2015/06/26 - 2015/06/28
525位(同エリア5120件中)
白玉さん
旅行が大好き!ゆえに4Tの末席を穢させていただいております。
でも、今回は、タイトルにあるとおり、少しだけ旅行以外の趣味の話をさせてください。
まず、私の趣味の筆頭は、なんといっても読書。
それから、舞台芸術全般が何でも好きです。歌舞伎とか・・・最近はミュージカルを見る機会が多いかな・・・。
そして、フィギュアスケートを見るのが大好きです。
スポーツは全部苦手で、観戦もたいして興味のない私ですが、フィギュアスケートだけは、舞台芸術の鑑賞のときめきと重なるものを感じます。
普段は専らテレビ観戦ですが、今年は何とかライブで見てみたいものよのう、と年頭の目標に掲げてみたりする。
しかしながら、ショー(試合も)のチケット取得は予想以上に困難で、日程の都合もあって、まあ今年は無理か、また来年にでも・・・と思っていたら・・・。
以下、そんなある日の我が家の会話です。
私「・・・ということで、ちょっと今回は無理だなぁ。まあ、首都圏以外だといくらかチケットも残っているみたいだけどね。例えば金沢であるショーとかはね。でも、金沢じゃ、ねぇ・・・。」
夫「どうして?日程もチケットも大丈夫なのがそこしかないなら、それに行ってくればいいんじゃない?この前テレビの旅番組見て、金沢行ってみたいなーって言っていたじゃない。」
私「えっ?遠いよ。」(← 厳密な距離の問題ではなく、アクセスとか心理的に)
夫「大丈夫。僕が、なんとか週末だけで行って帰ってこられるように、プランを組んでみせるさっ!」
私「えー、でも、なんて言うか、そんなアイスショーのために金沢行くなんて、なんだかもったいないよ。どうせなら、じっくり観光しに行きたいし。そのうちそんな機会もあるだろうしぃ・・・。」
夫「あまーいっ。甘いっ!そんないつ訪れるかわからない機会を待っていたら、一生のうちに、一度も訪ねることのない所ばかりになってしまうよ。地図の色だって増えないよ。旅は、その土地に無理やりでも用事を作って、そこに行かなきゃならないように自分を仕向けるところから始まるんだよ。旅は自分で引き寄せるんだ!ねじ伏せるんだぁっ!」
・・・引き寄せるはともかく、ねじ伏せるとは・・・???
ということで、やさしい夫に強く背を押され、私の初の単身金沢行きが決定したのでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- ジャルパック
-
ということで始まりました。
久々の一人旅。
一泊目は、羽田空港第一ターミナル内にある、高級(←ここポイントです(笑))カプセルホテル、「ファーストキャビン」です。
やるべきことを全て終え、私の地元発の最終便に乗って、まず、今日のところは、東京までたどり着きました。
外は雨。
バス移動なく、すぐに宿にたどり着けるのが嬉しい! -
早速中へ。
おおっ、狭いっ!
予想はしていたが、かなり狭い。
しかし、ずいぶん前に泊まったことがあるカプセルホテルに比べると、なんだかオシャレになっているぞ。
カプセルホテルに泊まる、しかも、ここは空港の中!
その非日常感で、もうウキウキ! -
狭いながらも、必要なものは一通りそろっています。
寝間着も、木目調の内装に合わせてシックな感じに仕上げている。
でも、シックっちゃあシックだけど、朽葉色っちゃあ朽葉色。
似合う似合わないがはっきり分かれる寝間着だねぇ。
ちなみに私は、鏡に映った姿が、教科書の挿絵の「貫頭衣を着た縄文人」に激似だった(笑)。 -
このカプセルホテルで、特筆すべき点としては、大浴場があること。
備え付けのアメニティも充実。
やっぱり、大きいお風呂はいいねぇ。
さっぱりして部屋(と言うか箱)に戻って、さてパックでもしますか。
今回は、旅以外の趣味がテーマですので、さっそく書かせていただきますが、私パックが大好きなんです。色々な種類を使って、自分の顔面で効果を確認・分析するのが趣味なのです。(←変な奴(笑))
最近は、パックに模様がプリントされているものがあって、つけている最中も楽しい。
今夜は虎の模様だぞ。ガオー・・・・・・って、あれ?なんかつまらない。
そうか、いつもはこれをつけて娘をキャーキャー言わせるから楽しいんだ。
なんか一人だとつまらないなー・・・と、一人旅一日目にして少し寂しくなる(笑)。
いっそ、これつけたまま廊下を歩いてみようかな(笑)。
それにしても、このパックちょっと小さいぞ。
ん?まてよ、まさか私の顔が規格外なのか??(笑) -
カプセルホテルのデメリットもちゃんと理解しております。
二つの対策グッズを持参しました。
まず、騒音対策として「耳栓」。
アメリカ製、工事現場の労働者が耳を保護するために作られた、スペシャルなお品ですよ(笑)。
「メラトニン」は、一般の睡眠薬よりマイルドで、軽い眠気を誘う、私の旅の必需品。
いつもハワイで大量購入。
でも、結論からいうと、どちらもあまり役立ちませんでしたわ(笑)。
なんか、部屋(というか箱(笑))の中、異常に暑いのですわ。
一応、空調はあるのだけれども、空気の循環がないので、ムワーとしている!
耳も汗ばんで、痒くてたまらなくて、耳栓も外す。
折悪しく、深夜に到着した、おばさま軍団が煩くてウルサクテ・・・。
うーん、眠れないっ! -
千円多く払うと、こちらの大きな部屋に泊まれます。
うん、これは良いのー。
空気の循環ありそう。
今度はこっちにしよう。
空港内に泊まるという便利さとワクワク感。
このホテルの最大の売りはそれです。
デメリットもよく理解して泊まりましょう。
詳しい情報は口コミに挙げておきまーす。 -
朝です。
玄関出たら五分で空港♪。
ホント立地「は」最高です。
ちなみに、窓も無いし、なんとなく隔離されている感じのホテルなので、朝、玄関を出て本日の天候が初めて把握できます。雨だー。
金沢行きの始発便は満席。
やはり、今、北陸旅行が旬なのね。
と、ふと隣の席の女性を見ると、なんと、私と同じアイスショーのチケットを持っているではありませんか!
うーん、どうしよう、どうしょうかなー、としばし迷ったものの、思い切って声をかけてみる。
勇気を出して話しかけてみて、本当によかった!
彼女は、フィギュアスケートのライブ観戦の常連様で、おまけにとても優しい。
ここから後は怒涛のトークタイム!盛り上がる盛り上がる(笑)。 -
たった一時間のフライトで、金沢到着。
初めて北陸エリアに足を踏み入れました。やったー。
本当は、今話題の、北陸新幹線で金沢入りできたなら、旅の風情も増すのでしょうが、時間の都合でそれはかなわず!
おお、日本海。
暗い色じゃのう(笑)。
北陸に来たという感じがする。
シャトルバスで市内まで一時間弱。
先ほど機内で仲良くなった女性と一緒に移動します。
話に花が咲く(笑)。
同じ趣味の人と語りあうって本当に楽しいわー。 -
金沢駅です。
東口にある、鼓をイメージした「鼓門」。
立派です。沢山の人が雨に濡れ、風にあおられ、ぐらぐらしながら果敢に撮影していました。
そう、初金沢の、天気はひどかった! -
さあ、金沢の一食目いきますよー。
「もりもり寿司」さんという、地元では有名な回転寿司屋さんです。
駅に隣接した、「金沢フォーラス」というビルの六階にあるお店です。
この金沢フォーラス六階のフードコーナー、様々な金沢市内の名店の支店が集結していて、とても便利。
早速、「北陸五点盛り」なるものを注文。
回転寿司という感じはまったくしない。
席もテーブル席だし、普通のお寿司屋さん。
バイ貝、甘えび、のどくろ、白えび、イカの沖漬。
おいしー。
特に、のどくろが、白身なのに、トロリとした油がのっていて、最高! -
もう一皿いきますか(笑)。
名前は忘れたけれども、地元の名物を使ったセットを注文。
ここにも「のどくろ」。おいしい。
お昼も、飛行機で知り合った「スケート友達」さん(笑)とご一緒しました。
ここでは、それにしても、スケートのチケットって高価だよねー、という話で盛り上がる。
お金の話で恐縮ですが、今回の私の席は、だいぶ後ろの方で、お世辞にも良い席とは言えませんが、一万五千円もしました。
最前列だと、二万四千円もします。
まあ、リンクの設置とかの費用もあるので、仕方がないのですがね。
歌舞伎やミュージカルのチケットが、なんだかとても安く感じてきたぞ。
趣味の世界というのは、はまればはまるほどお金がかかるようになっていくのよねー。
旅行も結構お金のかかる趣味なのかな? -
さて、駅前から出ているシャトルバスに乗って、会場に向かいます。
バスは超満員、女性ばっかりです。
年齢的には、だいぶお姉さま(笑)。←もちろん私もその一員!自覚あり!
氷○き○しさんとか、ヨ○様とかのファンの年齢層と、ほぼ重なるのではないかと推察されます(笑)。
チケットの値段が高い以上、これは当然の結果かとおもわれます。うむ。
同じ目的をもった者だけが、ぎゅうぎゅうに詰まっているわけで、そこには異様な熱気が溢れています。
得体のしれないエネルギーが充満して、空気ビリビリしています(笑)。
何らかの事情で、「今日のショーは急きょ中止となりましたー。」なんて車内放送が流れたら、きっとバスは横転したでしょう(笑)。
確実に、確実に、横転したでしょう。
あ、写真はそのシャトルバスではありません。
金沢市内の観光周遊バスです。
いわゆる、イメージ写真というやつ(笑)。 -
会場に着きました。
スケート友達さんとは、ここでお別れ。
旅は道連れ世は情け、良い出会いでした!
そしてショーが始まりました。
みなさんの掛け声がスゴイッ!
劇場でも、ブラボーとか、スタンディングオベィションとかありますが、そんなもんじやない。激しい(笑)。
特に、今回のショー一番人気の、羽○結○選手が登場すると、悲鳴のような叫びが(笑)。
先ほどのバスの中の熱気が爆発です。
お姉さまたち、心の中の鼓、ここぞとばかりに連打、乱れ打ち!
いよー、ポンッ、ポンポポポン、ポポーン!!!
(↑ 何?意味が分からぬですと? 私にもわかりません(笑)。でもね会場の雰囲気を伝えるとこんな感じなのです。鼓は先ほどの鼓門から連想(笑))
ちなみに、私のような、一人でショーを見に来ることを「ぼっち観戦」といって、よくあることらしいです。
流石に声は出せなかった(笑)。 -
ここは、旅行のサイトで、スポーツのサイトではないので、ショーの詳細は省略します。
でも、一つだけ言わせて。
スケーターさん達のスタイルがみんな素晴らしい!
以前何かの雑誌で、「男子のトップスケーターの体脂肪率は3パーセント・・・。」とかいうのを読んだことがあって、「うそー!マサイ族かっ?!」って思っていたけれど、実際に見てみるとさもありなんという感じ。細い!
先述の羽○選手なんて、お顔が本当に小さくて、昨晩の私のパックなんかつけたら、きっと端が余ってしょうがないだろうなー、となんだか泣けてくる(笑)。
そもそも、あの大きさで十分事足りるなら、なぜ神様は、私や夫のような、無駄に大きいサイズの顔を作る必要があったのか??(←さりげなく夫も巻き込む(笑)) -
ということで、夢のような時間は、あっという間に終了!
シャトルバスに乗るため、長ーい長ーい行列に並びます(泣)。
一応屋根はあるのだけれども、風が強いので、あおられてびしょ濡れ。
つ・・・辛い!
なにごとも趣味の世界を極めるには、体力と根気が必要なのだ―!
そういえば、某歌劇団のファンの友人は、チケット入手のため、始発に乗って出陣し、暗いうちから日比谷公園に並んでいたっけー。
私が、すごいね、って言ったら、本当のファンの根気はこんなものじゃない、その人たちは、人生の時間とお金の全てを捧げている、と話していた。
大阪旅行の時も感じたけれど、何かを強く愛している人は強い(笑)!
(よろしければ「大阪で人間界を賢く生き抜く教訓を考えてみた」もご覧下さい。)
趣味・・・というと、暇な時間を使ってー、というぬるいイメージだけれども、その認識は甘いのね。 -
やっと金沢駅に着いたのが、ショー終了の二時間後。
もはや、私の中の「ライフ」はゼロ(笑)。
朝、完璧にブローした巻髪も、キャ○リン妃風だったはずなのに、湿気で広がりに広がって、北京原人風になっているじゃあないかっ(笑)。
でも、貴重な金沢の夜、ここでくじけるわけにはいかないのだ!
タクシーの運転手さんおすすめの、「魚匠庵(ぎょしょうあん)」さんという小料理屋さんへ行ってみます。
まずは、地酒「おんな川」をぐいーっと!
はー、生き返るー。 -
新鮮な魚介のメニューが沢山ある中から、選びに選んで、おに海老の造りと、岩がき酢をオーダー。
えびの頭は、後で素揚げしてくれました。
美味しいなー、ああ、なんて幸せなの!
お店の雰囲気もとても良くて、北京原人一人でも・・・じゃなくて(笑)、女一人でも、ゆっくりくつろげる。
えびだって、今日は三尾全部ひとり占めだもんねー。
あー、幸せ!
・・・でも、ちょっと、夫や娘にも食べさせてあげたいなぁ・・・って・・・。 -
サバフライです。
これまた、おいしいっ!
でも、フライにあうからと思って、ビールも頼んでしまったのがいけなかったのか、この辺りから、急速に苦しくなってくる。
そう、一人旅の最大の敵は、ホームシックなのではなく、胃袋の限界にあるのだ!
大勢での旅行だと、みんなで、色々なものを少しずつ味わえるものね。
この点だけは、一人旅の旗色悪し。 -
でも、どんなに満腹でも、どうしても、これだけはっ、と思って、のどくろのお寿司を一貫だけ握ってもらう。
お昼に食べたおいしさが忘れられなかったのだ。
なんだか、豪華な盛り付けね。これぞ金沢?!(笑)
そして、やっぱり美味しい!
お会計は、全部で五千五百円位でした。
魚匠庵さん、よいお店でした。
今度は家族と来ます。 -
タクシーで(外はいよいよ本格的な雨)一路ホテルへ。
今夜は、「ホテルルートイン金沢駅前」さんに宿泊します。
こうして見ると、狭ーいシングルルームだけれど、前日の経験があるので、入った時、広い!と感じた(笑)。
天井が高いのが嬉しいね(笑)。
収納も工夫があるし、大浴場もとても良いし(ラジウム人工温泉だよ)、翌朝の無料の朝食も思いの外充実していて、コストパフォーマンスは素晴らしいと思った。
一人で泊まるなら、ここで十分です。 -
さあ、翌朝です。
時間の許す限り、観光しますよ。
バスの一日乗り放題券・六百円を購入し、やる気満々。
でも、お天気は最悪。
土砂降りで、そりゃ、猫も桜も浮き出すわよね。 -
金沢城公園。
石川橋からのぞむ、石川門だけパチリ。
雨のみならず、風も強くなってきて、髪が乱れまくる。
早くも、北京原人降臨、再び。ふふふ。 -
さあ、お次は「兼六園」。
レインコートの、頭の部分の紐をしっかり締めて、巨大なてるてる坊主みたいななりで乗り込みます。
北京原人といい、巨大てるてる坊主といい、怪しい妖怪情報が金沢に広がったらどうしよう。 -
雨の兼六は、緑の香りがむせ返るようで、マイナスイオンが溢れています。
ああ、良いなーこの感じ。 -
兼六園のシンボル、ことじ灯篭。
この日は、観光の人がとても多くて、灯篭付近には人だかりができていたのだけれども、奇跡的にこの一枚だけ、人を入れずに撮れました。
よかった。 -
金沢の町が見渡せますよ。
萩の花もよい感じ。
萩なんて、地味な花で、昔は全然好きじゃなかったのに、今は、しみじみ良いなーと感じます。
私が年をとったからだよね。
私は、ここ兼六園で、一応、日本三名園を全て訪ねたことになります。
この、兼六園が、一番良かったです。
でも、それは、偕楽園や後楽園が劣っているのではなく、そこを訪ねた時、私がまだ若過ぎたのだと思います。 -
年をとって、初めてわかることは沢山ある。
見てくださいよ、この松の見事な枝ぶり!
別の観光客グループのおじさん達と、しばし松の枝ぶりについて語りあう(笑)。
こんなこと、若い時は感じていなかったかも。 -
はー、すごく良い時間を過ごさせてもらいました。
殿や姫たちも、さぞかしこのお庭に心を慰められたことでしょう。
ただ、今後の予定を考えて、全てを廻ることはできずに撤収。
次回は、必ず! -
さあ、バスに乗って、次の目的地へ。
ただ、途中、ちょっとだけ道に迷ってしまう。
なんか、よい感じの神社発見。
久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)。 -
私の住む地方にはない習慣なのですが、「夏越しの大祓」という行事があるのですね。
一年の半分にあたる、六月末に、この「芽の輪」というものをくぐって、自分の穢れを落とします。
くぐり方にも作法があるのですねー、その通りに、私もくぐらせていただきました。
ありがたや。
無知でお恥ずかしいのですが、この行事のことは、後から調べて、初めて知りました。(北陸だけの行事だと思った。あちこちでやっているのですね。知らなかった。恥ずかしい。)
くぐった時は、実は何のご利益かわかっていませんでした。
でも、こういう神社との巡り合いというのは、多分にご縁が関係していると信じているので、ここにお導きいただいたことに、ひたすら感謝!
なんだか、さっぱり、すっきり(笑)。
雨も上がって、晴れ間が見えてきたぞ。 -
さっ、目的地に着きましたよ。
上の神社の真ん前でした(笑)。
なぜ迷ったのか不思議なくらい(笑)。
「泉鏡花記念館」です。
鏡花生誕の地が、文学記念館になっています。
ちなみに、上の神社は、鏡花の遊び場だったと後から知った。
ああ、先達はあらまほしきことかな!(笑) -
泉鏡花、大好きなんです。
大人のファンタジー、上品な幻想と、これまた上品な恐怖がたまりません。
小さな記念館ですが、とても見応えがありました。
中庭の、鏡花と子どもの像。
親子が、すごーく似ているということだけはよくわかった(笑)。
なぜか、この中庭にカレーの匂いが漂っていたのが印象深かった(笑)。 -
この記念館は、下新町、主計町の辺りにありますが、なかなか趣があって、素敵な小路に面しています。
朗読会のお店発見!
うわー、興味わいちゃうなー。 -
小路に面した、つくだ煮屋さんにて。
麩に入ったつくだ煮で作った、ことじ灯篭。
すごーい(笑)。 -
浅野川にかかる、中の橋です。
主計町を入れて撮影してみました。
鏡花の「照葉狂言」の舞台です。
こうして、素晴らしい小説と出会い、その舞台を訪ねることが出来るというのは、無上の幸福です。
言葉にならない。
読書はもはや私にとって趣味を超えた存在です。
読書は、私に、沢山の異なる人生を味わわせてくれます。
時に、若い修行僧になったり、芸者になったり、幽霊になったり(笑)。
読書を通じて、私の人生は、とても豊かなものになりました。
そしてまた、読書は、私に孤独の素晴らしを教えてくれました。
孤独はちっとも怖いことではないのだ、という思想が常に私の人生のベースにあります。
それも読書があったればこそ!
旅行は、私の中では、二番手(笑)。 -
「ひがし茶屋街」に来ました。
こちらもレトロで、風情があって、良い感じ。
沢山の観光客がいました。 -
ああ、風情の中に、なんともいえない艶っぽさのある街だなぁ。
金沢の繁栄ぶりがよくわかる。
でも、なぜか、ここでもカレーの匂いがしたのよね(笑)。
もしかして、石川県民はカレーが好き??? -
こんなの見つけたので食べてみました。
(「ヤマト」さんの醤油ソフトクリーム)
ちっともゲテモノじゃなくて、濃厚な、キャラメル風味のソフト。
おいしい。
つい勢いで、「いしるだし」という、瓶入りの液体も購入。
ああ、しまった、この後飛行機に乗るんだったー(笑)。
近くに、金箔ソフトの店もありましたが、さすがに二つもソフトは食べられないので、断念。次回必ず! -
そうそう、金沢に来たら絶対買おうと決めていたのが、この金箔入り化粧品。
パック好きの私にはたまりません。
(あ、でも買ったのは、この大きな金箔パックではなくて(といも高かったの!)、はじのほうに写っている小さいやつね。)
話がらりと変わりますが、ディアヌ・ド・ポワチェ(ヴァランチノア公妃)という人物をご存じですか?
フランス王・アンリ二世の愛妾で、王妃を凌ぐ権勢を誇った、伝説の美女です。
注目すべきは、二人の年齢差。
なんと、ディアヌの方が、アンリより、二十歳も年上だったのです。
でも、王の愛は生涯変わらず、彼女の美貌も全く衰えることはなかったというのです。
で、ここからが本題なのですが、ディアヌの美貌の維持に「金」がかかわっていたのではないかという説があるのです。
こ、こ、これは、買うしかないでしょう(笑)。
なんてったって彼女は、68歳の臨終の直前まで、どう見ても三十代にしか見えなかったと言われているのですから!
「すみませーん、この金箔美容液も追加してくださーい(笑)。」
(金銀箔工房さくだ さんのウインドーを許可を得て撮影) -
駅に戻って、お土産を物色します。
駅周辺は、色々な名店が充実していてとても楽しい。
最後に、駅なかにある、「金沢まいもん寿司 金沢駅店」さんで、なんと、またまたお寿司を頂く(笑)。
北陸まんきつランチ・1922円なり。
最後ののどくろに舌鼓。(←また鼓だっ(笑))
ちなみに、昨晩の魚匠庵さんと、まいもん寿司さんは、姉妹店であります。 -
小松空港です。
帰りのバスも、補助席まで使用する満席でした。
なんだか、どっと疲れた。
ラウンジで、リアルゴールドをぐいっと飲み干す。
疲労回復ー。
金沢最後の飲食に、ゴールドという言葉が入っていることに因縁を感じる。ふふふ。 -
案の定、帰りの飛行機の中では熟睡。
今度は、羽田のラウンジで、私にとってのリアルなリアルゴールド(笑)を頂く。
短い期間だったけど、なんだかとても長く旅をしていたような気がします。
すごくリフレッシュできました。
出発前は、あまりの忙しさに、「もう、旅行なんて無理!変な口内炎とかもできてるし!えーん。」とか思っていたけれど、思い切って出発して本当によかった!
良い仕事、良い日常生活のために、趣味の世界は大切にしなければならないのだ!うむ。 -
無事自宅に着いて、お土産を渡します。
三人お揃いの、輪島塗「風」の(笑)お箸を買ってきました。
すずめさんの「塩豆大福」(金沢駅あんとにて購入)。
中田屋さんの「きんつば」(東茶屋街にて購入)。
この二つが特においしかったです。
夫よ、娘よ、本当にありがとう。 -
時に、表紙部分の夫のセリフ、「地図の色増えないよ」云々のところ、何のことかしら?と思われたかたも多いのでは?
以前の旅行記でも書きましたが(「宮古島で、「なぜ旅行にばかりお金を費やすの?後に何も残らないじゃない」という知人の問いについて考えてみる!」をご参照いただけたら幸いです)、私たち夫婦は、白地図の自分の訪ねた県に色を塗るという作業をしているのです。暗い(笑)。
夫はとうの昔に全県制覇を遂げております!
私も、今回、やっと北陸地方に色を指すことができました!
実は、表紙の会話には続きがあって、夫「たとえ慌ただしい訪問でも、一度そこを訪ねておくと、不思議とその土地に縁みたいなのができて、今度はここに行こう、あそこに行こうという気持ちが湧いてきて、意外と次の訪問が早くなる傾向があるよ。」。
そうそう、また近いうちに金沢行きたいなー。
今度は家族でね!!! -
おまけ。金沢で見つけた金の鯉。金沢らしい写真かと・・・(笑)。
追記?。金箔パック使っています。美白効果があるような気が・・・??
追記?。やっぱりもう一つアイスショーが見たくなって、今度は娘と行くことになりました。これはすごく良い席ですよー。浅○真○選手の演技、とても楽しみです。
でも、今回のチケットは本当に高かったの!娘の分もだから、二倍かかるしねー。
あー、もう仕事のための趣味だか、趣味のために働いているのだか、わかんなくなってきちゃったわ!(笑)
みなさんも、そんな経験ありますか?
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (11)
-
- ゆういちろうさん 2017/01/19 10:12:04
- 何かを強く愛している人は強い
- 白玉様
こんにちは。こちらでは「はじめまして」ですね。
白玉さんの旅行記はまだ数冊しか拝見していませんが
大変読みごたえがあるし
ひとつひとつのコメントが大変胸を打ちます。
それはご自分でおっしゃった
「何かを強く愛している人は強い」というものが
白玉さんそのものだからなのではないかと思います。
どの旅行記を読んでも
白玉さんの家族愛は本当に凄いな〜!って思います。
私の仕事はお客様の家族とも関わってくるのですが
この家族の一員になりたいとかなりたくないとか
どうしても思ってしまいがちなのですが
白玉さんのご家族の一員になりたいなと
強く思いました(笑)
さてさてご趣味の一つのフィギュアスケートですが
私もテレビやライストなどで良く観ます。
ジャンプは何とか見分けられるようになりましたが
ステップ等は全く分からない初心者ですが・・・。
この金沢のショーは本当に豪華で凄いですねぇ。
私も一度トップ選手の演技を見てみたいです。
やはり世界一流の方々は違うのでしょうね。
ちなみに私が生で見た事あるのは一度だけで
たまたま近所で一昨年に開催されていた
ジュニアの全日本選手権だけでした。
ジュニアなので1000円と格安で観戦出来て
また今となっては日本の上位にいる選手達も
普通に客席やロビーにいたりして
全日本ではありますがほのぼのと
またのんびりした雰囲気がとても良かったです。
これからも素敵なご旅行をなさって下さいね。
そして旅行記も楽しみにしております。
ゆういちろう
- ゆういちろうさん からの返信 2017/01/19 10:40:07
- 追記です
- たびたびすいません・・・。
金沢の街で香ったカレーって
もしかしたら沈香かも知れません。
カレーの香りがするお香なんです。
なんであれが珍重されているか
私には謎なのですが・・・。
あ、でもやはり
金沢市民はただ単に
カレー好きなだけかも知れませんけど(笑)
- 白玉さん からの返信 2017/01/19 15:02:13
- RE: 追記です
- ゆういちろうさん、こんにちは。
ご丁寧な書き込み、ありがとうございます。
そして、とても嬉しかったです。
念のために言っておきますが、私はダメ母の典型なんですよー(笑)。
がみがみ口うるさいところもあるし、実態を見たら驚かれるかと思います。
過分なお褒めの言葉を頂いて、恐縮して、汗出ています(笑)。
それから、フィギュアスケートがお好きと聞いて、これまたとても嬉しくなりました。
男性では、どちらかというと珍しいですよね。
地上波ならばともかく、ライストまでご覧になるなんて、かなりのツウとお見受けしましたよ(笑)。
私は昨年末は、NHK杯と、全日本選手権を見に行きました。
この話、しだすとキリがないので、この辺りでぐっとこらえておきますっ(笑)。
ゆういちろうさんの方の掲示板にも書きましたが、ゆういちろうさんの写真がとても好きです。
コメントは残したりしないのですが(ごめんなさい(笑))、以前から何度か旅行記を拝見していました。
うまく言えないのですが、ひとつひとつに物語性があるというか、文学的だなと思いました。
その上、お香の知識まで深いのだと知って驚いています(笑)。
これからも色々と教えていただけたら嬉しいです。
白玉
-
- くまのみホヌ子さん 2015/10/15 23:17:17
- 笑った笑った
- 白玉さん、こんばんは!
ほんとに面白かった!
虎のパックでなんじゃこりゃと思い
縄文人で吹いちゃいました。
北京原人は降臨するは、てるてる坊主は出現するはで笑った笑った。
お一人様で小料理屋に入るなんて勇気ありますね。
でも、お食事のあとに今度は家族と来ようと思ってみたり、家族への愛情を感じました。
一人旅が出来たのもご主人の協力あってこそだものね。
ご主人の「旅は自分で引き寄せるんだ!」に感動しました。
全然旅行してない私にとって、ハッとする言葉です。そうね、一人旅してみたいな。
白玉さんみたいな旅行記を書きたいなと思うホヌ子でした。
のみホ
- 白玉さん からの返信 2015/10/16 18:28:28
- RE: 笑った笑った
- くまのみホヌ子さん、こんにちは。
またまた私ですみません(笑)、書き込みありがとうございました。
おそれ多いお言葉を頂いて、恐縮しきりです。
私こそ、ホヌ子さんのような、楽しくて、機智に富んだ旅行記を書きたいものだと願っております。
一人メシ、一応女子のはしくれですが、私は、まったく平気なんですよね。
一度殻を破ると、めくるめく世界(?)が待っていますよ(笑)。
ずんだもち ではなくて 白玉
-
- fuzzさん 2015/08/26 17:08:57
- 大人ですねえ(´▽`*)
- 白玉さん、こんにちは。
金沢旅にお邪魔してます。ご主人が組んで下さったのですね。
でもお一人で行かれたのですね。
私など無駄に歳だけとって、ひとりで旅など行けない中年お嬢さんなので(笑)
大人ですねえ・・・一人旅って憧れます。
一人で寿司屋に入るとか、一人でお酒を飲みに行くとか、カッコいいです!!
一人カプセルホテルも無理です。
私も、もう少し精神的に大人になって一人旅をしてみたいですが、フォートラで
見てるだけにします。ハードル高いです(;^ω^)
私もフィギュア好きです。浅田真央ちゃんのファンになってからテレビでの観戦は
欠かしたことがないですがライブを観に行くほどのファンではないという事が
今、わかりました。本当にファンだったら観に行きますものね〜。
情熱を感じる旅行記でした(*^。^*)
fuzz
- 白玉さん からの返信 2015/08/26 20:27:50
- RE: 大人ですねえ(´▽`*)
- fuzzさん、こんにちは。
書込みありがとうございます。
何か、私のしがない(笑)一人旅に、過分なお褒めの言葉を頂いて、照れくさい限りです。
旅行記の中でも書いたとおり、読書を始めとして、私は一人で楽しむ趣味のほうが多いかもしれません。
変わり者なのかも??(笑)
もちろん、家族や友人との旅行も好きですが、たまの一人旅もなんとも言えない魅力があります。
二十代のころから、フラフラと一人で旅していました。
一人旅ならではの、爆笑エピソードには事欠きません(笑)。
fuzzさんも、一人旅デビューしてみませんか?(笑)楽しいですよ。
それから、先日のアイスショーで、浅田選手の演技を見てきました。
華麗で愛らしくて、妖精のようでした!
私も、そうしょっちゅうはライブ観戦できないので、しばらくはTVで応援します。
よろしかったら、また遊びにいらしてくださいね。
白玉
-
- とんぼちゃんさん 2015/07/30 23:18:12
- のどぐろは
- 白玉さん
ご無沙汰してます。金沢いらしてたんですね。
うちはお隣富山です。次はぜひ色塗ってあげて下さい。
ノドグロは焼いても抜群ですよ♪
ゆ
- 白玉さん からの返信 2015/07/31 11:36:37
- RE: のどぐろは
- ゆのきちさん、お久しぶりですー。
書込みありがとうございました。
そうそう、ゆのきちさんは、北陸の方でしたね。
さぞかしお暑いことでしょう。
北陸界隈で、北京原人を見たという、怪情報が流れていなければよいのですが・・・(笑)。
のどくろは、ずいぶん前に、一度だけ食べたことがあるのですが、今回食べて、その美味しさに驚かされました。
以前のははあまり印象に無いのですよねー、やはり地物だからでしょうか?
次は、焼き魚、いってみます!
白玉
-
- jelvaさん 2015/07/22 19:23:22
- 思い立ったが吉日
- 白玉さん、こんばんは。
暑い夏ですね〜本当に溶けちゃいそうです。
白玉さんの趣味が読書ってとっても納得です。
いつも素敵な旅行記を書かれているのはたくさんの読書に培われたものだったんですね。
それにしてもご主人様素敵です!
今行かなきゃいつ行くの?って感じ、いいですね〜。
主婦としては近くて、時間が空いてて、尚かついろんな余裕があって行こうかな?と思いがちですがご主人様の強力なサポートがあれば怖いもの無し!ですね(^^)
アイスショーはいかがでしたか?
出演者の所にかなり有名な選手がたくさん書いてあったので(特に海外選手、あ、日本選手も凄いですが)見応えのあるショーだったのではと思います。
私もフィギュアスケートは好きで特にエキシビションはよく録画してみていたのですが最近は録画しても見れなくって・・・。
でもちゃんと時間を作っていろんな刺激を与えないといけないですね(^^;)
羽田のカプセルホテル!やはり換気が今イチですか・・・。
限られた空間だとどうしても空気がこもっちゃうのはしょうがないですね。
でも大浴場があるのはポイント高い!
やっぱり近いって財産ですよね。
金沢は北陸新幹線開通以降、脚光を浴びていますよね。
雨はちょっと残念でしたがでも風情のある街並みが見られたのではないでしょうか?
あとはお寿司!とっても美味しそうですね〜。
私は3食お寿司でもいいです。
のどぐろのお寿司食べたい〜〜〜。
パソコンを触りたがる娘を制止したとおもったら猫が前足をキーボードに乗せているのでこの辺で。
長々とすみませんでした。
あ、我が家も白地図塗らないとな〜。
jelva
- 白玉さん からの返信 2015/07/22 20:59:01
- RE: 思い立ったが吉日
- jelvaさん、こんにちは。
いつも、書き込みをくださって、本当にうれしいです。
私も、Jelva家の白地図、どうなったか、とても気になっていました!
何年かたったら、公開してくれたりするのかなー?!
さて、おっしゃるとおり、主婦のお出かけは、なかなかハードルが高いんですよね。
私も、夫と娘の理解があったればこそ、と心に刻んでおります。
一人でごはんを食べたり、一人でお風呂に行ったとき、一抹の寂しさはあるものの、「なんて自由なのー!」って、心のなかで叫びました。
子連れだと、ごはんひとつ食べるのもグダグダ、入浴も焦りまくり、ゆっくりできないんですよね(笑)。
一年に一回でも、こういう時間があると、精神的にとても助かりますよね。
スケートは、どのスケーターさんもすばらしかったのですが、やはり外国人選手のショーマンシップというか、お客様を楽しませようとする精神には感動させられました。
やはり本場だなーと。
お寿司のこと、空港に泊まるという非日常感、色々まだ話したいのですが、長くなってしまいそうなので、今日はこのくらいにします。
またお話できたらうれしいです。
今日は北京原人ではなくキ○サリン妃風の巻き髪(笑) 白玉
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