2015/04/13 - 2015/04/16
10位(同エリア205件中)
Takashiさん
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ラジャアンパットから真南の位置にバンダ諸島がある。この小さな島々はマルク諸島に属し、かって世界で唯一のナツメグの産地だった。ナツメグは香料の一種で、ヨーロッパで珍重されていた。ナツメグの生産販売を独占しようとした、植民地支配の悲しい歴史がある。
4月13日。バンダ諸島に到着した。バンダ諸島では大きなカヌーの出迎えを受け、城塞の上で景色を愛でながらスパークリングワインを飲んだ。観光、住民の踊りも楽しかった。そして、火山の噴火で破壊されたサンゴ礁が見事に復活していた。なだらかな火山のスロープが海中に続き、その上をサンゴが覆っていた。
その後、船はバンダ海からアラフラ海とチモール海が接する海域をを横断して、4月16日朝、ダーウィンに入港した。25泊の素晴らしい航海だった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船
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4月13日。船はバンダ諸島に接近した。富士山の形をしたGunung Apiが見える。
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大型のカヌーが歓迎にやってきた。
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もう一艘も。
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イチオシ
船首の龍が立派である。
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2艘の船は力一杯、競争をしてくれた。
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Xplorerで観光に出かけた。昔の絵が紹介された。島の形は当時と変わっていないという。
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確かにそうだ。これは右側。
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そして左側。
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もちろん海岸線には建物が並んでいる。
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昼食後、急いでシュノーケリングに行った。Gnung Apiは20年ほど前に大噴火した。溶岩が流れだし、あたりのサンゴ礁は全滅した。
それが見事に復活していたのだ。写真は小型のキャベツサンゴが群れているところ。
一番の見どころは火山の斜面に沿って果てしなく枝サンゴの群落が広がっているところだが、残念ながら良い写真は撮れなかった。黄色のヘラガヤをはじめ、魚影も濃かった。 -
船に帰ると、また急いで着替えた。オランダ統治時代の城壁に行くのだ。
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高いところにあり眺めがいい。
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乗組員がキビキビと働いて、グラスをスパークリングワインで満たしてくれる。サンセットドリンクを楽しむのだ。
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歓迎の踊りも披露される。
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満足して城壁から下っていくと華やかな衣装の一団に会った。今日は行政上のお祝いがある日で、そのためにやってきた踊り手たちである。
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4月14日。引き続いて島の観光をする日である。ガイドがナツメグを使った品について説明してくれる。
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ナツメグの果肉を砂糖漬けにしたもの。購入して味を試したが好みではなかった。
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市場。
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教会。
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その内部。
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城壁の跡。植民地支配で悪名高いCoen(オランダ東インド会社の長官)が築いた。
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井戸の跡。ナツメグの独占を狙ってオランダ東インド会社は住民を虐殺し、ほぼ一掃してしまった。 このことはのちに本国で問題になった。犠牲になった有力者たちがイスラム教徒らしく死にたいと身を清めた場所である。
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それからナツメグが植わっているところを見に行った。
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ウメのような実が沢山実っている。これを写真のように引っかけて収穫する。
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実は熟していて、はじけ始めている。
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種子を囲んでいる赤いのがメース。香料のナツメグは種子の仁から作られる。ナツメグ、メース、果肉の味は基本的に同じだという。
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港へ降りてしばらくすると踊りが始まった。昨日の踊り手たちが踊ることを快諾してくれたのだそうだ。
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イチオシ
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迫力がある。
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この後、博物館を訪ねた。虐殺を描いた絵があった。
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右は悪名が高いCoen.
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午後に船はバンダ諸島を去った。一路ダーウィンを目指すのだ。
15日は終日、航海。
船長の講演が面白かった。 -
オーストラリア大陸を発見したのはキャプテンクックではないそうだ。その前にバンダ諸島を出帆したオランダ東インド会社の船がヨーク半島に達している。
このことを記念して、船が復元され航海した。船長はその船に乗り込んだとスライドを示した。 -
4月16日朝、船は無事にダーウィンの港に到着した。
私たちを含めて多くの乗客はお土産に木製品を購入していた。これは申告が必要で、手荷物から出しておいて検疫官に示した。虫がいるなどの兆候がないものは問題にならなかった。検疫官は友好的で能率も良かった。
乗客たちは空港やホテルまでバスで送ってもらえた。私たちはホテルに一泊して17日に飛行機に乗り、シドニー経由で18日に帰国した。ダーウィンは写真に示すように大きなビルが並び、発展しているようだった。
全体として、とても良いクルーズだった。天候にも恵まれ、時折スコールがあるくらいだった。病気騒ぎになった人もいなかったのではないか。恐れていた蚊も、防虫剤の効果か、一度刺したかどうかというレベルだった。
激しく運動し、ハードな場所に行っても、帰ってくれば暖かいシャワーを浴びて、空調完備の部屋でくつろぐことができるから、高齢者が多いクルーズでもなんとかなったのであろう。
何よりよかったのは、自力で行こうとすれば極めて不便な所に船で直行できることだった。パプアニューギニアなど南太平洋の秘境クルーズが次第に人気を得てきているのも、当然である。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ドロミティさん 2016/08/01 01:34:45
- 南太平洋の秘境!
- Takashiさん、こんばんは。
先日はエンガディンの旅行記をご覧くださり、コメントまで頂戴して嬉しかったです^^ どうもありがとうございました。
ニューギニア一周クルーズ、全て拝見させていただきました。
ずっと拝見していて、とてもゆったり島を巡って、各所でシュノーケリングをして、なんと優雅なクルーズでしょう♪
と、思いながら拝見しておりましたが、25泊もの長期ツアーだったとは驚きました!
水中カメラが壊れてしまったのは残念でしたね。
でもインスタントカメラでもしっかり綺麗なコーラルやお魚が撮れるのですから、すごいですよね。
南太平洋の秘境はとても行かれそうにありませんが、極楽鳥や島の部族の人達の貴重なお写真が見られ、また自然との触れ合いや独特の文化を分かりやすい解説で説明していただいて良かったです。
どうもありがとうございました。ドロミティ
- Takashiさん からの返信 2016/08/01 10:41:29
- RE: 南太平洋の秘境!
- ドロミティさん
おはようございます
ニューギニア一周クルーズ旅行記をすべてお読み下さり、暖かいコメントとご投票をありがとうございます。励みになります。
ニューギニアクルーズは、多分良い所だろうと思いつつ、若干半信半疑でしたが、期待以上の素晴らしさでした。
しかし行くたびに大きな感動が得られる場所は、やはりヨーロッパアルプスですね。ドロミティさんをはじめ、リピーターが多いことに納得させられます。こんどの世界一周でもベストだったのはトレチーメの最終日だったと2人の意見が一致しております。
ただ秘境クルーズに足を踏み入れてしまったので、どうせならと来年は北極、といってもスピッツベルゲンのクルーズをして、これで秘境は打ち止めと思っています。もちろん、私たちくらいの年齢ですと健康が許せばですが。
Takashi
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