2015/06/04 - 2015/06/04
15位(同エリア55件中)
ベームさん
6/4(木)、17日目。
今日はミュンヘンからキームゼーを経てザルツブルクに泊まります。
キームゼーはバイエルン州で一番大きな湖でバイエルンの海と言われている風光明媚な湖で、湖畔には保養地が幾つもあります。
一番有名なのはルートヴィヒ2世が建てたヘレンインゼルにあるヘレンキームゼー城でしょう。そことフラオエンインゼルにある聖母マリア女子修道院を訪ねました。
写真はキームゼー。遠くにドイツアルプスの山並み。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ミュンヘン~~プリーン・アム・キームゼー~~ザルツブルク。
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ミュンヘン中央駅朝8時ころ。
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ラシュウアワーの時間帯ですが人は少ないです。
通勤客は地下鉄利用が多いのかも知れません。 -
ミュンヘン駅構内。
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電光掲示板に乗る予定の列車が表示されていると安心します。
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今回乗る列車は8:18発EC111、13番線。ザルツブルクを経由しクラーゲンフルト行き。
切符は事前にインターネットで、ミュンヘンからプリーン・アム・キームゼーでストップオーバー6時間を入れてザルツブルクまで購入しました。 -
車両はオーストリア鉄道のものでした。
殆どの座席には予約が入っていないので4人向かい合わせの席の窓側にくつろぐと、発車間際に車掌がやってきてべたべた予約札を貼っていく。窓側の席はすべて予約席になってしまいました。
鉄道サービスの面で飛びぬけている日本と比較するのもなんですが。 -
プリーン・アム・キームゼー着9:12。
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駅前。
キームゼーの船着場までバスで行くつもりでしたが、駅舎を出ると目の前にタクシーが停まっていたのでそれに乗ってしまいました。7.2ユーロ。 -
キームゼーの船着場シュトック・ハーフェン/シュトック港。
船の出航掲示板。出航間際の9:25発に乗りまずヘレンインゼルへ。 -
キームゼー。
ミュンヘンの東南約80キロ。バイエルン最大の湖で面積82平方キロ、日本の宍道湖とほぼ同じ大きさ。
地図左端のプリーン・アム・キームゼー駅から湖岸のシュトックまでSLとバスが走っています。歩くと2キロ弱。
大きな島がヘレン島、小さいのがフラオエン島。 -
桟橋。
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天気がよくて気持ちいいです。
山並みはドイツアルプスでしょう。 -
シュトック港を離れて。
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キームゼーはミュンヘンの南東約80キロ、面積82平方キロでバイエルンで一番大きな湖。湖畔にはプリーン、グシュタットなどの保養地が拡がる。
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15分ほどでヘレンインゼル/ヘレン島到着。
王の宮殿。 -
ようこそいらっしゃいました、と日本語でも書かれています。
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乗って来た船です。
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船着場のチケットセンター、トイレ等。
城には入りませんのでトイレのみ借用。 -
船着場付近。
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ヘレンキームゼー城まで馬車もありますが歩きます。
馬車の通る道と歩く道は違います。 -
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木立の中。
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道標。
右の矢印が夏の道、上向き矢印が冬の道。どう違うんでしょう。 -
リヤカーに乗っている人は道々のごみを収集してまわっています。
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林の中を歩くこと約20分。
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ヘレンキームゼー城が姿を現しました。
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綺麗に手入れされた庭園。
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ラトーナの噴水。
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ギリシャ神話の女神ラトーナにより亀やカエルに変えられた百姓たち。
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ラトーナはギリシャ神話ゼウスの愛人。
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ヴェルサイユ宮殿の同名の泉を模したそうです。
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城の反対方向はるか先にキームゼーが見えます。
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キーム湖。
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先ほどのごみ収集車。
まだ時間が早いのでごみは少ないでしょう。あるいは昨日のごみの収集か。 -
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宮殿を背に。
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ラトーナの噴水。
水が切れてきたので像がよく見えました。ラトーナは我が子のアポロとダイアナを守っています。 -
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ファーマの噴水。
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ギリシャ神話の噂と名声の女神。
天馬ペガサスに乗っています。 -
ファーマの噴水。水が途切れて細かいところがよく見えます。
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フィルトゥーナの噴水。
幸運と豊穣の女神。 -
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ヘレンキームゼー城。
ルートヴィヒ2世最後の城。1878年に建設が始まり1886年王の死により未完成のままに終わりました。 -
ルイ14世に傾倒するルートヴィヒがヴェルサイユ宮殿を模して造らせたそうです。
中はどの宮殿も似たり寄ったり、きんきらきんの目くらましでしょうから入りません。 -
入場時間はガイドの言語別に決まっているようです。
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上空から。パンフレットより。
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外から見ただけで船着場の方に戻りました。
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馬車の通る道は馬糞の匂いかしますが、散歩道は清々しい緑の香りです。
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アウグスティーナー修道院博物館。
旧宮殿。 -
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船着場付近。
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船着場の奥にある農家。
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船着場の奥にある古い教会。
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昔の教区教会聖マリア教会。
当初1469年。1632年再建。 -
扉が開いていたのでちょっとお邪魔。
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バロックの主祭壇は1632年のもの。
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マリアの生涯を描いた天井。
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聖母被昇天の絵。
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次はフラオエンインゼルに行きます。
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切符はシュトック港からヘレンインゼル、フラオエンインゼルを巡りシュトック港にもどる周遊券を買いました。
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快晴のもと風もなく最高の航路日和です。
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湖面を滑る白帆。
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フラオエンインゼル。
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フラオエンインゼル。
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島の聖母マリア女子修道院です。
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フラオエンインゼル。
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近づいてきました。
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桟橋。
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到着。ヘレンインゼルから10分少々でした。
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左下に船着場。その上一帯が聖母マリア女子修道院。
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船着場付近は緑地帯になっていて、日光浴をしながらのんびり過ごす人たち。
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ヘレンインゼルが見えます。
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聖母マリア女子修道院に向かいます。
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聖母マリア女子修道院。
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782年の創設と云いますが今の建物は11世紀のもの。
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修道院付属教会からぞろぞろ人が出てきました。
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何か集まりがあったようです。
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中に入りました。
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主祭壇。
堂内は17世紀にバロック様式に改装されました。 -
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12世紀の壁画。
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祭壇。
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願いが叶えられた信者からの感謝の言葉とか絵が奉納されています。
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上:祝福されたイルミンガルト様、困難なときにお助け下され有難うございます。E・K。
下:聖イルミンガルト様、小さな奇跡に感謝します。エミリー・マチルダ。 -
祭壇。
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初代修道院院長イルメンガルトの墓。
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祝福された修道院長イルメンガルト、866年7月16日死去しここイルメンガルトカペレに葬られている。
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イルメンガルトの墓。
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修道院内にあるトーアハレ。
782年、バイエルン公タシロ3世建築。 -
カロリング朝の彫像、フレスコ画などが展示されているようです。
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疲れてきたので戻ります。
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夏の景色です。リッチですねえ。
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修道院だけ見てグシュタット経由シュトック港に戻りました。
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フラオエンインゼル。
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グシュタットの町。
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グシュタット。
保養地です。 -
再びフラオエンインゼルの横を通り、
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ヘレンインゼルに立ち寄りシュトックに戻ります。
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ヘレンインゼルの湖畔に建つ聖十字架礼拝堂。
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運河の奥にヘレンキームゼー城が見えました。
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シュトックに戻り、湖畔のレストランでビールとケーキの昼としました。食欲の出ない私としてこれで十分。
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シュトック港からDBのプリーン・アム・キームゼー駅まで帰りはSL/キームゼーバーンに乗りました。
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キームゼー鉄道シュトック駅。
1時間に1本。切符は車内で買います。 -
鉄道と船の切符、セットで買えます。
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肝心の蒸気機関車の写真を撮り忘れていました。
プリーン・アム・キームゼー駅からザルツブルクに向かいます。
好天の下清々しい半日でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- blumentalさん 2019/02/26 12:18:07
- フラウエン島の観光はいかがでしたか
- ベームさん、
旅行記拝見しました。プリーンではなくバイエルン州に登録されていたため気づくのが遅く、拝読したのは昨日でした。
フラウエン島の観光はいかがだったでしょうか。私は時間の関係で上陸だけで終わってしまいましたが、この旅行記にはフラウエンキームゼー修道院の写真がたくさん掲載されていて大変参考になりました。教会部分だけでなく、修道院自体、結構大きな建物のようですね。風景を含め、見どころがかなりある島のようですね。
私がこの島で驚いたのはすごい観光客(あるいは保養にきているのか)の数でした。狭い島だけに余計多く見えたのかもしれません。私自身見学できなかったのは残念ですが、大変興味深く読ませて頂きました。
- ベームさん からの返信 2019/02/26 19:42:44
- Re: フラウエン島の観光はいかがでしたか
- blumentalさん、
有難うございます。
フラウエンキームゼー、ゆっくり出来なくて残念でしたね。小さい島ですが修道院ほかいろいろ施設も有り、ヘレンキームゼーよりは観光客密度は高かったように思います。時間と体力があれば一周したかったくらいです。
キームゼーは日本人観光客にはそれほど人気のある処ではありませんが、島といい周りの景色といい本当に良いところだと思います。
ヘレンキームゼーの宮殿、私は入りませんでしたがblumentalさんの絵葉書で様子が分かりました。豪華なものですね、もっとも大きな宮殿はどこも似たり寄ったりですが。
ベーム
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