陸マイラーが行く香港ベビー連れ家族旅行記【2】

2015/06/13 - 2015/06/15

1歳児連れ香港家族旅行2日目。

子連れ目線での旅行記です。
これから赤ちゃんを連れての海外旅行、香港旅行を検討されている方の参考になれば幸いです。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

香港旅行2日目。
曇り空ながらもいい天気。

今日は
朝ご飯に点心を食べた後、
ビクトリアピークに登頂、
ランチを食べたらホテルに戻り、
午後はホテルでまったり、という計画。

気持ち的には朝から晩までガッツリ街歩きを楽しみたいけれど、
今回は1歳児連れ旅行。
むすめっちの気分を最優先でこのプランにしました。

【ベビー旅行グッズ】その5　海外旅行保険
なにしろ1歳児なので、旅先での急な発熱やケガが心配で保険には入っておきました。
保障金もさることながら、
トラブルの際の日本語によるアシストサービスが目的。

今回はJTBグループの「t@biho」を利用しました。
保障内容を完全カスタマイズできることが魅力的で、
携行品損害　とか
航空機寄託手荷物遅延　などは1歳児には不要なのでカット。
治療・救援費用は3日間なので最低保障金額で、
個人賠償責任は、お店の商品をあやまってこわしちゃったりする可能性も考えて追加、
あとは死亡保障と後遺障害補償も最低ランクで追加して
合計1,020円となりました。

私とダンナは、クレジットカードの海外旅行保険が自動付帯なので
加入無し。

本日最初の目的地、映月楼へ。
ビクトリア湾を望む席で優雅に朝ごはん。
観光客よりも地元客の割合が高かったです。

工芸茶と薔薇茶。
ティーウォーマー＆差し湯用のポットが用意されていて、
ひたすらおかわりできます。
それぞれ28HKDくらい（記憶が曖昧）。
中国茶は日本で飲むより断然安くて美味しい！

ハリネズミのカスタード揚げ饅頭。
36HKD。

ウサギのマシュマロ。
28HKD。

金魚の海老餃子。
38HKD。

ハタの海老ミンチ餃子。
38HKD。

見た目だけでなく中身も美味しい点心たちでした。
むすめっちは見た目には目もくれず、バクバク。

合計215.6HKD（サービス料込み）。

朝食を終えたので、
ビクトリアピークを目指し、スターフェリーに乗船。

【香港ベビー事情】その3　エレベーター
MTRではエレベータがある駅がほとんどでしたが、
尖沙咀フェリーピアにはエレベーターもエスカレーターも無し。
こういう場所もあるので、1歳児には抱っこ紐も必須。

尖沙咀フェリーピアには
エッグタルトで有名な泰昌餅家（Tai Cheog Bakery）が！
これは食べるしかない、ということでエッグタルトを購入。

1個3.5HKD。
円安でも約60円。や、安い・・・。

出航！

フェリーピアの階段を登った後は、
スロープで乗船場まで下り、
デッキへも段差なしで、
ベビーカーでも楽々と乗船できました。

尖沙咀から乗船するなら、ビル群を眺望できる左側がおすすめです。

塩っぽい風に吹かれつつ、
摩天楼を背景にエッグタルトを食べながら
今香港にいるんだな〜と、
しばし感慨にふける私。

1人悦に入っている私の横で、
むすめっちは本日1回目の夢の世界へ旅行中。

THE 香港　な景色。

尖沙咀から中環まで、
見晴らしのいい2階席で1人2.2HKD。
スターフェリーもオクトパスカードで支払えます。

中環に到着。
所要時間6分の船旅はあっという間に終了しました。

ここからバスにのって、ピークトラムステーションを目指します。

バス内部。
ノンステップバスで乗車口も広く、ベビーカーでも楽々乗車。
安全のためか、ベビーカーはたたむよう運転手さんに指示されました。

ピークトラムの駅に到着。
列の長さに乗車前から疲れを感じる・・・。

ビクトリアピークといえば夜景が有名ですが、
帰りの混雑っぷりが半端ないと聞き、
1歳児連れでの夜景鑑賞はあきらめ、お昼の時間帯にやってきたわけですが、
それでもこの混雑っぷり。
さすが観光名所。

40分くらい並んで、やっと乗車場所へ。

ここで、むすめっちが暑さと不自由さに爆発し、
ギャン泣き炸裂！
寝っ転がって自分の不服っぷりを表現しておりました。
落ち着かせるため、電車を1本見送ることに。
大人の予定につきあわせてごめんね〜。

むすめっちが機嫌をなおしてくれたので、
ピークトラムに乗車。

最大傾斜23度は半端なかったです。
背中に重力感じまくり！！

大人1人片道28HKD。
ピークトラムもオクトパスカードで乗車可。

ビクトリアピークに到着。

右側に見える半円形の建物が有料の展望台。
自分たちがいるのは無料の展望台。

無料の展望台でも景色は十分堪能できます。

ここから見る夜景は綺麗だろうな〜
いつかまた！

絶景かな絶景かな。

この後、ビクトリアピークの緑豊かなハイキングコースへ繰り出す予定でしたが、
予想以上に移動時間がかかってしまったことと、
時間帯的に暑さが心配で、ハイキングは見送ることに。

ビクトリアピークに糖朝があったので
こちらでお昼ご飯。

綺麗で広い店内、
ベビーカーでの入店はもちろん可能で、
子供用の椅子もありました。

地元客はほとんど見かけなかったので
観光客向けの様子。

大根餅。中に入ったソーセージがアクセント。
30HKD。

卵と牛肉の蒸しご飯。
60HKD。

牛肉の出汁がご飯に染み込んでいていい感じ。

お店のおすすめ、
揚げパンの蒸し春巻き。
40HKD。

初めて食べる味、食感。

糖朝にきたらこれは食べておかないと！
マンゴープリン。
30HKD。

本場の味は日本と比べて・・・って、
日本の糖朝でマンゴープリン食べたこと無かった（苦笑）

糖朝は創立者が退き、台湾人のオーナーに変わったそうで、
味やお店の変化を悲しむ人も。
古き良い糖朝に行ってみたかったなあ。

メニューには料理写真と日本語表記もあり。

【香港ベビー事情】その4　オムツ替え
比較的新しい商業施設や、デパートには全フロアではありませんが、
オムツ台が完備しているとのこと。
私が利用したベットは日本の折りたたみ式のタイプに似ていました。
固定ベルトもあり安心。

オムツ専用のゴミ箱がなかったので、
ビニール袋に入れて口を硬く縛ってからトイレのゴミ箱に捨てていました。
使用済みオムツ用の袋を持参した方が良いと思います。

帰りはバスで中環のスターフェリーピアへ直行。

直線的に移動するピークトラムと違い、バスは山肌にそってカーブを繰り返しながら下山するので、所要時間長めです。

車窓からもビル郡が見られます。

中環フェリーピアに到着。
約1時間の長旅でした。
人気路線だからか、バスは2階建で観光仕様。

中環フェリーピアはエレベーター完備で
ベビーカーでの移動もストレス無し。

スターフェリーに乗って再び尖沙咀へ。

尖沙咀フェリーピアの泰昌餅家に立ち寄って沙翁（ドーナツみたいなお菓子）を購入。
こちら、3時からしか買えないそうなので、帰りを狙っていました。
ふわふわだけど中はしっとりクリーミー。
日本にはありそうでなさそうなお菓子でした。

ホテルに戻ってきました。

インターコンチネンタル香港では、
部屋のタイプに関わらず追加料金で専用ラウンジが使用可能に。
我が家は2泊目だけラウンジアクセスを申し込んでいたので
到着後、早速ラウンジへ。

ラウンジを利用したのは、
1歳児連れでの外食は大変なので、
ホテル内で食事を済ませたかったことと、
レストランよりはカジュアルに過ごせて、
子供が歩き回っていてもある程度は許容してもらえるかという思惑で。

1泊分のみにしたのはお財布事情により。（笑）

ラウンジでは14時からアフタヌーンティーのサービス。
見目麗しいスイーツが食べ放題！

サンドイッチなどの軽食も。

フィンガーフード。

焼き菓子もお美しい。

フルーツジュース。

果汁感半端ないです。
しぼりたてかな。
オレンジジュースとスイカジュースが特に美味しかった！

自家製スコーン。
クロテッドクリームも食べ放題なのが嬉しい。

お茶を頼むと鉄瓶でサーブされます。
こういう演出がすてき。

むすめっちは香港のゴルフ番組に夢中。

ラウンジ利用は子連れでも快適かと期待していましたが、
子供の手が届く高さにPCや高級そうな置物やらがおいてあり、
放し飼い状態にするわけにも行かず、
実際には、
ダンナと私でむすめっちの面倒を交代で見ながら、
それぞれ食事をとることに。

それでも、外食するよりは楽だったと思います。

ラウンジ利用者は部屋のアメニティもグレードアップ。
バス用品がフェラガモ製に変わりました。

アフタヌーンティーをひたすら楽しんだ後、
17時からはバータイム。
アルコールと軽食をいただきます。

生ハムにオリーブ。

チーズいろいろ。

盛りつけがきれい。

ミニサイズだからいろいろ食べられて嬉しい。

ワインコーナー。
スタッフの方にドイツの白ワインを勧められたのでいただくことに。
甘くて美味しかった〜

いろいろ食べました。
いろいろ呑みました。

軽食といいつつ、種類が多くてお腹にもつので
今夜の夕ご飯はここで完結。

大人がほろ酔いになる頃、
むすめっちが興奮して騒ぎ出し、
スタッフの方にやさしい笑顔で退出を促される・・・。
むすめっち、大人の時間におつきあいありがとう。

時間はちょうど8時前、
高層ビル郡を利用した大規模な光と音楽のショー、
「シンフォニーオブライツ」が始まるタイミングだったので
せっかくなので見に行くことに。

こうして香港2日目の夜もふけてゆきました。