結局行きのニルギリ鉄道には乗ることができずタクシーでウーティまで移動しましたが、そのおかげで帰りの2等切符を購入することができました。
時間に余裕ができたので、朝チェックアウト後にどこか観光しなくては!雨が相変わらず降っているので、植物園はパス。
ティー博物館に行ってみることにしました。
ホテルをチェックアウトしてリキシャで駅まで戻ります。
出張中日の休日、最終日スタート!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
おはようございます。
この日はホテルで朝食です。トーストと目玉焼きを注文。
ジュースはパイナップルジュース。 -
食後にめずらしくブラックティーを注文したら、グラスで出てきた!!
熱くてもてないって!! -
部屋に戻って荷物をまとめて出発です。
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ぼくの泊まった部屋は一番下のコテージ。
チェックアウトのために上にあるレセプションに向かいます。
コテージ越えにウーティの街がチラッと。 -
ロビーにやってきました。
チェックアウトします。
レセプションを出るとリキシャがいたので駅まで利用することにしました。 -
駅まで150ルピー。前日服買いに行く時の流しのリキシャは100ルピーでしたが、まぁいいや!!
駅前でタクシーをチャーター。値段忘れちゃったけど、ウーティのタクシーは値段が決まっているので、表で確認してから乗りましょう!! -
ウダガマンダラム駅から約30分でお茶工場と博物館に到着です。
ニルギリ鉄道出発までの時間でここを見学します。 -
駐車場からこの階段を登って上から入場します。
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階段を登る途中から駐車場越しにウーティの街を見下ろすことができます。
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階段を登りきったところに、お茶の製造工程の一番最初に使うローターヴェンという機械が置いてあります。
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さらにオーソドックスローラーという機械。
お茶の葉を回転させながら乾燥させる機械
建物に入場します。入り口でチケットを購入。
工場見学10ルピー、博物館10ルピー、カメラ持ち込み10ルピーの30ルピー。
当然30ルピー払いますよね〜! -
10ルピーって随分安いなぁと思ったらお茶の歴史が説明されたパネルが工場の一角にならんでいるだけ。。。
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お茶は中国起源のようです。
つまりお茶はインドも中国から入ってきたもの。 -
日本のお茶の発展も紹介されていました。
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そして紅茶を飲むイメージのつよいイギリスのお茶の起源。
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世界遺産ニルギリ鉄道とお茶の関係の説明が。。。
興味がある人は10ルピー払ってどうぞ!
個人的には見る必要ないかなぁ。。 -
お茶工場の見学に入ります。
最初の工程は茶葉の乾燥。
この下を風が吹き抜けていて、その上に茶葉が広げられています。 -
広がる茶葉のなかに一人茶葉を掃き集める女性が。
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掃き集めたものを上を回るゴンドラに載せていました。
なるほど、真ん中のラインの茶葉は乾燥完了なのね!! -
ゴンドラは乾燥場をぐるぐる回って、茶葉送り出し機に落とされます。
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茶葉送り機の中はベルトコンベアー。
送られた茶葉は1階につながる穴を通って下の階へ。 -
上から落ちた茶葉は一番左にちょこっと見えるローターヴェンに一度入ります。
中で茶葉がつぶされます。
そしていくつかコンベアーが並んでいるCTCマシーンゾーンへと進んでいきます。 -
これがCTCマシーン。
茶葉を細かく切っていきます。
細かく切られた茶葉は一番右の筒の中に。 -
この回転するローラーを茶葉が通り抜けるとちょうどいい密度の丸い形に固められ、再び上の階に。
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そして上から茶葉はまた下に戻ってきてこの中に。
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茶葉はこの四角の筒の中を進んでいき、風に吹かれて乾燥されます。
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乾燥が終わった茶葉はこのフィブロマットと言われる機械で繊維を取り除きます。
どうやらこの一連の工程を進む上で茶葉の発酵もされているようです。
機械の終わりの茶葉の色が変わってるから、そうじゃないかな? -
工場の見学ラインを見終わると無料の試飲があります。
写真試飲コーナーの奥は売店です。ニルギリティーやユーカリ油が買えます。 -
お茶と並ぶニルギリ地方の名物ハンドメイドチョコレートを作っているところが観れるそうなのでそちらに行きます。
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ありゃ!
だれもいないじゃん!!
手前に並ぶ板チョコ。 -
ハンドメイドチョコレートの販売コーナーは大盛況!
試食もできる模様。
カブトムシの幼虫も食べれるぱっしょんの唯一ダメな食べ物がチョコレート。試食もパスしたので、感想はありません。 -
他にもニルギリ地方のスパイス売り場もあります。
これで、お茶工場の見学終了。 -
外は相変わらず雨!
雲が低く立ち込める向こう側にウーティーの街並みが見下ろせます。 -
ウーティーに戻り始めると、山の斜面は見渡す限りのお茶畑。
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まだ列車の発車時間まで4時間半くらいあるので、街の中心、チャリングクロスで降ろしてもらいました。
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街並みを楽しみながら駅に向かいます。
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チャリングクロスのすぐそばにキリスト教会がありました。
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駅に向かってコマーシャルロードを歩きます。
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ウーティの中心街に入ってきました。お店が立ち並びます。
ベネトンのブティックなんかもあります。 -
シューズ博物館と書かれたお店があったのですが、外から眺めた限りでは完全に普通の靴屋さんだったので入らず。
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さすがにインド。色鮮やかなサリーを売っている店が。
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メインバザールロードを進むはずだったのですが、ここで右に曲がるという案内を見落としてまっすぐ進んでしまい、ロワーバザールロードを進むことに。
この道は駅への最短ルートです。 -
メインバザールを通ってると勘違いさせられるような青空市場の様相が続きます。
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たくさんオートリキシャが並んでいました。
インドっぽさが一番ある風景だと思うんですけどね〜。 -
青果市場があったのでちょっと覗いてみます。
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赤いトマトや緑のウリやが目に鮮やか。
ちなみにタクシーの運ちゃんに聞いてました。ニルギリ地方の畑ではジャガイモ、玉ねぎなんかが作られています。 -
メインバザールだと思って歩いていたら、前日歩いた景色に遭遇。
ここでロワーバザールロードを歩いていたことに気付きました。
まぁいいわね〜!! -
ウダガマンダラム駅前のロータリーに戻ってきました。
メインバザールロードが通っている方向を見ると色鮮やかな建物が目に飛び込んできました。 -
ウダガマンダラム駅に戻ってきました。
チケットを見たら座席番号らしきものがなかったので自由席だと思い込んでいましたので、列に並ぶために駅に入ります。 -
プラットホームに入ると柱と
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壁に世界遺産の記念碑が。
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そうこうしていると前日メットゥパーラヤム駅で乗り損なった、12時着の列車がやってきました。この列車は折り返し12時15分発でクヌールに行く列車になります。
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こんな感じで機関車が押して列車が到着です。
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クヌールとウダガマンダラム間はディーゼル機関車。
さぁこの列車のお客さんも乗り込んだので、並ぶことに。列の一番先頭を陣取ったら駅員の人がやってきて、切符を見せるように言われ、見せたら、「これは指定席だからならばなくてもいいよ」
ん?
よく見たら、席の番号が入っていました。
じゃぁ、駅にいてもしょうがない。というわけで食事に行くことに。 -
前日も昼食をとったホテルRKS行くことに。
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インディアンチャイと
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ちょっと豪華にチキンビリヤリーを注文しました。
あれ?エッグビリヤリーが来ちゃった。
まぁいいか。 -
と思ってご飯ほじくったら、鶏肉が出てきました。
チキンビリヤリーで間違いなかったわ!! -
食事を終えウダガマンダラム駅に戻ってきました。
でも雨が相変わらずすごいわ!! -
出発1時間前です。結構人が集まっています。
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ホームの脇にレイルウエイガーデンという名のちょっとした遊園地がありました。
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昼ごはん前にはここに並んでいました。
当日自由席券を購入した人が並ぶところ。
ちなみに立ち席はありません。 -
このホームで素晴らしい出会いがありました。
コインバトールに住むManjulaさんSwathiさん姉妹とManjulaさんのお子さん。
子供達をナンパしたらご両親含めてお話しが盛り上がってしまいました。
彼女たちは一等車にのってMETUPALAIYAMを経由してコインバトールに向かいました。 -
折り返し3時発のUam Mtp Passrの車両が入ってきました。
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僕の乗る2等指定席車D1車両です。
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サイドのサボにはリザーブドD1の文字が入っていました。
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内部は集団お見合い式の椅子です。
僕の座る席は後ろ向き。
3時になりスタートです。 -
♪チャランラッララーラララーラーラーー♪
世界の車窓から今日は世界遺産ニルギリ鉄道です(笑)
駅を出てすぐの立体交差。
この道をまっすぐ進むとウーティー湖を通って、僕の宿泊したホテルへとつながります。 -
立体交差を過ぎると恐竜が!昨日看板を見たジュラシックジャングルかな?
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ウーティ湖です。
2日間この人造湖の周りを中心に過ごしていました。 -
雨の中を列車は走ります。緑が綺麗です。
前方に石橋が見えます。 -
山の斜面に広がるお茶畑。ここで取れた茶葉が有名なニリギリティーになります。
茶畑の周りにある小さな家が色鮮やかで可愛い家がありました。 -
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ディーゼル機関車に引っ張られて小さな列車はゆっくりと進みます。
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山沿いの住宅地が見えました。やっぱり鮮やかな色の家が多いなぁ〜。
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いい景色の中を列車は走り抜けます。
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トンネルの中でも窓は開けっ放し。でも顔が黒くなったりはしなかったなぁ。
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原色が多いなぁ〜!
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ウーティから途中のクヌールまでは割と平坦なところを列車は進みますが、こんな山岳地帯を走るところもあります。
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この列車は普通列車ですから
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こんなローカル駅にも停車します。
ここはウェリングトン駅。 -
車窓が街っぽくなってきました。
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クヌールの街です。
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列車はクヌール駅に到着。
ディーゼル機関車はここでお役御免。 -
そして蒸気機関車に付け替えが行われます。
向こうに蒸気機関車がスタンバイ済み。 -
機関車だけの交換だと思ったのですが、客車も2両、ディーゼル機関車といっしょに切り離されました。
なるほど、ニルギリ鉄道の通しの切符が取りづらいわけだ!! -
蒸気機関車が動き出しました。
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ここクヌール駅にも世界遺産の額が飾られていました。
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蒸気機関車が走る路線はやっぱりこの信号機ですね〜!
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蒸気機関車がやってきました。
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記念撮影のために手前でしばらく停車してくれるサービスがあります。
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記念撮影が終わったら、ゆっくりと客車にむかって
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近寄って
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ドッキング!
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後ろ向きに急勾配の坂道のブレーキ役も兼ねてこれから山を下っていきます。
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機関車が連結されてさぁ、スタートです。
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景色はより山深くなっていきます。
渓流が出てきたり、 -
狭い土地に
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お茶畑が広がっていたりします。
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天気がよくないので雲の上を走るような幻想的な景色の中を走ります。
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途中駅。Hilligrove駅。10分くらい停車します。
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機関車に水補給をするので、乗客は軽食を取ったり、トイレにいったり、喫煙したりします。
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Hilligrove駅を出てなにもないところで列車がストップしました。
機関車がものすごい大きさで汽笛をならしました。
なにごと?と思っていたら、線路に象が寝ていて、それをどかすために止まったのでした。
動き出したら、ちらっと象を見ましたが、写真に撮ることができませんでした(T_T) -
トンネルの中の車内を再度撮影。
やっぱり煙で黒くなってはいませんでした。 -
メタップアラヤンの街が大分大きくなってきました。
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石造りの橋を越えてトンネル突入。
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勾配を下り切ると、
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いよいよ終点メタップアラヤン駅に到着です。
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この駅を発車するニルギリ鉄道は1日1便。
この機関車はしばらくして車庫に入っていきました。 -
車庫にはまだ他に蒸気機関車がありました。
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車庫の列車入り口上の壁が黒く煤けているのが蒸気機関車の車庫であることを物語っています。
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コインバトールに戻るNilagiri Expの発車まで2時間あるので、どこかで時間をつぶしたかったのですが、駅の周り何にもありません。。
ホームで時間を潰すことにしました。 -
日も暮れて、やっとニルギリエクスプレスが到着しました。
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行きと同様AC3Tireの席を確保してあります。
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座席はサイドスリーパー。まだ時間が早くて寝台にはなっていませんでした。
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ちなみにこちらは横向きベッド席。2段目がたたまれて、座席仕様になっています。
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メタップアラヤンから45分。コインバトール駅に到着です。
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近い出口から出てみたらびっくり!駅舎が立派!!
どうやら行きはグーグルマップに駅裏に連れて行かれたようです -
駅前もかなり華やかでした。
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ここでオートリキシャをつかめてホテルに戻ります。
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ホテルに着いたのは9時。夕食を食べに行きます。
近くのこのレストランへ。
私ぱっしょんK、コインバトールに来るとほぼここで夕食を取っています。 -
メニューはタリム語で書かれているので、毎回冒険です。
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でもこの日は知っているメニューを注文。
エッグマサラとチャパティー。
翌日から再び仕事が始まります。
コインバトールの顧客訪問が開始です。
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