中欧4カ国　愛娘と二人旅　ブダペスト編　I

2015/06/28 - 2015/07/01

この6月からしばしインターバルをもらうため17年勤めた会社を辞めた私がずっと行きたいと思っていた場所が中欧。今まで10日間なんて休みをもらえたことはなかったから、何ヶ月も前から探して旅工房さんで出していたターキッシュ・エアラインズ利用の鉄道でめぐる中欧・ブダペスト+ブラスチラバ+プラハ10日間に個人でウィーンをプラスして4カ国を旅してきました。

娘も旦那さんの転勤で居た三重から東京に戻ってこられたので誘って久しぶりの二人旅。二人共、初めての場所だったけど思いっきり楽しんできました。

ブダペストはなんと言ってもナイトクルーズが印象的。もう一度見に行きたいです！！

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 旅工房

18：40発のイブニングライナー、スカイライナーより安いけどとまるところが多い(^-^;　ICカードと切符・・・ややこしい(ｰｰ;)

南ウイングへ行くエスカレーターで上がったら到着ロビーでちょっと迷い、係りの人に聞いたら「トルコ航空ですか？」って聞かれてすぐわかるんだ〜って感心。それもそのはずその日の最終便だった。

電話で予約していた席を赤ちゃん連れの人がいて交換してくださいって・・・前に座席がないところなので足元はあくけど荷物を上げなくてはならない席で
ﾝー・・・・・(´-ω-`)

思ったより入国審査に時間がかかった。残念なことに免税店は閉まっている店が多くて・・・中の銀行でユーロのみ両替。1ユーロ＝141.85でした。

47番ゲートへ向かう途中、某芸能人夫婦とお嬢さんに遭遇。私は娘に言われるまで全く気が付かなかったけど、結構振り返っている人がいたから有名なのね。

30分出発が早まって22：00発。初めに出てきたのはトルコのお菓子。これは二人分です。小さいのですぐ終わるけど飲み物無くて食べるのは(ｰｰ;)・・・ゆべしっぽいかな？くるみ入り餅みたいな感じ。

最初の食事は24時頃。選べなかったので魚。お腹空くので食べました。

映画は「風に立つライオン」を見たけど集中できず・・・あまり記憶にも残らずで残念！

2度目の食事は日本時間8:30頃。オムレツはまあまあだけどマッシュルームをまるごとこんなふうにソテーで食べることがないし・・・第一臭いも・・・(ｰｰ;)

無事に到着してトイレ、手荷物検査を済ませたあとまだ3時間くらいある。

イスタンブールの空港は朝の4時頃でも店が開いていたので、ゆっくり時間をかけて端から見ていく。それくらいたくさんの店もあったし、人もたくさんいた。店が開いているだけでありがたかった、おかげで退屈しなかったし・・・。

待ち時間が短いよりは長いほうが楽。でも早すぎてゲートの時間がなかなか分からず・・・やっとわかってからフードコートにお茶を飲みに行った。

ユーロで2つで4.5ユーロくらいだったと思う。これホットです。

6：25までにゲートへ・・・となっていたけど、1時間前はないだろうと思い遅くに行ったものの、なかなか搭乗にならない。7：10にようやく搭乗開始。少し遅れたけど7:30頃に動いた。慣れているんだろうなぁ〜スタッフの人は全く動じていないし、アナウンスもなかったと思う。

機内食が出た。味とかではなく空腹を満たすための食事。

無事に到着して入国審査も荷物もすんなり〜で日本で予約してきたエアポートシャトルは・・・とキョロキョロしながらまっすぐ進むと目の前の男の人から「タクシー？」と聞かれたので「Ｎｏ.」と・・・。で、インフォメーションの人に「エアポートシャトルは？」と聞くと「オレンジラインに沿って行け！」と・・・。後で気がついたら色分けされていたみたい。私が最初に進んだのがタクシーのラインだったってことに後で気がついた。m(__)m

エアポートシャトルの受付でバウチャーを見せると「座ってて。」と。しばらく待って心配になった頃、一人のおじさんが「ゴールデンパーク？」とホテル名を・・・やっと乗車。

リスト フェレンツ国際空港 (BUD) 空港

このエアポートシャトルはハワイのスピーディシャトルと同じだった。空港〜ホテルまで送り届ける乗合タクシーのようなもの。そのため割高だけど、何度もホテルを探して歩き回った私の経験上なんともありがたいサービスでした。高いといっても一人1000円位。

無事にホテルの前まで送り届けてもらい、すぐに受付をして荷物は預かってもらい今日の観光はスタート。

Hotel Golden Park Budapest ホテル

まずはFt（フォリント）への両替。さっき車から見えたK&H Bankへ行って両替をしたいと言うと、「ここでは両替はしていない。」と言って外へ行って向かいを指差し「CIB Bankへ行け！」と。強面だったけど、他銀を教えてくれた。

途中で見つけたポストが可愛い･:*:･ﾟ☆ｄ(≧∀≦)ｂﾟ+.ﾟ

CIB銀へ行ってよくシステムがわからなくて・・・受付のおじさんに番号札を取ってもらう。すごく待たされてなんなのこの銀行とは思ったけど、どうやら我々の前の中国人？で詰まっていた様子。1万円が22400Ftだったからレートは良かった。

CIB銀を出ると目の前に東駅がある。早速地下の切符売り場へ。

最初自販機で切符を買おうを思ったけど、10000Ft札は自販機では対応していなかったため窓口の方へ。番号札を取って待つシステム。それほど待たずに一日券（1650Ftでメトロ、トラム、バスが24時間乗り放題）を購入。

ブダペストのメトロはとてもわかりやすかった。東駅はＭ2で赤と覚えると簡単。

東駅からＭ2のデアーク広場で乗り換え、ヨーロッパで2番目に古い地下鉄のＭ1・黄に乗り換えてホーショク・テレ駅で降りて英雄広場へ。

階段を上がるとすぐ見えるのがこの現代美術館。素晴らしい造りなのだけど、今回ブダペストを見るのがたった2日でしかも今日は長いフライトで着いたばかりだし、あまり詰め込むと先が持たないので中は入らず。

現代美術館 (ミューチャルノク) 博物館・美術館・ギャラリー

英雄広場を中心にして現代美術館の反対に位置するのが国立西洋美術館。こちらもすごく大きな美術館で多分絵の好きな人なら何時間も見るのだろうけど時間の都合上カット。

西洋美術館 博物館・美術館・ギャラリー

今回の旅で多分この日が一番涼しかった日だと思う。それでも27度くらい。歩いていると汗かくくらいでした。

英雄広場はやっぱり団体のお客様結構いましたよ。

英雄広場 広場・公園

大天使ガブリエルの像がある建国記念碑は３５mもあるそう。下にはマジャール人七部族長の騎馬像が勇敢な姿で並んでいた。

ガブリエルは初代国王イシュトヴァンをハンガリーの王位に就けるようローマ法王の夢に現れたとか・・・(｡´-ω･)ﾝ?

一番左端が初代国王　イシュトヴァン様。凛々しいです！！

英雄広場の裏手にあるヴァイダフニャド城。中にも入ってみましたが、結構人も多く日差しが出てきて暑くなってきたので早めに切り上げちゃいました。

この城の名前もだけど、マジャル語って本当に難しくて・・・一言も覚えられず・・・
σ(´ x `;*)ンート・・・でも、英語でも理解してくれました。

やっぱり寝不足だし、思うように動けません。早めにランチを取ることにしました。

クチコミが良かったので「カフェ　メンザ」に行くことにして、またＭ1でオクトゴン駅に来ました。そこでそう言えば地図をコピーしてこなかったことに気がつき、確か駅からすぐって書いてあったなぁ〜とウロウロしてみたものの全くそれらしい店がありません。しばらくウロウロしてダメもとで・・・お花屋さんの女性に聞いてみると、店を知っているらしく、あれこれ言って通りを渡ればあるから・・・と言っているように感じました。全てマジャル語でしたが、言われた（感じた）通りに歩いてみたけど全く店がありません。結構歩いて諦めようかと思ったのですが、他に適当な店もなくもう一度お花屋さんに聞きに行くと、さっきとは違う道を指してそっちよ！みたいな・・・(ｰｰ;)今度行ってみてもなかったら諦めようとした時に、あれこれじゃない？？とようやく見つけました。ここはすぐには気がつかない場所ですヾ(´ε｀;)ゝ ふぅ。。。細い道を入っていくし、とにかくあって良かった。喉がカラカラで私はオレンジレモネードを注文。

メンザ カフェ

ここは本当に人気店のようでお客さんも店員さんも一杯います。テラス席は一杯なので店内でしたが、ゆったりと落ち着ける席でよかったです。女性グループが多かったですね。

ここの料理は美味しいと書いてあったので高くても食べたいものを頼みました。これはエビとアボガドのサラダ。ドレッシングはバルサミコでしたがとても美味しかったです。

こちらはローストチキン。サラダとチキンを一つずつ取って分けて食べてちょうどいい量でした。味付けも濃すぎず美味しくいただきました。

高いといっても二人で3000円位でした。店内でかかっていたPOPSも良い感じです。

これがメンザの外観ですが、リスト広場のリスト像の近くです。行く時はぜひ地図を持参してください。

余談ですが、私の注文したオレンジレモネード・・・日本では絶対にお目にかからないから〜と思って注文してとても美味しくて、もう一度飲みたいくらい！！食事をしながら何気なく見てみると、周り中の人がこのオレンジレモネードを飲んでいました。オオーw(*゜д゜*)w人気ドリンクのようです。

メンザ カフェ

少し充電したので、Ｍ１オクトゴンから二つ目のバイチ・ジリンスキー・ウート駅で降りて聖イシュトヴァーン大聖堂へ。まずは展望台に上るためチケット売り場へ。500Ft。なぜか娘がチケット売り場の若い女性に「iPhoneのバッテリー持っていない？」と聞かれて？？？びっくりしました。

聖イシュトヴァーン大聖堂 寺院・教会

展望台から360度ブダペストの景色が見えます。でも、結構高いので足がすくみました。こちらからはゲッレールトの丘、そしてどこにあるかわからなかったけど観覧車が見えます。

こちらからは国会議事堂が見えました。綺麗に見渡せましたが、長居はできません。クラクラする前に降りなくては・・・。

大聖堂内部の見学は200Ftをボックスに入れて入りました。とても綺麗なステンドグラスです。

見とれてしまうくらいとても美しいドームです。

祭壇も装飾が綺麗です。そう言えば、この聖イシュトヴァーン大聖堂の目玉はイシュトヴァーン様の「聖なる右手」のミイラです。もちろん見に行きましたが、人も多くさっと見ただけではあまり良くわかりませんでした。

「聖なる右手」のある部屋にパイプオルガンがありました。

この日18：00からコンサートが行われるらしく、大聖堂の前にたくさんの椅子が置かれていて両脇に機材のようなものもありました。ブダペストだけの旅行だったら余裕もあり聞けたかもしれませんが、この時は夜にナイトクルーズに行く気だったので断念。

Ｍ1で一つ乗ってハンガリー国立歌劇場へ来ました。皇妃エリザベートがよく訪れたというこのオペラ座、早速内部見学ツアーの予約をしました。

ハンガリー国立歌劇場 (オペラ座) 劇場・ホール・ショー

16:00までまだ時間が有り、外へ出るとすぐ隣にヴィトンのショップがあったのでかなりラフな格好ながら見に行きましたが、誰もお客さんがいないのでΣ(￣▽￣ﾉ)ﾉえっ！・・・さっとだけ見て出てきました。

喉が渇いていたので小さなカフェでドリンクを購入。グレープフルーツの甘いジュースでした。

内部見学ツアーは2900Ftで写真を撮る場合+500Ftさらにミニコンサートを付けると+600Ftと結構いいお値段します。でも、二度と来ないかなぁ〜と思って・・・奮発( ≧∀≦)ノﾀﾞｧｰｯ!!この紙テープを手首に巻きました。

この日はオペラ座で何か行われていたらしく16:00ちょうどには始まりませんでした。日本語担当のシャンドルさんが丁寧に「遅れますのでお待ちください。」と説明してくれました。

いよいよ見学が始まり中へ入っていくとちょうどこの写真の銅像のところにJAPAN（日の丸だったかな？）のプレートがあって一組の親子さんがいました。それから続々来て日本チームは8人かな？3組の親子と別々の男女一人づつ。なんと言っても英語ツアーのお客さんが断然多く中国チームが次くらいかな？あとは少数派でした｡(*^▽^*)ゞ

これは王の階段。まわりは大理石で出来ているそうです。シャンドルさんの説明はとても丁寧で造詣も深くてクラッシック音楽に詳しい人や、オペラに詳しい人にはその内容も理解できたのでしょうけれど、私のようにただミーハーでガイドブックに載っていたから・・・的な人には(ι`ω´*)ﾌﾑﾌﾑ・・・頷くのみ。

ホールの天井のシャンデリアです。ホールの中で何か行われていたのでなかなかホールには入れず・・・時間は押せ押せでした。待っている間アリアが中から聞こえてきた気がします。

下の階では他の言語の方達が説明を聞いていました。ドレスサークルも一度座ってみたいですね！

ステージでは何かミュージカルのようなもののリハーサル中でした。

ここが貴賓席ですかね。日本チームは上から劇場内部の見学をしたので特別に見せてもらえました。エリザベートもここに座ったのだと思います。

最後にミニコンサートで2曲。プッチーニの『ジャンニ・スキッキ』の曲「私のお父さん」とヴェルディの『椿姫』の曲「乾杯の歌」でした。2曲目では観客の一人と一緒にダンスしたりして・・・とにかくずっと動くので写真が全部ぶれちゃいました。

日本語担当のシャンドルさんに終わってから一緒に写真に入っていただきました。
とても日本語がお上手なので、ついこれからナイトクルーズの予約をしに行くことを話すと、「私が予約できるか聞いてみます。」・・・と。「え〜良いんですか？」・・・電話で問い合せてくれて、「今日の21:00は一杯です。21:30にするか明日の21:00どちらにしますか？」と言うので翌日で取ってもらいました。一人18ユーロ（現金のみでした）です。自分で取ると2990Ftでそれよりは高いですが、全て手配もしてもらい楽をしたのでそれくらいは手数料ですね。後で名刺をいただきましたが旅行会社の総責任者をしていらっしゃるようです。

クルーズのチケットを買いに行く手間が省けたので一度ホテルに戻りチェックインして休憩。ホテルのそばのCOOPで水とコーラを調達。ずっとこの旅はそうだったけど、日本のように冷蔵庫で冷え冷えのジュースなどない。常温より気持ち冷たいくらいでした(´；ω；`)・・・・[涙]

夕食はＭ3アラニュ・ヤーノシュ・ウッツァ駅からホールド通りに入り北上したところの「チャルノク・ヴェンデーグルー」へ。ハンガリー料理ということで早速グヤーシュを注文。

チャルノク ヴェンデーグルー 地元の料理

もうこの頃は体の消耗もしていてお腹すいているのかもよくわからなかったけど、この時間に慣れていかないと・・・栄養つけなきゃってシュニッツェルも頼みました。

見た通り大きくて20cmは超えてます。下にはフライドポテトがたくさん。油ものばかりで当然半分くらいしか食べられませんでした。グヤーシュも結構油ギッシュで・・・残してしまいました┏（ ;〃｡ ｡〃 ）┓ｽ､ｽｲﾏｾｰﾝ

最後に紅茶を頼んだらポットで出てきました。この頃はだいぶ涼しくなっていて店内は我々だけだったけど、テラス席は寒かったと思う。紅茶でほっこりしました。二人で1800円くらい。安いです。

食後は腹ごなしを兼ねてゆっくりと歩いて国会議事堂へ行ってみました。本当は夜の王宮も見てみたかったのですが、初日から飛ばすと潰れてしまいそうだったので軽めにしました。これが正解！！とても綺麗なライトアップでした。おとぎの国？ディズニーランド？そんな感じです。

国会議事堂 (ブダペスト) 現代・近代建築

ナイトクルーズで遠目に国会議事堂が見られますが、この至近距離で見るのは迫力が違います。写真では伝えられないくらい感動しました。

ちょうどＭ2のコッシュート・ラヨシュ・テール駅がそばにあって良かった。東駅までは一本で帰れました。10:20ホテル到着。体はクタクタでしたが、満足感一杯でした。

今回泊まったゴールデンパークホテルはとても部屋が狭くて、トランクをベッドの上でしか開けられませんでした。ベッドも一番小さいサイズのを２つくっつけてあり、体の大きい人はちょっと大変。冷房はなくても眠れるくらいだったから良かったけど、窓を開けると虫も入ってくるし、24番トラムの終点駅が窓の下だったから音も朝から夜遅くまでしました。１階に小さなお土産物屋さんはあります。東駅にすぐだったことは高評価です。