2015/07/18 - 2015/07/18
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ぱっしょんKさん
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インド出張中。7月17日に翌週の顧客周りをするコインバトールに移動してきました。
18日土曜日と19日日曜日はイスラム教のクルバンバライム(犠牲節)で我が社のインド法人も珍しく連休。
せっかくなのでこの休みを利用してウーティに行くことにしました。
前月に出張に来た時にこのお休みを確認したので切符を取ったのですが、コインバトール〜メットゥパーラヤムの往復切符はすぐ取れましたが、一番の目的である世界遺産インドの山岳鉄道群に登録されたニルギリ鉄道の切符が往復共にウェイティングリスト入り。。。
1月の悪夢が蘇ります。でも一応乗れると信じてメットゥパーラヤムに移動します。
ニルギリ鉄道には乗れるかな〜。
7/18
前日1時近くにホテルにチェックインしたのですが、僕が乗る列車ニルギリエクスプレス、メットゥパーラヤム行きは朝5時15分出発。この時間じゃリキシャも捕まらんわな〜。
発車1時間前には駅に着いておきたい。ホテルから駅までは3キロ。歩いて45分ほど。3時15分には出発しないかん。というわけで今回の出張旅行の出発同様夜寝ることはできません。
荷物を整理したらすぐに出発です。
夜中3時すぎにこの旅行はスタートしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
コインバトールの定宿アキル・レジデンシー。
空港からプリペイドタクシーで40分ほど。
夜1時にチェックイン。 -
ここの部屋は他のインドのホテルとちがってちょっと狭く日本のビジネスホテルっぽさが、逆にお気に入り。
入り口のドアのすぐ横がベッド。 -
シャワー。ここも24時間お湯が出ます。
-
トイレと洗面所。
部屋の撮影を終わらせて、荷物をまとめたら、出発します。 -
ホテルのすぐそばの100フィートロード。
やっぱりリキシャはおろか車がまったく走ってないわ〜(T_T)
3キロの道のりを歩きます。 -
ポケットWIFIとi phoneの中に入れてあるグーグルマップが頼り。
こんな裏通りを歩きます。 -
コインバトール駅に到着。
タリムナドゥー州第二の都市の玄関駅にしては小さいなぁ。。。
本当にここかしらん? -
荷物検査もなんにもないままホームに登ってみると、すでにニルギリエクスプレスは到着していました。
B1コーチに乗り込みます。
この時点でニルギリ鉄道の切符はコンプリートされていませんでした。ファーストクラスに乗るのはやっぱり無理。
以前カルカ=シムラ鉄道に乗った時のように2等席自由席の切符入手をするしかありません。 -
エアコン付きの3段ベッドの車両です。
メットゥパーラヤム駅までは1時間。スタートしたら熟睡です。 -
他の乗客に声をかけられました。列車は終点メットゥパーラヤム駅に到着していました。
-
ホームの反対側にニリギリ鉄道の車両が停まっていました。
なんといってもここメットゥパーラヤム駅から終点ウダガマンダラム駅まで行く列車は1日1往復のみ。 -
列車の後ろに連結された蒸気機関車。
よく見る方向と逆に客車が連結されています。
このニルギリ鉄道は急な坂道を登るため機関車が客車を押して登っていくので機関車はこの方向。 -
一応並んだんだけど、もう満席。しかもカルカ=シムラ鉄道のように立ち乗りの席はない様子。
これは乗れないわ。
と思っていた時駅員さんから「今日はもういっぱいで乗れません」
ウワァァ━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━ン!!!
やっぱり乗れんかった。
一応ファーストクラスの掲示されるコンプリート表を確認したけど僕の名前はなし。
ウワァァ━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━ン!!!
やっぱりだめか。。。 -
ならば出発する列車をせめて見送って別手段でウーティに向かうことにします。
先頭車両。ここはファーストクラス。
初めて僕の旅行記を読んでくれてる人には切符買ったのになんで乗れないのと思う人がいると思うので、ここでインドの鉄道の切符販売の説明をちょっと。 -
インドの鉄道切符は定員を超えてもある程度まで売られます。そしてそれに対してWL1から順番に番号をつけて販売します。これをウェイティングリストといって要はキャンセル待ち。
ネットで確認もできますが、最終的には乗車1時間前に駅で張り出されて発表になります。そこに名前がなければ乗れません。
お金は支払ったクレジットカードに返却されます。
今回僕は行きがWL22、帰りがWL14。この時点で帰りの切符はWL11まぁ普通に考えれば帰りも乗れそうにありません。
う〜ん。。。。だめかなぁ。 -
なんて考えながら列車の撮影をします。
ちなみにこの鉄道はレールとレールの間はちょうど1000ミリメートル。
新幹線や僕の住まいのすぐ側を走る京急は1435ミリ。JRの在来線や故郷の名鉄は1067ミリ。かなり小さな列車です。 -
ファーストクラスはこんな感じでコンパートメントになっています。
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出発の時間になりました。
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いいなぁ!楽しんでね。
4時間50分かけて約40キロを進みます。 -
知らないオジちゃんが手を振っています。
ええ、ホームで写真を撮ってる日本人のおじさんが手を振っていたから振り返してくれたんです(笑) -
ゆっくりゆっくり進んでいきます。
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さすがに蒸気機関車。煙がすごいです。
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バスターミナルに行こうと駅を出るとタクシーの運ちゃんが声をかけてきました。
ウーティーまで1300ルピー。
ん?1300ルピー!!思ってるより安い。
そこで途中で汽車の写真を撮りたいけど、寄ってくれるか?と聞くと、問題ないとのこと。
契約成立。
タタのインディゴでウーティに向かうことになりました。 -
車はメットゥパーラヤムの村を抜け、
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次の停車駅で水を補給しているニリギリ鉄道に追いついてくれました。
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これから山を登っていく準備中。
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お客さんはその間待ちです。
さっきと反対側だから、あれ!駅で見た変な東洋人じゃん。と思っている人は多くないはず(笑) -
車も峠道に入ります。
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祭日ですから観光バスや自家用車が多いです。
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標高がどんどん高くなるのでいい景色が楽しめます。
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この山が連なっているのも世界遺産に登録されている西ゴート山脈です。
いろいろな固有動物や象、虎なんかが住んでいる自然いっぱいのところです。 -
鉄道を見下ろす絶好な撮影ポイントに連れて行ってもらいました。
列車が来るのいつごろ?
と聞いたら
「2時間後かな。」
「・・・・」
撮影旅行に来ているわけじゃないから、2時間ここでは待てんなぁ。
ちょっと迷いましたが、撮影を諦めてウーティを目指して先に進むことにします。 -
メットゥパーラヤムから45分くらい走ったところで休憩。
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このにいちゃんの作る
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チャイで小休止です。
-
この辺は猿が多いので気をつけないと。
-
だいぶ山の中に入ってきました。
日本の川の上流とよく似た渓流をみることができました。 -
そして道のすぐ横まできている茶畑。
ここニルギリ地方はニルギリティーの取れる場所。
道の横山側も -
谷側も茶畑。
-
景色いいなぁ〜。
昔はインドを支配したイギリス人の避暑地として、今はインド人の避暑地、新婚旅行の旅行先として人気な場所。 -
クヌールという街に到着しました。
ここでほぼ急勾配を登りきった形です。
ニルギリ鉄道もここからウーティの中心駅ウダガマンダラム駅までは牽引機関車がディーゼル機関車に変わります。 -
さらに車で40分。ウーティの中心駅ウダガマンダラム駅前に到着しました。
タクシーはここでおります。 -
今日泊まるホテルはここから3キロ離れていますが、翌日の切符の販売時間を確認に駅に来ました。
そこで駅員さんからビッグ情報!11時から最後の指定席券の販売をするからパスポートのコピーを取って戻ってきなさい!!
え???
そういえば以前だれかのブログで前日に外国人やVIP用に用意してある特別枠の席を解放販売するってよんだことがあるぞ!それか!!!
急に光が見えました。
今時間は9時40分。急遽パスポートのコピーを取りに行きます。 -
駅の前にあるシヴ・シャンティ インというホテルに入ってコピーが取れないか確認したところ、地下の旅行会社でとれるよ!とのこと。
行ってみると10時半から営業となっているので、待つことに。
ここでインド時間の洗礼を久しぶりに受けました。10時半を過ぎ、40分になっても店員が帰ってきません。
これはさすがにまずい!!と感じたので一緒に並んで切符を購入しようとしている人にほかにコピーをとれるところないか聞いたら、駅前の道、ロワーバザールロードをまっすぐ行ったところにあるよと嬉しい情報! -
雨を降る中言われた方向に行くとコダックの写真館を発見!よく見るとXEROXの文字が!
駆け込んでフォトコピーとれますかと確認すると、取れるよ!と嬉しい回答!
コピーを取って駅に戻り、4番目に並びどきどきしながら、書類とコピーを窓口に差し出したら、取れました!!2等席の切符が!!!
これでニルギリ鉄道への乗車が確定しました!! -
ほっとしたらお腹が空きました。
ノンベジのレストランを探すとホテルRKSというレストランを発見! -
エッグビリアリーを注文。プネでも何回か食べたタルミナドゥ州の名物、インド風の炊き込みごはんです。
香辛料に疲れた時には非常にあっさりして体に優しい食べ物です。 -
お腹もいっぱいになり、翌日の心配もなくなったので、安心して街歩きをします。
でも天気があいにくの雨。
ウーティは山岳地帯の街です。 -
一本奥に入ると上り坂。
この上にいくとメインバザールがあります。
メインバザールを目指していきます。 -
メインバザールにやってきました。
-
ウーティのメインバザールには宝石店と、
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ハンドメイドのチョコレート店がたくさんあります。
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他にはここウーティがあるニルギリ地方は周りにユーカリの木がたくさんあり、インドのエステ アーユルヴェーダでつかうユーカリオイルの名産地です。ほかにもお茶に入れるレモングラスオイルや肌につかうアーモンドオイルなどを売っているお店。
ニルギリティーの茶葉のお店などがならんでいます。 -
歩いている人はみんな長袖です。
寒かったんですよ〜!
ぱっしょんの服装はポロシャツにデニムパンツ。死にそうでございます。 -
道の真ん中にボーっとたたずむ野良牛。
はっきり言って邪魔だよきみ!! -
だめだ!寒すぎる!
町歩きも早々にホテルに向かうことしました -
駅の方に向かって戻ります。
-
この辺の雰囲気はヨーロッパぽさがあります。
-
食事をとったレストランのあるロワーバザールロードに向かいます。
-
ありゃ!色鮮やかでおしゃれな路地発見!!
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大きなモスクがありました。
この日はクルバンバライムのはずなのにびっくりするくらいひっそりとしていました。 -
ニルギリ鉄道を過ぎたあたりでこのにいちゃんにつかまりました。
馬に乗りなよ!
雨降ってるのにいいよ!
ボートハウスまで100ルピーでいいからさ!
ちょっと歩き疲れたからお願いしようかな。
ってなわけで乗ったのですが、 -
乗ったらどんどん雨が強くなってきてびしょびしょになってしまいました。
馬の上で傘させないからね〜。 -
約1キロ彼が僕を乗せてくれました。
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馬の終点はボートハウス。
ここウーティで一番のレジャースポットです。 -
入り口からちょっとだけ覗いてみます。
ウーティ湖が見えます。
ここから様々なボートで湖に出ることができます。
でもね〜、今は寒くてそれどころじゃないのよね。 -
というわけでさらにホテルに向かいます。
ボートハウスを過ぎると森林の中を道は進みます。 -
進行方向左手にはウーティ湖。ボートが浮かんでいます。
-
ウーティ湖は1824年に完成した人造湖です。湖面が穏やかです。
-
歩いて40分。ようやくウーティ湖の西岸にあるホテルレイクビューが見えてきました。
どうやらコテージ形のホテルだったようです。
ネットで自分で予約したけど、そういう確認しないんでね〜。来てみてびっくりでございます。 -
この建物にレセプションとレストランがあります。
-
チェックインをします。
このホテルチェックイン時間はPM1:00から。 -
この日の僕の部屋は8番ルーム。
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部屋は2部屋。
リビングルーム。
入り口入ってすぐに簡易ベッドがあり、そのとなりに暖炉が。
この時期、当然付いてなかったですが、火着けて欲しかった。 -
ソファーが2脚。
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寝室も広さは十分。ベッドも固めで結構僕好み。
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トイレと洗面所。
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そしてバスタブ付きの入浴スペース。
お湯は24時間出ます。
あまりに寒かったのでシャワーを浴びます。
シャワーを浴びれば大丈夫とおもたのですが、さらに寒くなってきて、もうあかん!!
街に戻ってなにか長袖の服を購入することに。 -
ホテルを出たらちょうど流しのリキシャが通りかかり乗せてもらいました。
駅まで戻ります。 -
駅からロワーバザールロードを歩いて見つけた服の店に飛び込みました。
-
いいのがありました。
スプリットのパーカーです。本物にちがいない!!
ちなみに値段は450ルピー(日本円で約900円)
うん!本物にちがいない!!( *´艸`)クスクス
これをすぐに着てぱっしょん復活!
ホテルまで歩いて帰ることに。 -
先ほど馬に乗った区間も今回は歩きます。
ボートハウスまでの間にサンダーワールドという名前のテーマパークらしきものがあります。 -
中に何があるのかなぁ?
中のアトラクションを描いた看板が道沿いにあります。
なんか映画でみたことある気が(^皿^) -
これはジェ○シックパークか?
ん?よく見るとジェラシック・ジャングルって書いてある(^皿^) -
さっきと違って暖かくなったので気持ちに余裕があります。ウーティ湖を見ながらボートハウスに向かいます。
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ボートハウスにまで来ました。
今回はちょっと立ち寄ってみます。 -
中に入るとこんなコーヒーカップのような遊具とか
-
考えられないほどちいさなジェットコースターがありました。
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ここボートハウスには屋台が並んでいます。
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せっかくですので、このお店でチャイを購入。
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ボートハウスをあとにしてホテルに歩き始めたらこのおねぇさんの売っているトウモロコシに惹かれました。
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茹でたトウモロコシに唐辛子の粉を塗って食べるのがインドの食べ方のようです。
あまいトウモロコシにピリ辛な味がアクセントになってなかなかの美味でした。 -
ボートハウスの入り口でてすぐ西側。道の上を見たらスフィンクスが。
なんでこんなところに?
と写真を撮ったら、ん?バギー?? -
どうやらバギーのコースがあるようです。
象がいるようにみえませんが(^皿^) -
ホテルに戻り、部屋でゆっくりしてレストランで夕食をとります。
-
注文したのはチキンマサラとバターナン。
インドではカレーという名の食べ物よりもこのマサラの方が日本のカレーに近い味です。
翌日は世界遺産ニルギリ鉄道に乗ってコインバトールに戻ります。
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