初めて台湾旅行しました。

2015/02/07 - 2015/02/09

社員旅行で、関西から2泊3日の台湾台北に決定！！幹事に選ばれて、責任いっぱいでしたが、行ってみると食が素晴らしく、史跡もしっかり楽しめました。中国系なので、心配していましたが、親日的で、気持ちよく観光することが出来ました。今度は夫婦で、再度訪れてみたいそんな印象的な台湾です。。

街も清潔で治安もよく日本語も適度に通じ、関西から3時間ほどで訪れることのできる素敵な異国です。
女性にとっては重要なポイントのトイレ事情も、どこへ行っても綺麗で清潔でペーパーも完備されていて、勿論無料でした。
日本はチップの習慣がないですが、台湾も同様で、その点のストレスもフリーなのが良かったです。

今回は旧正月時期にあたり、行きの関西空港から出国するまでも長蛇の列、JTBさんもこんなに混んでいる関西空港は初めて見ましたとのことで、飛行機の出発時刻15分前にまだ出国手続き中でした。
現地でも中国大陸からの観光客でどこもいっぱいでした。
この時期のアジア圏への旅行は気をつけないとです。
次回は、台湾南部も含めて空いている時期にのんびり旅をしてみたいです。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 団体旅行
• 利用旅行会社: JTB

午前の関空発キャセイ便で台北へ
機内で昼食

台湾最初の観光先中正紀念堂

総統蒋介石像
想像していたより大きくて立派でした。
台湾最初の観光先中正紀念堂は周りがぐるりと自然豊かな公園になっていて
地元の方ものんびりとお散歩していました。

中正記念堂は建物が八角形でどの方向から見ても同じ景色で、公園はぐるりと建物を囲んでいて裏側と表側の景色がこれまた良く似ている為、一部の人迷子になってしまいました。

台湾で一番古いお寺龍山寺の外側
沢山の提灯

龍山寺の入り口

寺内
沢山の色鮮やかな赤いローソク
果物などのお供えでいっぱいでした。
皆さんきちんと並んで順番にお参りされていました。
こちらの占いはとても当たるそうです。

「南無阿弥陀仏」を歌のような節をつけて寺内を同じ方向に歩きお参りするスタイルのようです。

台湾の方の言葉の節回しは日本人と似ている気がしました。

パックツアーというと、観光途中に色々なお土産屋さんへ連れて行かれますよね。こちらは高級お茶屋さん。目の前で何種類かの中国茶を淹れてもらって試飲できます。その後「いかがですか」となりますが、兎に角高い！
お茶の他には陶器やカラスミとかも販売しています。

台湾は日本よりカラスミが安く買えますが、一個が大きい為それなりのお値段です。

店員さんは皆さん日本語がお上手です。

初日の宴会　「欣葉」というお店です。
台湾料理の数々
会社の宴会でしたが個室は取れず、席とコース料理の予約

有名なお店だそうで、お店の外まで長蛇の列でした。
特にクセもなく海鮮もお野菜も美味しかったです。名物からすみも沢山いただきました！
でも店員さんが忙しすぎて、オーダーも通りません。飲み物もなかなか来ず。
食べたらすぐに帰って下さい的な雰囲気で、とても忙しなかったです。
日本語は通じにくかったです。

二日目は、午前中に国立故宮博物館へ
建物の壮大さと展示物の緻密さ精巧さに圧倒
絶対に訪れる価値ありです。但し中国からの団体客が多く午後から行くとかなり並びますので午前10時頃までに行く方が良いようです。


午後から郊外の九ふん(人べんに分)へ
台北市内から観光バスで1時間弱。
麓で地元のバスへ乗り換え（かなり年季もの）
現地についても更に急な坂道を登って到着。
映画の中の世界です。
元々は日本人の町だったようで、彼方此方に日本語の表記がありました。
九ふんは夕方〜夜がおススメです。

喫茶店や軽食のお店、おみやげ物屋さんが立ち並びます。
香草が苦手な方は屋台からの匂いに閉口していました。
私は大好きなので全く大丈夫でした。

九ふんは、野良犬が多くて、ふらふらと歩いていたり、お店に普通に入って行ったりしてますがお店の人も追い払う様子もなかったです。
わんちゃん苦手な人はびっくりかもです。

小雨も降ってきて、道も狭く、更にすごい人ごみ。
道も悪く坂道も多いので人とすれ違う時非常に危険です。
九ふんは歩きやすい靴でないととても危ないと思いました。
台湾に寒波が到来していて、山間の九ふんは兎に角寒かった！！
山間部なのでお天気も変わりやすく、雨具は持って行った方がよさそうです。

千と千尋の神隠し湯屋モデルの茶屋有名な「阿妹茶酒館」の店内です。

行った時は九ふん中兎に角どこも人人人。。。
有名なこのお店もも予約しないと入れません。
メニューは聞かれず、座ればお茶のセットと数種のお菓子が出てきます。
日本円で一人1500円ほどです。
寒かったので温かいお茶が美味しかった〜

このお菓子が美味しくてびっくり！！和菓子は元々大好きだけど、これは日本では味わえない美味しさです。どれも素晴らしく美味しいけど、特に手前の落雁が気に入って、店頭で販売していたので旦那さまへお土産にしました。
主人もとても美味しいとびっくりしていました。

パイナップルケーキより私はこちらのお菓子の方が美味しかったです。
本当におススメです！

九ふんといえばこの建物ですね！
千と千尋の神隠し」湯婆婆モデルの茶屋　阿妹茶酒館　外観

翌日の昼食は世界一といわれる鼎泰豊(本店)[ディンタイフォン]の小籠包
想像していたのより小ぶりでした。

団体なので当然予約していきましたが、異常な混み方で、予約した時間通りには入れず、
15分おきほどに数人ずつバラバラでいろんな席に通されました。
店の外で待つ人で道路や隣の店舗まで人が入り込んでいて異様な雰囲気でした。
予約なしだと、待ち時間の掲示板に245分待ちという表示がありました・・・
この食事も忙しなく、食べた気があまりせずでした。

台湾のビールは私の口に合いすごく美味しかったです。
台湾料理にも合います。

二日目の夕食はフリータイムで、足裏マッサージ屋さんへ
街中には沢山の足マッサージ屋さんがありますが、料金も表示に嘘がなく明朗会計、店内はオープンで明るく、店員さんは片言ながら日本語も通じます。
強引な勧誘なども皆無でした。
足裏といえども、メニューは豊富で私は膝から下のマッサージと角質取りと足裏マッサージのコースで時間にしてたっぷり１時間半で、6000円程でした。
観光で歩き回ってへとへとの足がこのマッサージで軽〜くなりました！

その後足裏マッサージへ一緒に行った人たちと地元の人しかいない台湾料理屋さんへ
台湾のお料理は辛いものが少なくすごく食べやすいです。
個人的には有名なお店より、地元の方が通うようなお店の方が安くて美味しく感じました。

地元のお店の方はどこも皆さんとても親切です。
料理は量も多く、何を頼んでも美味しく数人で色々なものを頼んで取り分けました。
ビール大ビン一人1本〜2本、料理大皿で7種頼んで一人日本円で1200円ほどでした。

士林夜市で
寒かったけど、台湾へ行ったらどうしても食べたかったマンゴーかき氷
大きさがわからず、一人に一つ頼んだらどんぶりに山盛り。
周りをみたら皆さん3,4人のグループで一つを分け合っていました。
氷がふわふわですごく美味しかったけども、私は最後寒くて残しました。

士林夜市のメイン交差点
観光バスと観光客でものすごい賑わいでした。
台湾ですが「韓風整形」の看板。。
屋台はいっぱいありますが、人気店とそうでない所の差が激しいです。
人気店はやはり味もよく沢山の人が集まっています。

士林夜市からホテルまで帰りは最寄り駅まで地下鉄で帰りました。
写真は切符かわりのプラスチックコインです。

日本では先にお金を入れてそれから行き先の金額のボタンを押しますよね。
台湾では先に行き先ボタン→お金です。
最初みんな戸惑ってました。

華泰王子大飯店 （グロリア　プリンス　ホテル）
ホテルのロビー
お正月らしい飾りつけです。
室内も清潔でとてもきれいでした。アメニティも日本の高級ホテル並みに充実していました。
日系ホテルだけあり館内で日本語に困ることはありませんでした。
ホテルマンはとても親切で、困っているとあちらから声をすぐにかけてくれたり。
道を聞いたら地図まで書いてくれたりしました。

ホテルのお部屋はWi-Fiは通じず、フロントで貸出しでした。
一日500円くらいだったかな。。
台北は街のあちこちにWi-FiSPOTがあります。

3日目は台北101
竹をイメージしたデザインなんですね。
この日は曇り空だったので展望台へは行きませんでした。

展望台への料金は日本円で1500円ほど
行きより、帰りのエレベーターに乗るまでにとても時間がかかるので
時間に余裕をもって行ったほうがいいみたいです。

どちらかというと101は観光客向けで高級店が多くて、お隣りのショッピングモールのような所の方が地元の方やお店が多くて異国情緒たっぷりでお土産探しも楽しいかもです。

衛兵交代式
とても見ごたえがあります。

衛兵さんは、皆さん20歳、容姿端麗、高身長
沢山の条件をクリアされた選ばれ抜かれた方ばかりだそうです。
終了後も色んな企業から引っ張りだこだそうです。
皆さん顔が小さくてとても背が高くモデルさんみたいでした。

交代式は時間に合わせて、始まる前から待機するのがおススメです。
毎時0時からです
交代式が終了したら入り口に立つ衛兵さんは次の交代式まで微動だにせず立ち続けます。少しでも動くと罰則があるとか。

見ていると自分まで背筋が伸びます。

台北はそう大きくない範囲に沢山観光できたり、食事が出来たりする場所があるので
空いていればタクシーや電車で一日でも充分楽しめます。

私達が行った時は春節時期なので道が物凄く混んでいて、いつもよりとても時間が掛かったようです。

帰りの桃園国際空港
今回は往復キャセイでした。行きを関西発午前便、帰りをこの15：55にすると2泊3日でも沢山の所を満喫できます。

サービスは日本の航空会社よりクールな接客
座席とオンデマンドはとても良かったです。

エコノミーにもアイマスク、耳栓が貰えます。
一つ一つの座席に画面が付いていて、ゲームも豊富でした。
私はひたすら日本映画「深夜食堂」シリーズを観ていました。

最終日も曇り空で肌寒かったです。
台湾は2月でも20度以上あるときいていて軽装で出かけましたが、
この時期の旅行は厚手の上着を念のために持って行った方がいいかもです。

キャセイの機体です。

現地のJTBの台湾人ガイドさん
日本語は日本人以上！？
ずっと笑顔で、日本の風土や時事流行にも詳しくて
バスの中でも皆退屈せず、話術で笑わせてもらえました。

今回は兎に角混む時期の旅行でしたが、
JTBネームバリューのお陰なのか、
どんな混んだお店でも、ガイドさんが交渉したら、スンナリ予約できた事が何度かありました。
こんな時は、大手旅行会社さん流石って感じました。
お別れの空港でも私達が見えなくなるまで満面の笑顔で手を振ってくれていました。
本当にお世話になりました。

帰りの機内のお食事。
行きの方が美味しかったかな〜
お酒も含めてドリンクはどれも無料ですが、
機内満席でドリンクのお代わりはし難い雰囲気です。
私も食後のコーヒー忘れられちゃいました。

会社の団体旅行の幹事という事で渡航前はいろいろと心配もありましたが
無事トラブルもなく終える事が出来ました。
食・歴史・アジアの良さの再認識、2泊3日でしたがしっかりと堪能できた旅でした。
謝謝！